「笑い」の検索結果
全体で2,214件見つかりました。
文字数 942
最終更新日 2024.03.05
登録日 2023.03.10
この体は、全ての細胞を使って『暑い』という感覚を激しく知らせる。
テレビの天気予報も『暑い』と言い切る。
この4畳半のアパートも暑さにきしんでいる。
風鈴を手にとり、耳元でうるさく鳴らせる。
鳴らせた後、投げ壊し、目の前にあるそうめんを食べることにする。
わさびを入れようとあたりを探す。
新旧入り混じった雑誌の間。
投げ飛ばしたタオルケットの下。
留守電のランプがちかちかしている腹立だしい電話の後ろ。
机の下。スーパーの袋の中。洗濯ものの間。
壊したばかりの風鈴の残骸周辺。
無い。無い。無い。
あった!
と思ったら、からしだった。
テレビの天気予報も『そうめんにはわさびを入れましょう』と言い切る。
でも、無い。無いものは無い。ここには無い。
どうしようかともう一度テーブルの上に眼をやる。
そうめんではない。
サンドウィッチがてんこ盛り皿にある。
そうめんじゃなかったのか。だったら、からしでいいわ。
白い手でサンドウィッチをつかむ。
思っていたより重くてあわてて両手で持つ。
別の小さな皿にひとまず置いて、中にからしをたくさん塗りこむ。
口からよだれを1滴落としてから、サンドウィッチを入れる。
パクッ、モグモグ。
腕が2倍に膨らんだ。
凄いカロリーなのだな。
運動をしなくては。
家を出てジムに向かった。
しかし、今日は定休日だったので山に登ることにした。
道は無い。これは何という山なのか。
木の枝に何度も突っつかれる。
やめてくれよ~、と、一人でじゃれてみた。
寂しくて泣ける。
『なはははは~』
と大笑いしてみた。
声が木霊する。
『なはははは~』
新旧入り混じった悲しさと不安で泣ける。
突然、雪が降り始めた。
思わず楽しくて笑顔になる。
泣いた後の笑顔。鼻水と苦しさの混じる顔。
寒くて寒くて、歯をガチガチいわせる。
その音に酔う。
あの時、そうめんを食べなかったから急に冬がきてしまったのだな、と思う。
ふもとに下りると、夕日がいた。
あっ、夕日だ!っていう感じに夕日がいた。
ノースリーブに着替えなおし、家に帰った。
ドアを開けると、電話が鳴っている。
新旧入り混じった雑誌がある。
スーパーの袋が風でティッシュの箱に覆い被さっている。
壊した風鈴はそのまま。そのまま壊れている。
ここが自分の居る場所なのだな、と思う。
ここに居ながら生きなきゃいけないのだな、と思う。
テレビの天気予報が『夏にそうめんを食べない人は罰する』と言っている。
電話は鳴り続ける。
わさびは無くともそうめんだ、と思い、なべに水を入れ、火をつける。
風鈴が壊れたまま少し鳴った。
電話にでてみようかと受話器をもつと直前で切れた。
行き場の無い右手。行き場の無い虚しさ。
台所に戻る。麺つゆが無い。
台所から部屋を振り返る。
夕日は沈む。
わさびと麺つゆを買いに行こう、と思った。
文字数 1,209
最終更新日 2020.07.12
登録日 2020.07.12
孤独な僕に普通に接してくれた…
孤独な僕に笑いかけてくれた…
孤独だった僕を変えてくれた…
そんな初恋の人は、みんなより少しだけ、短い命を燃やしていた。
次の「最初で最後のあなたの言葉」も是非!
別の視点で語ってます!
文字数 2,801
最終更新日 2025.06.22
登録日 2025.06.22
県内有数の進学校《明暉高校》。
そこは「言葉で勝つ」文化が根づいた、知性と個性の戦場だった。
神坂レン——温厚で、誰にでも優しい男子。
怒らず、煽られても笑い、正論もギャグも受け止める“穏やかな怪物”。
そんな彼の前に現れるのは、全員“煽りスキル極振り”の少女たち。
冷徹に人を観察する転校生・榊ボタン。
言葉も拳も容赦ないメスガキ・草薙ウララ。
敬語で人を刺す天然後輩・白鷺イオリ。
論理で支配する生徒会長・九条アスカ。
煽りの裏には、それぞれの傷と防衛本能。
レンはそのすべてを「優しさ」で受け止めようとする。
けれど——優しさは、自己犠牲の別名でもあった。
笑って、受け止めて、時に刺されて。
少年は“本当の優しさ”を探していく。
文字数 59,957
最終更新日 2025.12.11
登録日 2025.10.23
配信アプリで出会い、聲(こえ)で繋がった2人。
昼は公園で俺が配信、夜は2人だけの個通。
「ネコおちさん」と呼ぶ彼女の笑い声だけが、俺の生きる理由(命綱)だった--
なぜ?あんなにも愛した繋がりを自ら断ち切らなければならなかったのか。
なぜ??名前に「、」を刻んでまで彼女を忘れられないのか。
本編13話で語られる「男の再生」と、外伝6話で明かされる「彼女の真実」。
二つの視点が重なった時、残酷で美しすぎる「聲の恋」の全貌が明らかになる!!
