「江戸」の検索結果
全体で1,594件見つかりました。
舞台は文政年間、八百八町が最も華やいだ時代の江戸。
両国広小路に近い長屋で、貸し物屋(損料屋)『九十九屋(つくもや)』を営む慎蔵(しんぞう)は、江戸のあらゆる階層に生活道具を貸し出し、回収する日々を送っている。
しかし、彼には人知れぬ「裏の顔」があった。回収した古道具の中から「人の執念」が染み付いた品を選び出し、特製の凸凹レンズを組み合わせた「からくり幻燈機」で、その持ち主の歪んだ本性を障子に投影して眺める――。そんな覗き見の悦楽に耽る、倒錯した観察者だったのである。
文字数 20,255
最終更新日 2026.05.20
登録日 2026.05.19
異国の気配が少しずつ忍び寄る 江戸の町に、一風変わった二人組があった。
一人は、本所深川一帯を取り仕切っているやくざ「衣笠組」の親分・太一郎。酒と甘味が大好物な、縦にも横にも大きいお人よし。
そしてもう一人は、貧乏御家人の次男坊・佐々木英次郎。 精悍な顔立ちで好奇心旺盛な剣術遣いである。
太一郎が佐々木家に持ち込んだ事件に英次郎が巻き込まれたり、英次郎が太一郎を巻き込んだり、二人の日常はそれなりに忙しい。
剣術、人情、あやかし、異国、そしてちょっと美味しい連作短編集です。
※話タイトルが『異国の風』『甘味の鬼』『動く屍』は過去に同人誌『日本史C』『日本史D(伝奇)』『日本史Z(ゾンビ)』に収録(現在は頒布終了)されたものを改題・大幅加筆修正しています。
※他サイトにも掲載中です。
※予約投稿です
文字数 103,819
最終更新日 2025.07.08
登録日 2022.05.22
【土方歳三、蝦夷地にて戦う】
新選組「鬼の副長」と謳われた土方歳三。新政府軍と徳川残党軍との戦が激しくなる中、彼の姿は蝦夷地――今の北海道にあった。
※本作品は一部史実を基にしたフィクションです。多分に作者の創作がございます。
※本作品は以前、カクヨム様にて掲載した即興小説となります。
文字数 2,078
最終更新日 2022.05.27
登録日 2022.05.27
慣れた職場に慣れた仕事に、馴染んだ自分の過ごし方。
だんだん楽な方へと流されて一人で生きるペースもスペースも出来つつある30過ぎ。
そんな春よりちょっとだけ先に打診された異動、もちろん断る選択肢はなかった。
ただもう少し詳しく教えてほしい。
よく分からないまま受け入れて、研修らしき一ヶ月を経て落ち着いた場所。
新しい上司に新しい部屋に新しくできた後輩。
すべてが素晴らしい!なんてことはもちろんなく。
元同期の向かいに愚痴を吐き出して過ごすことが増える。
人は学習する生き物で、成長する生き物で。
たとえそのペースが遅くて、たとえスタート地点に並ぶには程遠いレベルだとしても。
ヒトならばいつかは期待に応えてくれるだろう・・・・。
江戸川 創。
異動してきた場所で今日もため息を小さく吐き出して仕事をしてます。
そんな三十路男と新人雀がなんとかなる話です。
文字数 140,077
最終更新日 2020.07.30
登録日 2020.07.03
文字数 12,082
最終更新日 2020.12.23
登録日 2020.12.22
大坂夏の陣において、津和野藩主・坂崎直盛は将軍・徳川秀忠の娘、千姫を炎上すら大坂城から救出した。その褒美として直盛が何を望んだのか。それは誰にもわからなかった。直盛の友人である柳生宗矩にも。
一年後、家康が死に、徳川の権力は秀忠に移った。秀忠は絶対君主のように振る舞い、弟である松平忠輝を改易するぐらい、容赦なかった。他にも二港制限令や禁教令など、外交や内政においても同様であった。
そのような状況下で、直盛は秀忠に謁見した。直盛は訴えた。話がちがう、と。秀忠は何のことかわからないと答え、直盛は去った。
直後、千姫強奪未遂事件が発生する。直盛が兵を集め、輿入りする千姫を襲撃し、強奪するという企みだった。
ことの真相を確かめるべく、秀忠は宗矩に、直盛を訪ねるよう命ずる。宗矩は立花宗茂の協力を得て、坂崎屋敷を囲み、その上で直盛を訪ねた……。
【表紙画像】
Mukai, CC BY-SA 3.0 <https://creativecommons.org/licenses/by-sa/3.0>, ウィキメディア・コモンズ経由で
文字数 10,217
最終更新日 2026.06.07
登録日 2026.05.29
美濃の小大名、笛木家の城代家老、一之瀬頼母(46)は養子の身。
ある日、大坂から戻った御用達が信じられない話をもたらす。
公儀が諸国に隠密を放ち、その対策で隣国をはじめ諸大名は大わらわだという。
江戸表からの飛脚が満身創痍で到着。〈お犬様〉を蹴って投獄され、遅れたと知った若き当主の笛木若虎は、隠密対策が犬猿の仲の隣国に遅れを取ったと激怒する。
一人の浪人が国境の茶店で無銭飲食を働いた。その男、近松勘左衛門は仇討ちの旅にあるといい、隣国の奉行所は扱いがもっと丁重だったと聞こえよがしに言った。
勘左衛門がもしも公儀隠密ならば厄介と、一之瀬は茶店の親爺を言い含め、勘左衛門を茶店で三日間働かせることで相対で済ませと命じる。
隣国に偵察に送り込んだ目付が帰国した。隠密は、諸大名家の家系、犯罪や飯盛り女の多寡、当主の智愚、行状、世評、さらに側室の数まで、多岐に亘り調べ上げていると報告。
