「さして」の検索結果
全体で190件見つかりました。
なにをやっても地味な俺は、唯一勉強だけはできた。それでも息の詰まる高校生活に嫌気がさして、もともと興味があったコスプレに手をだしたのだが、それからというものの、俺は休日が来るたびに女装をして外出するようになってしまったのだ。
身内バレを恐れていた矢先、外出先で出会ったのは俺とは正反対の弟で――?
※のある回はR18です。
当作品はfujossyのコスプレコンテストに参加した作品になります。
文字数 10,007
最終更新日 2020.02.08
登録日 2020.02.06
執着年下獣人攻め×転生ネガティブ青年受け
交通事故で死んで異世界に転生したことで人間不信になった主人公
元々ネガティブ志向だったため、転生後には更に拍車がかかり人生すべてに嫌気がさしていた。
元の世界とは違う変わった世界でのお話。
文字数 3,696
最終更新日 2024.01.19
登録日 2024.01.19
この世界は、αとβとΩで出来てる。
生まれながらにエリートのαや、人口の大多数を占める『普通』のβにはさして意識するほどの事でもないだろうけど、俺たちΩにとっては、この世界はけして優しくはなかった。
今日も寝坊した。二学期の初め、転校初日だったけど、ワクワクもドキドキも、期待に胸を膨らませる事もない。何故なら、高校三年生にして、もう七度目の転校だったから。
βの両親から生まれてしまったΩの一人息子の行く末を心配して、若かった父さんと母さんは、一つの罪を犯した。
小学校に入る時に義務付けられている血液検査日に、俺の血液と父さんの血液をすり替えるという罪を。
従って俺は戸籍上、β籍になっている。
あとは、一度吐(つ)いてしまった嘘がバレないよう、嘘を上塗りするばかりだった。
俺がΩとバレそうになる度に転校を繰り返し、流れ流れていつの間にか、東京の一大エスカレーター式私立校、小鳥遊(たかなし)学園に通う事になっていた。
今まで、俺に『好き』と言った連中は、みんなΩの発情期に当てられた奴らばかりだった。
だから『好き』と言われて、ピンときたことはない。
だけど。優しいキスに、心が動いて、いつの間にかそのひとを『好き』になっていた。
学園の事実上のトップで、生まれた時から許嫁が居て、俺のことを遊びだと言い切るあいつを。
どんなに酷いことをされても、一度愛したあのひとを、忘れることは出来なかった。
『Ωである俺』に居場所をくれたのは、貴男が初めてのひとだったから。
文字数 86,976
最終更新日 2019.11.01
登録日 2019.10.14
何に対しても中途半端。
そんな自分に嫌気がさしていた主人公、倉塚朝陽。
そんな朝陽の前に、ある男が現れる─
無気力少年 倉塚朝陽×東陵組組長 東陵 要
最初はないと思いますが、ちょこちょこ性的表現入れていきますので、一応【R18】指定しておきます。
【R18】の章には*を題名の横につけておきます
年の差BLです
文字数 1,488
最終更新日 2018.12.03
登録日 2018.11.29
聖女ユーナは、同僚たちの足の引っ張り合いに嫌気がさして教会を去った。
誰かのためになる仕事をしたい。
そう願う彼女が紹介されたのは、領主屋敷の侍女という仕事だった。
「これって、領主様のためになるだけなのではないかしら。
もっと多くのひとのためになりたいのだけれど」
ふしぎに思いながらも働いていると、若き領主、クロード・ドゥ・ガヴァルダのことがわかってきた。
領民に慕われ、領民のために尽くす彼は、みずからの利益をまるで考えない。
屋敷が荒れ、ほかの貴族から貧乏領主と罵られようと、彼はまるで気にしなかった。
「このひとのために働くことが、人々のためになるんだわ」
ユーナは心に決めた。
クロードの優しさと、彼の領地を守り抜くことを。
※珍しく先の構想があるため長編としています。書き急がないよう気をつけているので展開は遅いと思いますが、お付き合いいただけますと嬉しいです。
※領主、序盤はショタぎみですが成長まで書くつもり。
※エログロは他で発散してここには持ち込まない予定。(あーでも巨乳設定入れちゃったか……)
※各キャラそれぞれの事情があるため、完全な悪人は登場しないかもしれません。ざまぁは期待しないでください。
※お気に入り、しおり、感想、すべて感謝しています。露骨にやる気に直結するのでぜひお願いします。
※誤字脱字は、ない自信があります。もし発見された場合は報告して自信を打ち砕いてみてください。
※バックアップ代わりにカクヨムに転載していますのでご了承ください。
文字数 164,580
最終更新日 2022.02.02
登録日 2021.11.25
