「ゴン」の検索結果
全体で1,909件見つかりました。
それは奇妙な卒業旅行だった。まだ寒い北国の3月。ワゴン車を運転するのは原田さん、助手席に秀子さん、そして後部座席には僕。前の2人は普通の若いカップルに見える。でも後ろの僕は冬なのにデニム短パン姿、麻縄で後ろ手にぐるぐる巻きに縛り上げられ、両脚も縛られて手ぬぐいの猿ぐつわをかまされていた。
僕が原田さんと出会ったのは大学に入学してすぐ、校門の近くの夜のスナックだった。オーバードクターの原田さんは塾講師をしながら映画を撮っていて、スナックの常連だった。下宿生活を始めたばかりの僕はお金がなく、原田さんにときどき奢ってもらうようになっていた。原田さんはいつか、僕を主人公にした映画を作りたいと言っていた。それで親切にしてくれるのかな、でも交友関係も広い人だし、ラッキーだったな。どんな映画を撮りたいかなど僕は気にも留めていなかった。
秀子さんはOLさんで、いつもショートパンツをはいていて屈託のない感じ。2人の出会いの馴れ初めは知らないけど、まあ普通に似合いのカップルだ。
原田さんは僕の思春期の思い出話を聞きたがった。僕はある夏の夜、2人の前で中学時代に受けたお尻叩きのお仕置きの話をした。僕は原田さんよりも秀子さんに聞いてほしい衝動に駆られていた。
「あなた、その先生に恋したんでしょ」
秀子さんは真顔で言った。
「違う。何だろう、もっと宗教的な感じ。僕は女の子が好きだよ。でも……」
妙にシリアスな沈黙が訪れた。
「なぜかうまくいかない。僕は変わってるって女の子によく言われる。男友達には言われないのに」
「女の子の方が勘がいいのよ。先生にお尻を叩かれて嬉しかったんでしょ? それをあたしに言いたかったんでしょ」
「やっぱり僕、変だよね」
「男の子が尊敬してる年配の男の先生に心を奪われる、いいじゃない。その先生が忘れられなくて、子供みたいな半ズボンはいてるのね」
僕はその夜もデニムの短い半ズボン姿だった。
文字数 793
最終更新日 2022.08.15
登録日 2022.08.15
日が暮れる。オッサンの前に現れたのは一頭のドラゴン。
※この作品は「アルファポリス」「小説家になろう」「カクヨム」「ノベルアッププラス」「エブリスタ」「ノベリズム」に公開しています。
文字数 3,334
最終更新日 2021.07.13
登録日 2021.07.13
エフタル王国、王立魔法学院。
ここには、有力な貴族の子弟はもれなく通うことを義務付けられたエリートの養成学校である。
中には魔力のある平民も特別に入学を許されることはある。
そういった平民も卒業後は準貴族として社交界の仲間入りするのである。
俺、カイル・ラングレンの両親は冒険者であった。
もちろん貴族ではない、平民ではあるが俺には魔力の適性があった。
だから平民枠として入学を許可されたのだが。
魔法の才能は平凡、いや、落第しないように必死に頑張っている。
そしてなんとか無事に三年に進級できた。あと一年何事もなく過ごせば準貴族の仲間入りだ。
そんな中、事件は起きたのだった。
文字数 209,512
最終更新日 2023.06.30
登録日 2023.05.15
竜は少女に乗り、少女は竜を背負ってひた走る。
ドラゴンライダーならぬライダードラゴンは、今日もダンジョンの奥へ、戦火の町へ、伝説の英雄に荷物を届ける。
たとえその荷物の中身が、どこかからさらってきた姫さまや、世界を滅ぼす魔王を封印した宝玉だったとしてもかまいはしない。
これはそんなふたりのお話。
※1章あたり2万文字~3万文字くらいの短編連作にするつもりです。
文字数 31,971
最終更新日 2024.10.25
登録日 2024.10.23
エルフの美女が苦手な私立探偵・斎藤誠二は喋るサブカル狂いの黒猫と、銃に宿ったAIに財布を破壊される毎日を過ごしていた。軽口と銃でハッピーエンドを目指す探偵物語。
世界は救えなくても、目の前の誰かを救うためだけに、三人組は今日もエルフ、ドラゴン、魔術、巨大企業。なんでもありの近未来都市・新西京を駆け抜ける。
西暦2100年。新西京。
魔術が復活し、資本主義の極まったこの街にヒーローはいない。だけど、私立探偵はいた。
第一部:舞い込んだメッセージ
「助けて!」という差出人不明の一通のメールをきっかけに、三人は最悪の事件に首を突っ込むことになる。
第二部:失投
日本シリーズにまつわる八百長調査に駆り出される斎藤誠二。同時期に凄腕のハンター、斎藤浩一は邪教集団と戦いを重ねていた。
二人は新西京の街を覆う巨大な陰謀に立ち向かうこととなる。
第三部:買えない笑顔
存在しないもの、ゼロシド。
死にかけのゼロシドのハーフエルフの少年、リンクスを助けた誠二。
俺達は――産まれる場所も、死に方すらも選べない。なら何だったら選べるんだ!
