「冷蔵庫」の検索結果
全体で84件見つかりました。
不気味でいてユーモラス、悲愴でいて可笑しい。どこか悪夢めいた三十の掌編からなる短編夜話集。
氷上のバッハ/心地よい悪夢/小猿のラブサ/顔が心臓のような群集の中の老婆/老人と石像/開枕/酔っ払いの天使/種を蒔く人/
居酒屋へ/森の中の風車/愛を喰う/ある泥棒の末路/廃墟へ/家族の絆/狭間/アフター・ザ・パーティー/アルテ・ペルソン・カガ・ビエゾの最後/
酔いどれ奇談/冷蔵庫の中の女/世界の半分/イヌフグリと少女/ある死の真相/ハバロフスクの女/欠伸/ピアノの前のソラ/川と小鳥/
二人分の痛い魂/イグアス/ミミズクの詩
文字数 1,781
最終更新日 2015.08.09
登録日 2015.08.09
俺は、物流業界のトラック運転手である。
あぁーーーーーーもう駄目だ。死ぬ。
体が動かない。
栄養ドリンクに眠気覚ましのコーヒー、くそったれな社畜人生。
もう疲れた。
俺は今日、初めて会社を休んだ。上司に休む連絡をしたが、散々文句を言われた。
もう会社に行きたくない。
俺は一体どこで何を間違えたというのか?
考えるのは疲れる。とりあえず寝よう。
数時間寝たつもりが、目が覚めると1日経っていた。
慌ててスマホを確認すると、上司からの着信履歴やメールが数十件きていた。
もういいや、考えるのはよそう。
お腹が空いたので冷蔵庫を漁るが、ろくなものが入っていない。
…買い出しに行くか。
買い出しのために商店街を向かった。
文字数 671
最終更新日 2021.08.08
登録日 2021.08.08
文字数 4,600
最終更新日 2020.09.25
登録日 2020.09.24
2045年、世界中プレイヤーが切磋琢磨やり込んでいるVRRPG『Virtual Reality Role-Playing Game』が存在する。
それが
RefakeRemakeRewrite【RRR】リフェイクリメイクリライト
世界は金で成り立つ均衡社会は終わりを終えた。
この仮想世界【RRR】で得た人間の脳から発するマイクロプラズマ【mp】を持ち入り人間の創造【想像】で気体、液体、個体に変化することができるようになった。2040年には【資源脱共同社会】へと変わり資源を奪い合う醜い戦争は無くなった。
2035年隕石落下直後に検出された物質mpが発見される。
それは動物に付着し使用【想像、創造】すると別の物質となることがわかった。ある人物は危機を感じた。「これが戦争の火種となる」と。
ある人物は使用するとmpは減るそれなら増やす方法を考えた。
2036年mpは人間の喜怒哀楽が高いほど物質【例えば冷蔵庫】を作るmpがOver【喜怒哀楽により120%】して余分なmp【20%】を回収することができる。
それをうまく利用したのが
2038年RefakeRemakeRewrite
VR MMOで使用するhead gear【頭に装着する物】からmpを回収する。
2040年資源脱共同社会
RefakeRemakeRewrite 30億人突破と同時に世界各国にmpを緩和し【資源脱共同社会】と世界は平和の道を辿る。
2038年から2045年に
RefakeRemakeRewriteの規約が増えた。
主に
16歳以下は戦闘撤廃
義務教育【中学まで】必須
わいせつな行為
等色々とルールが課せられている。
違反した者は永久banとなる。
主人公である不死川恵巳【ふしかわめぐみ】は待ち望んでいた偵察隊から討伐隊になることができる年齢になりこのゲームの本来の楽しみ方モンスターを狩るという楽しさを味わえる職種につくがそれはあまりにも過酷な旅の始まりだった。
