「来」の検索結果

全体で39,607件見つかりました。
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歴史・時代 連載中 ショートショート R15
 猫に引っかかれて意識を失い、目覚めると明治によく似た「明冶」時代にタイムスリップしていた探偵・金田一。  現代の知識と不思議な大金を駆使し、彼はこの新世界で生き抜くことを決意する。  不治の病とされる梅毒に苦しむ女性たちと出会った金田一は、未来の技術を頼りにペニシリンの製造と治療に挑み、やがてその医術で多くの命を救いながら、この地の経済界とも繋がりを築き、新たな人生を切り拓いていく。
大賞ポイント 3pt
文字数 111,084 最終更新日 2025.11.09 登録日 2025.11.07
歴史・時代 完結 長編 R15
6/7完結しました。 新選組を脱走した川井信十郎。傷ついた彼は、心を失った少女おゆいに助けられる。そして始まる彼と彼女の逃避行。 信十郎を追う藤堂平助。襲い来る刺客たち。 ふたりの道ゆきの果てに、安息は訪れるのか。 琵琶湖岸を舞台に繰り広げられる、男と幼女の逃亡劇。
大賞ポイント 3pt
文字数 114,133 最終更新日 2021.06.08 登録日 2021.04.05
歴史・時代 完結 長編
 室町幕府三代将軍足利義満は観阿弥の勧進猿楽で鬼夜叉と出会う。美貌と天賦の才に惹かれた義満は、観阿弥の思惑通り鬼夜叉に新しい芸能を大成させることを約束する代わりに、観阿弥にある条件をのませた。  義満は南北朝合一、守護大名の衰退を画策し、花の御所に幕府を構え、朝廷にまでその権勢を伸ばす。  一方、鬼夜叉は二条良基の薫陶を受けて教養知識を身に付け、ライバルとなる増阿弥と競い、観阿弥の友犬王の導きを得て、能楽の大成に向け邁進する。  義満の策謀によって衰退した南朝再興を目指す葉室次郎は、有力守護大名大内義弘と手を組み鎌倉公方を巻き込んで、義満に敵対し命を狙う。  守護大名の力を削ぎ、金閣を造成し、朝廷にまで権勢を伸ばし日本の頂点に立とうとする義満。その義満の野望を阻もうとする葉室次郎の願いは届くのか。鬼夜叉は果たして能楽を大成出来るのか。  世阿弥の前半生を描く。
大賞ポイント 3pt
文字数 86,205 最終更新日 2024.05.27 登録日 2024.05.01
歴史・時代 連載中 短編
 世に云う悪女。  私は悪女が好きだ。  悪女は男を惹きつける魅力がある。  例えば藤原薬子である。薬子は不倫の恋の典型的な女であった。こともあろうに自分の娘の夫つまり婿である帝と男女の関係を持ち離れられない仲になったのであった。  そして薬子はその地位を利用し帝を操り日本の政治を欲しいままにしたのである。  何故そのようなことが出来たのか。  実は薬子は東宮の宣旨(せんじ)という帝の取次の女官に任じられたからである。  その為四六時中太子の寝所に出入りする身になったのだ。  抑々(そもそも)薬子が桓武帝の東宮安殿親王の御殿へ上がったのは、妃の一人として入内する長女の付き添い役としてだった。  延暦二十年前後のこととされるから、薬子は二六、七歳、娘は十二、三歳だったろうか。  安殿親王とほぼ同年と思われる。  そのころ太子は既に幾人もの妃を納(い)れており、皇子も生まれていた。ところが、娘を伴って宮中に入った薬子を一眼見るなり、その虜になってしまったのだ。  さて、今回、主人公にしたお龍は、幕末の新撰組総長•近藤勇までが惚れた色っぽさがあった。  お竜はその色香で坂本龍馬を骨抜きにしたのであった。  この小説は史実に基づくノンフィクションの物語です。  昨今の女性たちにエールを送りたく、また、男性には『お竜のような女性もいるのだよ』と、いうことを知って頂きたい。  男女の恋愛とは何なのか。  女性の魅力とは何なのか。  あらためて、自分自身の男女関係の恋、また、女性の魅力とは、何なのか、について考えて欲しい。  この小説が読者の皆様のお役に立てれば幸いです。
大賞ポイント 3pt
文字数 31,051 最終更新日 2026.05.08 登録日 2026.05.08
歴史・時代 連載中 長編
桶狭間の戦い、比叡山の焼き討ち、 楽市楽座、天下布武、本能寺の変など 歴史に名を刻む人生を送った織田信長 キリスト教や南蛮物が好きな変わり者。 短気で冷酷な性格。尾張のうつけ、 魔王信長の異名持ち。強者で破壊を 好む人物とイメージするだろう。 しかし、信長には大の甘党であるという 可愛らしい部分もあった。この物語では 本能寺の変付近から信長と他武将が 新たに別の歴史を歩みだす。 魔王信長は甘味が少ない乱世に嘆き 天下布糖を内心目指していた。 そしてついに本能寺の変を迎え 第二段階へと移行する。 甘王信長として再び天下を狙うがそれは 大名としてでは無かった。 信長は他武将と共に日々奮闘し新たな 甘味と生活を獲得していく。 信長はこの日の本を甘味で満たす事が 出来るのか?
