「12時間」の検索結果
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雀荘で働く従業員にはいくつかのタイプがある。
まず、一般的なのは『メンバー』。あえて言うなら『表メン』という立場の普通の従業員。
はっきり言ってこれが一番大変なのだが。なにせ、接客からお茶汲みから掃除から雑用まで全てやる。休みはだいたいは週に一回だけだし1日の労働時間は12時間が原則だ。それでいて麻雀も打つのだからとんでもない仕事である。しかし、慣れてしまえばそれもどうと言う事はないのだが、慣れないうちに辞める人は数知れず。この仕事は新人が続かない仕事ランキング1位かもしれない。
それに対して、そんなことやってらんねーよ。でも麻雀打って金欲しーってヤツがやる仕事が『裏メンバー』。要するにサクラで通称『裏メン』と呼ばれる。
この裏メンの扱いは大抵雑で店側に隠そうとする意識があまりなくて常連客にはサクラだとバッチリバレてるのがほとんど。あ、サクラがいるからって別に店とグルになって素人客からむしろうって訳じゃないから安心して欲しい。そもそも給料が良くないので自分の麻雀に必死なのが裏メンのほとんどだろう。給料はよくないが麻雀してるだけでいいので腕とスタミナに自信があるならこっちの仕事を選んだ方がいい。表メンとは給料に大差がつきがちだが。そこは能力給でまかなえばよし。
よく知られているのはこのメンバーと裏メンの2種だけなのだが、世の中の知る人の少ない職種のさらに知られていない役割を持つ者たちがいる。
それが、店のオーナーしかその存在を知り得ない身内すら欺く裏メン。通称『闇メン』だ。
ここは『渡邉クリエイター派遣会社』
渡邉クリエイター派遣会社はいわゆる『闇メン』を契約して派遣する麻雀専門家派遣会社。そこに登録してある打ち手達は超一流の雀士だけ。
この物語は、その渡邉クリエイター派遣会社でも最年少にしてトップの打ち手となる伝説的『闇メン』のストーリーである。
彼の名は椎名。
通称『韋駄天のシーナ』
【登場人物紹介】
椎名良祐
しいなりょうすけ
主人公。礼儀正しく清潔で爽やかな青年。
堅苦しい性格ではなく、場面場面での使い分けが上手いだけ。基本的には気さくな人間である。
渡邉クリエイター派遣会社社員。
渡邉二郎
わたなべじろう
椎名の勤務する会社を設立した社長。
人を見る目があり一目でその人の人となりを見極める。麻雀はそんなに上手くはない。
福島社
ふくしまやしろ
表の顔は喫茶店の気さくで優しい美人ウェイトレス。
しかし、ひとたび卓に着くと人が変わる。知る人ぞ知る凄腕雀士。勝つためにはあまり手段を選ばない。勝利こそ正義という女性には珍しいタイプ。
工藤強
くどうつよし
元競技麻雀プロの雀ゴロ。
面倒見がよくプロをやめた今でも弟子が多い。
文字数 32,028
最終更新日 2024.04.04
登録日 2024.04.02
もしも、往復8時間の水汲みを毎日する事で生きる事が出来るのならば、それは幸福なのではないだろうか? 日々12時間の労働に疲れた私は、フッと思ってしまった。
様々な娯楽に満たされた先進国の複雑な生活よりも、発展途上国の貧しくとも、シンプルな生き方の方が私には合っているような気がする。
私が文明という便利な生活を捨てて、原始人のような生活を今更できる訳ないと思うが、それはジャングルの奥地に住む先住民族も同じだろうと思う。
彼らも我々のような複雑で、規則に縛られ、時間に追われる生活をするのは嫌なはずだ。もう大人になった私達はどちらかを選ぶ事は難しいが、どっちの生き方が幸福だったのか考える事は許されるだろう。
全4回、7月1日の一日だけの講義を終えた時、あなたは今よりも少しだけ幸福の事が分かるかもしれない。
文字数 10,950
最終更新日 2020.07.01
登録日 2020.06.30
高校3年生の少年、十見鳴は、ある日異世界へと迷い込んでしまう。持ち物は財布とスマホだけ。そして目の前には鎧に身を包んだ少女と闘うゴブリンの姿が。与えられたスキルは12時間先の未来のうちいつ起こるのかすらわからない最悪最低な1つの出来事を予知できるだけの使えないクソスキル。初期装備すら与えられない少年が絶望のなかで見出した覚悟とは!?
文字数 3,472
最終更新日 2020.08.27
登録日 2020.08.27
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前の職場から「人手が足りないから!」と復帰要請がきたので、その前にまとまった日がとれるうちに、走ってきました。 まだ結構暑く、最終日には自分何やってるんだおい、とツッコミながらでした。 まあそんな、タイトル通りのただ走るばかりの記録です(笑)。
2019年のまだ暑い時期です。
文字数 7,730
最終更新日 2020.05.04
登録日 2020.05.04
一日に12時間、決まった時刻に絶対眠る奇病『空蝉病』が蔓延する日本。その片田舎で、治療という名の病院生活を送っていた僕は、ある夜彼女と出会った。
夕暮れに起きる僕と、夜明けに目覚める彼女。二人が会える時間は、一日に15分。その間だけの関係だと思っていた。彼女に旅に誘われるまでは。
夜に鳴く蝉はいつ眠るのだろう。それとも眠らないのか。
文字数 6,940
最終更新日 2020.02.12
登録日 2020.02.10
田辺 由紀(39) 〔旧姓 五ノ井〕
私には2才になる愛娘がいる。
夫と結婚して8年目にしてやっと授かり、12時間かけて産んだ可愛い我が子。
毎日クタクタになるまで家事と育児を一生懸命頑張ってきた。どんなに疲れていても我が子の笑顔が私を癒してくれていた。
この子がいればどんなことでも頑張れる・・・そう思ってしまったのがいけなかったのだろうか。
あの人の裏切りに気づくことができなかった。
本日、私は離婚届に判を押して家を出ます。
抱っこ紐の中には愛らしい寝顔の娘。
さぁ、娘のためにもしっかりしなきゃ!
えっ!?・・・ここどこ?
アパートの階段を下りた先は森の中でした。
この物語は子連れの元主婦が異世界へ行き、そこで子育てを頑張りつつ新たな出会いがあるお話です。
☆作者から読者の方へ☆
この作品は私の初投稿作品です。至らぬ点が多々あるかと思いますが、最後まで温かく見守っていただけると幸いです。また、誤字脱字がございましたらご指摘くださいますようお願いいたします。
文字数 34,165
最終更新日 2023.04.02
登録日 2018.11.30
文字数 57,378
最終更新日 2022.07.16
登録日 2022.07.01
文字数 4,763
最終更新日 2017.05.19
登録日 2017.02.09
【目が覚めるとそこは1万年後の世界だった】
亜空間物理学者リョウは、翌日にプロポーズするはずだった恋人カレンに見守られながら、12時間の予定で冷凍睡眠カプセルに入る。しかし、目が覚めると、そこは科学を捨て、思わぬ方向に進化していた1万年後の世界だった。
全てを失い孤独に苛まれながらも、彼は発掘隊の考古学者アリシアに支えられ、この時代に目覚めた原因を調べ始める。そして、千年前の伝説に手がかりを見出したとき、彼は恐るべき野望を持つ輩との戦いに巻き込まれる。
果たして、リョウの運命は。そして、アリシアとの恋の行方は?
文字数 185,966
最終更新日 2019.11.03
登録日 2019.10.11
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