このゲーム、RefakeRemakeRewrite【RRR】リフェイクリメイクリライトの謎を辿る物語である。
文字数 1,853
最終更新日 2023.01.02
登録日 2023.01.02
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ピザのはなし
2023/03/06
明日日本に一時帰国を予定している私たち夫婦の冷蔵庫は前日の夜にして空っぽ。昼はなんちゃってプッタネスカのペンネを食べたが夕方にはお腹が鳴り出した。
一日一食が定着してきたとはいえ、お腹が空いたときは食べる。
ゴミ出しをすませた私たちは夕焼けがなくなる頃に、家から徒歩1分程の場所にあるピザ屋に行った。元々あることは知っていたが、引っ越して三か月、未だ利用したことはなかった。
外観は向かって右にレストラン、その隣にテイクアウト専用窓口がある。住宅街の海に面した場所でなかなかに静かで雰囲気が良かった。テイクアウトしたい旨を伝えると、女性スタッフが隣の窓口を指定し私たちは表に出ているメニューを見て各々のピザを頼んだ。
彼はプルドポークピザ、私はマルタピザ。ここはマルタ共和国だ。
待っている間にマルタビール代表のCISKを飲み、公園で遊ぶティーンエージャーカップル達をぼんやりと眺めた。三十分程はたっただろうか、そろそろ出来たかと覗いてみると既にボックスに納められたピザが放置されていた。流石マルタだ。出来た途端に声をかけてもらえるだなんて期待することはナンセンスなのである。
私たちはピザボックス二枚を抱えて不良エレベーターの横を通り過ぎ階段で四階まであがると一目散に手を洗いピザボックスの蓋を開けて喰らいついた。
ピザといえば日本ではピザーラのクリスピータイプ照り焼きチキンピザを好んで食べる。時々無性に食べたくなるジャンキーへの渇望はなんなのだろうか。あれは突然現れ食べたらすぐに罪悪感というものに変わっていく。イタリアのミラノで食べたピザ、マルタのピザ専門店、意外にもいろいろな所でピザを食べてきたが、このピザが美味しかった。
彼のプルドポークは照り焼きチキンの照り焼き味に似ていて豚は柔らかくチーズは具の下に敷いているスタイルで、チーズだけの味にならないし生地が薄くて重くない。私のマルタピザと命名されたピザは、マルタソーセージというマルタ名物がっつり生ソーセージが満遍なくトッピングされていてトマトベースだった。こちらもぺろりと食べれてしまった。
「これ、好きだなあ、」
彼がしんみり呟いて、それから日本でピザーラ頼まなくて良くなった。と言った。
私は彼が美味しい物を食べた時に目を瞑って舌に意識を集中させる顔を見るのが好きなのだが、久しぶりにその顔を見ることが出来て私も大満足である。
夏には海で泳いだ帰りにびちょびちょの水着のまま注文し、テラス席でビールを飲みながら待つように、マルティーズスタイルにあやかってみたいものだ。
文字数 1,074
最終更新日 2023.03.27
登録日 2023.03.27
文字数 444
最終更新日 2019.05.31
登録日 2019.05.31
地球でブラック企業に勤め、疲れ果てていた『赤坂 正司(あかさか しょうじ)』。地方から上京したはいいけれどサービス残業、休日出勤、更には家族無し。そんな疲れ果てた彼の稀なる休日、冷蔵庫の中身もなく昼間にご飯に出かけると、ふと声をかけられる。
『ショージさん、私達の世界に転職してくれませんかっ!』
(この作品は小説家になろう様でも掲載しております)
文字数 14,564
最終更新日 2022.03.09
登録日 2022.02.21
生活を豊かにする発明を促すのはいつも戦争だ――
そう口にしたのは誰だったか?