大賞ポイント 3pt
文字数 2,916 最終更新日 2026.05.25 登録日 2026.05.25
歴史・時代 連載中 短編 R15
“歩き巫女”の一族の分家に産まれた嫡男“忍海(おうみ)”。泰平の世をひっそりと生きてきた一族であったが、江戸末期の黒船来航を機に在り方を見直す事になった。嫡男である為、跡継ぎから外された忍海は自由に生きる事を許される。だが、歩き巫女としての生き方しか知らない彼は、自分の生き方を見付けるための旅に出る。 歩き巫女シリーズとしての短編集となります。 試し読みとして公開中。続きは、XもしくはHPにてチェック! ※本編とは別に制作しており、別途本編として長編を発表する予定をしています。
大賞ポイント 3pt
文字数 15,865 最終更新日 2025.06.07 登録日 2025.03.28
歴史・時代 連載中 長編
小春は、常行村で医者に弟子入りしている17歳の少女。人の体を癒やす薬の知恵を学びながら、同時に「苦い薬だけではなく、食べて心までほぐれるものを作りたい」と願っている。その夢が、薬膳菓子屋を鶴崎城下町で開くこと。 常行村は刀鍛冶で名高く、火と鉄の村。一方で近くの港からは、砂糖や珍しい品々、人や噂や新しい知恵が運ばれてくる。 堺行きの船が出る萩原村の港は、小春にとって“遠い町へ続く入口”でもある。小春は村の人の不調を見守り、医術を学び、港から届く砂糖や異国めいた菓子の話に胸を躍らせる。刀鍛冶の火のように、静かに夢を育てていく。けれど、女が店を持つことへの偏見、家の事情、医の道と菓子の道の間で揺れる心、村に起こる小さな騒ぎなどが立ちはだかる。最後には、医術と食の知恵を結んだ店を鶴崎で開き、周囲に祝福される。 *** ※ ゆっくり更新します。 ※ 本文に生成AIは使っていません。約4年前から少しずつ書き溜めている作品になります。 ※ 他のサイトでも投稿しています。(ノベルアッププラス様) ※ 画像はイメージ画像です。(AI使用)。
大賞ポイント 2pt
文字数 22,769 最終更新日 2026.04.27 登録日 2026.04.25
歴史・時代 完結 短編 R15
格之進と八兵衛は水戸への帰り道。ある日中国・明からやって来た少女・玲華と出会う。 麺料理の材料を託された玲華の目的地は、格之進の恩師・朱舜水が在する水戸だった。 旅する三人を清国の四人の刺客「四鬼」が追う。故郷の村を四鬼に滅ぼされた玲華にとって、四人は仇だ。 しかも四鬼の本当の標的は明国の思想的支柱・朱舜水その人だ。 敵を水戸へは入れられない。しかし戦力は圧倒的に不利。 策を巡らす格之進、刺客の影に怯える玲華となんだかわからない八兵衛の珍道中。 迫りくる敵を迎撃できるか。 果たして麺料理は無事に作れるのか。 三人の捨て身の反撃がいま始まる! 寒山時代劇アワー・水戸黄門外伝・第二弾。全9話の中編です。 ※表紙絵はファル様に頂きました! 多謝! ※他サイトにも掲載中
大賞ポイント 2pt
文字数 36,965 最終更新日 2022.06.01 登録日 2022.05.25
歴史・時代 完結 長編
明治天皇の崩御。そして時代は大正へ。 明治元年生まれの役人が、自身と共に時を重ねた「明治」という時代を回顧する。 「明治元年生まれの男が、明治45年に大正へと改元された時代の節目を迎えて、自分が生まれ育ってきた明治という時代の歴史的事件や出来事、世相などを振り返る」という体裁で綴る歴史小説。 ■あらすじ 1912年7月30日、明治天皇が崩御された。 ほどなく、45年続いた明治という年号が、大正と改元される。 「私」は慶応4年、すなわち明治元年に生まれた。 つまり明治という時代と共に生きてきたと言っていい。 幕臣であった父の背中を見て育ち、明治政府の役人として働いてきた「私」が、 様々なキーワードをもとに明治時代を回想する。 そんな、ひとり語りの歴史物語。 ※歴史の時系列に並んでいるわけではありませんのでご注意を。主人公が回想するに任せた内容なので、作中の時期が秋だったり冬だったりします。 ※「小説家になろう」「カクヨム」「アルファポリス」「ネオページ」に同内容のものを投稿しています。 ※この作品以外にもいろいろと小説を投稿しています。よろしければそちらもご覧ください。
