「自身」の検索結果
全体で6,732件見つかりました。
戦場跡の荒野で、少女兵ラウタは命令を待ち続けていた。
国は崩れ、上官は戦死し、命令を下す者はもう誰もいない。
そんなラウタの前に現れた棺の魔女レティシアは、彼女に告げる。
「王になりなさい」
王家が断絶しかけた王国で、七人の魔女はそれぞれ王候補を選ぶことになった。
レティシアが選んだのは、命令がなければ動けない、王に相応しくないはずの少女兵。
これは、命令に従うことでしか生きられなかった少女が、自分の意志で何かを選ぶようになるまでの物語。
表紙画像は生成AIを使用して作成したイメージイラストです。
他、AIは設定相談、あらすじ案作成、推敲補助、表現案の相談に使用しています。
本編は作者が執筆し、最終的な内容・表現は作者自身が選択、修正しています。
※他の小説投稿サイトでも投稿しています。
文字数 20,739
最終更新日 2026.06.27
登録日 2026.06.23
ミステリー×ファンタジー小説です。
爵位だけは高いが、貧乏貴族であるエメラルド家の最後の一人である、15歳のマルゲリータが失踪する。
マルゲリータはかつて世界が六つの国からなる時、その帝国の王の末裔だが、今では没落寸前の貧乏貴族。
ある時、屋敷の売却を幼馴染のエドワードに頼み、そのまま失踪してしまった。
エドワードが貴族の失踪について王へ伝えに行くと、マルゲリータは王太子と婚約をしていたのだった。
マルゲリータの失踪について、王太子アルフィアスはなんとしてもマルゲリータを見つけよ、とエドワードに命じる。
すると、失踪前のマルゲリータの行方を王室図書館で見つけたエドワードは自身の精霊リルルを用いて探索していく。
文字数 179,322
最終更新日 2023.05.31
登録日 2022.06.01
時代を超えた友情の物語が、このページに刻まれています。過去と未来が交差する不思議な鍵を手に入れた主人公ジージは、夢の中で100年前の少年トムと出会い、深い絆を築きます。二人の友情は、時空を超えて現代にも影響を与え、家族の歴史と未来を繋ぐ力となります。
この物語は、友情の普遍性と、時代を超えて続く絆の大切さを伝えることを目指しています。読者の皆様には、ジョージとトムの冒険を通じて、自分自身の人生における友情や家族の絆を振り返り、その価値を再認識していただけることを願っています。
また、この物語は、過去と未来が互いに影響し合うことを示しています。過去の出来事が現在に影響を与えるだけでなく、未来から学んだ知識や経験が過去にも力を与えることができるのです。私たちは、過去と未来の狭間で生きており、その両方から学び、成長することができます。
さあ、ページをめくり、ジョージとトムの時を超える友情の物語に、心寄せてみてください。彼らの絆が、読者の皆様の心にも温かい光を灯すことでしょう。そして、物語が、皆様の人生における大切な友情や家族の絆を大切にするきっかけとなることをっています。
それでは、どうぞお楽しみください。時を超える友情の鍵が、あなたを待っています。
文字数 782
最終更新日 2023.05.18
登録日 2023.05.18
次元転送と呼ばれる物質空間転送技術が世界を席巻し始めた二十一世紀中盤の近未来、世界は次元転送社会に反抗するテロに晒されながらも突如現れた謎の異生物により多くの被害を出していた。
父母を亡くした加納恵は、引き取られた山吹家で家政婦業を営む女子高生。父の事業を追いやった遠因とも言える次元転送社会との折り合いをつけて、料理に洗濯、掃除に勉強と忙しい日々をこなしながらも、健気に生きてゆく頑張り屋さん。
そんな中テロに遭遇したことがきっかけで、家政婦として山吹家を守るべく自身も転送社会を擁護する側の組織員となり、謎の異生物との戦いに没入してゆく。
