童話風 小説一覧
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紅焔の大悪魔
或る村に双子の姉妹が居ました。
美しい金髪の姉は生まれながら魔の力を有していました。
烏羽色の髪の妹は特別な力を何も持っていませんでした。
けれど、妹はただの村娘にも属せません。
妹の黒髪には、一束だけ鮮血のように紅い髪が混ざっていたのです。
騎士が村を訪れます。
国を護る魔女の力を受け継ぐため、魔の力を持つ娘を捜している、と。
村長と両親は姉を差し出します。姉は喜んで騎士と共に行きます。
その様子を屋敷から眺めていた妹は呟きます。
魔女様、どうか、どうか、わたしの姉を選ばないでください。
その後、姉が村に戻ることは有りません。
その後、妹も村に戻ることは有りません。
力を得た若い娘は、どちらだったのでしょう。
力を得た若い娘は、どうなったのでしょう。
これは、存在を否定され続けた少女が綴る物語。
82
月の女神様は魔王様の妻になる
月の女神のアリーシャが本当に欲しいものとは‥‥
魔王様に恋した月の女神のお話。
83
羊頭狗肉【ショートショート】
3分で読めます。たった1話で完結します。食事中の人は閲覧注意です。
84
英国物語
薔薇戦争時代の貴族をモデルに書いた童話風の話。ざまあ要素(?)あり。
注意:ひらがなが多いので読みづらいです。後から漢字版も出そうとは考えています。
85
狐のお姫様とキスの魔法
あやかしと神様シリーズの番外編。
葛葉子作の童話の話
86
フルーツェン&ベジッタ 「ジャンピングライムと天樹塔」
ここはフルーツの精たちがすむ町「フルーツェン」。ライムはジャンプが得意なライムの少年。らんぼうなふるまいで、町の鼻つまみものとなっていた。秋の収穫祭で、祭りのモニュメントである巨大かかしを壊してしまったり、お菓子とのダンスパーティーを台無しにしたり……。そんなある日、隣の野菜町から、乱暴な野菜レスラーたちがやってくる。一方的に「フルーツ町との懇親会」と称して相撲大会を開き、賞品と称して勝手に公園オブジェなどをもっていってしまう。そんな乱暴なふるまいをする背景には、野菜たちの果物への嫉妬があった。ライムは野菜たちに一矢報いようといたずらを仕掛け、成功するが、怒り狂った野菜レスラーたちから追われるはめに。夢中で逃げるうち、野菜町との境の山をこえて、行ったことのない野菜村に入り込んでしまう。そこで親切な里いも家族に出会う。穏やかな里いも家で暮らすうちにしだいにぎすぎすした心がいやされてくる。そして意外なことに野菜たちから信頼され、頼られるように。だがそんなある日、里家族とともに高級車に乗せられ、林の奥の建物につれていかれ監禁されてしまう。そこに現れたのは。巨大な醜く恐ろしい姿をしたドリアン。ドリアン一族はそのおそろしい姿となぞめいた魔法を使うということで、みなに疎外されていた。数十年前、村人に襲われて果物村を追われたドリアン一族は野菜村にのがれたが、そこでも迫害を受ける。そうした仕打ちを恨みにおもった、当時、子供だったドリアンが成長して、果物、野菜の両町に復讐しようと、町の人々を怪物にする魔法をかけていた。自身も孤児で、迫害された境遇にひそかな共感をもつライムはドリアンを救うことを決意する。過去に偶然みつけた聖なる泉を、必死の努力のすえに持ち帰り、ドリアンにかける。目が覚め、のろいから覚醒したかのようなドリアンは過去の事件を含めてすべてを話す。そこには、野菜町と果物町との確執の真実、そしてライムの出生の秘密につながる情報があった……
87
魔法使いになりたかった
少年は魔の力を求めていました。病に倒れた母を救うために。
けれど、少年は男が魔の力を扱えないと知ります。
絶望する少年に、一羽の烏が囁きます。
我が主人ならば貴方にも魔の力を与えられます。
烏が提示した条件は、魔女のために働くこと。
少年は与えられた剣を握り、命じられるままに殺戮を繰り返します。
何故剣を振るっているのか忘れてしまうほどに。
これは、ある少年の絶望と復讐と贖罪の物語。
88
剣振りかぶり姫
「昨日の舞踏会で、僕を悪者から剣で守ってくれた、あのご令嬢に一目惚れしました!僕の婚約者は彼女がいいです!」
朝食の席で第二王子が放った言葉に、国王と王妃は頭を抱えることになる。
なぜなら、第二王子を守ったその令嬢は、女装した男性騎士だったからだ。
やがて、第二王子の初恋は、国を動かすことになるのだった·····。
※おやつ感覚で軽ーく読んで頂けると幸いです。
『それってBL?』という感じのあらすじですが、残念ながらBLにはならないです。
89
ヴォルノースの森の なんてことない毎日 《第二部》 (オムニバス短編集)
いつかの時代、どこかの世界にあるヴォルノースの森。全ての人が魔法の使える世界では、ニンゲン、動物ビト、妖精ビトなど不思議な人達が、様々な生活をしています。そんな森での何気ない生活風景を、過去も含めてどうぞお楽しみください。
※ サブタイトルごとの短編集です。
■ ヴォルノースの森と外観の図は下記URL。
https://ensouzansogo.blog.fc2.com/blog-entry-535.html
■ ヴォルノースの森の用語集は下記URL。
https://ensouzansogo.blog.fc2.com/blog-entry-536.html
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娘、生贄となりて
その村は一年に一度、人喰い龍に生贄を捧げていました。
その村には大変美しい娘がいました。誰もが次の生贄はその娘と噂し、その娘は人喰い龍から生贄に指名されました。
村を守るのは名誉。村娘はそう育てられています。
生贄の娘は微笑みます。わたしがこの村を守れるのですね。
愛する男が儀式を止めようとしても、生贄の娘は拒みます。
貴方のためなら、生贄など怖くありません。
生贄の儀式の日。生贄の娘が生贄を望んだ理由とは。