大賞ポイント 2pt
文字数 76,061 最終更新日 2025.11.28 登録日 2025.10.05
歴史・時代 連載中 長編 R18
池田屋事件で一躍有名になった『壬生浪』と呼ばれ続けていた新撰組。 戦果をあげ浮き足たつ新撰組の隊士達。 功績が認められ確実に地位をあげていく新撰組が ちょっとした出来事をつみ重ねて見えない亀裂を生み始めた…… 新撰組を愛する隊士達が それぞれの想いで行動を起こす それがーーー真実 『恵と凛の妄想幕末2 とある事件』  になります。 稚拙かもしれませんがよろしくお願いいたします。
大賞ポイント 2pt
文字数 1,928 最終更新日 2019.05.25 登録日 2019.04.01
歴史・時代 完結 短編
神田にある、安くて旨いと評判の居酒屋「だるま屋」。看板娘のおみつには、腕のいい料理人で将来の婿養子と目される幼馴染の善三郎という許嫁がいた。しかし、ある夜、善三郎は大店の娘・おゆみを連れて店に現れ⋯⋯
大賞ポイント 2pt
登録日 2026.05.31
歴史・時代 完結 短編
【あらすじ】 (繋ぐ糸の色を教えて ~紹鴎~) 「利休の師」とされる武野紹鴎。そんな彼の茶の湯は、名物をつかった茶の湯を好み、「わび茶」ではなかったという説がある。弟子も、「一の弟子」は辻玄裁という豪商であり、利休ではない。では、なぜ紹鴎が、珠光に始まる「わび茶」を、千利休に伝えたとされるのか。拙作はそれについての、ひとつの想像である。 (六花とけて、君よ来い) 応仁の乱という戦乱がようやくに収束の方向を見せる中、足利義政は東山山荘(のちの銀閣)を作ろうと考えていた。銀箔を用いた銀閣という、北山の金閣の対となる存在を作るのではないか――人々はそうささやく。そのささやきと、己の美について考えの中、迷い悩む義政。そんな義政に、一休からの誘いがあった。 【表紙画像】 「ぐったりにゃんこのホームページ」様より)
大賞ポイント 1pt
文字数 11,906 最終更新日 2024.06.02 登録日 2023.05.31
歴史・時代 完結 短編
【あらすじ】 今川義元の大軍が尾張に迫る中、織田信長の家臣、簗田政綱は、輿(こし)が来るのを待ち構えていた。幕府により、尾張において輿に乗れるは斯波家の斯波義銀。かつて、信長が傀儡の国主として推戴していた男である。義元は、義銀を御輿にして、尾張の支配を目論んでいた。義銀を討ち、義元を止めるよう策す信長。が、義元が落馬し、義銀の輿に乗って進軍。それを知った信長は、義銀ではなく、輿上の敵・義元を討つべく出陣する。 【表紙画像】 English: Kano Soshu (1551-1601)日本語: 狩野元秀(1551〜1601年), Public domain, ウィキメディア・コモンズ経由で
大賞ポイント 1pt
文字数 10,718 最終更新日 2023.06.09 登録日 2023.05.31
歴史・時代 連載中 短編
