ライト文芸 写真 小説一覧
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6件
1
紙の上の空
小学六年生の夏、父が突然、兄を連れてきた。
容姿に恵まれて才色兼備、誰もが憧れてしまう女性でありながら、裏表のない竹を割ったような性格の八重嶋碧(31)は、幼い頃からどこにいても注目され、男女問わず人気がある。
欲しいものは何でも手に入りそうな彼女だが、本当に欲しいものは自分のものにはならない。欲しいすら言えない。長い長い片想いは成就する見込みはなく半分腐りかけているのだが、なかなか捨てることができずにいた。
血の繋がりはない、兄の八重嶋公亮(33)は、未婚だがとっくに独立し家を出ている。
公亮の親友で、碧とは幼い頃からの顔見知りでもある、斎木丈太郎(33)は、碧の会社の近くのフレンチ店で料理人をしている。お互いに好き勝手言える気心の知れた仲だが、こちらはこちらで本心は隠したまま碧の動向を見守っていた。
2
好きだ、好きだと僕は泣いた
いつも絵ばかり描いている中学二年生の彼方は、唯一の美術部だ。夏休みに入って「にしししし」と笑う元気で行動力のある一人の女子生徒が美術室にやってくるようになった。ただ一人の写真部である彼女は、写真集を作るのだと言い――
※「小説家になろう」「カクヨム」等にも掲載しています。
3
三日月の夢
心の奥底に眠る深く切ない家族の物語…
4
シャッターチャンス ― 何回桜を ―
余命を告げられた美桜は、
もう何も感じられない自分に戸惑っていた。
そんな彼女の前に現れたのは、
画面の向こうに映る一枚の桜。
レタッチソフトを使い、光と色を調整していくうちに、
かすかな実感が胸に戻っていく。
撮ること、残すこと、
そして“いま”を生きること。
「あと、何回桜を見れるだろうか?」
その問いの先に、彼女が見つけたものとは――。
静かに心がほどけていく、春の短編。
5
借景 -profiles of a life -
人生は、至る所にある。そこにも、ここにも、あそこにも。
いつだったかの群像・新人文学賞一次通過作。
ライト文芸大賞に参加してます。
6
写真写りが異常に悪い男
写真写りが悪い。普通はそれで人生において困ることはさほどない。しかし彼は人生を狂わせてしまうほどに写真写りが悪かったのだ。
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