「内定」の検索結果
全体で99件見つかりました。
16歳の誕生日を前にバートリイ公爵家の四女は第三王子エドガーとの婚約内定を白紙撤回されてしまう。国益のためと諦めた彼女は新たな生き方を見つける。
数年後、ランバート辺境伯ロバート・アルバート・マカダムは隣国の侵略から国土を守るため、辺境伯家の家訓を守って領地を治めていた。
軽佻浮薄な王都の流行を嫌うロバートの耳に入って来たのは都で流行している万聖節(ハロウィン)の祭での仮装。ロバートは隣国の間諜(スパイ)が変装して侵入したら危険極まりないという理由で触れを出す。
「10月31日に仮装して領内を練り歩く者は逮捕する」
これに怒ったのは城下の菓子屋で働く若き見習い職人アデル。
お触れの撤回を直訴するため城に向かったアデルは偶然ロバートを狙撃から助けることに。
けれど二人の間の溝は深い。
態度の大きな上腕二頭筋の発達した女職人と頑固な割れ顎の辺境伯は果たして理解し合えるのか。
なお、この作品は他サイトで発表した作品を増補改訂したものです。
文字数 128,206
最終更新日 2022.02.12
登録日 2020.01.29
ネコ好きな松岡陽和✖︎内定ゼロな就活生小松陽琉
・松岡陽和(まつおかひより) 28歳
大のネコ好き
仕事は、古本屋
ネコが大好きすぎて、一日中ネコといないと死んでしまう。
夢は、ネコカフェを開く
・小松陽琉(こまつはる) 22歳
山岡大学4年生文学部 就活生。
夢は、小説家
だけど、その夢は誰にも言っていない。松岡と会うようになり、夢を叶えようと希望を持つようになる。
夢を叶えようとしている人達が、古本屋『松岡』で不安と喜びを感じながらも 叶えようとする物語。
夢を持っているあなた、持っていない君に読んでもらいたい小説となっています!
どうぞ、楽しんで読んでいただけると嬉しいです!!
文字数 56,617
最終更新日 2020.05.24
登録日 2019.12.11
僕はニートだ。十六歳にして、学校へ行かずに家で寝てばかりいる。父と母は、会社に仕事へ。弟は学校へ。私は昼から夕方にかけて一人で自宅警備をする。自宅警備といっても、パソコン、テレビ、パソコンである。これが私の今の全てである。
今日もいつも通り家族が各々、社会に身を埋めに行くのを見送り、そして僕は一人になる。なんだか、不意に哀しくなる。自分を不甲斐なく思う気持ちからだろうか、それとも単純に一人になった孤独からだろうか。
自分は一体どこで道を踏み外したのだろうか。思い当たるのは一つしかない。それは自分の嘘にあるんだ。全てはあの一言。でもあれは嘘とは言わないかもしれないが、それは結果次第で嘘にもなるし、肯定されるかもしれない。僕は家族に嘘をついたのだ。それはタチの悪い嘘かもしれない。僕は中学三年生の時、両親に高校受験をしないことを告げた。その時の、二人の驚愕の表情は今でも鮮明に頭の中に焼き付いている。どうやら母の方はなんとなく気づいていたらしい。二人はそれから機関銃の様に、質問を浴びせた。父親が、「そしたら、お前は来年から働くのか!」と少々強く言ったところを私は間髪入れずに言った。
「来年からは、働かない。再来年も働かない。二十歳になるまで働かないよ。どうか怒らないで最後まで聞いて。僕は今現在、英検準一級を持っているよね。そして、多分、来年には一級を取得すると思うんだ。そうすると、働かなくてもいいんじゃないかと思うんだよね。なぜなら、英検一級を持っていると非条理勤務講師、塾講師といった仕事に就きやすいんだ。というか、もう就職決定した様なものなんだ。だから、学校行くのがバカらしくなったんだ。だって、学校の目的といったら、それは良い会社に就職すること。僕は、もう目的を果たしてしまったから問題無いという訳なんだけど。そういうことなんだ。」
