「モブ」の検索結果
全体で2,030件見つかりました。
聡明な魔女だった祖母を亡くした後も、孤独な少年ハバトはひとり森の中で慎ましく暮らしていた。ある日、魔女を探し訪ねてきた美貌の青年セブの治療を、祖母に代わってハバトが引き受ける。優しさにあふれたセブにハバトは次第に心惹かれていくが、ハバトは“自分が男”だということをいつまでもセブに言えないままでいた。このままでも、セブのそばにいられるならばそれでいいと思っていたからだ。しかし、功を立て英雄と呼ばれるようになったセブに求婚され、ハバトは喜びからついその求婚を受け入れてしまう。冷静になったハバトは絶望した。 “きっと、求婚した相手が醜い男だとわかれば、自分はセブに酷く嫌われてしまうだろう” そう考えた臆病で世間知らずなハバトは、愛おしくて堪らない英雄から逃げることを決めた。
【堅物な美貌の英雄セブ×不憫で世間知らずな少年ハバト】
※セブは普段堅物で実直攻めですが、本質は執着ヤンデレ攻めです。
※受け攻め共に、徹頭徹尾一途です。
※主要人物が死ぬことはありませんが、流血表現があります。
※本番行為までは至りませんが、受けがモブに襲われる表現があります。
文字数 218,487
最終更新日 2024.01.29
登録日 2023.10.30
神が世を治める無慈悲で神々しい時代。治癒奏者兼、商人のレゾア・オルフェティカは騎士団に攫われ、常日頃から前哨基地で性処理と戦場のために酷使されてありとあらゆる快楽を仕込まれていたが、ある日を境にその前哨基地の騎士団は壊滅状態となってしまう。
騎士たちを殲滅したとある神がレゾアの力をかって彼を眷属にするが、与えられた役目は「夜伽」だった。レゾアはやっと自由になれたと希望が訪れた矢先、神の力によって性器まで変えられ、結局は性奴隷のままなのかと落ち込んでいたが、神と人、体だけの関係だった二人の仲は次第に変化して行き……?
話に含まれる要素
モブレ/カントボーイ/溺愛/結腸責め/乳首責め/クリ責め/触手/暴力表現あり/陵辱/視姦/自慰/輪姦/複数/体格差/貞操帯/総受け/ハッピーエンド
受けの属性
少し強気 美人 健気 不憫受け 甘えん坊 溺愛
攻めの属性
執着攻め 溺愛 独占欲 絶倫 不憫
文字数 61,734
最終更新日 2026.06.27
登録日 2026.06.08
下町の古本屋で手にした一冊の古書。それが、アラフィフ薬剤師・東条静子(50歳)の運命を変えた。
気づけば見知らぬ異世界の薬草小屋。
若い美少女への若返りもなし! 現役のシミ・シワを引っ提げてトリップしたシズコだったが、ガチのラノベオタク(ただし紙の本派)でパラレルワールド大好物な彼女の肝は据わっていた。
「10代の学園モノなんて見飽きてるのよ。私はモブとしてひっそり生きるわ」
だが、そんなある嵐の夜。
魔物の毒に冒され、腰痛と老眼と過労でボロボロになった同世代のイケオジ辺境伯・グレイズが担ぎ込まれてくる。
「はいはい、おじさん無理しちゃダメよ」
シズコが普段通り処方したデトックスの漢方茶……それは、この世界では【規格外の魔力活性薬】だった!
みるみる毒が抜け、腰痛が治り、それどころか『10代の圧倒的な若さと美貌』を取り戻していくグレイズ。肉体の若返りと共に、長年枯れていたはずの男の煩悩が大復活した彼は、シズコに熱烈な電撃プロポーズをかます!
「貴女を私の妻として迎えたい!」
「いや私50歳よ? ホルモンバランス乱れてるの?」
温泉と漢方の試飲で、自分もちゃっかり美女に若返っていることに気づかない超鈍感アラフィフと、精神は50代・肉体は10代でムラムラが止まらない不器用イケオジの、すれ違いまくりな異世界セカンドライフ、爆誕!
