「これ見よがし」の検索結果

全体で5件見つかりました。
5
16歳の侯爵令嬢エルネスティーネには結婚目前に控えた婚約者がいる。 23歳の公爵家当主ジークヴァルト。 年上の婚約者には気付けば幼いエルネスティーネよりも年齢も近く、彼女よりも女性らしい色香を纏った女友達が常にジークヴァルトの傍にいた。 ただの女友達だと彼は言う。 だが偶然エルネスティーネは知ってしまった。 彼らが友人ではなく想い合う関係である事を……。 また政略目的で結ばれたエルネスティーネを疎ましく思っていると、ジークヴァルトは恋人へ告げていた。 エルネスティーネとジークヴァルトの婚姻は王命。 覆す事は出来ない。 溝が深まりつつも結婚二日前に侯爵邸へ呼び出されたエルネスティーネ。 そこで彼女は彼の私室……寝室より聞こえてくるのは悍ましい獣にも似た二人の声。 二人がいた場所は二日後には夫婦となるであろうエルネスティーネとジークヴァルトの為の寝室。 これ見よがしに少し開け放たれた扉より垣間見える寝台で絡み合う二人の姿と勝ち誇る彼女の艶笑。 エルネスティーネは限界だった。 一晩悩んだ結果彼女の選んだ道は翌日愛するジークヴァルトへ晴れやかな笑顔で挨拶すると共にバルコニーより身を投げる事。 初めて愛した男を憎らしく思う以上に彼を心から愛していた。 だから愛する男の前で死を選ぶ。 永遠に私を忘れないで、でも愛する貴方には幸せになって欲しい。 矛盾した想いを抱え彼女は今――――。 長い間スランプ状態でしたが自分の中の性と生、人間と神、ずっと前からもやもやしていたものが一応の答えを導き出し、この物語を始める事にしました。 センシティブな所へ触れるかもしれません。 これはあくまで私の考え、思想なのでそこの所はどうかご容赦して下さいませ。
24h.ポイント 213pt
小説 5,287 位 / 184,869件 ファンタジー 988 位 / 42,528件
文字数 228,793 最終更新日 2023.11.07 登録日 2023.08.31
青春 連載中 長編
久我山颯空。十六歳。  市販の安いブリーチで染め上げた片側ツーブロックの髪型。これ見よがしに耳につけられた銀のピアス。腰まで下ろしたズボン、踵が潰れた上履き。誰もが認めるヤンキー男。  学力は下の下。喧嘩の強さは上の上。目つきも態度も立ち振る舞いまでもが悪い彼が通うのは、言わずと知れた名門・清新学園高等学校。  品行方正、博学卓識な者達ばかりが集まる学校には似つかわしくない存在。それは自他ともに持っている共通認識だった。  ならば、彼はなぜこの学校を選んだのか? それには理由……いや、秘密があった。  渚美琴。十六歳。  颯空と同じ清新学園に通い、クラスまでもが一緒の少女。ただ、その在り方は真逆のものだった。  成績はトップクラス。超が付くほどの美少女。その上、生徒会にまで所属しているという絵にかいたような優等生。  彼女の目標は清新学園の生徒会長になる事。そのため"取り締まり"という名の点数稼ぎに日々勤しんでいた。  交わる事などありえなかった陰と陽の二人。  ひょんな事から、美琴が颯空の秘密を知ってしまった時、物語が動き出す。
24h.ポイント 28pt
小説 19,933 位 / 184,869件 青春 195 位 / 6,524件
文字数 114,888 最終更新日 2022.09.29 登録日 2022.09.12
ファンタジー 連載中 長編 R15
