日露戦争 小説一覧
7
件
1
私の先祖は日露戦争の奉天の戦いで若くして戦死しました。
日本政府の定めた徴兵制で戦地に行ったのでした。
日露戦争が始まったのは明治37年(1904)2月6日でした。
帝政ロシアは清国の領土だった中国東北部を事実上占領下に置き、さらに朝鮮半島、日本海に勢力を伸ばそうとしていました。
日本はこれに対抗し開戦に至ったのです。
ほぼ同時に、日本連合艦隊はロシア軍の拠点港である旅順に向かい、ロシア軍の旅順艦隊の殲滅を目指すことになりました。
ロシア軍はヨーロッパに配備していたバルチック艦隊を日本に派遣するべく準備を開始したのです。
深い入り江に守られた旅順沿岸に設置された強力な砲台のため日本の連合艦隊は、陸軍に陸上からの旅順艦隊攻撃を要請したのでした。
この物語の始まりです。
『神知りて 人の幸せ 祈るのみ
神の伝えし 愛善の道』
この短歌は私が今年元旦に詠んだ歌である。
作家 蔵屋日唱
文字数 206,674
最終更新日 2026.01.14
登録日 2025.10.24
2
ここはお國を何百里♪
離れてとほき滿洲の♪
赤い夕日にてらされて~♪
友は野末のずゑの石の下した~♪」
思へばかなし昨日まで~♪
眞先まっさきかけて突進し~♪
敵を散々懲らしたる~♪
勇士はここに眠れるか~♪
ああ戰ひの最中に~♪
隣にをった此この友の~♪
俄かにハタと倒れしを~♪
我はおもはず駈け寄って~♪
軍律きびしい中なかなれど~♪
これが見すてて置かれうか~♪
『しっかりせよ』と抱き起し~♪
假繃帶かりほーたいも彈丸たまの中なか~♪
折から起る突貫に~♪
友はやう~♪
〳
〵
顏上げて~♪
『お國のためだかまはずに~♪
おくれてくれな』と目に淚~♪
後あとに心は殘のこれども~♪
殘しちゃならぬ此からだ~♪
『それぢゃ行ゆくよ』と別れたが~♪
ながの別れとなったのか~♪
戰たたかひすんで日が暮れて~♪
さがしにもどる心では~♪
どうぞ生きってゐてくれよ~♪
物なと言ゆへと願うたに~♪
空しく冷えて魂は~♪
故鄕くにへ歸かへったポケットに~♪
時計ばかりがコチ~♪
〳
〵
と~♪
動いてゐるもなさけなや~♪
思へば去年船出して~♪
お國が見えずなった時~♪
玄界灘に手を握り~♪
名をなのったが始めにて~♪
それより後のちは一本の~♪
煙草も二人わけてのみ~♪
ついた手紙も見せ合ふて~♪
身の上ばなしくりかへし~♪
肩をだいては口ぐせに~♪
どうせ命は無いものよ~♪
死んだら骨こつを賴むぞと~♪
言ひかはしたる二人中ふたりなか~♪
思ひも寄らぬ我一人~♪
不思議に命ながらへて~♪
赤い夕日の滿洲に~♪
友の塚穴つかあな掘らうとは~♪
くまなくはれた月今宵こよひ~♪
心しみ~♪
〴
〵
筆とって~♪
友の最後をこま~♪
〴
〵
と~♪
親御へ送る此手紙~♪
筆の運びはつたないが~♪
行燈あんどのかげで親逹たちの~♪
讀よまるる心おもひやり~♪
思はずおとす一雫ひとしづく~♪
ーーーー軍歌「戦友」ENDーーーーー
私はこの歌をよく覚えている。
幼き頃、よく祖父が私の側で歌っていたからだ。
その時はこの歌の意味がよく分からなかったが悲しい哀愁に満ちた歌であることだけは分かった。
そうして、私は成長し大学を卒業し、企業に就職し、結婚し子ども達が生まれ幸せな家庭を人並みに築くことができた。
それでは私のエッセイをお楽しみ下さい。
文字数 3,461
最終更新日 2025.11.10
登録日 2025.11.10
3
私がこの小説で語る『国運』とは、国家の命運や国の成り行きを意味する言葉であるが
私は国のまだら模様を憂いている。