父から「婚約」話に嫌気がさしてきた彼女は、高等部への進級すら拒絶する父に二択で迫ってみる。このとき父親は楽観的に判断し、決まっていた結論を彼女に伝えられる。彼女は父親へ契約書を持ちかけたが、内容を確認せず父親は即決されるのだった。
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編集で非公開にするときがありますが、ご了承ください。
只今、休載中。
文字数 41,782
最終更新日 2021.12.30
登録日 2020.06.26
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万能の力、全ての真理、その具現であるドラゴンが支配する大地、『グラン・ドラゴニア』。
その大地にエルサス聖王国というさして目立たない国があった。
エルサス聖王国王都グラン・エルで暮らすハーフエルフの少年、リュイ・アールマーは魔術師ギルドの指示によってリュヴェルトワールという魔術師のいない街に派遣される。
ある目的を持って研究を続けながら、リュイは魔術を知らない人々と交流を深めていく。
この物語は後に世界を変えることになる、若き魔術師の日常を綴ったものである。
登録日 2021.08.06
――きみと出逢ったのは、遠い夏の日――
東京の会社を辞めて、祖母の骨董店を継いだ透のもとを訪ねてきたのは、ちょっと不思議な女の子。
彼女は売り物の古いフォトフレームを指さして、その中に入っていたはずの写真を探していると言う。色褪せた写真に隠された、少女の秘密とは……。
なぜか記憶から消えてしまった、十五年前の夏休み。初恋の幼馴染みと同じ名を持つ少女とともに、失われた思い出を探す喪失と再生の物語です。
※この作品はフィクションです。実在の人物・団体・事件などにはいっさい関係ありません。
文字数 16,588
最終更新日 2021.05.02
登録日 2021.04.30
平凡な毎日に嫌気がさしていた雨宮 皐月はつまらない毎日を送っていた。
そんな時、些細なきっかけで動画投稿を始めるが、それが同じクラスの日高 拓海にバレてしまう。
そこから始まる二人の関係が皐月を退屈から助け出す青春ラブコメディー。
※他の連載に差し障るので更新は火曜と金曜にさせていただきます。
文字数 60,969
最終更新日 2021.12.25
登録日 2021.06.08
この物語は、会社と家を行き来するだけの生活に嫌気をさしていた主人公『只野 健太 』(30歳)が、突然異世界に転生してしまったという物である。
※ 私はシリアスとかの作り方よく分からないので、ギャグやほのぼの等を含めた脱力系小説を目指して行きたいと思いますので、よろしくお願いしますm(_ _)m
文字数 2,538
最終更新日 2018.06.18
登録日 2018.06.09
ひょんな出来事から人間不信になって不登校になった俺は、母親に連れられて叔父の経営するフリースクールに行くことになった。パッとしないクラスメイト達に嫌気がさしていたが、実は1人1人それぞれが特殊な能力を持っている事がわかり、彼らはその能力を使って叔父の仕事の手伝いをしていた事が判明する。叔父が世界を股にかけたグーローバルな仕事をこんなチンケな安アパートでやっているなんて信じられなかったが、少しずつ危ない業界にまき込まれていって叔父が行方不明になってしまった、、、俺らのやってることってスパイなの?それとも商売なの?探偵なの?フリースクールじゃないの?大学って何?個性あふれる変な仲間との協力で叔父を探す捜査が始まった。
文字数 7,244
最終更新日 2023.12.11
登録日 2023.12.04
世界を救った勇者であるキースは無人島で一人暮らしを始めたが、魔がさして封印したはずの魔王を呼びだしてしまう。蘇った魔王は偽物だったが、キースはこの元魔王と二人暮らしをすることに決めた。
「それにしても、魔王は存外かわいい」
元魔王×元勇者で無人島暮らしはじめます。
登録日 2016.12.06
SNSを眺めていた俺はとあるエロアカをみつけた。映りが悪く顔すら映っていない下着姿の画像。さして珍しくもないその画像に俺は目を奪われた。女の背後に映っている壁。そこには俺と同じ高校の制服が映りこんでいたのだ。
ノクターンノベルズにも投稿しています。
文字数 20,882
最終更新日 2021.12.28
登録日 2021.12.25
19世紀末、大英帝国・首都ロンドン。
伯爵家の次男であるエドワード・マイヤーは、ロンドン市内で勤務する大学教授。彼がいつものように大学へ向かっていると、雨の中こうもり傘をさして歩く東洋人の男を目撃する。
