「レザー」の検索結果
全体で27件見つかりました。
高塚香奈は中学2年生。
笑顔、元気をモットーに、毎日を楽しく生活している。それが、一年近く引きこもっている姉の魅来を勇気付けることになると信じて。
姉が生命を軽んじるような発言をするのが大嫌いで、たまにやり合ってしまうことがある。
そんなある日、香奈は地元の商店街で、ぶっ飛んだ格好の老人たちを目撃する。
黒いレザーの上下に、顔を真っ白に塗った、ロックバンドをやっているとしか思えない恰好。
実はみんな、商店街の老人たち。
しかし、
バンドって……
全員、八十歳を過ぎているはずなのに。
文字数 140,183
最終更新日 2019.02.01
登録日 2018.05.01
ワゴン車は古い港町に向かっていた。僕は原田さんに出会ったときと同じデニム短パン姿。原田さんはそのときから僕をモデルに、誘拐された少年のショートムービーを構想していたらしい。
「俺はいままで女性ばかり縛ってきた。でも君を見たとき、初めて男の子を縛ってみたいと思った。なんか違うスイッチが入ったんだよ。スイッチが入れば、俺はカメレオンだから」
「カメレオン?」
「狙った獲物は必ず捕まえる」
原田さんはときどき車を止めて、緊縛されてもがいている後部座席の僕をフィルムに収めていた。
「このモデルが務まるのは君しかいない。どう見ても少年だ」
2階建ての別荘の前でワゴン車は止まった。僕は麻縄と猿ぐつわを解かれ、上着を羽織って車外に出た。風はなかったが半ズボンの太腿は冷たい。
「ここは舞踏団が練習にも使う場所だ。ここにいまから君を吊るすから」
別荘の1階はステージのようになっていた。照明の設備も備え、吊りに使えそうな太い梁もあった。僕は黒いレザーのショートパンツにはきかえさせられた。秀子さんは赤のエナメルのショートパンツ姿で、バラ鞭と乗馬鞭を持っていた。原田さんの所属するSMサークルで、僕は何度か吊りを体験していた。でもここは別世界。古い木造家屋に麻縄は似合う。スポットライトと闇のコントラストに酔いしれ、鞭にまた酔う。秀子さんの手になる鞭でいやというほどお尻を打たれ、そのたび宙に舞う。静かな夜に鞭音が響く。夜の先にもう一つの夜が広がっているような感覚。ようやく下ろされて縄を解かれ、猿ぐつわをはずされた。
「明日サークルのメンバーがもう2人来る。俺と秀子は先に帰るよ」
「僕、どうしよう」
「卒業式まで暇なんだろ。河野さんと矢崎さんが来る。たまには男の子をいじめてみたいって」
河野さんと矢崎さんは釣り仲間で50歳前後のおじさんだ。2人が僕を責めたいって? 2人とも年季の入ったスパンカーだけど。それもちょっと楽しいかも。
「結構いい動画が撮れたよ。河野さんがまたパドルとか持ってくるから、可愛がってもらうといいよ」
「まだお尻が痛いです。赤くなってるよ」
「一晩眠れば、また白いお尻になるわよ」
文字数 884
最終更新日 2022.08.16
登録日 2022.08.16
狂気の猟奇殺人鬼、「スキンコレクター」
人間国全土を恐怖におとしいれたその者の正体は、王都ヨルプウィストの魔術学院で、神秘魔術の教鞭をとるエイデン・レザージャック 26歳。
彼は超常との取引で得た悪魔の力と、生まれもった天才的センスをふるい、人の体を緻密に加工することで、あまたの「作品」を完成させてきた。
ある日、彼は自分へ好意を伝えてきた、教え子の美しき少女クリスを、次の自分の「作品」にすることを決める。
翌晩、彼は少女の家をたずね、おもむろにその白い柔肌に手をのばした。
しかし、彼女には特別な力があり、この日をさかいに、狂気のサイコパス「スキンコレクター」の作品作りは困難を極めることになっていく。
※初期はかなりサイコ強め!