次元転送社会をささえる天秤上で、恵をはじめとする少年少女が翻弄され、苦悩し奔走し答えを見出してゆく群像劇第一部。
魂の謎、神の存在、あらゆる憶測と騒乱が飛び交った人類史に光明が見えた時、人類はいかなる選択をするのか。
近未来ハードSFギミックから戦隊ヒーロー、そして魔法少女まで、全ての世界を守るヒーロー、ヒロインたちの群像物語を相楽山椒の妄想爆発で書き下ろす五部作SF大長編。濃ゆい世界が好きな人はどうぞ。
D線上のクオリア 全5部立て
第1部 戦闘家政婦編
第2部 次元戦隊編
第3部 四柱の風(仮)
第4部 神殺し
第5部 モノクロームの天使(仮)
更新頻度は週二程度3000から5000文字。文量は一年戦える程度になります。かなり長い話なので先に原稿を起こしています。基本的に私が途中で死なない限りは完結まで書き上げます。
設定集を載せています、ご参考にどうぞ。
http://narou.wicurio.com/index.php?cmd=s&k=979f1f98e9
登録日 2016.02.01
★★★10話で完結する短編小説です。すらすらと読んでいただけると思います(^^)★★★
深夜0時、路地裏のティールームに現れるのは、喪服の女と“語られなかった死”たち──
都会の片隅、看板もなくひっそりと営業する深夜限定の紅茶店「月影庵」。
店主・ツキミのもとに通う謎の常連は、毎夜喪服に身を包み、紅茶と共に“誰かの死”を語る女・シズカ。
彼女の語る死は、なぜか翌日に現実となる。
それは予言か、それとも──自らが“死者”だからか。
客たちの過去と罪、記憶に葬られた言葉たち。
一杯の紅茶の香りが、それらを静かに浮かび上がらせていく。
最後に語られるのは、“彼女自身の死”──
静謐な夜に紡がれる、死と再生の物語。
文字数 19,661
最終更新日 2025.05.09
登録日 2025.05.09
私ルーラは国王陛下の命により9年間、婚約者であるナタン殿下が次期王に相応しいかどうか秘密裏に採点を行ってきました。
そんなナタン殿下は幼い頃は立派な御方だったものの、成長と共に内面が悪化。表向きは君子なものの実際には様々な問題点がある問題児となってゆき、ついには不適当だと判断せざるを得なくなってしまいました。
ですがかつては確かに、次期国王に相応しい御方でした。ですのでお胸の中には当時のような心が残っていると信じて、最後のチャンスを用意することにしたのです。
殿下はご自身の過ちに気付き、お考えを改めてくださるのでしょうか……?
文字数 19,025
最終更新日 2022.04.15
登録日 2022.03.27
「出会いの奇跡、愛の成長」は、女性主人公が男性と出会い、恋愛を始める物語です。
主人公は、男性に初めて恋をして、自分自身が成長し、変わっていくことを感じていきます。しかし、男性が遠くに引っ越すことになり、二人は別れを迎えます。
それから数年後、主人公は男性の街に引っ越し、再び男性と出会います。二人は再び恋人としての関係を築き、お互いを思いやりながら愛を育んでいきます。
主人公は、自分自身の気持ちに正直になることができるようになり、愛を育むことができるようになりました。彼女は、男性との出会いをきっかけに、自分自身を見つめ直し、成長することができました。
物語は、主人公が男性との恋愛を通じて、自分自身を成長させ、最愛の人との未来を信じるようになるまでを描いています。
文字数 1,175
最終更新日 2023.05.13
登録日 2023.05.13
「頼む、剣を抜いてくれ! お前が諦めたら、この世界はここで『エタる』んだ!」打ち切り寸前、主人公が絶望して更新停止(エタ)りかけた物語の世界へ転生した俺。託されたのは、迷える主人公たちの背中を押し、物語を【ハッピーエンド】へ導く裏方(プロデューサー)の役目だった――!
