ファンタジー 自己犠牲 小説一覧

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一光年につき、寿命一ヶ月。

一光年につき、寿命一ヶ月。
十五歳のリクには、百年の寿命が残されていた。 ――その半分を、たった一晩で捨てるまでは。 両親を殺し、父の研究成果「星屑」を奪った叔父ゲンへの復讐を誓ったリクの前に現れたのは、深夜二時、廃駅へ滑り込んできた謎の列車。 その名は――星屑列車。 この列車に運賃は存在しない。 必要なのは、自分の寿命。 **一光年進むごとに、寿命一ヶ月。** 復讐の終着駅へ辿り着くため、リクは残された百年から一気に五十年を差し出す。 だが、失われるのは「時間」だけではなかった。 若さ。 筋力。 記憶。 愛した人の顔。 そして、自分が何のために生きていたのかさえ――。 そんな死へ向かう列車で、リクは三人と出会う。 体温わずか摂氏五度。 心を持たないはずの銀髪の少女、ルリ。 残された命を笑い飛ばし、 「未来はピカピカの新品だよ!」と言う、余命十ヶ月の少女ネネ。 そして、一本弦の切れたギターを抱え、 「人生は長さじゃねえ。どんな音を残して消えるかだ」 と笑う男、アキ。 復讐のためなら命などいらない。 そう思っていたリクだった。 けれど旅を続けるうちに、彼は気づき始める。 命とは、長く持っていることではない。 誰かのために使った一秒が、 誰かの明日へ繋がることなのだと。 やがて明かされる、父の研究の真実。 叔父ゲンが目指していたのは、世界征服ではなかった。 全宇宙から寿命を集め、 「誰も死なない永遠の世界」を作ること。 死のない世界か。 終わりがあるからこそ愛せる、自由な世界か。 残された寿命も、記憶も、すべてを失いながら、 リクは最後の選択を迫られる。 **「たとえ俺が薪でしかなかったとしても、燃え尽きるその瞬間まで、俺の命は俺のものだ」** これは、復讐するために命を捨てた少年が、 最後には―― 誰かに明日を渡すため、自分の命を使い切る物語。
ファンタジー 連載中 長編 R15
感想数 0 文字数 171,738 最終更新日 2026.09.18 登録日 2026.08.28
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失われた巫女の光

妖精の巫女として生まれたソルティーナは、偽巫女クルベーネの周到な策略によって陥れられ、本神殿への立ち入りを禁じられてしまう。 多くの者がクルベーネの嘘を信じ、ソルティーナに背を向けた。 それでも彼女は、この国を守り続けたかった。 偽物の巫女が結界を崩壊させた時、ソルティーナはもう一つの選択を選ぶ。 ※転載、翻訳禁止です。 ※小説になろう、カクヨムへも掲載しています。
ファンタジー 完結 短編 R15
感想数 0 文字数 11,564 最終更新日 2026.09.02 登録日 2026.09.02
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君が遺した種子は、森には還らなかった。──世界を滅ぼす不老不死の夫へ、余命1000年のエルフが最期の奇跡を遺すまで──

君が遺した種子は、森には還らなかった。──世界を滅ぼす不老不死の夫へ、余命1000年のエルフが最期の奇跡を遺すまで──
私が遺せるのは、命を削る優しい嘘だけ。 『──勇者が絶望したその時、魔王は復活し世界を喰らい尽くす』 かつて世界を救った人間の勇者・バロウは、魔王の呪いにより「愛する者を失い、絶望すれば世界を滅ぼす不老不死の時限爆弾」へと成り果てた。 世界から迫害された彼の手を引いたのは、共に戦ったエルフの魔法使いフィア。 彼女は彼を絶望させないため、誰よりも深く彼を愛し、外界から隔絶された森の奥で、二人きりの穏やかな日々を紡ぎ始める。 しかし、永遠を生きる彼に対し、エルフの彼女には「寿命」があった。 エルフの理に従い、光となって何も遺さず消えてしまえば、たった一人残される彼は必ず絶望し、世界は終わる。 だから彼女は、エルフの理に反逆する。 自分の命と五感を削り落とし、彼の手の中に絶対的な『愛の証(種子)』を遺すという、禁忌の研究に手を染めた。 味がしなくなったシチューを「美味しい」と微笑み、 ほとんど見えなくなった目で彼の輪郭を見つめ、 火傷の痛みも感じない手で、彼に「ずっと一緒にいるわ」と優しい嘘を吐き続ける。 これは、世界を滅ぼす不器用な夫と、彼を絶望させないために世界を敵に回した妻の、千年にわたる残酷で美しい『嘘』の物語。 全15話完結。毎日投稿 全話予約済みです。 ※本作は非常に重く、切ない、純愛ダークファンタジーです。手軽な『スカッと』や『爽快感』を求める方にはお勧めできません。
ファンタジー 完結 長編 R15
感想数 0 文字数 39,158 最終更新日 2026.03.07 登録日 2026.02.25
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【R18G】失われた叡智の代償は、快楽と死

【R18G】失われた叡智の代償は、快楽と死
古代文明の遺跡が眠る辺境。 そこに突如として現れたのは、存在するはずのない「隠しダンジョン」だった。 未知の知識と秘宝を求め、若き冒険者たちは挑戦を決意する。 だが迷宮は、彼らの常識を一瞬で覆す“異質な空間”へと姿を変えていく。 仲間を信じ、絆を頼りに進む彼らを待ち受けるものは――。 快楽か、死か、それとも……。 やがて明かされるのは、この世界の根底を揺るがす真実。 閉ざされた迷宮で、最後に残る者は誰なのか。 完結日時 2025.10.16
ファンタジー 完結 短編 R18
文字数 20,335 最終更新日 2025.10.16 登録日 2025.10.01
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隣にいたはずの人を、世界は覚えていない

