「一節」の検索結果
全体で29件見つかりました。
おれの名前は肉三郎。このあたりじゃ、ちょっとは名の知れた野良猫だ。ある日、割烹料理店から一節の鰹節が消えた。そこで飼われている親友のサイモンが疑われ、激昂した女将さんに店を追い出されてしまう。厳重に管理されていた鰹節は一体どこへ? おれは旧知の友を救うべく、犯人探しを始めた。
※無断転載禁止
文字数 3,170
最終更新日 2018.09.16
登録日 2018.09.16
『彼の人が注いだ万斛(ばんこく)の涙が、この世界の始まりだった』
始まりの書。この世界を記す歴史書に、その一節が刻まれている。
“時”の魔術師によって支配された世界を救った男が、平和の為に流した涙だという。
歴史的英雄、レイソルト。魔術師と同じ“時”の力を有した彼の手により、人々の未来が取り戻された。
セイスはそんな歴史の英雄譚に憧れる、16歳を迎えたばかりの少年である。
安全だけが保証される小さな農村で外の世界に憧れを抱きながら、彼は毎日変わり映えのない空を仰いでいた。
そんな彼の村に迷い込んだ一人の少女ミルフィとの出会いで、セイスの人生は大きく流転する。
憧れだった筈の世界の歴史、時を巡る世界の英雄。
セイスは他の時代を生きる人々と出会い、“時”というものの偉大さと残酷さを知る。
その果てに知ることになる、信じて疑いもしなかった歴史の真実を知った時。
少年は、一体何を思うのだろうか。
〈そんな少年セイスが歩む、長い長い冒険譚の始まり〉
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文字数 298,339
最終更新日 2021.06.21
登録日 2019.10.04
青年は廃墟で、空を見上げる≪機械天使≫の少女に出会った。
彼女の望みとは――
それは≪古きもの≫と呼ばれる青年の、永い永い旅路の一節。
忘れられることなく語り継がれる、共に歩いた物語。
登録日 2015.01.15
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雷と共に現れるという「雷獣」、その正体は様々な説があります。
狼に近いものから完全に妖怪っぽいものまで、残っている図も様々ですが、今回は江戸時代の文献を3件ご紹介します。
歌人で国学者である伴蒿蹊の随筆「閑田次筆」に短い説明と共に掲載されている雷獣の図。
下級旗本から驚異の出世を遂げた名奉行、根岸鎮衛が30年余に渡って怪談、奇談、世間の噂話等を書き残した「耳嚢」の中の一節。
「南総里見八犬伝」で有名な曲亭馬琴らが主宰した世の珍談・奇談を集める会「兎園会」で関思亮(海棠庵)が報告した事件。
「耳嚢」と「兎園小説」には、寛政十一(1799)年に江戸市中で謎の獣が出たという同じ事件が記録されているのが面白いところです。
雷獣の正体はハクビシン?・・・・本当にそうなんでしょうか。
文字数 2,204
最終更新日 2020.05.28
登録日 2020.05.28
『なぜ僕はこんなにもダメな神なのでしょうか......。』
神々が暮らす神界。
そこにはある一つの説話があった。
鬼神が神界に現れると、神界は襲われ滅びる......と。
その説話にはもう一つの説がある。
それは......『鬼使神差』だ。
神界にはさまざまなルールがある。そして神は人間の願いを叶える役目があるのだ。
しかし神でありながら"なぜか"『神の力』を使えず、人間の願いを叶えることができない神がいる。それは世界で一神の無能神様、天光琳(テングアンリン)。
姉である天麗華(テンリーファ)はこの世で一神しか存在しないと言われている『奇跡の神』。
奇跡の神である天麗華はどの神よりも強く、毎日人間の願いを沢山叶えている。それに比べ、天光琳は一度も願いを叶えたことがなかった。
失敗する度周りから笑われ、バカにされ、悩んできた天光琳の前に突然、ある"悪神"が現れ、天光琳の人生は大きく変わってしまう...。
それから、神の力が使えない理由や天光琳に対する家族からの思いなど、様々なことを知っていく......しかし。
変わってしまった人生は簡単には戻れない。
天光琳のとった行動とは......?
第一節-光- 【完】
第二節-悪- 【連載中】
第三節-??-
外伝
※変更する可能性があります。
三日以内、午後八時〜十一時頃更新。
『小説家になろう』にも投稿しております。
※小説家になろうの方では現在第一節完結、第二節連載中です。
表紙絵:天楪鶴
表紙絵は自作です。挿絵もいつか入れたいとおもっているので、絵にして欲しいシーンがあれば是非コメントください^^
※R15は一応つけておきます。
文字数 472,711
最終更新日 2024.03.10
登録日 2024.01.12
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