平凡な会社員・藤崎恒一は、ある雨の夜、少女をかばって命を落とし、“リベルタース”という異世界へ渡る。そこは勇者や王女、魔術師たちの物語が無数に存在する世界だったが、近ごろはどの物語も結末を迎える前に途切れ始めていた。勇者は剣を抜けず、王女は戦う理由を失い、復讐者は憎しみを手放してしまう。そんな“続きを失った世界”で、恒一は案内人エイルから「物語をつなぐ役目」を託される。
彼の役目は、自ら英雄になることではない。物語の中心にいる誰かのそばに立ち、迷いや恐れで立ち止まった主人公たちが再び前へ進めるよう支えることだった。最初に訪れた滅びゆく辺境都市では、勇者として選ばれながら剣を抜けなくなった少年と出会い、その背中を押すことになる。以後も恒一は、滅亡寸前の王国、内乱に沈む帝国、海に沈む島国など、さまざまな“終わりかけた物語”へ送り込まれていく。
やがて彼は、物語の断絶が偶然ではなく、“結末そのものを拒む何者か”の意思によるものだと知る。なぜ自分が選ばれたのか。案内人エイルの正体とは何か。そして、他人の物語をつなぎ続ける恒一自身の人生には、どんな結末が待っているのか。これは、誰かの続きを守りながら、自分自身の続きを見つけていく異世界転生ファンタジーである。
登録日 2026.07.05
異世界に転生してから数日、少年レイト(百鬼零人)はギルド『レボリス』の底辺にいた。彼に与えられた固有スキル【トグル】は、自身のステータス(攻撃・防御・素早さ・メンタル・魔法)を『神級の100%』か『完全無の0%』へと上書きする前代未聞のチート能力。……のはずが、最初は意味がわからず、一般NPC並みの最弱ステータスで日銭を稼ぐ日々。しかもこの能力には、一度発動すればその日は変更不可、さらに『能力使用後24時間は、そのステータスが最弱の一般人並みで完全固定される』という容赦ないペナルティが隠されていた!
文字数 2,674
最終更新日 2026.09.04
登録日 2026.09.04
エブリスタにて募集していアニメシナリオの企画用の作品。
大雑把なプロットとふわっとしたイメージがあるだけで行き当たりばったりに書いている作品。
作品の「アニミジオン」が何を指すのか、作者自身まだ分かっていない…。
登録日 2018.04.26
両親をむごたらしく殺された少年・シリルは獣人の家に引き取られる。仇(かたき)を討とうとするシリルだが、獣人一家の息子グレンの思いやりに癒やされ、あきらめる。やがて自身がオメガだと分かり、周囲から孤立する。グレン達一家は違ったが、発情期にグレンにいやらしいことをねだったことでギクシャクしてしまう。そんなとき、職場で光るキノコを一緒に見ようと先輩に誘われる。反対するグレンを振り切って職場に居残ったシリルは、獣人に変化した先輩に犯されそうになる。間一髪で助けてくれたのはグレンだった。
【※印はR15描写あり、★印はR18描写あり】
文字数 86,218
最終更新日 2023.11.30
登録日 2023.10.19
あなたの特別になりたかった。
でも、好きになるのは――痛かった。
皇都学園1年のマリアは、同じクラスの侯爵令息カイルと距離を縮めてゆく。
けれど突然、彼の婚約者が転校してきて、少しずつ日常が変わり始める。
好きだと気づく前に告白されて
恋と気づいた時にはもう、彼の隣は届かない場所になっていた。
まだ何も始まっていないのに、終わってしまうの?
王道の恋愛イベントは揃っているのに、ちっとも進まない恋。
マリアはいったい、誰を選択し何を選ぶのか。
恋か、友情か、それとも違う未来か。
それはマリア自身にも、まだわからない。
青春と恋と友情と。
そんなお話がかけたらいいなぁって思っています。
※物語の舞台は、私の妄想・架空の世界です。
ご覧いただけましたら嬉しいです。
どうぞよろしくお願いいたします(・・)(_ _)ペコリ
文字数 229,587
最終更新日 2025.06.30
登録日 2025.05.03
かつて、日本には織田信長という人が居た。彼は死ぬ間際、よく分からない異形の形をした者に自身の力を託した。
そして現代日本、学校に通う高校生の1人が異世界召喚と共に信長の遺伝子を受け継いだ。そんな彼、ユナ・アルティスが送る冒険譚
これは小説家になろうでも投稿してます
文字数 2,686
最終更新日 2018.05.21
登録日 2018.05.21
やだやだやだやだーっ!! 絶対に絶対に絶対にいやだあああああああ!!!