文字数 23,124
最終更新日 2026.06.13
登録日 2026.06.13
最強魔術師×ゲーム知識ありの不憫なモブ
お知らせ
※現在執筆中の【3周目】はR18部分がない予定です。
R18目的の方は4章までしばらくお待ちくださいm(_ _)m
※ご注意
やや男性向け表現、無理矢理描写、クリ責め、ポルチオ責め、♡喘ぎ、濁音喘ぎが含まれます。
文字数 89,814
最終更新日 2026.06.10
登録日 2026.01.31
BL大賞20位。読者様ありがとうございました。
弟が生まれた日、足を滑らせ、階段から落ち、頭を打った俺は、前世の記憶を思い出す。
そして知る。今の自分は乙女ゲーム『王座の証』で平凡な顔、平凡な頭、平凡な運動能力、全てに置いて普通、全てに置いて完璧で優秀な弟はどんなに後に生まれようと次期王の継承権がいく、王にふさわしい赤の瞳と黒髪を持ち、親の愛さえ奪った弟に恨みを覚える悪役の兄であると。
でも今の俺はそんな弟の苦労を知っているし、生まれたばかりの弟は可愛い。
そんな可愛い弟が幸せになるためにはヒロインと結婚して王になることだろう。悪役になれば死ぬ。わかってはいるが、前世の後悔を繰り返さないため、将来処刑されるとわかっていたとしても、弟の幸せを願います!
・・・でもヒロインに会うまでは可愛がってもいいよね?
本編は完結。番外編が本編越えたのでタイトルも変えた。ある意味間違ってはいない。可愛がらなければ番外編もないのだから。
そしてまさかのモブの恋愛まで始まったようだ。
お気に入り1000突破は私の作品の中で初作品でございます!ありがとうございます!
2018/10/10より章の整理を致しました。ご迷惑おかけします。
2018/10/7.23時25分確認。BLランキング1位だと・・・?
2018/10/24.話がワンパターン化してきた気がするのでまた意欲が湧き、書きたいネタができるまでとりあえず完結といたします。
2018/11/3.久々の更新。BL小説大賞応募したので思い付きを更新してみました。
文字数 179,164
最終更新日 2018.11.24
登録日 2018.10.06
執着系ヤンデレ美形×鈍感平凡主人公。全4話のサクッと読めるBL短編です(タイトルを変えました)。
主人公は妹がしていた乙女ゲームの世界に転生し、今はロニーとして地味な高校生活を送っている。内気なロニーが気軽に学校で話せる友達は同級生のエドだけで、ロニーとエドはいっしょにいることが多かった。
しかし、ロニーはある日、髪をばっさり切ってイメチェンしたエドを見て、エドがヒロインに執着しまくるメインキャラの一人だったことを思い出す。
平凡な生活を送りたいロニーは、これからヒロインのことを好きになるであろうエドとは距離を置こうと決意する。
タイトルを変えました。
前のタイトルは、「モブなのに、いつのまにかヒロインに執着しまくるキャラの友達になってしまっていた」です。
急に変えてしまい、すみません。
文字数 5,488
最終更新日 2025.02.05
登録日 2025.02.03
俺は、敵組織ディヴァイアンに所属する、ただの雑魚モブ。
毎回出撃しては正義の戦隊ゼットレンジャーに吹き飛ばされる、ただのバイト戦闘員。
……の、はずだった。
「こんにちは。今日もお元気そうで安心しました」
「そのマスク、新しくされましたね。とてもお似合いです」
……なぜか、ヒーロー側の“グリーン”だけが、俺のことを毎回即座に識別してくる。
どんなマスクをかぶっても。
どんな戦場でも。
俺がいると、あいつは絶対に見つけ出して、にこやかに近づいてくる。
――なんでわかんの?
バイト辞めたい。え、なんで辞めさせてもらえないの?
――――――――――――――――――
執着溺愛系ヒーロー × モブ
ただのバイトでゆるーく働くつもりだったモブがヒーローに執着され敵幹部にも何故か愛されてるお話。
※他サイトでも掲載しています。
文字数 262,120
最終更新日 2026.05.08
登録日 2025.05.22
目指せ、健全な幼なじみ!!!
ある日階段から落ちて頭を打った俺は前世を思い出し、自分が前世で読んだBL本、『破滅の一途』に登場するモブキャラ成瀬要であることに気がつく。物語の中で要は自分の1歳年下幼馴染兼作中の主人公、漣颯斗に殺されてしまう!
