「松本」の検索結果
全体で235件見つかりました。
周囲より少し頭が切れる、ジェンダーレスな超文系文学高校生の玉ノ井一花。
或る日、横溝正史の作品で物思いに耽っていた。
ところが、それが現実となってしまう。
山村美紗や西村京太郎、松本清張の作品にも憧れたが、高校生の身分としては日常を手放すのは些か苦しく、戸惑いを禁じえなかったが、逃れられないのだと悟る。
豊富な文学知識と科学で事件の解決への鍵を導き出す、リタレイチャ―サイエンスミステリー。
文字数 38,083
最終更新日 2021.04.04
登録日 2021.02.27
僕の手はずっと不器用で、いつも「足りない」と感じていた。
図書館で破れた本を補修する日々の中、小さな男の子の「ありがとう」が、世界の手触りをそっと変える。
くじらの絵本、補修テープ、折り紙の記憶——言葉では届かないものが、確かに伝わる瞬間がある。
この手は、まだ不器用なままだ。でもその手で何かを伝えることができた。そのことを、優しく温かく覚えている。
文字数 2,851
最終更新日 2025.06.17
登録日 2025.06.17
春休み、男子高校生の松本は、京都の叔父の家に行った。そこで同い年の青年と出会った。彼は新人のプロ作家だった。彼と行動するうち、のらりくらりと過ごしていた松本に心境の変化が。
文字数 10,116
最終更新日 2018.06.28
登録日 2018.05.03
え? まさか。一瞬動揺しましたが、僕はまだ半信半疑でした。でも松本先生は、すっかりその気になってしまったのです。先生の次の言葉は、僕にとって頭から冷水を浴びせられるようなものとなりました。
「よし、さあ早く前へ出てこい! いまからこの定規で思い切りケツをひっぱたく!」
教室がざわめきました。あの頑丈そうな定規でお尻をひっぱたかれるのだと思うと、僕はひどく動揺しました。恥ずかしい。痛そう。でもどのくらい痛いのかな。一度は体験してみてもいいかも。いや、こんなチャンスめったにないぞ。どうせもう逃げられないんだし。嫌だなと思いつつも、僕は妙に新鮮な興奮を覚えていました。家でも学校でもまともに叱られたことのなかった僕は、これから始まるお仕置きの実感がわかず、夢心地で教室の前へと歩いていました。魅入られたというか、いま囚われの身となった自分が突然スポットライトを浴びているような不思議とワクワクする気持ち。でもまだ心の整理ができていなかった僕には、照れや反抗的な気持ちの方が勝っていました。僕はいかにも嫌そうにゆっくり片方ずつポケットから手を出し、しぶしぶ教卓の真横のところにつきました。自分の態度がいかにも聞き分けのない悪戯っ子のように思えました。松本先生は僕の後ろに下がって見えなくなりました。
「お前がいちばん態度が悪い!」
追い打ちをかけるように叱られて、もう覚悟を決めるしかありませんでした。教室は今度は水を打ったようになりました。こんなにドキドキしたことは初めてでした。気持ちが高ぶってきて抑えられません。松本先生には自分の心の中を背後から見透かされている気がしました。後ろを向かされているのが悔しい。いつまでこんな格好のまま立たされているの? 僕はその静寂に耐えきれず、平静を装って横を向き、生徒の席を見回しました。幼馴染みの女の子と視線が合いました。僕の方から視線をそらせ、また前を向きました。みんな興味津々みたいだ。僕はみんなから見ると横向きに立たされていました。松本先生は生徒に背を向けて黒板の向きに立っていて、前の席の生徒には定規の軌道が僕のお尻に当たる瞬間までよく見えるはずです。それにひっぱたかれる瞬間の僕の横顔も見られてしまう。自分は見世物にされていると感じました。それにしてもなかなか叩かれません。松本先生はいま、どんな姿勢で定規を構えているんだろう。定規はお尻のどの辺に当たるのだろう。思い切りひっぱたかれるのかな。先生すっかり怒らしちゃったしな。きっとすごく痛いのかな。しっかりつかまってないと、前に吹っ飛ばされるかも。
