「地中海」の検索結果
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2020年GDPランキングは下記の通り。
アメリカ、大ドイツ国、大ロシア連邦、連合国、西アフリカ、イタリア連邦、南アフリカ、スカンディナヴィア、北アフリカ、西アフリカ……
東西格差を露呈するGDPランキング。世界の舞台は、欧州とアフリカになり、はや70数年がたった。
移民の輸血によって延命される古き大国たちは、未だに癒えぬ憎悪を燃やし続ける。果たしてそれは、事実なのか、誇大広告なのかは歴史学者でさえ、主観ぬきには語れない。
洋上風力発電所の過度の設置により、欧州では雨が極端に少なくなり、サハラ砂漠は光発電所によって埋め尽くされ、砂の移動が止まった。
新たな土の流入が止まった、地中海では不漁が続き、沿岸農業でも不作が続く。
中東では影響力を維持できない大国からばらまかれた武器だけが残り、現代の火薬庫として世界を賑わせる。
アフリカ大陸は人口ボーナス期を終え、欧州を追うように高齢化が徐々に進行する。
領土を多く失ったフランスは、国体維持のためイギリスとの合邦を要請し、アメリカの後押しの元成立した連合国。海洋覇権国家は、影響線を縮小することで、崩壊を防いでいる。
先はまだある世界にて、各大国が抱える主要なホットスポットを参考までに整理しておきたい。
アメリカ……欧州及び太平洋
連合国……北及び西欧
大ドイツ……東及び西欧及び中東
イタリア……アフリカ大陸
大ロシア……中東及び東欧
グレートゲームから逃れ、その影響で発展のタイミングを逃し続けた脇役地域。
投資が少なく発展しない経済。分不相応な軍隊。非効率な研究・産業。
30年前に始まった、国家改造政策。その恩恵は徐々に現れ、2000年に先端事象発展国家条約(国家分業条約)が、日本・中国・印度・諸島連合によって締結された。
世界のエコノミストたちは、大国経済の蘇生には、アジア経済との連携、合流が肝と唱えるが、多くのものに関して世界に公開しないアジア諸国へ介入することは容易ではない。
完全自給経済と言われるアジアと細い棍棒を持つ大国たちの、政はまだ始まってすらいない。
文字数 4,371
最終更新日 2024.05.18
登録日 2023.10.25
地中海西部、イタリア半島の西に位置するスイス領の島の上で、『学園都市バラム』と呼ばれる学園の生徒が、国際的な目を逃れて暮らしていた。
彼らはアメリカで開発されていた国際的な科学技術の被験者であり、同時に、遺伝子科学の突然変異によって、特殊な能力を持つようになった『イレギュラー』と呼ばれる存在だった。
彼らが研究の過程で生まれた当時、国際連合の人々は彼らを危険視し、存在自体を秘匿的に消去しようと、科学施設の研究の停止とイレギュラーたちの機密抹消処理を試みようとした。
しかし、イレギュラーにも人権と、「人」としての生きる権利があると主張した研究施設の管理者、『東堂院アヤカ』は、彼らを収容した船をニューヨーク/ニュージャージー港から出航させ、永世中立国家スイスへと渡ることを決意する。
自由を求めて旅立った彼らは、今では“独立国家”を目指して絶海の孤島に移り住み、平和な日々を送っていた。
いつしか、「人」として認められる日が来ること、——自由に世界を歩ける日が来ることを、願って。
文字数 25,350
最終更新日 2023.12.31
登録日 2023.11.12
神々と精霊の存在する世界。
シュラボスの貴族の息子エウドクシスは、父の後妻イニティカに弄ばれた挙句、罠に嵌められ、殺されかかる。
運よく生きながらえ、レグナエラ王国へ流れ着くと、レグナエラ王ソリスの特別臨検使を名乗るデリムという男に助けられ、行動を共にすることになる。
だが、デリムには秘密があり、エウドクシスは神々の思惑や諍いに巻き込まれ、人生が大きく変わっていく。
文字数 250,915
最終更新日 2023.10.30
登録日 2023.09.07
★「第2回オーバーラップ文庫WEB小説大賞」の最終選考まで(奇跡的に!)残った作品の改訂版です★
かつて超大国であったプレセンティナ帝国は隣国の攻撃に晒され続け、今や首都を残すだけとなっていた。その上後継者問題も抱えていて、まさに滅亡の淵にあった。