颯斗は爽やか王子を演じるサイコパス的思考の持ち主で何にも興味が持てなかったが、初めて愛する人ができてようやく少し人間らしくなる。ところがその恋人を事故に見せかけられ失ってしまい、そのせいで周りの人間を信じられなくなった颯斗は狂ったように周りの人間を次々と手をかけてしまうのだ!!
そしてそう、その復讐劇の記念すべき最初の被害者が年上幼馴染の俺!!
うおおおい、マジか俺!!よりにもよって最初に死ぬんかい!!ただの年上幼なじみお兄さんなのに!!
俺は絶対死にたくねぇ……こうなったら、俺が何が何でも颯斗を真っ当な人間に育ててみせる!!!待ってろ颯斗!!!学園でも一緒に行動してやっからな!!
…ってアレレ?なんか颯斗の目つきおかしくね?
※こちらの作品はBLとなっております。
※ご存知の通り作者は語彙無し。
※誤字脱字、間違いは御手数ですがそっとお知らせ下さい。アンチコメントと荒らしだけはやめて頂きたく……。
※ごめんなさい展開がめちゃ早いです💦
※やや総受け気味
※幼なじみを真っ当に育てようとしたらいつの間にか王道学園の生徒達に目をつけられてしまう受けの話 ※人によってはグロいと感じる描写が含まれるかもしれません……
※ヤンデレ系の攻め
※稲井田そう様の作品『デスゲーム漫画の黒幕殺人鬼の妹に転生して失敗した』からの触発ですが、内容はほぼ掠っていません。颯斗のキャラクター性だけ参考にさせていただきました。
文字数 337,142
最終更新日 2026.06.26
登録日 2024.09.14
【あらすじ】
絶倫俺様マフィア幹部×プライドエベレスト級何でも屋
アメリカの裏社会でその名を知らぬ者はいない何でも屋、Ghost《亡霊》の異名を持つジェイド・ロックス・ハートは、ニューヨーク最大のマフィア組織、ブラッグウッドファミリーから、3億ドルの裏金と極秘データを奪い去った。その後ジェイドは、リゾート地で優雅なバカンスを満喫していたが、その平穏は一人の男によって打ち砕かれる。
男の名は、テオ・ブラッグウッド。
ブラッグウッドファミリーの次期ボス候補にして、『狂犬』の異名で恐れられる危険人物だった。ジェイドはテオに拉致され、アジトに軟禁されてしまう。
そこで突きつけられた条件はただ一つ。
――死にたくなければ、組織から奪ったものを取り返せ。
果たしてジェイドは生き延びることができるのか。それとも、狂犬に喰い尽くされてしまうのか。
-----⚠️注意⚠️-----
※本作はがっつりR-18表現があります。
とにかくエロ多めです。潮吹き、♡喘ぎ、濁点喘ぎ、汚喘ぎ注意です。
18歳未満の方は閲覧をお控えください。
※裏社会特有の暴力・殺人表現あり
※受けとモブの性的な絡みや行為を匂わせる過去の背景描写、未遂、事後表現等が含まれます。
※受けと攻めが幼少期に虐待されていた表現があります。苦手な方はご注意ください
文字数 55,816
最終更新日 2026.06.11
登録日 2026.06.11
エロゲー『桃色ハートクロニクル』の世界のモブに転生した主人公ルイス。
ただのモブなのをいいことに推しの悪役令息を思う存分見守ることにするのだが、なぜか、攻略対象たちから溺愛されてしまって。
ヒロインに助けを求めるがヒロインの中身は、おじさん(腐男子)で!
