「知らない世界」の検索結果
全体で235件見つかりました。
ある日の夕方。
誰もいなくなった放課後の体育館で私は趣味のボルダリングを満喫していた。
「勝手に使っちゃダメなんだよ? それにマットも敷かないで危ないよ。もう帰ろう? 明日もテストなんだよ?」
無断で学校の、それも所属していない部活の施設を使う私を諭す親友。
それを無視してテスト勉強で溜まったイライラを発散すべく、がむしゃらに凹凸を登る私。
イライラに任せ、普段はしないような無茶なランジーージャンプして次のホールドへと移るーーをした瞬間。
私は落下した。
目が覚めるとそこは異世界。
魔属の王族として新たな生を受けた私は、恵まれた才と恵まれた境遇ですくすくと育ち、もはやご都合主義と言うしかない日々を送っていた。
誰もが見蕩れる美貌。
誰をも凌駕する才能。
誰もが私にかしずき持て囃した。
この世界は私を中心に回っているーー。
ある日の夕方。
私が通う高校の体育館にあるボルダリング用の凸凹とした壁を登る私の親友。
テスト勉強でストレスが限界を越えてしまったらしく、私の再三の忠告に耳を貸す気配は無い。
「ーーちゃんはホント自由だなぁ。何でも出来て、ズルいよ。私もそんな風に生きてみたいょ……」
私が小声で呟いた時、彼女は体を上下に強く振り次の石へと手を伸ばし跳んだ。
「あっ……」
彼女はマットが敷かれていない体育館の床に頭から落下した。
それから私の生活は一変した。
私の周りには私を罵倒し蔑む同級生と、彼女の死の責任を問い彼女を止めきれなかった私を糾弾する大人達。
私に居場所は無かった。
この世界には私の居場所は何処にも無い。
私は、彼女を恨み、そして屋上から飛び降りた。
目が覚めるとそこは知らない世界。
私のことを誰も知らない世界。
私のことを誰も責めない世界。
私は、希望に溢れた第二の人生を歩み始める。
筈だった。
「「ーーなのに、どうしてこうも儘ならないの……?」」
魔属王家に生まれた少女。
人属平民に生まれた少女。
二人が転生したのは、魔属と人属が永きに渡り戦争を続ける世界だった。
違う種族。違う境遇。違う文化。
全く異なる環境で生まれ育った二人は、運命に導かれ再び出会う。
私と、彼女の、異世界交友録。
※現在書き直し中。
現行の箇所も加筆修正行っております。
新規作品として投稿しますので、その際は近況報告にてお知らせします。
宜しくお願いします。
文字数 53,458
最終更新日 2020.02.15
登録日 2016.10.22
目を開けると、そこは何も知らない世界だった。
一つだけの記憶を頼りに、青年は旅に出る。
世界を旅し、仲間と記憶を追い求める冒険ファンタジー。
文字数 32,630
最終更新日 2022.05.01
登録日 2022.04.03
「ぼくが死ねばよかったのに」 いじめられっ子の少年は、自嘲の笑みに顔を歪め――気づくと知らない世界に飛ばされていた!? 魔王の息子となった彼は、魔族に苦しめられる人々を前に怯え戸惑いながらも、やがて世界を救うことを誓う。それは新しい父への裏切りであり、何十、何百もの命を奪うという決意に他ならなかった。 「もう、どっちが悪役か分からないや」「……けど、世界を救えば別だよね」 泣き虫少年のサスペンス英雄譚、ここに開幕――!
登録日 2018.12.04
ある日青年、七瀬勤は死と共に蘇る。
意識を取り戻し、瞼を開けばそこは彼の知らない世界。鮮やかな大地。見たこともない生物。夢にまで抱いた幻想。
そう。正に異世界だった。
新たな命と歩む見知らぬ土地でのリスタート。
ハーレムに魔法にチートに現代知識無双!
知る人ぞ知る異世界生活というのは全て自分の為の舞台装置!!
彼もまた、自分が異世界に辿り着いたことに喜んでいた。そして、七瀬勤の異世界生活が今始まる!
……………『はずだった』
全ての始まりは死と共に生成された自身。
転生した彼の姿は正に醜い容姿を持つ。
────人喰いの衝動をもった怪物だった。
人を喰らうことを衝動とする怪物としての本能。
人を喰らうことを押さえ込もうとする人間としての理性。
七瀬勤の物語はここから深く堕ちっていた。
これは人と怪物が交わる────悲劇の物語。
登録日 2018.07.15
エロス「聖騎士の誇りにかけて、私は私の身を守る!」
愛「ちょwwwwエロスが名前とか超ウケるwwww名前めっちゃエロすwwww」
ある日唐突に私の身を襲った災い。
それは私の知らない世界からの来訪者だった。
何でも、彼女は『えーぶいじょゆう』という仕事を生業にしていたそうだ。
それは良い。
だが、どうして彼女は私の体に乗り移ってしまったんだ?!