男の名は、夏目総十郎(なつめ・そうじゅうろう)。彼は法律学を学ぶため日本から渡英した留学生で、エドワードの教え子となる人物である。
大学では教授と生徒の間柄の2人だが、同い年という偶然も相まって、少しずつ絆を深めていく。
第1部 ロンドンの切り裂き魔(第1幕~第3幕)
夜中に女性が何者かに殺害され、翌朝の新聞で大きく取り上げられる。ロンドン市内では連続殺人事件が発生しており、人々の多くは関心を持っていた。
エドワードはその日の夜、パブへ寄った帰り道に新たな事件の現場を目撃する。
現場へ急行したロンドン警視庁の警官たちは、巷を騒がせている連続殺人事件と同一犯によるものと考えていたが、依然その足取りを掴むことが出来ずに悩まされていた。
そこで、エドワードの動体視力の良さや推理力に目をつけた警察は、彼に捜査の協力を依頼することにした。悩みながらもこれを受け入れたエドワードは、夏目とともに事件を解決に導こうと奔走する。
第2部 受け継がれし野望(第4幕~第5幕)
ロンドン市内で発生した連続殺人事件から約3か月、王室より舞踏会の招待状が届いた。
時期を同じくして、レッド・ダイヤモンドの盗難事件が発生する。事件のあった宝石店から続く穴を頼りに捜査に乗り出す警察。
その日の夜、ロンドン警視庁の警部と首相がマイヤー家を訪れた。レッド・ダイヤモンドの奪還と、舞踏会を滞りなく終わらせられるよう、エドワードに依頼する。
エドワードは、連続殺人事件との関連も視野に入れ、夏目とともに再び捜査に協力することにした。
文字数 123,096
最終更新日 2024.01.24
登録日 2023.12.20
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あー、消えたい。
私の言いたいことが相手に伝わらないし空回りして、思ってもみないことを発言したりと。
私のこういうところは今始まったことではなく、幼少時からの延長線だ。
周りの大人は「何で、他の子と同じようにできないのか?」や「甘えからきているわがまま。」、「馬鹿。」などと言いたい放題。まるで、『私』という存在をこの世界から追い出すかのような心もない言葉。いっそ、「打ち消してくれていいのに。」と思う。こっちだって、こんな生きづらい冷たい世界に生まれたくて生まれてきたわけではないのに。
自分という存在にも嫌気がさしていて、そうぼんやりと思い耽っていたある冬の朝、私はいつも通りに出勤していた。
その日の朝はいつになく、手がかじかむぐらいに寒く、鹿の絵が刺繍されたお気に入りのミトンを両手に身に付けていた。
私はバス通勤なので、目的のバス停に向かっていた。到着すると側にベンチが設置されている。「座ろうか。」、躊躇ったが立って待つことにした。程なくしてバスが時刻通りに到着し、いつも通りにオフィスへと向かった。
そのお気に入りのミトンが片方ないのなに気付いたのは、帰宅して自室に籠ってからだ。機能性やデザイン性に優れておりとても気に入っていたので、大袈裟に言って絶望の淵に立っているような苦い感覚を今でも覚えている。自室の隅から隅まで探したが、やはり出てこない。愕然として「もと来た道を辿れば、あるかもしれない。」淡い期待を描きながら、寒い冬の帰宅路をUターンした。
街頭に照らされ、今朝のバス停がぼんやりと現れた。
私は信号が青になると同時に急ぎ足で、バス停に駆け寄った。
だが、私の淡い期待とは裏腹に求めていた片方のミトンは存在しなかった。
私はがっくりと肩を落とし、ため息をつきながら再び、自宅へと続く道のりへ歩を進めた。
しかし、翌朝想像もしない出来事が起こった。その日も出勤でいつものようにバス停へ向かっていると、遠目ながら見覚えのある片方だけのミトンがベンチの背もたれに丁寧に掛けられていた。
近付いて確認すると、やはり私のミトンである。再度間違いないか用心深く確認して、束の間、深い安堵と歓喜に包まれていた。いや、嬉しいを通り越して感動したのだ。
どこかの顔も知らない名前も分からない心優しい人が私がすぐに分かるようにと目立つようにベンチの背もたれに片方だけのミトンを掛けてくれたのだ。
もうすぐ、バスが到着するというのに私は人目憚らず、涙した。
つい最近まで、この世界に失望していた私だったが、「人生捨てたものじゃない。」と生まれて初めて思わされた出来事だった。
今でも、私と私の片方だけのミトンを再会させてくれた方はどんな人物か分からないので直接、お礼は伝えられない。
だが、その方のように「自然と他者に親切にできるような人間になりたい。」と思ったある冬の朝だった。
文字数 1,175
最終更新日 2021.11.26
登録日 2021.11.26