エブリスタ、ムーンライトにも掲載しています。
文字数 88,361
最終更新日 2026.05.24
登録日 2026.05.21
乙女ゲームの世界に転生した俺は、ただのモブキャラ。
推しキャラのレオンは、本来なら主人公と結ばれる攻略対象だった。
だから距離を置くつもりだったのに――
気づけば、孤独だった彼の隣にいた。
「モブは選ばれない」
そう思っていたのに、
なぜかシナリオがどんどん壊れていく。
これは、
推しの未来を知るモブが、運命を変えてしまう物語。
文字数 17,693
最終更新日 2026.04.02
登録日 2026.03.07
アイドル級に可愛い18歳の美少年、空。ある日、空は何者かに拉致監禁され、ありとあらゆる"性接待"を強いられる事となる。
※めちゃくちゃ可愛い男の子がひたすらエロい目に合うお話です。8割エロです。予告なく性描写入ります。
※この辺のキーワードがお好きな方にオススメです
⇒「美少年受け」「エロエロ」「総受け」「複数」「調教」「監禁」「触手」「衆人環視」「羞恥」「視姦」「モブ攻め」「オークション」「快楽地獄」「男体盛り」etc
※痛い系の描写はありません(可哀想なので)
※ピーナッツバター、永遠の夏に出てくる空のパラレル話です。この話だけ別物と考えて下さい。
文字数 257,512
最終更新日 2025.02.26
登録日 2018.04.28
「アイリーン、貴女との婚約は破棄させてもらう」
大勢が集まるパーティの場で、この国の第一王子セルディ殿下がそう宣言した。
はぁぁあ!? なんでどうしてそうなった!!
私の必死の努力を返してー!!
乙女ゲーム『ラベルシアの乙女』の世界に転生してしまった日本人のアラサー女子。
気付けば物語が始まる学園への入学式の日。
私ってヒロインなの!?攻略対象のイケメンたちに囲まれる日々。でも!私が好きなのは攻略対象たちじゃないのよー!!
私が好きなのは攻略対象でもなんでもない、物語にたった二回しか出てこないイケオジ!
所謂モブと言っても過言ではないほど、関わることが少ないイケオジ。
でもでも!せっかくこの世界に転生出来たのなら何度も見たイケメンたちよりも、レアなイケオジを!!
攻略対象たちや悪役令嬢と友好的な関係を築きつつ、悪役令嬢の婚約破棄を回避しつつ、イケオジを狙う十六歳、侯爵令嬢!
必死に悪役令嬢の婚約破棄イベントを回避してきたつもりが、なんでどうしてそうなった!!
やっぱり婚約破棄されてるじゃないのー!!
必死に努力したのは無駄足だったのか!?ヒロインは一体誰と結ばれるのか……。
※この物語は作者の世界観から成り立っております。正式な貴族社会をお望みの方はご遠慮ください。
※この作品は小説家になろう、カクヨムで完結済み。
文字数 77,841
最終更新日 2024.02.09
登録日 2024.01.29
【あらすじ】
「誰の記憶にも残らない」——分厚い眼鏡と地味なメイクで風景と同化し、自己主張をせず黙々と仕事をこなす伊藤凛。
しかしある日、信じていたエース社員の婚約者・中村涼太と、華やかな同僚・木村綾乃の浮気現場を目撃してしまう。
さらに涼太は「君を守るためだ」と甘い言葉で凛を洗脳し、自分たちが企てた横領の全責任を押し付けようとしていた。
頼みの綱であった直属の上司に助けを求めるも、彼もまた横領の共犯者だったのだ。
四面楚歌の絶望の中、凛は泣き寝入りする「モブ」であることをやめ、復讐を決意する。
持ち前の隠密スキルで完璧な証拠を手に入れた彼女は、社内で唯一彼らと癒着していない雲の上の存在——誰もが恐れる冷徹社長・桐生貴之のもとへ決死の直訴へ向かう。
しかし、最上階の社長室で証拠を見た冷酷な社長から突きつけられたのは、彼女の覚悟を試す思いもよらない「究極のテスト」だった。
復讐のためならプライドすら捨てる凛の狂気的な覚悟は、完璧主義なドS社長の「底知れぬ独占欲」に完全に火をつけてしまう。
「合格だ。君をコケにした連中に、最も残酷な現実を見せてやろう」
結ばれたのは、「偽装婚約」という名の悪魔の契約。
凛は社長の超高級ペントハウスに囚われ、「完璧な社長夫人」になるための、容赦なくも極上に甘いマナーレッスンを受けることになり……!?
有能なモブ社員による究極の「ざまぁ」と、ドS社長の逃げられない「極上の溺愛」が交差する、痛快サスペンス×溺愛ラブストーリー!