なずみ智子の【ホラー風味なショートショート】とかのネタバレ倉庫
⇒ https://www.alphapolis.co.jp/novel/599153088/606224994
★リアルタイムでのネタバレ反映ではなく、ちまちま更新予定です。
ショートショート第24弾をお届けいたします。
またしても、粗削りにも程がある、ツッコミどころ満載のぶっ飛びホラーです。
いや、ウルトラおバカホラーなうえ、オチもすっきりはいたしません。
今回の主役は、ごく普通の女子中学生・ミドリちゃん(14才)です。
ある朝、彼女が目覚めると、彼女のお母さんも含め、皆が首に蛇を巻いて生活していました。
まるで、首に蛇を巻くのが全人類のデフォルト設定であるのかというように。
勿論のこと絶叫し続け、あちこちへと逃げ回るミドリちゃんですが……
※本作ですが蛇が大好きな方々や爬虫類愛好家の方々を貶めるつもりで書いたものでは決してないです。
ただ、蛇が嫌い……というか、蛇を見ると本能的に恐怖を感じてしまう側に立って書いたものです。
何卒、ご了承くださいますようお願い申し上げます。
しかし、”恐怖を感じてしまう側に立って書いた”とお伝えしましたが、作者自身、蛇には並々ならぬ本能的な恐怖を抱いてしまっております。写真で見ているだけでも怖かったですね。
文字数 10,454
最終更新日 2019.01.24
登録日 2019.01.24
ダンジョンの発生から50年、今ではダンジョンの難易度は9段階に設定されていて、最も難易度の低いダンジョンは「ノーマーク」と呼ばれ、簡単な試験に合格すれば誰でも入ることが出来るようになっていた。
東京に住む19才の男子学生『熾 火天(おき あぐに)』は大学の授業はそれほどなく、友人もほとんどおらず、趣味と呼べるような物もなく、自分の意思さえほとんどなかった。そんな青年は高校時代の友人からダンジョン探索に誘われ、遺跡探索許可を取得して探索に出ることになった。
青年の探索しに行ったダンジョンは「ノーマーク」の簡単なダンジョンだったが、それでもそこで採取できる鉱物や発掘物は仲介業者にそこそこの値段で買い取ってもらえた。
彼らが順調に探索を進めていると、ほとんどの生物が駆逐されたはずのその遺跡の奥から青年の2倍はあろうかという大きさの真っ白な動物が現れた。
彼を誘った高校時代の友人達は火天をおいて一目散に逃げてしまったが、彼は一足遅れてしまった。火天が扉にたどり着くと、ちょうど火天をおいていった奴らが扉を閉めるところだった。
無情にも扉は火天の目の前で閉じられてしまった。しかしこの時初めて、常に周りに流され、何も持っていなかった男が「生きたい!死にたくない!」と強く自身の意思を持ち、必死に生き延びようと戦いはじめる。白いバケモノから必死に逃げ、隠れては見つかり隠れては見つかるということをひたすら繰り返した。
火天は粘り強く隠れ続けることでなんとか白いバケモノを蒔くことに成功した。
そして火天はダンジョンの中で生き残るため、暇を潰すため、体を鍛え、精神を鍛えた。
瞬発力を鍛え、膂力を鍛え、何事にも動じないような精神力を鍛えた。気づくと火天は一歩で何メートルも進めるようになり、拳で岩を砕けるようになっていた。
力を手にした火天はそのまま外の世界へと飛び出し、いろいろと巻き込まれながら遺跡の謎を解明していく。
文字数 105,774
最終更新日 2022.04.01
登録日 2022.03.09
リリアは、前世の科学知識を活かした「科学的錬金術」の才能を持つ庶子。しかし、自己肯定感が低く、「完璧でなければ愛されない」という「嘘」に囚われ、男爵家の婚約者ユリウスと異母妹アメリアにその才能を搾取されていました。彼らに「無能」と罵られながらも、リリアはいつか報われると信じ、黙々と薬やポーションを作り続けます。