少年の絶望の叫びが街に木霊する。
果たして誠二の答えとは?
文字数 86,952
最終更新日 2026.06.17
登録日 2026.05.29
とある異世界の貧しいながらも美しく愉快な農村に生を受けた“アーニャ・ペンタゴン”の努力と成長を描いた楽しく愉快な冒険記である。
多くて1週間に2、3回の低頻度投稿です。
文字数 8,249
最終更新日 2021.09.07
登録日 2021.08.23
前世で女子高生だった”私”は、突然倒れたかと思ったら、いつのまにか白銀のドラゴン『ルーナ』に生まれ変わっていました!
オオカミに追い回されたり、罠に引っかかったり、憂き目に逢いながらも騎士に拾われ、なんとか一命をとりとめる。
その後、なんとか騎士寮の一室で隠れて生活するも、あっさりと他の騎士にバレてしまい……ってあれ、なんか可愛がられてる?
みんな優しくて、おいしいご飯も食べられて、毎日毎日とっても幸せです!
そんな自称”かわいくて天才”なドラゴンが、騎士たちとほのぼの日常を送るお話。
登録日 2024.02.16
村の少年グリムは木こりの最中、突如として山上空に現れた龍に捕食される。
死んだ様に思われた少年は龍の腹の中生きていた。
魔力体の塊である魔獣を喰う龍の腹の中には【魔力のスープ】が溜まっていた。
魔力が微塵も無い少年は龍の腹の中消化される事なく生き延びる。
それに浸かり続けた少年の身体は細胞レベルまで変化をとげ別の生物へと生まれ変わっていた。
龍の腹から脱出したグリムはその見知らぬ地に絶望する。
そこは人類未踏の地【龍の楽園(ドラゴンズ・エデン)】
グリムは故郷に帰る為奮闘する。
文字数 992
最終更新日 2021.09.08
登録日 2021.09.08
転生先は公爵令嬢だった。
しかも死んだ体にドラゴンの心臓と血液を入れた禁忌の体。
だが、俺は公爵令嬢なんて堅苦しい生活を嫌い、自由奔放に生きる道を選ぶ。
前世の知人や娘を手助けしながら、迷宮都市で人助けに冒険、友情と満喫した生活を送り、そして勇者と対峙する。
だが、俺に与えられたのは条件付きの自由だった。
その条件とは、14歳になったら学園に通い、無事卒業する事。
そこで巻き起こる、恋愛騒動に巻き込まれた俺は──
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見た目は8歳の令嬢、中身はアラフォーの父親がダンジョンや学園をかき乱す!痛快活劇。
曲がった事が大嫌いな主人公は前世の剣技を駆使し無双する。時々捕まるのはご愛敬だ。
文字数 399,771
最終更新日 2023.04.22
登録日 2022.05.31
異世界に転生した俺の前に現れたのは――見慣れた課金ショップのUI!?
魔法も剣技もどうでもいい。大事なのは有償ジェムだ。
初回10連仲間ガチャ、SSRドラゴンや美女を夢見て回した結果――
出たのは腰の曲がった村長(N)。
「おいおい、ノーマルじゃねぇか」
「そこまで言うか!? 儂だってガチャの中に入ってて苦しかったんじゃ!」
こうして、異世界で唯一課金できる俺の、
ガチャで仲間を集め、爆死に叫び、神引きで世界を蹂躙する冒険が始まった。
目指すは――課金額も戦闘力も、この世界No.1。
文字数 2,149
最終更新日 2025.08.12
登録日 2025.08.11
保健室登校をする照木迅(てるき じん)は、憧れの先輩伊吹ひかる(いぶき ひかる)とともに異世界に飲み込まれるが、ひかるとはぐれてしまう。ひかるを探すため、少年は混迷する異世界を奔走する。
そして、ひょんなことから魔王の剣に適合してしまった迅の運命は……?
これは、剣の運命に導かれ、『宿命』と『自由』を選ぶ戦いの物語である。
文字数 182,952
最終更新日 2021.04.30
登録日 2021.04.14
顔はゴリラ心はイケメン!どんな武器も扱えその男が一振りすれば例えドラゴンだろうと一撃で首がすっ飛んだ。そんな最強の戦士の涙あり笑いありシリアスありの冒険物語。今までにあったファンタジー小説の中でも読みやすく思わずニヤリとしてしまうストーリー展開!ちょっと笑える冒険物語。お堅いファンタジーが嫌いな人オススメ!