なんと僕は親を説き伏せてしまったのだった。英検準一級を取得していたのは事実だったけど、就職の内定は全くデタラメだったのに。しかし、そのデタラメというか、嘘を真実に近づけるべく僕は英検一級を去年、取得した。親は何を思っているのか追求してこなくて、それがかえって僕の精神を蝕む。時々、哀しくなるのも嘘をついてる自分がいるからかもしれない。今となっては、赤子の頃から両親が英語を僕に教えていたことに感謝してやまない。なんせ、僕から英検一級の肩書きを消し去ってしまったら、もうなにもないから。社会的に死ぬから。動物のテレビを見ながら、弟と笑っている時、不意に哀しいなる。ネットサーフィンしてて、気づいたら朝だった時、絶望を感じる。嘘をつきながら、こんな堕落した暮らしをしている自分が哀しくなる。
文字数 97
最終更新日 2017.05.19
登録日 2017.05.19
六月上旬のある金曜夕方。大阪在住の瓦谷慶一は就活帰りにたこ焼きそっくりなモンスターに遭遇する。愛用のビジネスバッグで叩いて退治した直後、佐桜里と名乗る少女達からこのゲームからリアル大阪府内に飛び出してしまったご当地モンスター退治のために勇者として協力して欲しいとお願いされゲームも手渡された。頼もしい大人の男の人が必要だからということで慶一は引き受けてしまう。佐桜里はゲーム内のヒロインキャラで他の四人の女の子は現実世界のごく普通の小中高生だという。小四の羽音、中二の桃絵、高一の舞衣の三姉妹と、舞衣の親友の千景。佐桜里はゲームシステムを説明するため一晩慶一宅にお世話になると言い張る。慶一は当然困惑するがゲーム内で過ごすから心配ないと言われ、連れて帰ることに。慶一は帰宅後、そのRPGを自室でプレイしてみた。従来のRPGの設定とはいろいろ違い現代日本が舞台、敵もご当地関連のものがモンスター化されている。魔法は一切使えないなどリアル近似な世界観だという。こんな経緯があり勇者の慶一、三姉妹、千景。案内役の佐桜里の六人パーティで土日を利用して装備を整え、敵モンスター退治にリアル大阪府内を旅することに。
文字数 102,051
最終更新日 2021.04.25
登録日 2021.04.25
人の中で生きる、その難しさは、どんな世も変わらない……
シュナは、学力、ルックス、そして魔法の技術、すべてが平凡の白魔道士。
そんな彼女が内定したのは、記念受験にと受けた名門騎士団パーティ、
「フランツ騎士団」であった。
不安な気持ちを抱えつつも、入団したシュナ。
そんな彼女に待ち受けていたのは、中傷、孤独、そして渦巻く陰謀だった。
「都合の良い夢物語」ではない、現実と向き合うための、ファンタジー小説です。
文字数 3,850
最終更新日 2016.04.20
登録日 2016.04.20
内定が出ない!
そんな中出会った謎の企業『THE BRAVE』。
お仕事は勇者になって世界を救うこと!?
生きるために命を賭けろ!
文字数 252
最終更新日 2023.08.31
登録日 2023.08.31
───局長には人類の緩やかな衰退、〝終末〟を執行して頂くことになっております
どこにでもいるパッとしない青年、ルディー。
未曾有の就職難の中、唯一内定をもらえた会社は、なんと超優良企業『ラプトル』だった。
意気揚々と出社するが、任せられた仕事は〝終末の執行〟だった
文字数 38,622
最終更新日 2020.08.21
登録日 2020.08.19
学校で内定がないまま卒業し非正規の末、三十路目前でやっと掴んだ正社員の職にしがみ付くブラック社畜の主人公(33)。
少ない休日時間に副職で稼げないかといろいろネットビジネスをかじるもうまく行かず、今日とて会社に泊まり込みの日々。
ある日、珍しく定時に上がれたので疲れで眠い目をこすり自宅へ車を走らせると、対向車線に大型トラックが対向車線からはみ出していた。
気がつくと、異世界に転生していた。僕が女神にもらったスキルは配信&投稿とほか数個だった。
-知名度が上がると強くなる」??!!-
そんな、主人公が異世界で動画配信&投稿をしながら、仲間を増やしハーレムを作っって最強を目指しちゃう? 目指せ金の再生ボタン。
のほほんドタバタハーレムコメディです
のんびり書いていきますので読んでいただければ嬉しいな。
登録日 2019.01.03