その目的は、諸大名の順位付けのようだと、目付がいう。
「順位最下位の大名を改易することだったりして」――
重臣の一人が冗談混じりに呟いた一言がその場を凍らせた。
さらに、笛木家と隣国が最下位争いをしていると聞いて、若虎の怒りは頂点に達する。
一之瀬は、今こそ御家の名声を高めるのが肝要と主張、恩赦、減税、孝行者の表彰、領内視察、ご落胤との感動のご対面といった施策を実行に移す。
恩赦と減税は好評を博し、若虎は孝行者の話に感銘を受けて涙する。
勘左衛門の仇、森夏時が城下に入った。森が勘左衛門など知らぬと言うと、勘左衛門は、真の名は竹芝大門だと打ち明け、仇討ち試合に臨む。そこへ本物の仇討ち姉弟が現れ、またも勘左衛門の嘘がばれる。一之瀬の配慮で姉弟が試合に臨み、見事に本懐を遂げる。
一年前に病の前当主を愉しませた旅の軽業一座が興行の許可を願い出た。だが、若虎は喪中につき許可を見送り、その旨を一之瀬が直々に座長の松之丞に伝えた。
松之丞は、「国の行く末を考える幸せ」という言葉を残して笛木城下を去った。
勘左衛門も一座に同行して立ち去り、公儀隠密の噂はいつしか下火になった。
若虎は、順位付けなど気にせず、大らかな国造りこそ大事と、一之瀬に藩政改革策の立案を命じる。
一之瀬は今少しのご奉公を決意する。
文字数 55,668
最終更新日 2020.05.24
登録日 2020.05.24
「マイ・ブルー・ヘヴン」に登場のストンウェル兄・ジャスティスが新たな星系の惑星「アリゾナ」で出会った少年? は。
そして彼だけが存在を知る謎の鉱石とは。
文字数 73,526
最終更新日 2020.06.09
登録日 2020.05.31
私が書いた、江戸の町での、ある闇夜の剣客の斬り合いを描いた掌編です。第9回歴史・時代小説大賞にエントリーいたします。大賞を狙いたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。
文字数 723
最終更新日 2022.05.01
登録日 2022.05.01
都内のとある町、大江戸町に日本人生徒54人、外国人生徒54人の合計108人で構成されるインターナショナルスクール大江戸学園が誕生した。今年度は学校創設10周年。新入生宮本桜は姉が卒業生、兄は新3年生。兄弟そろって大江戸学園の生徒。彼女はフランスからやってきたパートナー、カトリーヌ・ローラ・ジャルダンや、小中学校時代の旧友たち、新しい仲間たちとともに学園生活をスタートさせる。大江戸学園は外国人生徒をパートナーとして学校、家で苦楽を共に三年間共にするという画期的なシステムを導入している。外国人生徒は日本人のパートナーの家にホームステイしながら学園に通う。日本にない外国のよいところを取り入れ、また日本の良さを外国人生徒に体験してもらいながら客観的に日本や世界を見ながら学園生活を送る。桜達新入生がどんな出会い、どんな出来事を体験するのか。
これから大江戸学園の新しい学園生活が始まる。
登録日 2020.12.30
時は江戸。
北町奉行同心、夜薙雨源次。彼は心の中に、何か尖ったものを抱えながら生きていた。
ある日、押し込みの罪で捕まっていた男が牢屋敷から逃げ出した。
男の手がかりを求めて訪れた[わたりや]という駕籠屋で夜薙は、江戸の闇に触れることになる。
卓越した「業」を駆使し、人々の晴らせぬ恨みを晴らす、「黒業師」たちの世界。
そこで彼は、自らの「けもの」を解き放つ――
登録日 2020.05.31
格之進と八兵衛は水戸への帰り道。ある日中国・明からやって来た少女・玲華と出会う。
麺料理の材料を託された玲華の目的地は、格之進の恩師・朱舜水が在する水戸だった。
旅する三人を清国の四人の刺客「四鬼」が追う。故郷の村を四鬼に滅ぼされた玲華にとって、四人は仇だ。
しかも四鬼の本当の標的は明国の思想的支柱・朱舜水その人だ。
敵を水戸へは入れられない。しかし戦力は圧倒的に不利。
策を巡らす格之進、刺客の影に怯える玲華となんだかわからない八兵衛の珍道中。
迫りくる敵を迎撃できるか。
果たして麺料理は無事に作れるのか。
三人の捨て身の反撃がいま始まる!
寒山時代劇アワー・水戸黄門外伝・第二弾。全9話の中編です。
※表紙絵はファル様に頂きました! 多謝!
※他サイトにも掲載中
文字数 36,965
最終更新日 2022.06.01
登録日 2022.05.25
江戸末期風の「月影国」。人形師の家系に生まれた少女・月詠(つくよみ)は、祖母から「魂結び」の秘術と一体の雛人形を受け継ぎます。ある夜、闇陰流の忍びに襲われた際、危機に陥った月詠の血が人形に触れると、伝説の剣豪「銀鶴」の魂が目覚めます。
文字数 88,482
最終更新日 2025.03.23
登録日 2025.03.17
吉良上野介。
源氏の流れをくむ名門高家。
彼は、「松の廊下」で赤穂藩主の浅野内匠頭から切り付けられるという刃傷事件に遭遇するも軽傷ですんだ。
加害者の浅野内匠頭は切腹の上に御家断絶。
残された家臣たちは浅野家断絶により流浪に身に転落した。
頼りになる親族がいれば話は別だろうが、そうでない者は露頭に迷うしかない。
家臣たちは「主君の仇討ち」を決意した。
文字数 28,520
最終更新日 2022.06.28
登録日 2022.05.31