SF 追放 小説一覧
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件
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「えっ、クビですか?」
中企業アナハイニム社の事務課に勤める大津修也(おおつしゅうや)は会社の都合によってクビを切られてしまう。
ろくなスキルも身に付けていない修也にとって再転職は絶望的だと思われたが、大企業『メトロポリス』からの使者が現れた。
『メトロポリス』からの使者によれば自身の商品を宇宙の植民星に運ぶ際に宇宙生物に襲われるという事態が幾度も発生しており、そのための護衛役として会社の顧問役である人工頭脳『マリア』が護衛役を務める適任者として選び出したのだという。
宇宙生物との戦いに用いるロトワングというパワードスーツには適性があり、その適性が見出されたのが大津修也だ。
大津にとっては他に就職の選択肢がなかったので『メトロポリス』からの選択肢を受けざるを得なかった。
『メトロポリス』の宇宙船に乗り込み、宇宙生物との戦いに明け暮れる中で、彼は護衛アンドロイドであるシュウジとサヤカと共に過ごし、絆を育んでいくうちに地球上にてアンドロイドが使用人としての扱いしか受けていないことを思い出す。
修也は戦いの中でアンドロイドと人間が対等な関係を築き、共存を行うことができればいいと考えたが、『メトロポリス』では修也とは対照的に人類との共存ではなく支配という名目で動き出そうとしていた。
文字数 943,293
最終更新日 2025.12.22
登録日 2024.03.22
2
プレイヤースキルだけで強すぎる彼を皆は尊敬の眼差しで見ていた。
その国ではクランバトルよりもそのプレイヤーに勝つ事だけがこのゲームの醍醐味に移り変わったのは何時の頃だろうか。
そんな彼を皆は口を揃えてこう言った。
『ルールブレイカー』
物語はクラン戦のバトルでミスをして、クビにされるところから始まる。
だがマスターがクビと言っても、クビにするのはクラン全員の承諾がいる。シンは五年も一緒にやって来た仲間たちに視線を配るが、クランメンバーはクビに賛成とシンに言葉を贈り、賛成のカウントは増えていく。
そしてクランで一番話して来た仲間にまで「じゃあね」と言われ、一人噴水広場に立っていた。
仲が良いと思っていた仲間から貰った紙を投げ捨てると、タダの紙と思っていたアイテムが強制的に発動した。そのアイテムの効果はランダム転移だ。
ランダムで国を渡れば、この国で持っている金の価値が無くなり、アイテムは全部没収される。
絶望して、国から国へと転移が終わる。
それからゲームの時間で三年が経った。
文字数 101,436
最終更新日 2022.10.21
登録日 2022.09.10
3
太陽系の大地球圏を中心とし、植民惑星を支配する銀河連合。
宇宙開拓暦2345年。
第2次星間大戦が勃発。
シリウス星系の惑星ティル・ナ・ノーグを盟主とした
シリウス同盟は、独立をかけ、再び立ち上がる。
大戦のさなかに現れた強敵ーー。
シリウス同盟の最新鋭小型戦闘宇宙船『インフィニティ』。
銀河連合は、『インフィニティ』打倒のため
第9世代小型戦闘宇宙船スクエアを投入する『スクエア作戦』を発動した。
彗星の如く現れた銀河連合、新鋭のエース
銀髪赤眼のマリア・ルカ大尉はスクエア0号機
ファルシオンに搭乗し、機動要塞ネフィリムに着任した
謎の女性マリアの正体と秘められた真の目的ーー。
先の星間大戦の英雄である父を持つ
ユウキ・スレインは
天性の素質を持つ操縦士として
周囲から期待されるが
戦う覚悟がなく
居場所をなくしてしまい
銀河連合に所属する、機動要塞ネフィリムに整備士として乗艦していた。
スクエアを超えた、次世代新型戦闘宇宙船開発計画 『ネクスト』。
ネクスト実験機とし、開発された1号機『ノヴァ』に
唯一、承認された、ユウキは再び、操縦士となり戦うことを選ぶのか。
2万年もの悠久の時を刻み、太陽を廻る白きプラネット
太陽系第9番惑星エリュシオンで新たな時代の戦いの幕があがろうとしている。
『機動要塞ネフィリム』
文字数 21,758
最終更新日 2021.04.13
登録日 2020.12.18
4
世界初のVRMMO【DOM】のサービスが開始されて1年が経とうとしていた。
強豪ギルドに所属する廃人プレイヤーの高校生、東雲 空(しののめ そら)。
ゲーム内で知り合ったアリサというプレイヤーと恋人になり、彼女やギルドメンバーと共に充実した日常を送っていたのだが、最近どうも彼女の様子がおかしい。
恋人のアリサがギルドマスターのネカマ野郎と浮気をしているかもしれないのだ。
不審に思った主人公は真相を確かめるべく、2人の居るギルドマスターの家にこっそりと忍び込むことを決める。
それが全ての終わりの始まりだった。
文字数 199,286
最終更新日 2020.11.19
登録日 2020.05.23
5
「お前もういらないから」
大人気VRMMORPGゲーム【マルメリア・オンライン】に誘った本人である幼馴染から受けた言葉に、私は気を失いそうになった。
彼、S級クランのクランマスターであるユースケは、それだけ伝えるといきなりクラマス権限であるキック、つまりクラン追放をした。
「なんで!? 私、ユースケのために一生懸命言われた通りに薬作ったよ? なんでいきなりキックされるの!?」
「薬なんて買えばいいだろ。次の攻城戦こそランキング一位狙ってるから。薬作るしか能のないお前、はっきり言って邪魔なんだよね」
個別チャットで送ったメッセージに返ってきた言葉に、私の中の何かが壊れた。
「そう……なら、私が今までどれだけこのクランに役に立っていたか思い知らせてあげる……後から泣きついたって知らないんだから!!」
現実でも優秀でイケメンでモテる幼馴染に、少しでも気に入られようと尽くしたことで得たこのスキルや装備。
私ほど薬作製に秀でたプレイヤーは居ないと自負がある。
その力、思う存分見せつけてあげるわ!!
VRMMORPGとは仮想現実、大規模、多人数参加型、オンライン、ロールプレイングゲームのことです。
つまり現実世界があって、その人たちが仮想現実空間でオンラインでゲームをしているお話です。
嬉しいことにあまりこういったものに馴染みがない人も楽しんで貰っているようなので記載しておきます。
文字数 180,619
最終更新日 2020.11.01
登録日 2020.06.15
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