「この本、絶対何かある……!」予感は的中!古書店で見つけた怪しい本を開いた相川美桜は、目も眩む光と共に異世界アストリアへワープ!訳も分からず森で騎士カイエンに保護(ほぼ軟禁)される羽目に。
彼の翠玉の瞳は、私を値踏みするように冷たいけれど、時折見せる寂しげな表情が気になってしまう。
言葉も文化も違う世界で、元の世界へ帰る鍵となる本と、彼の心の鍵を開けることはできるのか?
文字数 7,739
最終更新日 2025.05.07
登録日 2025.05.07
言葉を失った聖女候補、アリアンナ。神殿で「役立たず」と虐げられる彼女の唯一の慰めは、神々の(かなり俗っぽい)心の声を聞くことだった。ある日、ライバルにいじめられているところを、真面目な騎士団長ライオスに助けられる。彼もまた、内心ではアリアンナを心配し、惹かれているようで…? 声なき聖女候補と、その心の声(と神々の声)が織りなす、ちょっと不思議で心温まる恋物語が今はじまる。
文字数 13,386
最終更新日 2025.04.29
登録日 2025.04.29
魔力も才能もない「凡人令嬢」フィリア。婚約者の天才魔術師アルトは彼女を見下し、ついに「君は無駄だ」と婚約破棄。失意の中、フィリアは自分に古代魔法の力が宿っていることを知る。時を同じくして、アルトは国を救う鍵となる古代魔法の使い手が、自分が捨てたフィリアだったと気づき後悔に苛まれる。「彼女を見つけ出さねば…!」必死でフィリアを探す元婚約者。果たして彼は、彼女に許されるのか?
文字数 4,095
最終更新日 2025.04.28
登録日 2025.04.28
人生8周目の悪役令嬢スカーレット! 今度こそ死亡フラグ回避……だけじゃない!
前世で密かに「推し」ていた孤高の悪役宰相アシュター様の破滅も阻止してみせます!
ループ知識を駆使して彼の危機を救い、お節介を焼くうち、氷の宰相様の心が少しずつ変化して……?
文字数 30,490
最終更新日 2025.04.27
登録日 2025.04.25
記憶喪失の悪役令嬢エリアーヌが森で出会ったのは、もふもふの巨大な白い獣。
獣はエリアーヌを気に入り、餌付けし過保護に世話を焼く。
記憶がなくても、もふもふがいれば大丈夫!?
神獣様の激甘過保護ライフが始まる!
文字数 3,633
最終更新日 2025.04.23
登録日 2025.04.23
私の主食は「魔力」!?
異世界でそんな偏食体質になってしまったリリアは、生きるため、人間嫌いで知られるエルフ・フィンの森へ。
森の主であるフィンは、リリアの危険な体質を知りつつも、魔力供給を条件に側に置く「契約」を結ぶ。
触れ合うことで魔力(と好意?)をくれるクールなエルフ様とのドキドキの契約生活。互いの孤独を知り、惹かれ合う二人。やがて訪れる危機を乗り越え、契約関係は真実の愛へ。
特殊体質ヒロインと孤高のエルフが紡ぐ、異種族ピュアラブファンタジー。
文字数 5,352
最終更新日 2025.04.23
登録日 2025.04.23
動物と心を通わせるユミが異世界で出会ったのは、罠にかかった白銀のもふもふ聖獣!
シロと名付け一緒に暮らし始めるが、彼は超ハイスペック。
言葉を理解し、危険から守り、狩りまでこなす!? 時折見せる人間らしい憂いや知性に「まさか…」と思っていたら、案の定、彼は呪われた訳ありの公爵アレクシスだった!
元の姿に戻すため、もふもふ(たまにイケメン)と協力するうちに恋心が芽生え……。ギャップにときめく異世界ラブファンタジー。
文字数 5,661
最終更新日 2025.04.22
登録日 2025.04.22
「触れるな」――それが冷酷と噂される皇帝レオルの絶対の掟。
呪いにより誰にも触れられない孤独な彼に仕える毒味役のアリアは、ある日うっかりその呪いを解いてしまう。
初めて人の温もりを知った皇帝は、アリアに異常な執着を見せ始める。
「私のそばから離れるな」――物理的な距離感ゼロの溺愛(?)に戸惑うアリア。しかし、孤独な皇帝の心に触れるうち、二人の関係は思わぬ方向へ…? 呪いが繋いだ、凸凹主従(?)ラブファンタジー!
文字数 8,226
最終更新日 2025.04.21
登録日 2025.04.21
「お前を私の妻にする」――王宮書庫で働く地味な子爵令嬢エレノアは、ある日突然、<氷龍公爵>と恐れられる冷徹なヴァレリウス公爵から理由も告げられず求婚された。政略結婚だと割り切り、孤独と不安を抱えて嫁いだ先は、まるで氷の城のような公爵邸。しかし、彼女が唯一安らぎを見出したのは、埃まみれの広大な書庫だった。ひたすら書物と向き合う彼女の姿が、感情がないはずの公爵の心を少しずつ溶かし始め…?