文字数 1,069
最終更新日 2022.08.13
登録日 2022.08.13
エルドラント王国に住む少女、マリアは母親と喧嘩をして家を追い出され、街を彷徨っていた。そんなマリアに声をかけたのは1人の男だった。
これは別作品、「こうして少女は最強となった」のIfのお話です。一応そちらを読んでいなくても十分楽しんでもらえると思いますが、基本設定はそちら準拠となっております。R15は一応の保険。小説家になろうにも投稿しています。
※今のところ続きを書くかは未定。
文字数 20,211
最終更新日 2017.04.01
登録日 2017.04.01
夢に破れ、挫折のなかで故郷・松本を捨てたあの日から四十年。
定年を迎え、退職金で手に入れた憧れのメルセデス・ベンツSL。
主人公は、隣に座るはずだった亡き妻の形見を助手席に乗せ、人生を賭けた「答え合わせ」の旅に出る。
道中の若者との出会い、そして北アルプスが夕映えに染まるアルプス公園。
銀色のオープンカーが辿り着いたのは、過去の自分との和解と、妻への深すぎる愛の終着点だった。
文字数 731
最終更新日 2026.05.09
登録日 2026.05.09
「お早うございます!」
「何だ、その斬新な髪型は!」
翔太の席の向こうから鋭い声が飛んできた。係長の西川行人だ。
慌てん坊でうっかりミスの多い「俺」は、今日も時間ギリギリに職場に滑り込むと、寝グセが跳ねているのを鬼上司に厳しく叱責されてーー。新人営業をビシビシしごき倒す係長は、ひと足先に事務所を出ると、俺の部屋で飯を作って俺の帰りを待っている。鬼上司に甘々に溺愛される日々。「俺」は幸せになれるのか!?
俺―翔太と、鬼上司―ユキさんと、彼らを取り巻くクセの強い面々。斜陽企業の生き残りを賭けて駆け回る、「俺」たちの働きぶりにも注目してください。
文字数 130,685
最終更新日 2021.11.29
登録日 2021.10.10
人助けの結果、なぜだか数々の伝説をつくった男、アラン。そんなアランの愛娘は父親大好きっ子のマリア。
マリアが10歳の誕生日の日、父親から初めて知らされたのは、母親も知らない伯父の存在。急遽会いに行くことになった伯父が住んでいるのは隣国。普通ならば1月近くかかる距離を伝説の由来となった力で日帰りで済ます、能力の完全な無駄遣い旅行記開幕です。
※これは別作品「こうして少女は最強となった」のif番外編です。本編は読まなくても楽しめる内容にはしていますが、本編のネタバレを多々含みます。ご了承ください。
※小説家になろうにも重複投稿しています。
文字数 10,148
最終更新日 2018.05.29
登録日 2018.04.02
雪が降り、そして止み、また降り、風に流され、そして、また、止む。
その宿は特急停車駅から送迎バスで一時間半ほど、ネット上では温泉と山菜が客人を迎える宿、という惹句で紹介されていたが、実際に泊まってみると、それ以外のものは特になく、客の存在に一喜一憂せず、静かに温泉宿として数十年以上の時間をやり過ごすかのように佇んでいた。
とりあえずの一泊で部屋を取ったが、想定以上の大雪が降り積もり、このあたりの公共交通機関はほぼ動かなくなってしまった。
旧交の仲間と酒を呑もうかと土日にかけて松本まで足を伸ばし、月曜の朝に間に合えばいいからと夕方まで遊んでいたところに大雪のニュースでにわかに騒がしくなった。急な仕事もあるわけでもなしと、チャットで職場に事情を投げ、雪に阻まれ帰れなくなった旨を伝え、ひとまずは月曜の有給を申請している。
日曜の夜から大雪でバスが動かないとのニュースが流れていたのは知っているが、ここまで積もるのは近年ではあまり聞かないのだという。
