酒臭い部屋で目が覚めた。飲みかけの酒瓶、放置されたグラス、僕の隣で寝ている、半裸の聖騎士。完全にやらかしたと思った僕だけど、手首を見て血の気が引いた。
これは伴侶の証。僕はこいつと結婚したのか。まさか、酔った勢いで?
そんなの無効だ、離婚してやる。そう思ったのだけれど、聖騎士は「神聖な誓いを撤回できない」と離婚には応じてくれない。
それなら。一方的な離婚を成立させるために必要な神殿への寄進、金貨二百枚。それをきっちり揃えてやろうじゃないか。
ところが、何やら周囲の様子がおかしい。一体、何が起きているんだ……?
※他サイトにも投稿予定です
※成人向け描写がある回には*を付けています
文字数 19,061
最終更新日 2026.09.13
登録日 2026.09.10
【隠れM×隠れS】※主人公受けです。
クラスメイトでもある幼馴染からの告白が罰ゲームであることには気付いていた。でも、それならそれで上手くやればいいのに、幼馴染本人は挙動不審を隠しきれていない。まったく。学校でそんな顔をするなんて。これは仕置きが必要だなと、俺は思った。
文字数 5,101
最終更新日 2026.08.21
登録日 2026.08.21
生物部には部員が二人しかいない。田村先輩が卒業したら廃部になることが決まっている。
先輩はこっそり持ち込んだケトルでコーヒーを飲んで、俺に言った。
「篠原。このケトル、お前にやるよ」
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文字数 3,329
最終更新日 2026.07.20
登録日 2026.07.20
第五王子パーシヴァルは婚約者に逃げられた。駆け落ちされてしまったのだ。王家主催の夜会が開催される直前のことだった。
そのパーシヴァルに手を差し伸べて、宰相の息子であるアドレーが言う。
「よろしければ、私と踊りませんか?」
※前半パーシヴァル視点、後半アドレ―視点
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文字数 1,547
最終更新日 2026.07.19
登録日 2026.07.19
中学で受けたバース診断の結果、オメガだと判明した俺は若干落ち込んでいた。
幸い薬がよく効いて、ベータのように生きていけるかもしれないと思えるようになった。
けれど、家から近いという理由で選んだ高校には、俺の『運命の番』であるアルファがいた。
※他サイトにも投稿しています。
文字数 2,999
最終更新日 2026.07.18
登録日 2026.07.18
文字数 3,798
最終更新日 2026.03.13
登録日 2026.03.13
文字数 1,544
最終更新日 2026.03.02
登録日 2026.03.02
同性と政略結婚することになったルシアンは、祖国では「顔だけ王子」と揶揄されていた。黒猫に変身できる能力を隠し持ったまま、ルシアンは婚約者となったテオドールに会う。テオドールの侍従エリオットが『勇者』であることに気付き、使命を果たそうとしない勇者に憤るルシアン。しかしエリオットにはテオドールの側を離れられない事情があった。
ルシアンはテオドールとの仲を深めていく。しかし互いの本音をぶつけ合った翌日、テオドールは迷宮で行方不明となってしまった。婚約者を救うため、加護の力を使うことを決意したルシアン。巨大な黒猫の姿となって、勇者を背に乗せ迷宮へと駆ける。地味に生きるはずだった『顔だけ王子』は、婚約者のため国のため、迷宮を探索する――黒猫姿で。
*他サイトにも投稿しています。
*軽い性描写があるエピソードには*を、明らかに成人向けの描写には**を付けてあります。
*6万5千字程度で完結予定。
文字数 69,970
最終更新日 2026.02.22
登録日 2026.01.16
異世界に転生したものの、実家は没落寸前だった男爵子息のオリヴァー。貴族に生まれながら魔力をほとんど持たない落ちこぼれのエリアス。学生寮のルームメイトとなった二人は、親睦を深め、恋人となる。魔法をほとんど使えないエリアスは魔導具職人を志望しているが、魔導具は庶民のための技術。貴族が魔導具に興味を持つこと自体が珍しく、ろくに教わることもできない。
それでも独学で身につけたエリアスの技術とオリヴァーの前世の記憶が組み合わされて、他にはない魔導具を作り上げる。貴族であるがゆえに販路も持たない二人は売ることもできない魔導具を作り続ける。そしてある日作ってしまった物は……
※他サイトにも投稿しています。かんたん表紙メーカーさんの画像をお借りしています。
文字数 12,509
最終更新日 2026.02.10
登録日 2026.02.09
勇者一行は見事魔王討伐を成し遂げた。
しかし、その裏で料理番だった青年ノアは、誰にも告げず姿を消した。
禁忌を犯して加護を失ったノアは静かに新生活を送る。そこにはもう、包丁も鍋もない。
英雄として称えられるようになった勇者キーランは、ノアを放ってはおかなかった。
平穏を選んだはずの元料理番の前に、勇者本人が現れる。
「ノア。逃げないでくれ――」
これは、役割を失った『料理番』と、彼を手放せない『勇者』の再生の物語。
※他サイトにも投稿しています。一部キャラクターの名前が異なることがあります。
※成人向け描写はほぼありません。(冒頭匂わせのみ)
文字数 9,638
最終更新日 2026.02.07
登録日 2026.02.06
靴下を拾った。誰のものかもわからない。普通の靴下なら、道に落ちていた他人のものなんて触りたくもない。けれど私はその靴下を放置することができなかった。どうしても持ち主に返したいと思ってしまった。だって、その靴下は……
文字数 1,860
最終更新日 2026.02.02
登録日 2026.02.02