だがそんな状況の中、第二皇女イゾルテの元に時々どこからか謎の贈り物(現代製品)が届いていた。
「ここを動かすとシュコシュコ言うけど、何の意味があるんだろう……?」(ポンプ式水鉄砲)
「なんだこの奇妙な容器は……。ヤカン? それともランプかな?」(アランビック蒸留器)
彼女はその贈り物を使用し、あるいは構造を分析し、たまに勘違いしたまま再現して、自ら兵を率いて戦いへと乗り出していくのだった。
※贈り物(現代製品)の力やそのアイデアを用いつつも、一方で独自の兵器、戦術、戦略も駆使します。異世界ではありますが、ギリシャ神話や古代ローマを中心とする歴史ネタを下敷きにしています。
あと、魔法も無ければモンスターもいません。
※舞台は地中海っぽい世界です。登場人物は全員その世界で生まれ育った人たちで、異世界人とか現代人とかはいません。神様は武器をくれません。楽○とかアマ○ンとかで買えるようなものしかくれません。そして注文を出すことも出来ません。神様語も読めませんし、その他意思の疎通は全くできません。
★もともと『小説家になろう』で連載していましたが、更新が途中で止まっちゃっていたので仕切り直すために加筆・修正したものを順次カクヨムに投降し直しています。
なろう版 https://ncode.syosetu.com/n9390by/
登録日 2014.07.03
放課後ロジック☆☆~another story~
桜が舞う通学路
今日も僕らの当たり前で
でもちょっと甘酸っぱい日々が始まる。
▼ごあいさつ
「放課後ロジック☆☆」アナザーストーリー
地中海@凛音と共同制作です
本編ではカオス展開満載なギャグコメになっておりますが、あなろじ!(放課後ロジック!!another story)では普通(でもちょっと特別)な高校生活を書いていければいいなぁと思っています
▼概要
ストーリーは主に4人の主要人物を中心に進んでいきます
桜井 紗由奈
倉木 薫
水瀬 千春
遠野 陸
(視点は主に紗由奈と薫です)
中高一貫のごく普通な私立中学に通っていた4人も、今日から高校生活を迎えます
中学→高校になり、自分たちを取り巻くいろいろなものが変わっていく中で、それぞれが歩んでいく日常
笑って、泣いて、怒って、迷って、悩んで、それでも信じて前に進む…
「たくさんのものが変わっても、ずーっと一緒にいれたらいいね」
こんな青春が歩みたかったな、と思う全てを詰め込んだ世界になればいいなと思っています
最後に、いつまでも私とこの4人を支えてくれる地中海@凛音に敬意を表して。
文字数 7
最終更新日 2016.01.10
登録日 2016.01.10
中世。アズラク海(東地中海)地方の内陸部。
夏の最後の日。豪族・ワーリズム家に、当主座をめぐる戦役が始まった。
分家の領主である18歳の青年・ハンシスが、本家の当主であるラディンを追い落とすべく、戦闘を仕掛けてきたのだ。
二人は、2歳違いの従兄弟同士であった。かつてはラディンの姉・シャダーを交えた三人で共に、仲の良い兄弟同士としての幸せな日々を過ごした事もあった。
しかし今や、二人の存在には大きな差が生まれていた。
――支配者として必要な力量を自らの力で獲得した青年ハンシス。
――姉に甘やかされ続けたまま未熟と傲慢そのものの少年ラディン。
ラディンを溺愛する姉・シャダー以外の誰もがラディンを敬遠し、ハンシスを信頼していた。今回の内紛の結末にも、誰もがハンシスの勝利を、そして一族の新当主の座に就くことを待望していた。
しかし戦局が進む中――、短い秋が内陸の地に進む中――、
完璧なはずのハンシスの言動に少しずつ、奇妙な歪みが見られ始めた。
彼が、昔馴染みの従姉・シャダーに不思議な執着を示していくのだ。……その執着こそが、全ての事態の始まりになっていた。
ハンシスの感情がシャダーに、ラディンに、さらに彼らを支える友人達に影響を与えてゆく。互いが互いに干渉し合い、それぞれがそれぞれにナガの戦地を離れてしまう。
彼らは本来あるべき場所・たどるべき運命を確実にそれながら、西の果ての山地・ブハイルの湖へと至ってゆく。……
・ ・ ・