この言葉は、国の勢いや歩みといった意味合いもを兼ね備えている。
日本では、歴史的に国運が約40年周期で上昇期と下降期を繰り返してきたという「国運40年周期説」がある。
例えば、明治維新から日露戦争開戦までの期間。
また、第二次世界大戦後から1985年までの期間。この期間は経済復興期であり上昇期でもあった。
私は今回、グローバル化している各企業経営者に考えて欲しいことが三つある。
一つ目は
「成り行き」から「あるべき」将来像という視点で今のグローバル化された日本経済を考えて欲しい。
私がいつも考えていることだ。
「まだら模様のグローバル化は各企業が主に事業展開の視点から海外進出や外国企業の買収を重ねていくと、結果的に組織の姿が変容していき、まだら模様になっている」
という私の理論である。
二つ目はあの国運を賭けた日露戦争である。
何故、日本国は日清戦争に勝利したにも関わらず、ロシア、フランス、ドイツによる
三国干渉により、弱小ニッポンを思いしらされたのであろうか?
この事実を一緒に考えて欲しい。
三つ目は1985年(昭和60年)の日本航空123便墜落事故や男女雇用機会均等法の成立など、社会に大きな影響を与える出来事が多く発生している。この1985年という時代について、もう一度私と一緒に考えて欲しい。
文字数 13,747
最終更新日 2025.10.27
登録日 2025.10.26
4
明治三八年(1905年)一月。激戦の末、旅順を陥とした日本軍であったが、その戦力は限界に達していた。一方のロシア軍は、猛将ミスチェンコ率いる1万のコサック軍団が、日本の補給路を断たんと進撃を開始。鈴得中尉率いる第七小隊67名の死闘がはじまる…
文字数 16,395
最終更新日 2022.05.11
登録日 2022.05.11
5
明治37年、帝国陸軍は露西亜陸軍と朝鮮半島から満州南部に渡る荒野で死闘を繰り広げていた。この戦争で露西亜陸軍は新兵科、獣化兵部隊を極東に投入。
帝国陸軍は獣化兵部隊に対抗するべくかねてから研究、改良を重ねてきた新種馬『神乃馬』を配備された特別襲撃騎兵の試験部隊を大陸へ派遣した・・・。
文字数 25,688
最終更新日 2021.09.03
登録日 2021.08.19
6
ある男性に送られた老女からの手紙に記されていたのは幕末から令和にかけての二つの家族の物語。
西南の役後、故郷を離れた村川新右衛門、その息子盛之、そして盛之の命の恩人貞吉、その子孫達の運命は…。
なお、本作品に登場する人物はすべて架空の人物です。
歴史上の戦災や震災関連の描写がありますのでご容赦ください。
「小説家になろう」に掲載しているものの増補改訂版です。
文字数 48,201
最終更新日 2018.05.19
登録日 2018.04.30
7
ロシアと戦争がはじまる。
突如、現代日本の少年のノートにこのような落書きが成された。少年はいたずらと思いつつ、ノートに冗談で返信を書き込むと、また相手から書き込みが成される。
なんとノートに書き込んだ人物は日露戦争中だということだったのだ!
ずっと冗談と思っている少年は、日露戦争の経緯を書き込んだ結果、相手から今後の日本について助言を求められる。こうして少年による思わぬ歴史改変がはじまったのだった。
※地名、話し方など全て現代基準で記載しています。違和感があることと思いますが、なるべく分かりやすくをテーマとしているため、ご了承ください。
※この小説はなろうとカクヨムへも投稿しております。
文字数 299,358
最終更新日 2017.07.23
登録日 2017.05.20
7
件