雪も誤算だったが、誤算の上乗せは、うかつに移動したことだった。
電車に乗って少しでも東京に近づこうとしたのが良くなかった。普段は客に優しさを見せない鉄道会社が、こういうときに限り安全に考慮し始め、計画的に運転を中止するという決断をしたのだった。
しかも、寝てれば着くだろうと車両の端の席で深く寝てしまっていたのもあり、気付いたときには、電車は止まり、車掌に起こされ雪だらけのホームに放り出された。
駅舎からも出るように言われ、渋々駅を出る。
大雪とは言え、まだ日が暮れるのには早く夕方と言うよりは昼下がりに近い時間帯なのに薄暗い。少しは人が居るだろうと思っていたが、人影はほとんどなく、駅前商店街らしきシャッターの並びの景観が閑散というか殺風景というか、この世から人が消えてしまったのではないかと妙な心配をしてしまうような景色だけがあった。
かろうじて一台、温泉宿の送迎バスがあった。
文字数 7,050
最終更新日 2023.04.09
登録日 2023.04.09
高校の頃の先生のことが卒業後もずっと好きな松本有紀は、二十歳の誕生日に、その恋を吹っ切るためにデリヘルを頼んだが……やってきたのは好きな先生だった。
一途で童貞のわんこ系攻×ひねくれ男性不信気味のメスお兄さん
松本有紀(マツモトユウキ)
大学生 二十歳 ヘタレ攻
坂下渉(サカシタワタル)
元高校教師 三十二歳 デリヘルのキャスト
文字数 24,209
最終更新日 2025.05.06
登録日 2025.05.03
神をから力をもらった人間がより良く世界を導き、神々は、神々の争いをする世界を
文字数 3,807
最終更新日 2022.11.11
登録日 2022.11.11
私の世代は「しらけ世代」と呼ばれてきた。生成AIに尋ねると、こう説明される。
しらけ世代(1955〜1964年頃生まれ):日本の高度経済成長期に育ち、学生運動が下火になった時期に青年期を迎えた世代。政治や社会問題に冷めた態度をとることからこう呼ばれた。主な特徴は「三無主義(無気力・無関心・無責任)」「個人主義」「サブカルチャーの発展」など。
そんな「しらけ(よく言えば冷静)」世代から会社への最後のプレゼントとして、マニュアルを作成してみた。
巻末には50選の厳選した親父ギャクを掲載し、「★★★☆☆ / 要注意」など、使用上の注意レベルがわかるようにした。
例えば、「あたり前田のクラッカー」という親父ギャクはよく聞いた。そんなの当たり前でしょうというときに、使っていたが、今の若い世代、何人、前田製菓のクラッカー買って食べているか? といった若い世代の受け止め方からの考察も行った。
文字数 14,307
最終更新日 2026.06.25
登録日 2026.06.18
文字数 2,057
最終更新日 2022.03.05
登録日 2022.03.05
エロい制服で有名な飲食店で働く21歳の夏目珠喜は、12歳上の職場の上司と不倫旅行中にひょんなことからパラレルワールドに迷い込んでしまう。
右も左も分からず彷徨っている内にトラブルに巻き込まれるが、中年の人気俳優にそっくりな50歳の小泉賢弥に助けられる。彼は映画の配給会社で買い付けの仕事をしているツンデレイケおじだった。
一瞬で恋に落ちた珠喜は小悪魔な性格を利用して彼にエロ全開の猛アピール。小泉は勢いに押され、何故か珠喜を家に泊めることに。口喧嘩をしながらも互いの境遇に共感し合い、少しずつ距離を縮めていく珠喜と小泉。だが、元の世界に戻るには二週間のタイムリミットがあることが判明。
珠喜は果たして元の世界に戻るのか?それともパラレルワールドに留まるのか?
パラレルワールドに定住するキッカケになったという小泉の過去のトラウマとは?
惹かれ合い、互いに相手とのセックスを妄想し合う二人は果たして現実で結ばれるのか?
