「粛清」の検索結果
全体で91件見つかりました。
「お前はもう、俺のものだ」
反逆罪により一族を粛清された公爵令嬢リーゼ・フォン・アーレンス。唯一の生き残りである彼女は、家を焼いた張本人――王国最強にして最も冷酷と謳われる「氷狼」、ジークヴァルト・フォン・ローエンタール将軍に、戦利品の花嫁として下げ渡された。
胸に秘めるは、ただ一つ。復讐。妻の座に潜り込み、いつか必ずこの男の喉笛に刃を突き立てる――そう誓って嫁いだリーゼだったが、初夜、ジークヴァルトは彼女に指一本触れようとしなかった。それどころか、彼女の好む色のドレス、亡き母が愛した白薔薇、稀覯本の数々……まるで、ずっと前から「彼女を迎える」と決めていたかのように整えられた部屋が、リーゼを戸惑わせる。
冷たいはずの手は、なぜか熱い。憎いはずの男に、なぜか心が揺れていく。やがて忍び寄る暗殺の影、優しく囁く第二王子の毒、そして引き裂かれる二人。すべての嘘の向こうで、彼が六年間隠し続けた、たった一つの真実とは――。
憎しみから始まる、執着と純愛のヒストリカル・ロマンス。
文字数 101,019
最終更新日 2026.07.24
登録日 2026.06.22
大手貿易会社の営業部長梶原賢司は、その厳しさから部下から恐れられる鬼上司。
ある日、社長室へと呼び出された賢司は衝撃の事実を告げられる。
「我が社の商品はこの世界の代物ではないのだ」
これまで取引先として連絡を取り合ってきた相手は、異世界の貿易商だという。
どうしてその事実を自分に開示したのか問うた賢司に社長はタブレットを手渡す。
起動したタブレットに表示された動画アイコンをタップすると、写し出されたのはコスプレ姿としか思えない青髪の女性。画面の女性は鈴を転がすような声で賢司へ向けたメッセージを語りだした。
それは、賢司の能力を見込んでとある仕事を頼みたいというものだった。
その仕事とは――――転生者の更生員。
どうやら、賢司たちの住む世界から画面の先にある異世界に転生という形で姿を移す人間が一定数存在し、それを転生者と呼ぶ。転生者は元の世界から移る条件として力を与えられ、それを使って異世界での活躍を求められるのだという。
はじめこそ、自らの使命を全うせんと意欲的に動いていた転生者たちだったが、強大な力には賞賛が与えられる。それはこれまでただの一般人であった者にとってはあまりにも甘美で、やがては力に溺れるようになった。これでは転生者としての役割を果たさぬまま生涯を終えてしまう輩が蔓延してしまう。
賢司にはそれを更生させる職員として、異世界に転生してほしいとのことだった。
賢司はためらうことも無く首を縦に振った。あまりの即決に社長は理由を問う。
賢司は作った笑顔で答えた。
「私は異世界に憧れていましたので」
その言葉は嘘ではない。が、完全な正解ではない。
意外にも賢司は転生ものの小説を愛読していた。理由は一つ。主人公の多くに賢司の好きな共通点があるからだ。ご都合主義に疑問を抱かず、力を誇示し、そこに自信と誇りを見出している。
賢司が最も得意とするのは社員教育。それも成果を上げて天狗になった人間の教育。
賢司は自信に満ち溢れた人間の伸びた鼻をへし折ることが何よりも愉悦に浸れる行為だった。
小説の楽しみ方も、活躍する主人公を自分ならどうやって屈服させるかを妄想するという、屈折したものだった。
そんな男が愉悦が具現化したような仕事を断るわけなど無かった。
異世界主人公の蹂躙物語が幕を開ける。
文字数 2,972
最終更新日 2023.10.19
登録日 2022.11.07
魔術と魔法の国『エリカターン連邦国』は、『世界一の人口』と
世界最高濃度の『魔法結晶』を生成する美しい国。
そんなエリカターンにも犯罪を犯す愚かな輩がおり、それを日々解決、
粛清するべく結成されたのが『エリカターン第1魔導師団』
国が誇る魔導師が所属している魔導師団だ。
そんな第1団の団員の中でも落ちこぼれと蔑まれている1人の団員が居た。
名は、『エリスタ』19歳新人の男団員。
周りからは落ちこぼれのエリーと呼ばれている。
そんなエリーの落ちこぼれ人生に新たな出会いが...
自称神の天声少女がミスってしまいなんと二重転生してしまった!
ひとつはエリスタ、もうひとつは全くの別人
穂波 志零舞(ほなみしれん)
彼女との出会いがエリーの人生を180度変える。
エリーが行き着く先は.......
文字数 1,888
最終更新日 2021.10.05
登録日 2021.10.05
全 24話、予約済みです。
歴史は、勝者によって書かれた「脚本」である。
教科書では「天皇を凌ぐ暴君」として描かれる蘇我三代。
しかしその実像は、大陸の脅威から日本を守るため、泥を被り続けた孤独なリアリストたちの物語だった。
創業者の馬子が抱いた野望、二代目・蝦夷が守り抜いた暖簾、そして三代目・入鹿が夢見た完璧な国家。
時代の波に逆らい、古き慣習を壊そうとした彼らが、なぜ「逆賊」として殺されなければならなかったのか。
「和を以て貴しと為す」という美名の裏で蠢く陰謀と、一族の絆。
飛鳥の空を鮮やかに彩る、笑いと涙の政治エンターテインメント、ここに爆誕!
文字数 40,413
最終更新日 2026.06.15
登録日 2026.05.28
【第11回歴史・時代小説大賞参加中】
幕末一の剣客集団、新撰組。
疾風怒濤の時代、徳川幕府への忠誠を頑なに貫き時に鉄の掟の下同志の粛清も辞さない戦闘派治安組織として、倒幕派から庶民にまで恐れられた。
組織の転機となった初代局長・芹澤鴨暗殺事件を、原田左之助の視点で描く。
志と名誉のためなら死をも厭わず、やがて新政府軍との絶望的な戦争に飲み込まれていった彼らを蝕む闇とはーー
※史実をヒントにしたフィクション(心理ホラー)です
【登場人物】(ネタバレを含みます)
原田左之助(二三歳) 伊代松山藩出身で槍の名手。新撰組隊士(試衛館派)
芹澤鴨(三七歳) 新撰組筆頭局長。文武両道の北辰一刀流師範。刀を抜くまでもない戦闘の際には鉄製の軍扇を武器とする。水戸派のリーダー。
沖田総司(二一歳) 江戸出身。新撰組隊士の中では最年少だが剣の腕前は五本の指に入る(試衛館派)
山南敬助(二七歳) 仙台藩出身。土方と共に新撰組副長を務める。温厚な調整役(試衛館派)
土方歳三(二八歳)武州出身。新撰組副長。冷静沈着で自分にも他人にも厳しい。試衛館の弟子筆頭で一本気な男だが、策士の一面も(試衛館派)
近藤勇(二九歳) 新撰組局長。土方とは同郷。江戸に上り天然理心流の名門道場・試衛館を継ぐ。
井上源三郎(三四歳) 新撰組では一番年長の隊士。近藤とは先代の兄弟弟子にあたり、唯一の相談役でもある。
新見錦 芹沢の腹心。頭脳派で水戸派のブレインでもある
平山五郎 芹澤の腹心。直情的な男(水戸派)
平間(水戸派)
野口(水戸派)
(画像・速水御舟「炎舞」部分)
文字数 37,258
最終更新日 2025.03.23
登録日 2025.01.01