全7話です。
文字数 14,460
最終更新日 2025.04.05
登録日 2025.04.03
亡き妻の面影を追い求める、孤独な公爵。彼は、過去の悲しみから逃れるように、ある目的のために、契約結婚を選んだ。
契約相手は、亡き妻とどこか似た雰囲気を持つ、謎めいた女性。彼女は、何か秘密を抱えているようで、公爵との距離を測りかねている。
二人の契約結婚は、ぎこちないながらも、穏やかに始まった。しかし、過去の影は、二人の関係に暗い影を落とし、二人は次第に、異世界に隠された謎と陰謀に巻き込まれていく。
公爵は、契約妻の中に、亡き妻の幻影を見る。彼女は、一体何者なのか?そして、二人の過去に隠された秘密とは?
契約結婚から始まった、異世界の運命の恋。二人は、愛と謎に翻弄されながら、真実を追い求めていく。
文字数 12,519
最終更新日 2025.03.23
登録日 2025.03.22
「ねぇ、お父さん、なんでその止まった時計、いつも大切にするの?」
少女は何度も尋ねた。古びた懐中時計、それは亡き母の思い出。時を超え、少女に届く母の愛。
「時子、あなたの中に私は生きているわ」
優しく温かい言葉、母の愛に触れた少女は、時計の針が刻む記憶を胸に抱く。
愛しき人の温もりを感じる物語。あなたにもきっと、忘れられない大切な記憶があるはず。
文字数 1,398
最終更新日 2025.03.14
登録日 2025.03.14
伯爵家の令嬢クラリス・アレスフォードは、「精霊の光が見える」という特殊な能力を持ちながらも、そのせいで失敗ばかりして「ポンコツ令嬢」と嘲笑されていた。婚約者のロラン・カーライル子爵からも軽蔑され、ついには婚約破棄を言い渡される。
失意の中、クラリスは自分の能力の真実を知るために王立図書館を訪れ、精霊の光が聖女の証であることを発見する。自分の力を信じ、覚醒したクラリスは「光の聖女」として人々を救う旅に出る。
その噂は王都にも届き、アレス第二王子から求婚される。かつての婚約者ロランとの再会を経て、クラリスは自分の真の価値を見出し、王子との新たな未来を選ぶ。
クラリスは聖女として、そして王国の守護者として、真の幸せを見つけるために歩み続ける。
そんな物語。
文字数 9,705
最終更新日 2025.03.03
登録日 2025.03.03
アステリア王国の聖女エレナは、陰謀により全てを失い、国を追われる。絶望の中、出会ったのは孤高の騎士ライアン。彼の優しさに触れ、エレナは再び立ち上がる決意をする。
二人を待ち受けるのは、王国を揺るがす巨大な陰謀。愛する人々を守るため、エレナは聖女の力を、ライアンは騎士の誇りを胸に、共に立ち向かう。
かつて王子との未来を夢見たエレナ。しかし、真実の愛は、思いがけない場所に…。
絡み合う運命、試される絆…、二人が辿り着く未来とは――?
文字数 7,576
最終更新日 2025.03.02
登録日 2025.03.02
薬草の知識に長けた心優しい薬師リディア。 ある日、彼女は病に苦しむ王太子セドリックの治療を依頼され、煌びやかな王宮へと足を踏み入れることに。 優しくも凛としたリディアに、セドリックは次第に心惹かれていく。 しかし、二人の身分差、そして王位継承を巡る陰謀が、二人の恋路を阻もうとする。 リディアは、薬師としての知識と誠実な心で、数々の試練を乗り越えられるのか? そして、二人の恋の行方は…?