しかし、王都の舞踏会で、リリアが作った美容ポーションに細工が施され、肌荒れを起こす事件が発生。ユリウスとアメリアはこれをリリアの「無能さ」の証拠とし、公衆の面前で彼女との婚約破棄と追放を宣言します。絶望の淵に突き落とされ、夜の森に捨てられたリリアは、魔獣に襲われる危機に瀕します。
その絶体絶命の瞬間、現れたのは「氷の公爵」と恐れられる王国最強の魔術師、ゼフィール・ディ・ルクス公爵。そして、彼に付き従う漆黒の魔獣アルバスでした。公爵はリリアの錬金術の真価と、彼女の心に宿る「魂の光」を見抜き、彼女を自身の公爵邸へと迎え入れます。
公爵邸で、リリアは初めて「科学」としての錬金術を自由に探求できる環境を与えられます。彼女の錬金術は公爵領に目覚ましい発展をもたらし、領民たちからの心からの感謝と、公爵の無条件の承認によって、リリアの心に深く根付いた「嘘」はゆっくりと解けていきます。公爵自身もまた、過去の裏切りから「感情は弱さ」と心を閉ざしていましたが、リリアと、彼女にだけ懐くアルバスとの触れ合いを通して、その氷のような心が溶かされていくのです。
そんな中、公爵はリリアを王都の大舞踏会へ伴うことを決めます。それは、リリアの功績を王国に示す機会であると同時に、彼女を追放したユリウスとアメリアとの再会を意味しました。舞踏会で、ユリウスたちは錬金術ギルドの主席を巻き込み、リリアを「異端の詐欺師」として糾弾しようとしますが、公爵はそれを断固として阻みます。彼はリリアの錬金術の真価を劇的なデモンストレーションで証明し、そして公衆の面前でリリアを「我が妻となる存在、我が至宝」と宣言します。
公爵の絶対的な擁護と告白により、ユリウスとアメリアの陰謀は完全に崩壊し、彼らは社会的に失墜。リリアはもう過去の「嘘」に囚われることなく、ありのままの自分を受け入れ、心からの解放を迎えました。
最終章では、リリアと公爵の結婚式が執り行われ、二人は共に公爵領をさらに発展させていきます。公爵は感情を豊かに表現するようになり、アルバスも二人の絆を喜ぶかのように寄り添います。「ありのままの自分の肯定」、「無条件の愛による癒しと再生」というテーマが、もふもふのアルバスと共に温かく描かれ、リリアが愛する人ともふもふに包まれた幸福な日々を歩む、心温まる物語です。
GEMINIを使用しています。
文字数 17,093
最終更新日 2025.07.19
登録日 2025.07.19
魔族の侵攻が年々激化する世界で、人類は滅亡を防ぐために「勇者パーティ」を選出し、魔王討伐という最後の賭けに出た。
その一員である少女・リュナは、
触れた武器や防具に宿る“記憶”を読み取り、歴代の使い手の戦闘技術と能力を再現する特異な剣士である。
仲間想いで正義感が強く、自らを人間だと疑うことなく剣を振るう彼女は、
戦場では冷静無比な強さを見せる一方、理由の分からない不安を常に心の奥に抱えていた。
その不安を抑え、支え続けていたのが、幻覚を操る少年・アレンだった。
穏やかで誠実な仲間として振る舞う彼は、
国家に妹を人質に取られた過去と、魔族に村を滅ぼされた憎しみを背負い、
命令に従う形でリュナの記憶と認識を歪め続けている。
知らぬまま依存を深めていくリュナと、
罪悪感と使命、そして彼女への情の狭間で壊れていくアレン。
さらに、頼れる盾役の戦士ガルド、無邪気に仲間を信じるエルフの射手レイナ、
そして協会から密命を受けているミラ――
それぞれが守りたいものと嘘を抱えたまま、勇者パーティは魔王城へと向かう。
だがその旅路の果てで待つのは、
「世界を救う物語」ではなく、
ひとりの少女が自分自身の正体と向き合う、残酷な真実だった。
魔王を倒すための旅は、
やがて“最強の魔王”を生み出すための物語へと変わっていく。
文字数 109,088
最終更新日 2026.05.18
登録日 2025.12.30