文字数 49,704
最終更新日 2020.01.23
登録日 2020.01.15
西村 京はこつこつ何かを作ったりするのが大好きな普通の社会人である。
その日も同僚の誘いを断り、家で最近はまっているレザークラフトをしようとワクワクしていたが、宅配のチャイムによりドアを開けるとそこは異世界だった。
異世界に送ったであろう神からは不手際で転移させてしまったと伝えられる。
お詫びに生きていける身体、『全適性』『万物視』『不老不死』というスキルをもらい、なんとか暮らしていこうとするが…
これは、スローライフを目指し試行錯誤をしながらこつこつとゆっくり成長していくちょっとヌケている1人の男の物語
文字数 46,393
最終更新日 2020.12.09
登録日 2020.11.05
ハンドメイド作品は、異世界ではどんな力を持つものに変わる?なんて考えたくなるのがこの話。
20代も後半の1人の青年は初めての恋人に浮かれた挙句1週間でフラれた。
自業自得でもあるのだが振られた。
失意の中の彼は、たまたまワークショップで出くわしたレザークラフトをきっかけにアクセサリー作りに興味を持つ。
そして、ワークショップで学んだハンドメイドをきっかけに作り始めたアクセサリー。
これが彼にとっての人生の転機になる。
これは1人の青年がハンドメイドアクセサリーの力により、異世界で幼女や女戦士や女盗賊や亜人やお姫様やらに好かれて頼られた挙句に大賢者と呼ばれるまでとそれからの物語。
要するに簡単に言えばよくあるありきたりなチーレムものである。
※当作品は本編と作中に出てくるハンドメイド作品の解説ページの2つで構成されています。
本編は2章扱いで下の方にありますのでご注意ください。
文字数 617,018
最終更新日 2021.08.31
登録日 2019.06.12
銀杏並木のカフェでの再会。その裏側で、高瀬葉月と相沢拓磨は、高級ホテルのスイートルームで密会を重ねていた。しかし、二人が溺れるのは情欲ではない。行われていたのは、拓磨による葉月の「記憶の解剖」だった。
かつてラグビー部のスターだった拓磨は、ある特異な因果によって、論理と引き換えに圧倒的な感性を得る「ロゴシス遺伝子」を発現させていた。その証である「金色の虹彩」に見つめられ、葉月は己の過去を、誰にも見せたことのない冷酷で狡猾な本性を、一つずつ告白していく。
幼少期の避暑地での滑落事故。自分を救い、右手に消えない傷を負った幼馴染・裕也への、感謝と支配が入り混じった歪んだ愛。 高校時代、観客の視線を奪うために自ら負傷を演じた、あの日。 そして、親友・綾から拓磨を奪うために、彼女に近づき「完璧な友人」を演じ続けた歳月――。
「私はハンターなの。獲物を追い詰め、標本にするのが最高の快感」
葉月の語る物語は、拓磨が執筆する「小説」のプロットとして再構築されていく。拓磨は葉月をモデルにした主人公が、綾との絆を断ち切るための「残酷な台本」を書き上げていく。それは、葉月にとって屈辱的な解剖であると同時に、至上の悦びでもあった。
ホテルの創業記念品として渡された、シリアル番号「044」と「045」のレザーストラップ。 それが第1部『Café Lumière』で綾が見つけた「疑惑の証拠」へと繋がっていく。 すべては拓磨の描く筋書き通りなのか。それとも、葉月の狂気が彼を動かしているのか。
愛と羨望、知性と直感。 二組の夫婦の運命が、夕陽に染まる「ホテル・レトワール・ノワール(黒い星)」で決定的に狂い始める。 人間の本質(エッセンシャル)を抉り出す、衝撃のミステリー・サスペンス第2幕。
文字数 22,829
最終更新日 2026.03.21
登録日 2026.03.21
