「針子」の検索結果

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歴史・時代 連載中 短編
十九世紀オーストリア。 ウィーン帝室図書館の地下書庫で、一冊の古い手記が発見された。 そこに記されていたのは、存在しないはずの王国「エルミア」と、一人の王女の記録。 古手記を読み解くホーフブルク官僚ルーカスは、革命前夜の現実の中で、エルミア王女の記録をしたためた青年文官のフレートに、自分をなぞらえ手記に魅了されてゆく。 当たり前の日々を当たり前の使命として励むルーカスの耳に銃声が響く。 混乱してゆく宮廷。民衆の罵声。 皇帝一家すら亡命する中、ルーカスはたった一人手記を読み解き続ける。 一方、手記内のフレートは、王女に触れるにつれ自らの信じていた世界の深淵を知り、人間とは、王族とは何かを問われる。 手記を最後まで読み終えたルーカスが「記録を残す意味」を問われた時、決断し出した答えは、英断でもなんでもない。 書物に惹き付けられた、ひとりの人間の意思。 ウィーン三月革命を舞台に、ふたつの物語を綴った歴史小説です。 本作はムソルグスキー『展覧会の絵』の構成を参考にしています。 ルーカスの語りは、展示を巡るプロムナードのように進み、その歩みは少しずつ変化していきます。 ※アルファポリス25周年カップ145位
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小説 226,360 位 / 226,360件 歴史・時代 3,248 位 / 3,248件
文字数 62,733 最終更新日 2026.07.02 登録日 2025.10.26
ファンタジー 連載中 長編
 さく、さく、ひと針通すたび、淡く小さな光の粒がふわんと布に浮かぶ。木枠にはめられた絹のハンカチに刺繍糸の花が咲く。  ――これを使う人が、きっと、悲しくならないように。  私は願いながら手を進める。  魔力は素直だ。  心に迷いがあると色が濁る。だから、それだけを考えながら手を動かすのだ。そうして仕上がった刺繍を、必要としてくれる人の元へ届けよう。 「魔力は『想いの力』なの」  母の口癖だった。  この世界は、心を込めて作ったものにはそれがなんであれ魔力がこもる。込められた魔力は光の粒となって私たちを照らすんだ。  針仕事で生計を立てているルチアーナ・カフィ。ある日いつも通り仕事をしていると見えないはずの妖精が現れて――。 ※カクヨムさん、小説家になろうさんでも掲載しています。
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小説 226,360 位 / 226,360件 ファンタジー 52,576 位 / 52,576件
文字数 43,022 最終更新日 2020.07.19 登録日 2020.07.06
ファンタジー 完結 長編
仕立て屋のライセンスを取得したばかりの少女アイリスは自分と同じ名前のお店「仕立て屋アイリス」の扉を開ける。店長の男性へとここで働かせてもらえるようにと頼むと、一年間店長として働けたならやとってもいいと条件付きで仮契約をすることとなった。 新米店長となってしまったアイリスは失敗やドジを繰り返し成長していく。果たしてお客様を満足させる事ができるのか?この物語は新米店長となってしまった少女の奮闘記である。
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小説 226,360 位 / 226,360件 ファンタジー 52,576 位 / 52,576件
文字数 326,606 最終更新日 2023.11.19 登録日 2019.07.27
歴史・時代 連載中 長編
舞台は初夏の熱風が吹き抜ける、大江戸八丁堀。 うらぶれた長屋の片隅で、古着の「お直し処」を営む美しき女主人・おたま。 椿油で手入れされた白い指先から繰り出される彼女の針仕事は、まさに神業。衣服の傷を修復するだけでなく、そこに込められた人々の想いや、千切れかけた不器用な絆までも完璧に縫い合わせてしまう。 しかし、下町のしがない針子として生きる彼女には、決して誰にも明かせぬ壮絶な「秘密」があった――。 驚異的な「数理の目」を持ち、針を通す仕草に息を呑むような気品を漂わせるおたま。彼女が名前を捨て、過去を捨ててまで、ただ一振りの針を誇りとして生きる理由とは? そんな彼女の前に現れたのは、小汚い野良犬を装いながらも、圧倒的な剣気と底知れぬ闇を纏った謎の素浪人・松葉。 おたまが施す「魂の針仕事」に魅せられ、時に不敵に、時に不器用におたまの背中を守る彼もまた、大江戸の勢力図をひっくり返すほどの「裏の顔」を隠し持っていた。 ある日、長屋の貧しい少年が持ち込んできた、引きちぎられた衣服。 そこから、おたまがずっと胸の奥底に封印してきた凄惨な過去の因縁、そして大江戸の最高中枢に渦巻く巨大な国家の陰謀が、静かに、しかし容赦なく牙を剥き始める。 絡み合う嘘と真実。襲い来る冷酷な暗殺者の影。 逃れられぬ運命の糸に手繰り寄せられるように、八丁堀の小さなお直し処は、日の本全土を揺るがす壮大な戦いへと巻き込まれていく――! 「衣服であれ何であれ、目の前に大きな綻びを見つけてしまったのなら……それを一本の糸で美しく直すことこそが、職人の務めですもの」 長屋の仲間たちと紡ぐ温かな人情劇の裏で、加速していく緊迫の算術サスペンス。 おたまがその細い指先で一本の糸を引き絞るとき、大江戸の運命が激しく動き出す!
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小説 226,360 位 / 226,360件 歴史・時代 3,248 位 / 3,248件
文字数 250,794 最終更新日 2026.06.13 登録日 2026.05.25
ファンタジー 連載中 長編 R15
『不遇なお針子』と『不運な騎士』の2人が織りなす、紡ぎ唄のように連綿と続く絆の物語 ※『小説家になろう』より転載 (2026/05/19) ※加筆・修正した改訂版になります ※世界観に合わせたルビ振りの多い作品になっています ※R15表記は、保険です 【作品キーワード】 異世界ファンタジー / ハイファンタジー / 女主人公 / 身分差 / 宮廷 / 騎士 / 裁縫 / 職人 / じれじれ / すれ違い / 忠誠 / 皇帝 / シリアス / 絆
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小説 226,360 位 / 226,360件 ファンタジー 52,576 位 / 52,576件
文字数 65,651 最終更新日 2026.06.15 登録日 2026.05.19
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