文字数 81,144
最終更新日 2026.06.27
登録日 2026.06.01
侯爵家の嫡男、レオン・アルファストと伯爵家のミュラー・ハドソンは建国から続く由緒ある家柄である。
7歳年上のレオンが大好きで、ミュラーは幼い頃から彼にべったり。ことある事に大好き!と伝え、少女へと成長してからも顔を合わせる度に結婚して!ともはや挨拶のように熱烈に求婚していた。
だけど、いつもいつもレオンはありがとう、と言うだけで承諾も拒絶もしない。
成人を控えたある日、ミュラーはこれを最後の告白にしよう、と決心しいつものようにはぐらかされたら大人しく彼を諦めよう、と決めていた。
そして、彼を諦め真剣に結婚相手を探そうと夜会に行った事をレオンに知られたミュラーは初めて彼の重いほどの愛情を知る
【お互い、モブとの絡み発生します、苦手な方はご遠慮下さい】
文字数 103,519
最終更新日 2022.08.30
登録日 2022.07.30
気づいたら、目の間には見慣れぬ天井が……オタクだったわたしはすぐに異世界転生したと気づいた。
……で? わたしは誰? 自分や両親の名前を聞いても該当の物語が思い浮かばないんだけど、主人公たちって良く「○○の世界に転生したんだ!」ってわかるよね?
ま、主人公だろうと悪役令嬢だろうと、あるいはモブだろうと平穏無事に過ごせればいいか。
これはローズマリー・グラースという公爵令嬢に転生してしまった主人公が、クセのある人物たちに翻弄されながらも平穏無事に生きていくお話。
わかりづらいですが、
前世の自分を語るとき:わたし、転生後の自分を語るとき:私
と、1人称の表記ゆれがありますが、誤字ではありません。
5月は1~3日は7:00と17:00の2回投稿。4日以降は7:00投稿
6月以降は偶数日7:00投稿となります
文字数 92,642
最終更新日 2026.06.26
登録日 2026.05.01
文字数 21,470
最終更新日 2023.01.28
登録日 2023.01.28
美形年下王子♡→→→幸薄ノンケリーマンです。
※当社比 糖度1000倍
もうすぐ結婚が迫った婚約者と一緒に結婚式場を見て回った日の帰り道、急に足元の地面が光って、魔法陣のようなものが浮き上がり、眩しい光に目を閉じた。
次の瞬間には見慣れた街の風景はなくて、全く見知らぬ場所にいた。
そこは、まるでヨーロッパの大聖堂の中のようだった。
周囲の神官のようないでたちの者たちは「召喚が成功したぞ!」と声を上げて喜んでいる。
これはもしや、アニメなどでよく見る異世界召喚というものが行われたのではないだろうか?
「聖女様だ!」
「聖女様の召喚に成功したぞ!」
はい。モブ決定。
勇者ではなく聖女をお求めってことは、つまり、召喚されたのは俺の婚約者であり、俺は巻き込まれただけのモブだ。
ああ、またかと俺はなんとも言えないガッカリした気持ちになる。
俺はこれまで恋人ができる度に他の誰かに奪われてきた。
しかし、今回は身近な人に奪われなかっただけマシかもしれない。
「ねぇ、佐伯さん! 私が聖女ってことよね?」
「おそらくそうだと思うけど、それを聞くのは俺じゃなくて、この神官っぽい人たちじゃないですか?」
「いやね。勇者召喚じゃなかったからって拗ねないでよ。ちゃんとあなたのことも養ってくれるように、偉い人には私からお願いしておくわ」
さて、この見知らぬ世界でどう生きていくべきかと考えていると、一人の美男子が進み出てきた。
地球なら間違いなく、ファッション雑誌の表紙を飾っていそうな顔立ちと体型だ。
婚約者をチラリと見れば、一目で恋に落ちたことがわかる。
「私はこの国、神聖国の第一王子 フラウィアン・ガーニウスロキです。聖女様、どうか、この国をお救いください」
美男子と婚約者が手と手を取り合うところなど見たくなくて視線を床に落としていると、目の前に白い手袋をはめた手が差し伸べられた。
この手はなんだろうかと顔を上げると、先ほどの美男子が俺に向けて手を差し出していた。
「……え?」
えっと……これは一体、どういうことなのだろう?
文字数 31,257
最終更新日 2026.06.24
登録日 2026.02.05