いい加減にしろ!
私の体を何だと思っている!
女ならもっと貞淑に振る舞え!
ある朝目が覚めると私はパツキンでボインの超絶美女になってた。
ヤバいwwwwウケるwwwwマジであり得ないんですけどwwww。
しかも何か超強いし、めっちゃ偉いらしいwwwwうはwwwwこれってば棚ぼたってやつ?wwww。
お金かけて磨きに磨きをかけた昔の身体とサヨナラしたのは残念だけど、こっちの身体は天然モノだし、私超ツいてるのかもしんないwwww。
「私の体でこんなことをするなんて……信じられない……」
「いやー、めんご、めんごwwwwまた、ヤっちゃったwwww」
私と彼女の二重セイカツが始まった。
文字数 30,288
最終更新日 2019.01.28
登録日 2017.09.05
世を席巻する病魔の恐怖―― それは、長崎県の片田舎で怪談を蒐集する市井の素人作家・松岡真事にも猛威の一端を投げかけていた。
取材が出来ない!!!
人として三密を犯すことは出来ず、かといって誰かと繋がらねば実話の怪異譚を蒐めることなど不可能。苦悩し、低容量の脳味噌から打開策を捻り出した結果 松岡は、今まで「相手の顔の見えない取材はしたくない」と曰い極力タブーとしていた『電話取材』に踏み切った!
そんな中、折良くも僥倖として舞い降りた自作・最多角百念珠『Ⅲの話』のYouTube配信。この宣伝効果(そして、怪談提供者様への説明効果)は凄まじく。短期間で20話あまりものショートショートが編めるほどに、怪異な話は集結した!!
そして今、それは満を持して放たれる。SNSにアップした5話に、電話取材によって聞き取った20話をプラスしてお送りする小品連続形式、奇っ怪至極の怪談劇場!
さぁ、あなたの知らない世界へのダイヤルを回してみましょう。電話交換手は、わたくし 松岡がおつとめ致します――
文字数 17,101
最終更新日 2020.07.25
登録日 2020.07.04
私の異世界生活の始まりは土下座でした。
大学合格決定してからの帰り道、一ノ瀬楓はルンルン気分でホップステップジャンプをひたすら繰り返しお家へと向かっていた。
彼女は人生で一番有頂天の時だった。
だから、目の前に突如と現れた黒い渦に気づく事は無かった。
そして、目を覚ませばそこには土下座。
あれが神様だって信じられるかい?
馬鹿野郎な神様の失態で始まってしまった異世界生活。
神様を脅……お願いして手に入れたのはナビゲーター。
右も左も分からない異世界で案内は必要だよね?
お供にナビを携えて、いざ異世界エスティアへ!
目指すはのんびり旅の果てに安住の地でほそぼそとお店経営。
危険が蔓延る世界でも私負けないかんね!
シリアスよりもコメディ過多な物語始まります。
文字数 96,826
最終更新日 2020.05.03
登録日 2019.04.10
斎賀 虹(さいが にじ)は、幼い頃から人に嫌われる日々を過ごしていた。
高校生になってからも、変わらずいつの間にか虹は他人に対して心を閉ざすようになっていた。
嫌われる理由さえも分からず、どうしようもなくなり、他人に興味を失い全てを諦めるようになった。
しかし、ある日、学校から帰宅すると義父母と言い争う謎の男が現れた。
虹は男から助けを求められ、その代わりに助けてもらう約束をする。
その後、男について行くと、虹は知らない世界へと連れていかれることに…………
文字数 140,502
最終更新日 2022.10.20
登録日 2022.09.05
チロシです。
番組の取材でキャンプに行っていたとです。
そしたら、 何時の間にか知らない世界に飛ばされていたとです。
それが辛かとです。
異世界に飛ばされたチロシは、 今ある道具と知識だけで極限(?)のサバイバルに挑んで行いく。
文字数 10,036
最終更新日 2022.09.04
登録日 2022.07.29
おばあちゃんから貰ったお守りは、物の怪の世界への切符でした―――。
突然知らない世界に連れてこられてた宮路美鈴は、物の怪の美女「雪花音」に拾われて
芸妓が暮らす屋形「ぼんぼり」にて住み込みで働くことになった。
物の怪の芸妓のお世話に、何故か成り行きでさせられる芸妓修行の毎日。
果たして、美鈴は無事現実の世界へ戻れるのだろうか・・・?