血縁・友情・忠義・憎悪・執念・愛情に絡められながら進んでゆく、複数の歪な感情のストーリー。
文字数 107,276
最終更新日 2021.01.21
登録日 2020.12.03
中世後期、アブヤド海(東地中海)の貿易港・ミーナールを舞台にした、架空歴史ストーリー。
・ ・ ・
豊かな貿易港により繁栄する都市国家・ミーナール。
ミーナールは宗主国として大国ルツを仰いではいるものの、事実上は街の評議会が主導する独立を誇っていた。
そしてこの評議会の代表――すなわちミーナールの代表役となるのが、最大の名門ワリド家の若き当主・アーリドであった。代々のワリド家当主そして評議会の力を持って、ミーナールは長らくにわたり自由と繁栄を享受し続けていた。
ミーナールに夏が始まったその日。街へ新たな喜びがやって来た。
宗主国ルツからの新太守として、かつてこの街で育った青年・エウジスが赴任して来たのだ。
ここに、幼い頃より無二の親友同士だったアーリドとエウジスが数年ぶりに再会した。二人は強く手を取り合い、街により輝かしい未来を作りだすことを誓い合った。その姿に、誰もが当然のように希望あふれた街の未来を描いたのだが――、
しかし、未来はぶれた。
……エウジスが少しずつ、着実に、街の自治を奪い取り始めたのだ。
「ミーナールを愛している。君との固い友情を信じている」
そう繰り返すエウジスの言葉に決して偽りはないと、アーリドも良く解かっている。だがその間にも、街はエウジスの手によって自治を狭められてゆく。
眩い夏の日が進む中、ミーナールの自由、そしてアーリドの友情は、逃げ場の無い場所へと追い詰められてゆく。……
・ ・ ・
ミーナールという街の夏を主役に据えた、長い友情ストーリー。
文字数 109,088
最終更新日 2020.11.02
登録日 2020.09.17
古代の人々が暮らす世界、アクロポリス。
約2000年前から存在しているこの世界は、『竜族』と呼ばれる魔法使いが、人々の目を逃れて暮らしていた。
彼らが暮らす街は、「壁」の中にある。
ブロック塀や電信柱、路地裏のフェンス、——学校。
その、どこにでも。
世界にはもう一つの「世界」があり、それは別名“裏のチャンネル“と呼ばれていた。
その世界では、地球と瓜二つの世界があり、魔法がまだ現存していた。
“瓜二つ”?
いいや、それは似て非なるものなのかもしれない。
『古代の人々』というのは、かつてローマ帝国を率いていた軍勢のことである。
彼らは魔族を率いて、地中海沿岸全域に加え、ヨーロッパはヒスパニア、ゲルマニア、ガリア、ブリタンニア、クリミア、北アフリカ一帯。
西アジアではメソポタミア、シリア、アルメニア、ペルシア西部などをはじめとする広大な地域を中心とした大規模な領土を支配していた。
ハドリアノポリスの戦いでゴート族と呼ばれる人々に敗退したローマ軍は、以後、トラキア地方をはじめ、各地の領土を占領されることになった。
『中世』の始まりである。
戦争に敗れ、滅亡の危機に追い込まれたローマの人々は、世界の「影」になることを決意した。
影は「光」の速度を越えることはない。
同時に、人は自らの影を“捕まえる”ことはできない。
世界の影になるということは、互いに干渉することのない絶対的な境界を敷くということでもあった。
永遠に交わることのない、『事象の特異点』を。
それ故にローマの人々は、「今日」という時間にたどり着くことができなくなった。
あの日から空に飛び立つための翼を失い、世界の「外」へと触れることができなくなっていた。
壁の中の世界は、人々の記憶の断片の中にしか、“存在することができなかった“のだ。
「影」が、光をなくして存在することができないように。
いつかまた、世界の「外」に出る。
その夢を願って、壁を打ち破れる方法を探している。
誤って裏のチャンネルに紛れ込んでしまったある少年。
彼もまた、人間界に戻れる方法を探していた。
竜王の娘、『イヴ』と出会い、人間の心を教えてくれとせがまれながら。
文字数 2,207
最終更新日 2023.11.11
登録日 2023.11.11
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