※本編第13話の直後から、外伝:第1話が始まります。
#実体験 #配信者 #リハビリ #縦読み #オリジナル曲
文字数 27,418
最終更新日 2026.04.06
登録日 2026.03.20
前世は平凡な会社員に過ぎなかった。
そんな私が転生したのは、乙女ゲームの世界に登場する公爵令嬢、クラリス・フォン・ローゼンベルグであった。
しかもこのクラリスは、容姿、家柄、人格のすべてを兼ね備えた非の打ち所のない存在。
周囲から深く慕われ、婚約者からも惜しみない愛情を注がれる、まさに理想的なお嬢様である。
――しかし、それは私の望む姿ではない。
私が目指すのは、このような平凡なお嬢様ではなく、
優雅に微笑み、華麗に挑発し、婚約破棄すらも美しく演出して散っていく――そのような“理想の悪役令嬢”である。
高笑いの鍛錬。
扇子さばきの研究。
嫌味の特訓。
完璧な悪役令嬢を志し、今日も全力で悪役令嬢らしく振る舞うクラリスだったが――。
「まぁ! わたくしのことを気にかけてくださっていたのですね!」
「違いますわーーーっ!!」
なぜか周囲からの評価は高まる一方。
さらには婚約者までもが勘違いを深めていき……!?
元男性による勘違い悪役令嬢コメディ、ここに開幕。
文字数 10,411
最終更新日 2026.06.02
登録日 2026.05.26
勇者が倒れておよそ十年。世界を救った聖剣は英雄譚の遺物となるはずだった。だが量産された聖剣たちは主を失い、各地で暴走災害を引き起こしている。その脅威に対処するのが、王都の行政機関「聖剣回収課」だ。
封印係のリゼ・ハルヴェンは、理詰めで口下手、同僚からは「最弱」と揶揄される銀灰色の髪の少女。彼女の新しい相棒(バディ)として配属されたのは、蜂蜜色のポニーテールを揺らして誰にでも笑いかける盾役、ミナハ・トルーデ。しかしその明るさの裏には、誰にも見せない孤独がある。
祝祭日までに暴走聖剣7本を回収せよ――無茶な期限と組織の陰謀が二人を追い詰める中、噛み合わない凸凹バディは任務を通じて少しずつ互いの弱さに触れていく。弱さを認めた先にある、対等な信頼の力。二人でいれば、まだ先へ行ける――そんな温かい確信が胸に灯る、笑って泣けるお仕事冒険譚。
文字数 17,169
最終更新日 2026.03.07
登録日 2026.03.01
社交界の華ともてはやされていた私、リリアーナ・エヴァンジェリンは、今まさに婚約者である第三王子――レオナード・フォン・ルーベンス殿下から婚約破棄を告げられていた。
「リリアーナ、お前との婚約は今日をもって解消する」
宮廷の大広間に響き渡る冷ややかな声。そこには、何の迷いもない。
「理由をお聞かせ願えますか?」
私は努めて冷静に問いかけた。周囲には既に噂好きな貴族たちが集まり、興味津々といった様子で私たちを見つめている。
文字数 13,471
最終更新日 2025.04.06
登録日 2025.04.06
簡単に言ってしまえば、可憐な聖女様が高笑いしながら悪人を撲殺する話です。但し、死人は出ませんが。
聖地サルバドル近くの港町に佇む荘厳な教会。そこには「聖女」と奉られるシスターが住んでいました。
それとは別に、この港町には「紅月」と称される連続殺人鬼が出没していました。
どんな汚れた者にも救いの手を差し伸べる聖女と、どんな些細な悪でも許さず狩る殺人鬼。実は、この二人は……?