文字数 7,036
最終更新日 2018.12.19
登録日 2018.12.17
目を覚ますと知らない世界にに飛ばされちゃったΣ( ̄ロ ̄lll)ガーン
それもいつも嫌味しかいわない奴と、バイト仲間と一緒にだよ ;つД`)
これからどうなるんだー(つд⊂)エーン
エロシーンには*印をつけます。
文字数 1,466
最終更新日 2019.07.25
登録日 2018.02.16
ほぼ天涯孤独の私は、いきなり現れた大きな穴に落ちた。手抜き工事の置き土産だろうと思い、何とか這い上がると、何とそこは知らない世界だった。いや、正確には知っていた世界だ。私はこの世界から現代に転生していた事を思い出す。そこで私を待っていたのは、かつての息子の龍だった。
文字数 12,464
最終更新日 2020.05.06
登録日 2020.05.05
地球ではない世界、そこでは8人の魔王が覇権を争っていた。その中でも最強と呼ばれる魔王のもとに1人の少年が現れた。少年は強さの基準である魔力も低く、その世界ではまさしく最弱に分類される魔力の持ち主だった。
魔力も低く、見た目もみすぼらしい少年、そんな少年に最強の魔王は笑い見下し蔑んだ。
見下す魔王、笑みを浮かべる少年。二人の決着は少年の勝利で終わる。
八人の魔王を倒した少年が目指した先の敵と相見える。その戦いの最中、少年は光に包まれる。
気を失った少年が目覚めた先は見たこともない世界だった。
これはそんな知らない世界で最弱の少年が送る物語。
文字数 3,122
最終更新日 2022.02.27
登録日 2022.02.27
出雲佳苗、現在42歳。独身、無職、一人暮らし。ただいま求職中の彼女は前向きと言う名の現実逃避で無収入の中をグレーゾーンな呪いを行いながら、それでも生きる努力をしているつもり。
そんなある日、出会ってしまった世界の秘密。
世界のほとんどの人が知らない、世界でも一部の人しか知らない世界に陥った佳苗は今日も叫ぶ。
「仕事を寄越せえええええぇぇぇぇぇっ!」
目指せ!コメディー。
7/13AM7時戦闘開始!(戦闘?)
登録日 2015.07.09
俺の名前は長瀬達也。特に特徴のない、その辺の高校生男子だ。
同じクラスの女の子に恋をしているが、告白も出来ずにいるチキン野郎である。
今日も部活の朝練に向かう為朝も早くに家を出た。
だけど、俺は朝練に向かう途中で事故にあってしまう。
意識を失った後、目覚めたらそこは俺の知らない世界だった!
魔法あり、剣あり、ドラゴンあり!のまさに小説で読んだファンタジーの世界。
俺はそんな世界で冒険者として生きて行く事になる、はずだったのだが、何やら色々と問題が起きそうな世界だったようだ。
それでも俺は楽しくこの新しい生を歩んで行くのだ!
登録日 2018.11.19
「え、ここって何処なの……てか、何この部屋…………」
視界を見渡す限り、そこには知らない世界が広がっていて唖然とすることしかできなかった。
文字数 6,596
最終更新日 2021.06.16
登録日 2021.06.06
伝えたい。
ありがとうとごめんなさいを。
いつか覚めるものと知りながら、夢で夢を見て、私はそれを覚めないで欲しいと強く願った。
死にかけたのか死んだのか。
気がついたら、知らない世界にいて。
何も分からない私は、いろんなことを知っている貴方と出会った。
貴方に世界のことを聞いて、貴方のことを知って。
なんでも知っている貴方に、私は教えた。
貴方の知らない、貴方のことと世界のことを、人のことを。
ここは、私が見た優しさに包まれた世界だった。
文字数 23,642
最終更新日 2016.10.30
登録日 2016.10.15
始まりは生死の境を彷徨い目覚めたあと…‥
一度目の目覚めは高級感溢れるお部屋で。二度目の目覚めは薄汚れた部屋の中。「あれ?」‥…目覚めれば知らない世界で幼児の身体になっていた。転生?スタートからいきなり人生ハードモード!? 生活環境改善を目標に前世の記憶を頼りに奮闘する‥…が、身に覚えのない記憶。自分の身に何が起こったのか全く分からない。生まれ変わったはずなのに何かが変。自分以外の記憶が、人格が…。
設定その他いろいろ緩いです。独自の世界観なのでサラッと読み流してください。
『小説なろう』掲載中
文字数 114,433
最終更新日 2024.02.22
登録日 2023.04.12