その言葉通り『煉獄の祝祭』と呼ばれた戦争から百年、荒廃した世界は徐々に元の姿を取り戻していた。魔法は科学と融合し、”魔科学”という新たな分野を生み出し、鉄の船舶や飛行船、冷蔵庫やコンロといった生活に便利なものが次々と開発されていく。しかし、歴史は繰り返すのか、武器も同じくして発展していくのである。
そんな『騎士』と呼ばれる兵が廃れつつある世界に存在する”ゲラート帝国”には『軍隊』がある。
いつか再びやってくるであろう戦争に備えている。という、外国に対して直接的な威光を見せる意味合いの他に、もう一つ任務を与えられている。
それは『遺物の回収と遺跡調査』
世界各地にはいつからあるのかわからない遺跡や遺物があり、発見されると軍を向かわせて『遺跡』や『遺物』を『保護』するのだ。
遺跡には理解不能な文字があり、人々の間には大昔に天空に移り住んだ人が作ったという声や、地底人が作ったなどの噂がまことしやかに流れている。
――そして、また一つ、不可解な遺跡が発見され、ゲラート帝国から軍が派遣されるところから物語は始まる。
文字数 295,427
最終更新日 2024.04.21
登録日 2020.07.15
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ある日、一人暮らしの平凡な高校生、横峯春秋が家に帰ると、そこには『天使』がいた。
背中に純白の羽を生やし、頭に光の輪っかを浮かべた、正真正銘の天使だった。そしてなぜか一心不乱に冷蔵庫の食材を漁っていた。
どうやら、春秋は"天使の育て親"に選ばれたらしい。いつのまにか部屋にあった謎のデバイスを通して、謎の女性は言う。
「あなたにはその天使を育てて、地球滅亡の危機を救ってもらいます」
ダメダメ天使を育てて世界を救え!?天使育成生活スタート!
文字数 25,363
最終更新日 2019.09.29
登録日 2019.09.08
藤野 玄人は、転生した。
スキル《冷蔵庫》と共に。
藤野 玄人は、会社の先輩と呑んだあと、家で水を飲もうと、冷蔵庫から天然水を出して、コップに注ぎ、仕舞った。
ただ、冷蔵庫のドアを閉めるのが強すぎたのだ。
それに、固定していなかった。
つまるところ、それはーー倒れてきたのだ。
冷蔵庫の下敷きになって死んだ藤野 玄人は、転生した。
そのときに、女神からスキルを授かる。
生前に、自分が大切にしていた物、自分の役に立ちたいと思っていたもの。
その物の魂がスキルや装備になると、大きな効果を発揮する。
そして、藤野 玄人に対しての物は…冷蔵庫、だった。
こうして、スキル《冷蔵庫》と共に転生した藤野 玄人の物語が始まる。
文字数 23,045
最終更新日 2019.08.14
登録日 2019.08.11
「ちなみに今日ハンバーグが食べたくてですね……」
「冷蔵庫の中身は?」
「あ、レトルトカレーの固形ルーなら」
「それ冷蔵庫に入れておくものじゃないんですけど?」
自殺しようとしていた女と、家政婦が欲しい男の物語。
作品が続くかどうかはよくわかりません……作者の気力次第。
とりあえず女と男はそのうちいちゃつき始めるんだろうけどそんなものまで書くほど体力が続きませんでした。体力を恵んでください……
文字数 3,178
最終更新日 2017.02.26
登録日 2017.02.26
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枕元に置かれたスマホの画面が振動音と共に明るくなる。
ゆっくり体を起こして物音を立てぬ様に慎重に歩き、寝室のドアをそーっと閉める。まだ明るいスマホの画面には、たーちゃんという登録名の下に、もう直ぐ着くよ(ピース)の文字。
お付き合いしている頃から変わらない夫の登録名に、大丈夫だよ(笑顔)と返信をする。
台所へと移動して冷蔵庫からサラダボウルを取り出し、ラップを外してからテーブルに置く。コンロの前に立ち、お鍋の蓋をとる。おたまでかき混ぜると淡い香りが鼻をくすぐる。
小さめのジャガイモを手でつまんで口に入れようとした時に、リビングのドアが開き、大きな荷物を抱えた夫がそーっと帰ってきた。
小さい「ただいま」という声に、口をもごつかせながら「お帰り」と返す。照れ笑いを浮かべる私に、イタズラを見つけた母親みたいな笑顔が向けられていた。
クリスマスイブからクリスマスにかけての三瀬家が舞台です。
夫婦の会話がメインとなります。
文字数 22,755
最終更新日 2024.01.21
登録日 2023.12.15