企業ドラマ 小説一覧
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7件
1
誰も知らない会社
49歳、降格された品質保証係長。そこへ時価総額18兆円企業から、会社の命運を変える試作案件が舞い込んだ。
真壁修司は、自分の会社員人生がだいたい見えたと思っていた。
そんなある日、技術開発部から応援に来ていた若手・水野が、一台の返品製品を持ってくる。
二十年以上前に真壁自身が製造に関わった、旧型センサー「PX-17」。
壊れているはずのそれは、なぜか設計仕様を遥かに上回る精度を示していた。
誰も知らない地方メーカー。
忘れられた技術。
もう自分の番は来ないと思っていた男。
これは、その三つがもう一度動き始める物語。
2
ペリヘリオンの夜
【あらすじ】
『ペリヘリオン』とは、近日点――天体が軌道上でもっとも太陽に近づく地点を意味する。
朝霧町で孤独に生きていた少女・蛍。
ある日、彼女は黒服の男たちに連れられ、生まれ育った町を離れることになる。
これは、一人の少女の運命が動き始める物語。
3
『blind』――魂が目覚めた時、真実の世界が姿を現す――
36歳で外資系広告代理店の取締役営業局長となった宮浩介は、合理化の名のもとに大規模リストラを断行し、かつての上司・松江を死へ追いやった。
それでも浩介の心は、何ひとつ揺れなかった。
浩介の右腕として働く奥田正臣は、上司の冷徹さに反発を覚えながらも、共に仕事を続けていた。 ある大雨の夜、二人を乗せた車が高速道路で事故を起こす。
奥田は即死。浩介は意識不明の重体。 魂となった奥田は、自らの遺体と、悲しむ婚約者・菜々子や家族の姿を見届け、光の世界へと旅立っていく。
一方、肉体を離れた浩介が落ちていったのは――灼熱と闘争が支配する漆黒の世界だった。
光と闇。 二つの魂が見たものは、救いか、それとも――
※本作品はフィクションです。作中に登場する人物・団体・出来事等は、実在するものとは関係ありません。
4
見えない仕事 —— 本編では語れなかったこと
十年間、見えない仕事を続けてきた技術者・加藤元。
彼の正しさの源には、
母・静が孤独の中で守り抜いた“真の強さ”があった。
組織の歪みと向き合いながら歩いた十年を、
母の人生とともに辿る静かな記録。
5
通報窓口、ただいま炎上中
大手メーカー「東都テクノリンク」。
炎上対応で名を上げた元広報・葛石任三郎は、社内政治の“都合”で内部通報窓口へ異動させられた。届くのは、証拠の薄い匿名の声ばかり。——だが、その声を無視した瞬間から、会社は腐り始める。
6
監査法人
巨大監査法人・白鷺アシュアランス監査法人。
外資系の合理性と、日本企業の縦社会が奇妙に混ざり合うこの組織で、
ひときわ異彩を放つ女性監査人がいる。
神谷 凛(かみや りん)——「数字の癖を読む女」。
冷静沈着、妥協を許さない。
彼女は数字の“沈黙”の裏に潜む歪みを嗅ぎ分ける、社内でも稀有な存在だ。
ある朝、凛はパートナー・黒川雅臣から
Teamsで突然の呼び出しを受ける。
提示された新規案件は、
日本のインフラを支える巨大企業 帝都エネルギー。
「形式的な監査でいい。深く見る必要はない」
黒川はそう告げるが、凛は違和感を覚える。
——数字が綺麗すぎる。
綺麗すぎる数字ほど、歪みがある。
それが凛の経験則だった。
調査を進める中で、
総務部の古株・大河内タキが放った一言が凛の胸に刺さる。
「帝都エネルギーの件、気をつけな。
あそこは“昔から”ロクな噂がない」
八つ当たりばかりの“地雷婆さん”が、
この時だけは妙に真剣だった。
やがて凛は、
帝都エネルギーの数字の裏に潜む“沈黙”が、
単なるミスでも偶然でもないことに気づく。
それは、
監査法人と巨大企業が長年築いてきた“忖度の壁”
そのものだった。
凛は組織の圧力に抗いながら、
数字の奥に隠された真実へと踏み込んでいく。
だがその先には、
彼女自身のキャリアをも揺るがす“闇”が待ち受けていた——。
これは、沈黙する数字に挑む一人の女性監査人の物語。
白鷺アシュアランスの名の下に、凛は真実を貫けるのか。
企業ドラマ × 社会派サスペンス × プロフェッショナル女性主人公。
緊張感とリアリティが交錯する監査エンターテインメント、開幕。
7
君が僕のYESしか愛さないとしても
大学時代に友人たちと立ち上げたゲーム会社ストレイダを急成長させ、二十五歳にして大ヒットゲーム『ソウルドリフター』を生み出した代表取締役・蓮見葵。
「若き天才」と持ち上げられる一方、会社が大きくなるにつれ、彼の周囲では少しずつ反対意見が聞こえなくなっていた。
そんな葵の前に現れたのが、社外アドバイザー・御堂凛空だった。
「それ、ダサいっす」
社長相手にも遠慮なくNOを突きつけ、しかも結果を出す凛空を、葵は次第に信頼していく。
そして凛空が強く賛成した大型新規事業「エンドレスコア」が動き始める。
反対意見を求めているはずなのに、最後には自分の判断を押し通す。
しかも、それで成功してしまう。
積み重なった成功と期待は、やがて葵の責任感を独断へと変えていく。
これは、誰よりも「NO」を求めていたはずの若き経営者が、自分の欲しい「YES」しか聞こえなくなるまでと、その先の再生を描く物語。
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