登録日 2023.04.09
奴隷ちゃん。
それは学校でクラスメイトからイジメられる、度胸も胸も小さな主人公【ユイ】のあだ名だった。
ひょんなことから一度死ぬことになった我らが主人公は、悪魔【レドル】と契約し、半魔になったことで、大きくなったおっぱいと共に現実世界に帰還する。
いじめっ子をぶっ飛ばす能力も、大きな胸もゲットしたユイだが、この世の規則は等価交換。彼女はその〝代償〟を支払わなければならない。
その代償とは──死神の真似事。
「テミャアはこれから、
沢山の人間を見殺しにするの」
悪魔・レドルと、半魔・ユイ。
凸凹コンビによる、笑いと涙と血と死とおっぱいの混在する、シリアス・コメディが、今始まる──。
文字数 105,601
最終更新日 2025.06.26
登録日 2025.06.16
不良少年である赤居明はある日の道中、
偶然にもボクシングの世界チャンピオンである五十嵐敬造と出会う。
そこで人生初の敗北を喫した明は、
そこからボクシングの世界にのめり込んで行く。
笑いあり涙ありの物語でヒロイン秋奈とのロマンスも見逃せない。
果たして明は世界チャンピオンとなって夢を叶えることができるのか。
完全王道のヒーロー譚に乞うご期待!!
※毎日18時公開 全48話
下記サイトにて電子書籍で好評販売中!!
Amazon-Kindle:www.amazon.co.jp/kindle
BOOK WALKER:www.bookwalker.jp
文字数 125,423
最終更新日 2023.04.18
登録日 2023.03.01
平凡な男子高校生【山田太陽】にとっての日常は極めて容姿端麗で女性にモテる親友の恋模様を観察することだ。
ある時、太陽はその親友の妹からこんな言葉を隠れて聞くことになる。
「私ね……太陽さんのこと好きになったかもしれない」
親友の妹【神凪月夜】は千回告白されてもYESと言わない学園のかぐや姫と噂される笑顔がとても愛らしい美少女だった。
月夜を親友の妹としか見ていなかった太陽だったがその言葉から始まる月夜の熱烈なラブコールに日常は急変化する。
恋に対して空回り気味でポンコツを露呈する月夜に苦笑いしつつも、柔和で優しい笑顔に太陽はどんどん魅せられていく。
恋に不慣れな2人が互いに最も大切な人になるまでの話。
7月14日 本編完結です。
小説化になろう、カクヨム、マグネット、ノベルアップ+で掲載中。
文字数 338,147
最終更新日 2019.07.14
登録日 2019.06.02
失礼します。二人漫才の小話です。男女問わず、お好きなコンビを想像して読んで頂けましたら幸いです。
文字数 1,958
最終更新日 2020.12.23
登録日 2020.12.23
「世は冒険時代である!!」
英雄冒険家ヘルトの言葉だ。
かつて人間と魔族で起こった古代戦争。
現代にまで残り続ける遺跡群は、いつしかダンジョンと呼ばれるようになった。
失われた叡智と宝物が眠るダンジョンに人も魔族も「夢」を見た。
やがて、命を賭して戦い続ける夢の旅人たちを世界はこう呼んだ。
『冒険者』と。
そして、イーストフィールズ領の小さな田舎町『カントリー・タウン』にそれは在った。
木造平屋建て、三角屋根の小さな酒場。
人ひとりが通れる狭い入り口脇に立て掛けられた看板には、店名"MOON&SUN"の文字が掘られている。
一見すればお洒落なバーかと思うが、扉を開けばお世辞にも綺麗とはいえないテーブル席と、狭いカウンター席。
……オマケに床はギシギシ軋む。
だが店内を見渡せば、賑わっている様子。
対応に追われる可愛い女子店員がホールを忙しそうに走り、カウンター席では主人と思わしき男が馴染みの客に料理を振るう。
ふと、馴染みの客と主人の会話に耳を傾けてみる。
「マスター、この店もいい感じになってきたんじゃないですか」
「まだ開店して一か月だぞ。まだまだ良い店も何もあったもんじゃないさ」
どうやらこの店はオープンして間もないらしい。
馴染みの客は一欠けらのチョコレートをウィスキーで流し込んだ後、笑いながら言った。
「いえいえ、それでも噂にはなってますよ」
「何がだ」
「世界を斡旋する冒険団の『元エース』が開いた冒険者のための憩いの場……ってね」
……それ故に。
この酒場は開店一か月して、既に冒険者たちの間では話題となっていた。
"MOON&SUN"という店名など露知らず。
冒険酒場と、呼ばれて―――。
登録日 2018.03.18
主人公『カイル』と、幼なじみの女の子『ティナ』が繰り広げるラブコメです。
コメディ多めで書いていきますので、暇な時にクスッと笑いたい方へオススメ。
最新話の更新は土日を予定しています。
文字数 125,570
最終更新日 2022.09.24
登録日 2020.09.30