21歳の小悪魔女子と50歳のツンデレイケおじ。年の離れた二人の妄想と現実が交差する横浜を舞台にしたエロ全開のファンタジーラブコメです。
また、今作では章ごとに二人の視点で交互に物語が進む「村上春樹式」の構成に挑戦しています。「全く違う話が最終的に繋がる」という構成ではないので「村上春樹式」と言うのは恐縮なのですが、今後本格的に「村上春樹式」の物語にチャレンジする為のステップにしたいと思っています。
※不倫、浮気を推奨、肯定するものではありません。
※性描写(R15〜18)があるものにはタイトルに「*」を付けています。
文字数 120,077
最終更新日 2023.04.28
登録日 2023.04.10
昨今、夫婦や恋人との性生活や男女の性欲について深く切り込んだ作品が大きな話題になる事が増えました。
この世知辛い世の中を必死に生きる人々が自分自身の欲求……特に性欲と真剣に向き合う機会が多くなったからかもしれません。私も例外ではなく、性に関する様々な作品を鑑賞し、また自分でも自身の体験を通して小説を書き続けて来ました。
最近、とある映画とドラマを鑑賞したのですが、人間の性欲について改めて深く考えるようになりました。そして、その考えを小説ではなくそのまま文章にして発信してみたいと思いました。
……という訳で今回は小説ではなく、エッセイという形で私の経験や考えを綴ってみたいと思います。あるカミングアウトを含めてかなり赤裸々な内容になっている為、気分を害される方がいるかもしれません。閲覧の際は十分にお気をつけください。
※露骨な表現はありませんが、内容が内容なだけに一応R指定です
※カテゴリは女性向けになっていますが男女共通です
文字数 16,650
最終更新日 2024.07.23
登録日 2024.07.23
見覚えがあるのは、橋と、古びたいくつかの建物だけ。だが、川とこの臭いだけは何も変わらない。
村上遼一は三十歳を過ぎて、二度と足を踏み入れることはないと誓った、故郷の街へと戻ってきた。川辺の遊歩道を歩いていると、子供たちの声を耳にする。数人に囲まれ暴力を振るわれている子供を助けてやると、その子供は――。
悟と名乗ったその少年は、ガラス玉のように透き通った瞳をしていた。思い出すこともなくなって久しい、過去の亡霊が遼一の脳裏に蘇る。
望みを絶たれること。生きる意味が見つからないこと。
温もりに有頂天になること。誰かのために生きること。
絶望と隣り合わせの何かを、北国を舞台に描き出します。
※運営ガイドラインに沿って「R15」表示しておりますが、性的表現は少なめかつ控えめです。
文字数 146,053
最終更新日 2022.01.09
登録日 2021.11.28
「先生、好きです」
そう言ってきたのは、入学してまだ一ヶ月の新入生、桐枝伝馬だった。
教師の副島一成は驚くが、返事はまさかのストレートパンチだった……
「……絶対許すもんか……あの暴力教師」
クセ強な教師たちに、元気な生徒たちがわちゃわちゃと入り乱れ、男子校の日常は今日も賑やかに展開する。
体育会系で一直線な生徒 ×三白眼が冴える男前な教師。
ライトなコメディテイストの男子校BL小説をめざして書いています。
※「承前」を全面改稿しました、2024、10、31。
登場する人たち
副島一成
日本史教師。一年三組の担任。20代。三白眼が怖いが男前。どうして教師になったのかと生徒たちから不思議がられているくらいに教師という職業が似合わないらしい。
桐枝伝馬
高校一年生。一年三組。剣道部所属。何事にも直球タイプで、猪突猛進に担任の副島に告白したらストレートパンチを受けて振られた。
綾野勇太
高校一年生。一年三組。サッカー部所属。伝馬とは幼馴染み。食べ物=人生。人生の全てが食べること中心になっている。
藤島圭
高校一年生。一年三組。学級委員長。伝馬と勇太の友達。ちょっとナナメに賢い。時々キモいことを口にするが自分がキモい自覚はあるのでよし。
松本古矢
体育教師。一年三組副担任。ウザいくらいにポジティブでうるさい。ほんとにうるさい。
橋爪理博
数学教師。古矢とは同窓生で友人。「五月蠅い」が口癖。数字がトモダチ。
筒井順慶
三学年担当の数学教師。柔道部顧問。ガタイが良く、暢気そうに見えて鋭い。恋人を抱くために体を鍛えている。
副島冴人
吾妻学園理事長。一成の叔父。マンガに登場しそうな高慢キャラ。全身が尊大という名の細胞の塊でできている。
貴水原七生
司書。一成の同窓生で友人。バーテンダーのような色気のある雰囲気を漂わせているが、ディープな本好きオタク系。
上戸麻樹
三年生。剣道部主将。面倒見が良く人も好い。なので、なんだかんだで宇佐美の無二の親友をやれている。
蘭堂宇佐美
三年生。空手部主将。麻樹とは無二の親友と二言目には豪語している。「!」が乱立するほど声がデカすぎて話も長い。
倉本颯天
一年生。剣道部所属。伝馬の部活仲間。「ヤバい」が口癖で、全て「ヤバい」の一言を駆使して毎日暮らしている。
深水榮
推理作家。元、吾妻学園教師。祖父はイギリス人。皮肉家。
文字数 144,561
最終更新日 2026.03.09
登録日 2023.10.30