隣にいたはずの人を、世界は覚えていない
世界が、静かに壊れ始めていた。 空に走る裂け目。夜ごと増える違和感。 それらの“原因”が、自分にあることを、蒼真は知っている。 幼馴染であり、隣に住む少女・夕莉。 何でもない日常の象徴だった彼女こそが、 世界を救うための「条件」だった。 ――最も大切な存在を、自らの手で殺すこと。 ――そして、救済の代償として、蒼真自身は世界から完全に消えること。 記憶から、記録から、関係性から。 最初から「いなかった存在」になるという結末。 選択肢はない。 それでも蒼真は、世界を選ぶ。 救われた世界で、夕莉は生き続ける。 理由の分からない喪失感だけを胸に抱いたまま。 誰にも覚えられず、 誰にも感謝されず、 それでも確かに“隣にいたはずの人”の物語。 これは、 救われない者によって救われた、 世界の、その後の話。
ファンタジー 完結 ショートショート R15
感想数 0 文字数 9,696 最終更新日 2026.01.14 登録日 2026.01.11
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異世界「人間失格」 〜死神を連れて心中(ガチャ)したら、聖教国ごと消滅させてしまった件。恥の多い異世界ですが私は元気です〜

異世界「人間失格」 〜死神を連れて心中(ガチャ)したら、聖教国ごと消滅させてしまった件。恥の多い異世界ですが私は元気です〜
「恥の多い生涯を送って来ました。……せめて最後は、異世界の片隅で静かに終わらせてほしい」 聖教国の第1王子として転生した男、ヨゾラ。しかし、彼に宿った力は「聖なる光」ではなく、触れるものすべてを虚無に帰す**「死神の加護」**だった。 実の父である国王からは「呪われた無能」と蔑まれ、婚約者の聖女マリアからは裏切られ、民衆の面前で処刑を宣告されたヨゾラ。だが、彼が自らの命を絶とうと決意した瞬間、隣にいた**「死神の少女」**が微笑んだ。 「ねえ、ヨゾラ。一人で死ぬのは寂しいわ。世界を道連れに、心中(ガチャ)を回してみない?」 ヨゾラが放ったのは、物理的な破壊ではない。自分を否定する世界の「正義」や「概念」そのものを道連れに消滅させる、究極の自己犠牲魔法だった。 聖教国の都が音もなく夜の底へ沈み、かつて自分を断罪した者たちが絶望にのたうち回る中、ヨゾラは「死ぬことさえ許されない空白の地」へと辿り着く。 そこは、神も王もいない、真っ白な原稿用紙のような世界。 ヨゾラは、隣に寄り添う死神と、自我を失い執着の塊となった元・聖女と共に、新しい「物語」を書き始める。
ファンタジー 完結 短編
感想数 0 文字数 8,797 最終更新日 2026.03.22 登録日 2026.03.19
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無資格無免許の奴隷商人は排除します!

無資格無免許の奴隷商人は排除します!
奴隷商人には合法と違法がある。 免許や資格を持たず、奴隷を適切に管理しない奴隷商人が軍事国家アドラーでは問題になっていた。 その問題を解決するべく、ベルリオーズは治安維持組織アーキバスとして、奴隷を助ける為に行動する。 そしてベルリオーズは、奴隷たちにとっての『神』になった。
ファンタジー 連載中 長編 R15
感想数 0 文字数 28,584 最終更新日 2026.03.22 登録日 2025.04.14
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癒しの乙女の永久なる祈り

かつて大陸ルニアを襲った邪神の脅威。神器を携えた英雄達によって、邪神は眠りに就く。英雄達は故郷に還り、連綿と神器を護り引き継いだ。 時を経て、再びルニアに危機が訪れる。魔道国マギクが邪神の眠る孤島から溢れ出た魔物の群れに襲われたのだ。マギクと剣士の国エデストルはそれを阻むべく同盟を結んで戦っていたが、それはある日突然破られた。エデストルはマギクに急襲され、王子エディは祖国を追われる。復讐心を糧にマギク打倒を誓って旅に出たエディ。旅の途中、彼は謎に包まれた少女ルゥナと出会った。 やがて明らかになる邪神の、魔物の、そして少女の秘密。それは憎しみに凝り固まったエディの心を変えていく。
ファンタジー 完結 長編
感想数 0 文字数 358,962 最終更新日 2019.09.04 登録日 2019.07.01
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邪神の恩返し

 ブラウザバックプリーズ。
ファンタジー 連載中 長編 R15
感想数 0 文字数 78,540 最終更新日 2020.03.13 登録日 2017.10.12
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俺だけレベルダウンな件

俺だけレベルダウンな件
剣と魔法と魔物があり、職業とレベルが存在する異世界へ魂を落とされたレオン。しかし、彼に与えられたのは「戦えば戦うほどレベルが下がり、肉体が損耗していく」という残酷な世界の理だった。 人を見殺しにする程、魔王の首に刃は届く。 攻撃数値を発生させれば、筋力低下、反応遅延、あらゆる枷が肉体を蝕む。周囲から「下がる男」「腑抜け」と嘲笑され、泥に塗れ、少女一人救えずに数字を計算して足を止める最低の人間へ成り果てても、レオンはただ、誰かが逃げる時間を稼ぐために殴られる場所に立ち続ける。 ――ただ一度、子供を救って「よかった」と息を吐いた雨上がりの広場。 その擦り切れた背中を、病院の記憶より少し大人びた顔で見つめる、もう一人の少年の姿があった。
ファンタジー 完結 ショートショート
感想数 0 文字数 52,330 最終更新日 2026.06.09 登録日 2026.06.04
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