「キリク、おまえを除名する」 ダンジョン「破滅の塔」を攻略した帰り道、勇者が突然言い出した。 「は?」 いきなりのことに驚くキリク。 だが、他のメンバーはただ、にやにや笑って、驚くキリクを眺めるばかり。キリクは、除名がパーティの総意であることを、遅まきながら悟っていた。 キリクはすべての装備を剥ぎ取られ、魔物の出る危険な街道筋に、身体一つで投げ出される。離脱のための話し合いもなしの、一方的で屈辱的な除名だった。 だが、キリクが何より許せなかったのはべつのことだ。勇者とその仲間たちは、キリクが肌身離さず持っていたペンダントを、これ見よがしに踏みにじっていったのだ。そのペンダントは、魔王に殺された家族の、かけがえのない形見の品だった。 キリクの真価を知らない勇者たちは、キリクが野垂れ死ぬことを確信していた。だが、特殊なスキルを持つキリクが、この程度で死ぬようなことはない。 怒りを抱えさまようキリクの前に、盗賊の群れが現れた。盗賊どもは誰かを取り囲んでいる。 キリクはうめいた。破滅の塔のボスだった魔族の女。キリクたちとの戦いで深手を負っていた彼女は、本来ならば歯牙にもかけないはずの盗賊どもになぶりものにされようとしていた。 「気に入らねえ」 魔王は憎い。 だが、人間だってクソばかりだ。 気づけばキリクは、怒りの迸るままに盗賊どもを殲滅し、人間の敵であるはずの魔族の女を助けていた。 目を覚ました魔族の女とキリクは、すぐに互いの状況を察し合う。ともに破滅の瀬戸際にあった二人は、自嘲まじりにそれぞれの事情を打ち明けあう。 だが、自棄(やけ)になりかけていたキリクとはちがい、魔族の女は、まだ望みを捨ててはいなかった。 魔族の女――ダーナは言う。 「魔王を弑(しい)してその地位を奪う。それでも世界がくだらなければ、世界そのものを滅ぼしてやる」 思わず息を呑んだキリクに、ダーナは力を貸してほしいと頼み込む。ダーナは、敵として戦った経験から、キリクの真価を勇者以上に理解していた。キリクもまた、破滅の塔を攻略したことで、ダーナが型破りな魔族であることを知っている。 かくして、二人は誓い合う。身勝手な勇者どもを血祭りに上げ、その功績で魔王軍の中をのし上がり、最後には魔王をも殺してその地位を奪おうと。 そのための武器は――魔物固有のぶっ壊れスキル!?
24h.ポイント 7pt
小説 34,451 位 / 184,869件 ファンタジー 5,257 位 / 42,528件
文字数 145,555 最終更新日 2019.12.29 登録日 2019.11.21
(生命学的に肉体が)女性の戦士、武闘家、魔法使い、はたまた僧侶までもが時には、どういうわけだか、これ見よがしに胸(バスト)を見せつけてくる。 「水着かっ!」ってビジュのも、結構多い。バスト強調してくる胸当て+へそ出しも、ありがち。 それか上半身は鎧を着込んでいるのに、なぜか下半身はアンバランスにもハイレグビキニスタイルのお嬢さん。あるいはミニスカート+ニーハイ。 その手のイラストや表紙画、マンガ、アニメが溢れかえっている昨今ですが、男性読者・視聴者の皆様いかがお過ごしでしょうか笑 考えてみると、変ですよね。 これからまさに死地に赴き、矢が飛んできたり攻撃魔法喰らったり剣で切り付けられたりするのが日常としてある冒険者でありながら、「なんでまた、そんなに胸をはだけて歩いているでゴワスか!(鼻息)」ですが…… 「そんなん男性読者・視聴者の皆様のニーズありきやん」というド正論はまる無視するとして……笑 きっと、ナニか深いワケがあるのです。好き勝手考察してみます。 (参考)アルファポリストップページの各人気作品のイラスト・マンガ扉絵 某まとめサイト「主人公やヒロインが兜をつけない理由がない」
24h.ポイント 0pt
小説 184,869 位 / 184,869件 エッセイ・ノンフィクション 7,820 位 / 7,820件
文字数 3,319 最終更新日 2024.01.13 登録日 2024.01.13
親子ほども歳の離れた夫との退屈な結婚生活の中で、久しぶりに出逢った幼馴染の少年は、昔とはまるで違っていた。野生的な美貌。これ見よがしにはだけたシャツの胸元もあたしには、いやらしく見えて不安になる。 親しげに話しかけてくる彼のペースにあたしは、巻き込まれていく。
24h.ポイント 0pt
小説 184,869 位 / 184,869件 キャラ文芸 4,364 位 / 4,364件
文字数 13,677 最終更新日 2023.01.20 登録日 2022.12.31
5