文字数 10,009
最終更新日 2025.03.02
登録日 2025.03.02
天空に浮かぶ「星降る谷」で、花守りの少女リリアは星雫草を手に穏やかな日々を過ごしていた。風の精霊シルフと語らう彼女の前に現れたのは、金髪が風に揺れる騎士・カイル。3年前に迷い込んだ谷でリリアに救われ、再会を果たした彼の誠実な笑顔に、彼女の心は初めて揺れる。星祭りの準備で花畑を共にするうち、優しくも頼もしいカイルに惹かれていくリリア。でも、彼の任務が二人を引き離し、切ない想いを抱えたまま祭りを迎える。
風の乱れが谷を襲う中、カイルが騎士団を捨てて駆けつける。「君を守りたい」と告げる彼と、リリアは力を合わせて危機を乗り越える。星空の下、花冠を手に「ここにいて」と囁く彼女に、カイルが熱いキスで応え、二人の愛が花開く。幼馴染ミナの応援とシルフの祝福を受け、リリアはカイルと谷で未来を紡ぐことを決意。甘くときめく恋と、ファンタジーの輝きが織りなす、心温まる物語がここに完結する。
文字数 18,339
最終更新日 2025.03.01
登録日 2025.03.01
エリシア王国で水の神殿に仕える巫女ミリアは、穏やかな日々を愛する心優しい少女。彼女の操る水の力は、村々に恵みの雨を降らせ、傷ついた者を癒す――争いとは無縁の聖なるものだった。だが、隣国カルディアの侵攻が王国を脅かし、平和は脆くも崩れ去る。そんな中、炎を纏う騎士団長ダリウスが神殿に現れ、冷たい瞳で告げる。「お前の力が必要だ。俺と戦え」と。
家族を火事で失い、炎しか信じない孤独な騎士ダリウス。ミリアは彼の傲慢さに反発しながらも、その瞳の奥に隠れた深い傷に心を揺さぶられる。戦場で彼の炎が暴走するたび、彼女は水でそれを抑え、二人の力は思いがけず調和する。共に村を守るうち、ミリアは彼の強さに惹かれ、ダリウスは彼女の優しさに癒されていく。
しかし、カルディア軍の総攻撃が迫り、ダリウスは敵の罠に落ちて命の危機に。ミリアは自分を犠牲にしてでも彼を庇い、傷ついた身体で囁く。「あなたが大事だから」。その瞬間、ダリウスの凍てついた心が溶け、彼は初めて彼女を抱きしめる。「君が必要だ」と。
戦いが終わり、王国に平和が訪れた夜、二人は水の神殿で星空の下に寄り添う。炎と水、相反する二つの力が重なり合い、新たな愛が生まれた。冷酷な騎士と優しい巫女が織りなす、切なくも温かいファンタジーロマンス。
文字数 7,928
最終更新日 2025.03.01
登録日 2025.03.01
ローゼンハイム公爵家の令嬢リリアナは、聖女としての素質を持つとされながらも、魔力を全く持っていなかった。そのため、婚約者である王太子ユリウスから婚約破棄を言い渡され、さらには聖女の座からも追放されてしまう。
全てを失い、絶望の淵に沈むリリアナ。そんな彼女の前に現れたのは、「最強の魔導士」を名乗る謎めいた青年アシュフォードだった。彼はリリアナに、隠された「力」があることを見抜き……。
孤独な教会での出会いをきっかけに、リリアナの運命は大きく動き出す。
厳しい訓練、芽生える淡い恋心、そして、隠されていた真実。
リリアナは、自分を貶めた者たちへの復讐を果たすことができるのか?そして、アシュフォードとの関係は……?
追放された聖女が、真実の愛と力に目覚め、運命を切り開いていく、ドラマティックな異世界恋愛ファンタジー。
文字数 8,172
最終更新日 2025.02.28
登録日 2025.02.28
春川高校の佐藤悠斗は、幼馴染の美咲とクールな結衣に囲まれ、学園生活でドタバタの日々を過ごす。文化祭や修学旅行で恋と友情が交錯し、騒がしいラブコメが幕を開ける!
文字数 8,331
最終更新日 2025.02.23
登録日 2025.02.23
「お前との婚約は破棄させて貰う。なぜならお前は国を裏切った反逆者だからだ」
レーヴ伯爵家の長女アイラは、王家主催の晩餐会の場で次期国王である王子フレッドから婚約破棄を言い渡された。
それだけでなく身に覚えのない反逆者の汚名まで着せられてしまう。
アイラを告発したのは彼女の妹であるイスカで、彼女によってアイラが反逆者である決定的な証拠がフレッドに手渡されたという。
敵国との戦争中の王国軍はここ数戦連敗続きで、それはアイラが敵国の将である黒騎士に情報を流していたせいだというのだ。
もちろんアイラには一切身に覚えがないことであったが、王国の重鎮が集まる晩餐会の場で証拠を並べ立てられ、彼女は裁判を受けることも許されず処刑を言い渡されるのだった。
しかしその処刑の日、アイラの前にあの黒騎士が現れ王国の闇の歴史を暴露してしまう。
それが王国の滅びの始まりであり、アイラの幸せな日々の始まりだった。
文字数 3,964
最終更新日 2021.10.03
登録日 2021.10.02
『聖女を捨てたこの国は滅びるわ。その事を心に刻みつけておきなさい!!』
聖女エル=ペールを追放しようとする宰相に彼女はそう告げた。
十年以上も聖女として国を守り続けた彼女を裏切った国は没落し、消え去る運命が今決まった。
そして追放されたエルは幸せを求め旅立つのだった。
文字数 1,231
最終更新日 2021.09.29
登録日 2021.09.29