登録日 2020.10.13
時は、世紀末。
隕石墜落による地球滅亡。
環境変化による大陸水没。
機械の誤作動、疫病の流行⋯⋯⋯
破壊と滅亡を連想するワードが日常を飛び交う中、地域交番勤務の警察官三谷 文哉はある新興宗教団体の内定調査に向かっていた。
隕石墜落なら、防衛省。
環境変化なら、賢い学者様。
機械の誤作動、疫病の流行も全部その専門家に任せるからよろしくやっておいてほしい。
今回の事案は、果たして自分のテリトリーか、越権行為なのか。
BLove様第三回短編小説コンテストテーマ『世紀末オメガバース』応募作品第ニ弾
文字数 11,275
最終更新日 2020.08.04
登録日 2020.08.04
『七年前』
ブリドン王国、モツイラ騎士学校の卒業式。
一組男女の卒業生が決闘事件を起こす。
その二人は騎士学校卒業試験を歴代最高点でクリアした最優秀生徒である。
一人はブリドン王国公爵家の次女。
一人はブリドン王国男爵家・・・から推薦してもらい騎士学校に入学していた平民。
その決闘の結末、勝利したのは公爵家の令嬢。
男の方は右腕を切断する重傷を負う。
二人の卒業後は騎士団に内定が決まっていたが公爵家令嬢は見習いをすっ飛ばし近衛騎士に、平民の男は内定が取り消され永久追放処分。
男は公爵家令嬢に決闘を申し込み傷を負わせたことにより卒業資格を取り消し、騎士学校を退学させられ、王都と公爵家の領地に立ち入りを禁じられた。
世間では自分の力に酔いしれ思い上がった平民の男が公爵の令嬢に決闘を挑み、無様に返り討ちにあい逃げ去ったと、だが、真相は違う。
実は卒業式当日、公爵家の令嬢が平民の男を人気のない場所に呼び出し、なんと愛の告白したのだ。
その現場に令嬢の兄、次期公爵家当主(シスコン)が目撃して後ろから斬りかかり平民の男を殺害しようとしたのだ。
この醜聞が流れるのは公爵家とっては相当にまずい。
現当主、令嬢の父は噂が広がり過ぎて騒ぎをなかったことにはできないと判断し、公爵家側の都合の良いような内容にした。
平民の男は自分を推薦してくれた男爵家に迷惑が掛からないようにするという条件でそれを了承し王都から姿を消した。
『現在』
平民の男は冒険者・・・ではなく自作した銀細工を売る露店商をやっていたが全く売れず路上で寝る生活を送っていた。
だがその生活はモンスターに襲われていたある少女を助けたことにより一変する。
『貴方の異能力は普通じゃない!!!』
彼は銀を生み出し操る異能力が使えたが、彼の生み出す銀はただの銀ではなく、というより名前に銀は付くが全くの別物で『聖王銀』と呼ばれるものだった。
聖王銀・・・古の獣王が生み出したと云われ、本来この世界には存在しない物質。
永遠に錆びず、熱に強く、形を変える事は非常に困難、あらゆる病を払い除ける力を持つと伝えられている。
その価値、指輪一つで一生を遊んでくらせるものだった。
この世界には異能力や魔法が存在し、獣人やエルフといった特殊な人種も存在する。しかしその中でも男の力は群を抜き異質であり注目を浴びるようになる。
平民の男は犬の獣人(本当は絶滅したと云われている狼の獣人)。
本名は捨て、現在はアガトラムと名乗る。
彼は一体どうなってしまうのか?
文字数 31,937
最終更新日 2020.02.02
登録日 2019.06.10
男爵令嬢のエルメは伯爵令息レンダン・ゴドリーとの婚約が内定する。両家の挨拶ではレンダンの母親が体調不良を理由に欠席。エルメは彼の母親になるべく早く挨拶したいと考えていたのだが、なぜかその機会がなかなかやって来ない……。
文字数 6,622
最終更新日 2023.10.08
登録日 2023.09.21
「あなたのためなら何でもできる。」
小さい所領の男爵家ひとり娘のユーリアは、由緒ある侯爵家への結婚が内定した。それもこれも「あの子」のため。それを近くで見つめる騎士イザークにも秘められた想いがあった。
しかし2人には秘密あり、それが2人の運命を狂わせていった。
文字数 54,890
最終更新日 2024.05.02
登録日 2024.04.18