死神は根室優作から離れようとはしなかった。いつも死神は優作と一緒だった。
食事をする時もカラオケでも映画館でも恋人、布川寧々とのドライブにも仕事中にもいつも優作から離れない。
「いつまで俺と一緒にいるんですか?」
「お前が死ぬまで」
そんな切ないファンタジーです。冬が来る前にどうぞお読み下さい。
文字数 1,314
最終更新日 2025.10.24
登録日 2025.10.24
自叙伝。人生は未完成のシンフォニーです。
我が子たちに自分の生きざまを伝えたいと思いました。いい悪いは別として。
ゆえに他人が読んでも面白くありません。
文字数 107,808
最終更新日 2025.10.21
登録日 2023.10.20
伊吹晋也30歳はバイトで食い繋ぐ大部屋俳優だった。地元福島の高校を卒業して12年、映画で主役を演じるのが彼の夢だった。
何度も叩きのめされ挫折を繰り返す伊吹。それでも彼は夢を捨てることはなかった。
人間の本当の幸福とは? 生きる意味とは?
伊吹は様々な苦悩の中からその答えを探し続けていた。
文字数 10,543
最終更新日 2025.10.16
登録日 2025.10.04
五島真里はふたりの男性からプロポーズをされていた。真里は言う「喧嘩に勝った人と結婚します」と。
三人は高校時代の同級生だった。茨木と寺西は困惑した。「喧嘩って、殴り合いをして決めろということなのか?」「まさか、五島はそんなことを望んではいないはずだ」
だが、真里に尋ねても笑っているだけだった。結婚の意味を問うラブコメディです。
文字数 26,076
最終更新日 2025.10.13
登録日 2020.08.30
藤田功介32歳はふたりの女性と秘密の社内恋愛をしていた。ひとりは自由奔放でオレンジのように明るく弾けるような女の子、金沢茜25歳。茜は功介にぞっこんでグイグイくるタイプ。一方、安西晴子34歳は大人の色香漂うしっとりとしたアイリスのような女だった。若い頃の甘く切ない恋愛模様。それはゴーガンがタヒチに行く前に自分の画風に悩みながら描いていたであろう静物画、『青いアイリスとオレンジとレモン』に投影した三角関係の恋であった。より強烈な美を求めて原色の南の島、タヒチにすべてを捨てて渡るゴーガン。それぞれに異なる恋愛感を持つ三人の愛の行方を描いた小説です。
文字数 1,387
最終更新日 2025.10.12
登録日 2020.08.18
土門鋭次は放浪のピアニストだった。土門はある日突然表舞台から姿を消した。
ヨーロッパで放浪の旅を続ける酒浸りの日々。
音楽を愛し、音楽に苦しみ、音楽に愛された男、土門。
彼は大切な愛を失い、心に重いグランドピアノを載せたままショパンを諦めていた。
文字数 28,039
最終更新日 2025.09.25
登録日 2025.08.30
サファリパークを定年、あるいは逃げ出して来た動物たちが働いている居酒屋『世界の終わり』。
店主は町中華『ちゃらんぽらん』の元料理長、ラオチュウだった。
さあ今夜はどんなロクデナシが店にやって来るのだろうか?
パロディだから怒らないでね。世界を終わらせないための「真剣な」ギャグ・コメディです。ウソです。
文字数 9,344
最終更新日 2025.09.25
登録日 2025.09.23
上野小百合の恋人、藤堂義彦はハウスメーカーに勤める営業マンだった。
地味な黒縁のメガネをかけ、ダークスーツとモノトーンのネクタイを締めた中肉中背の男。
営業成績も普通で、何から何まで普通の男だった。
藤堂はそんな目立たない「地味な男」だった。
いつもニコニコしていてやさしい藤堂だったが、時々体から花火のような匂いがすることがあった。
文字数 7,409
最終更新日 2025.09.23
登録日 2021.03.21
自慢の兄がポンコツになってしまった。
いい歳をして定職にも就かず、家族からも愛想を尽かされ、妹の渚の家に居候をして暮らしている兄、佐助。
夢ばかり追い続ける兄、佐助と真面目な妹、渚。そしてその妹家族とのハートフル・コメディです。
文字数 35,472
最終更新日 2025.09.18
登録日 2025.08.23
せめて教育だけは平等であるべきだ。日本社会の荒廃は教育の衰退が根本原因となっていることは否めない。貧富の差は仕方がないかもしれないが、せめて憲法第26条第2項で保証されている国民の「教育を受ける義務」は守られるべきである。これは権利ではなく義務なのだ。
だが給食や制服、上履きや縦笛、学用品など様々な物が有料になっているのが現状だ。そして精神教育、道徳や哲学が軽んじられている。そんな教育の理想について考えてみました。これは筆者の夢でもあります。
文字数 24,624
最終更新日 2025.08.18
登録日 2024.09.28
東堂純一は元バイオリニストの竹内紀子と旅に出ることになった。
人生に絶望した東堂と、挫折して音楽家としての夢を諦めた紀子。ふたりは絶望の旅を通して様々な気づきを得てゆく。
最後まで生きることを諦めない東堂と、また音楽の世界に戻りたいと願う紀子。
ふたりの恋は交わることなく、2本のレールの上を一緒に走り続けて行く。
文字数 17,259
最終更新日 2025.07.06
登録日 2025.06.27
芦名玄斎は宗教団体『蓮の会』の教祖であった。宗教団体と言っても、100名ほどの信者がいるだけの小さな団体であり、様々な不安や苦しみから逃れたい人々の因縁を法力により探し出し、それを祓う拝み屋のような存在であった。
川村静江は定年退職をした夫との結婚生活に疲れ、『蓮の会』に入信した。
そこで静江は信者から「先生」と呼ばれている『蓮の会』の陰陽師である飯島樹旺を慕うようになる。
精神世界と人間の強欲について考えてみました。人間の生きる本質とは?
文字数 11,427
最終更新日 2025.06.30
登録日 2025.02.20
安達アダムは「捨て人」であった。それを捨て犬のように家に連れて来る麻莉亜と母、絵葉。
本当の父親は麻莉亜が三歳の時に病死していた。
麻莉亜は父親が欲しかった。実の家族のように愛情を深めてゆくアダムと麻莉亜、そして絵葉。
だが、アダムには秘密があった。
アダムは宇宙からの侵略者だったのである。
文字数 25,259
最終更新日 2025.06.21
登録日 2025.06.03
筆者の一ヶ月に及ぶ入院生活での「妄想」物語。
ドクターやナース、地域医療で働く様々な人たちの激務と苦悩、そして生き甲斐。
そこで療養する入院患者たちの絶望と希望。
病院という閉鎖社会で起きる医療従事者と患者との関わりをシリアスコメディにしてみました。
テレビの医療ドラマにはない、現実の緊張感と悲しみ、そして感動。
医療に携わるすべてのみなさんへ捧げます。入院中は大変お世話になりました。
文字数 57,051
最終更新日 2025.05.24
登録日 2025.04.19
バツイチ独身の中年、有明省吾は渚という看護士と付き合っていた。
省吾は38、渚は29才。渚は省吾との結婚を望んでいたが、省吾はそれに消極的だった。
省吾は渚をしあわせにする自信がなかった。
だが愛情がないわけではなく、むしろそれは渚のしあわせを考えてのことだった。
愛することの矛盾、理屈ではない男女の恋愛模様。愛すれど切なく、愛するがゆえに苦悩するふたり。
結婚の必然性とは?
文字数 8,594
最終更新日 2024.11.26
登録日 2021.08.18