文字数 83,093
最終更新日 2025.06.18
登録日 2024.07.02
見かけは超絶可愛くて性格はとっても素直、そんな素晴らしい子と共に異世界を旅する事になった俺こと秋風悠也。「学術」と呼ばれる魔法が当たり前なこの世界において、俺達の存在は明らかに異質だった。
大空を翔るドラゴンを発見すれば薬草集めのついでに撃ち落す。秘境を守る伝説の英雄と出会えば当然の如く互角な戦いを繰り広げ、終いには仲間に加えてチートパーティが完成してしまう。この世界ではまだ何一つ解明されていない超上位学術を無詠唱でポンポン連発したり、衝撃波で大地切り裂いたり、百個師団レベルの数の魔族相手に全員で切り込んで内側から破壊したり、なんかもうやりたい放題。
まぁ、元の世界の退屈さに比べれば面白いものだ。……仲間の命くらいは保障してほしいものだけどな!
文字数 28,616
最終更新日 2018.07.08
登録日 2018.04.14
気性が荒い戦闘狂として有名な剣士『ドル・カイル』と頭はいいのに根暗、だが魔物を前にすると目の色が変わると有名な魔術士『シエラ・イルカ』。そんな二人が強い魔物を求め、ギルドに来たところ国の端に出たドラゴンの討伐依頼を二人同時に見つけた。そこからどっちがドラゴンを倒すかで、ケンカが始まって…⁉︎
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保険でr15かけときます。
文字数 2,179
最終更新日 2019.11.27
登録日 2019.07.29
文字数 11,751
最終更新日 2024.01.31
登録日 2024.01.01
その昔、影王ソドムがデスドラゴンを召喚し、言い伝えになぞらえるかのように全人類相手に戦いを挑んだ。それに呼応して、古き神々である魔神が各地で復活し災害を引き起こす。
実際の影王は・・・愛妻と隠遁したいと願う野心の欠片もない男であったが、勇者とか正義だとか 降りかかる火の粉を払っているうちに、いつのまにか世界の敵になってしまい、とても迷惑していた。
終いには世界の最北端・極寒のコキュー島に追いやられ、食料難・資金難で嫌気がさし、職務を丸投げして ふて寝する。
ーーー20年後の現在、大陸南部の自国を復興させた連邦王アレックスは、北部地域・荒れ果てた辺境の最大脅威、魔神による災害をなくすべく、勇者見習いの愛娘を彼の地へ送り出す。
運命のいたずらか・・・偶然にも同じ時期、長き眠りから目覚めたシャドーロード・ソドムが配下を引き連れてに大陸進出を目論み、光と闇は再び対峙することになった。
人類の未来をかけて、新時代の勇者と影王が激突する!かもしれない!
文字数 107,308
最終更新日 2023.06.09
登録日 2022.10.22
国を救うために、魔王を倒した勇者。しかし、仲間に裏切られて殺されてしまう。そんな勇者が、ドラゴンに転生し復讐をする話。
久々の投稿です。どこまで続くかわからないですがよろしくお願いします。
文字数 9,864
最終更新日 2017.10.08
登録日 2017.10.08
[ドラゴンの花嫁]。
それは、古くから伝わる、悪しき因習だった。
翼を持ち、天空を支配する偉大な獣、竜族。
地を這うしかない、力なき哀れな種、人間族。
両者は遥か昔に共存のために[盟約]を結び、その中である取り決めを行った。
———もし、人間が竜族になにかを願う時には、[花嫁]を捧げるべし。
花嫁と言えば、聞こえはいいかもしれない。
しかしそれは、竜族に願いを受け入れてもらう対価として支払われる、犠牲。
[生贄]のことであった。
キアラは、[魔女]と呼ばれ人々から忌み嫌われる[薬草師]の一人だった。
自身が生まれ育った森を偏見によって追われ、長い放浪の旅の果てに辺境に流れ着き、必死にそこで生きようとする彼女だったが、結局、受け入れてもらうことはできなかった。
ある時、突然辺境にあらわれたドラゴンを恐れた人々は、[よそ者]であるキアラを[ドラゴンの花嫁]に選び、生贄とすることでこの地を去ってもらおうと決めたのだ。
この世界のどこにも、自分の居場所はない……。
絶望と共に花嫁衣裳を身にまとい、ドラゴンの下に向かったキアラを待っていたのは、想像もしなかった、新しい生活の始まりであった。
すべての過去を捨て去り、飛び立った二人が見つけたのは、秘境の廃城。
その地でセカンドライフを送る薬草師は、強い絆で結ばれた竜と共に、穏やかで幸福な暮らしを手にしていく———。
※作者注
本作は、カクヨムにて開催されていた「嫁入りからのセカンドライフ」中編コンテストに参加するために執筆した、中編小説(応募要項に長編を前提に、とありましたので、ストーリー自体は長編を予定していた)となります
コンテストの中間選考には残れたものの、残念ながら書籍化は叶いませんでした
長く「カクヨムオンリー」としてカクヨムにて掲載しておりましたが、この度、同タグを外し、小説家になろう、アルファポリスにも転載することにいたしました
内容は執筆当時のまま掲載しておりますが、違和感ある部分は、過去のコンテスト参加作品であるためであるとご承知いただけますよう、よろしくお願い申し上げます
(*- -)(*_ _)ペコリ
文字数 58,455
最終更新日 2025.11.19
登録日 2025.11.01