題名『気違いに解釈』とは「気違い(キチガイ)に刃物」という意味である。 『精選版 日本国語大辞典』は「気違いに刃物」について、精神状態が尋常でない人が危険なものを持っていて、非常に危険に思われることのたとえ、と定義する。 建長二年(1250)平河良貞・師時兄弟の父師良が亡くなる。この代替わりによって、平河良貞が平河一族の惣領に就く。代替わりから一年が経とうとする時、肥後国求麻郡永吉庄に構えられていた、平河一族の本館であり、惣領・当主平河良貞の居館「地頭館」に、預所代官が領家発行の下知状を携え、来館した。 用件は、大江広元の預所職を引き継いだ外孫の近衛実春が、平河相伝の永吉庄地頭職を譲り受けたことを伝えるためだった。平河にとっては寝耳に水であり、預所のなした横領行為といえた。 さっそく平河の者たちによる衆議が開催された。一族内には自力による解決を主張する衆もいたが、平河惣領良貞は鎮西探題への提訴によって一所懸命の地である永吉庄の地頭職を取り戻すことを決める。 良貞たちは相論戦術会議を開き、御成敗式目を中心にした分析と検討を始める。その過程で、須恵尼狼藉を咎とした、幕府による永吉庄の南に隣接する須恵庄所領没収の一件および中求麻の地中に眠る、クヌサ国(狗奴国)の宝物が、今回の預所による永吉庄横領に関係があることに気づく。 ――代官来館から十年が経った。 鎮西探題から対審の知らせが届く。平川家惣領良貞と住職良円、智次郎美高の三人は、肥後国求麻郡永吉庄地頭館から筑前国博多、鎮西探題へと出立した。 預所近衛実春による恣意的かつ理不尽な気違い解釈が、平河家の人々に対し、相論申し立てから裁決状を受け取るまで実に三十二年にわたる時間、費用、精神的心労を生じさせた。本迷惑千万事件は鎌倉時代に起きたわけであるが、七百年余りたった現在でも、被害者本人とその家族は肉体的、精神的に深い傷を負わされ、あるいは遺族として一生を苦しみ続けていかねばならない凄惨極まる事件が、世界中で起こり続けている。人皮畜生の類い以下である加害者どもに対して憤りを覚える私は、本題名を付けることにした。 史実としての預所側の主張は次のとおり。譲状にみえる荘園名「西村永吉」は、一円という意味で解釈すべきである。もし別々の荘園ならば、『西村幷(ならびに)永吉』と記されているはずである。よって永吉庄の地頭職も預所が譲得することになる。ただ、この気違い預所による解釈では分かりにくさを感じる。そこで本作品では、平河所領を横領した預所側の理不尽な主張の根拠について、「西村永吉」は西村(庄)の内にある地区「永吉(庄)」と解釈するのが自然と言える。よって、西村と永吉は別々の荘園ではなく、一円の荘園である、と現地の実態を調べず、荘園名表記を曲解した気違い預所による解釈に変更した。
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文字数 73,794 最終更新日 2026.05.08 登録日 2025.11.09
歴史・時代 完結 短編
 長岡“大蔵卿法印”幽斎。嘗て“細川”姓で足利・織田・羽柴家に仕え、現在は家督を譲った隠居人である。茶道・蹴鞠のみならず囲碁・猿楽・料理など幅広い分野に精通し、中でも和歌に関しては当代随一の人物として知られていた。  慶長四年〈一五九九年〉一月、公儀に無断で家康が諸大名との間で婚姻を結んだ事に端を発し大坂・伏見で武力衝突の可能性が高まる中、前田家の縁戚と徳川家への忠誠で板挟みになる忠興へ、自らは伏見へ参ると宣言する。  翌年に勃発した天下を揺るがす家康と反家康の戦いで、幽斎は家康に従軍する忠興に代わり領国を守るべく丹後へ入る。文化人で知られる隠居人風情に何が出来る。敵味方が疑問視する中、幽斎はある秘策があった――!! ◇第104回オール讀物歴史時代小説新人賞応募作品(一次落選)◇ 『只の歌詠みと侮る勿れ』より改題 〇『小説家になろう公式企画・秋の歴史2024』参加作品〇 ◆第12回歴史・時代小説大賞エントリー作品◆ ※この作品は『小説家になろう(https://ncode.syosetu.com/n2228jn/)』でも同時掲載中です。
大賞ポイント 1pt
文字数 39,973 最終更新日 2025.11.30 登録日 2025.11.21
歴史・時代 連載中 長編
 一八世紀末、日本では浅間山が大噴火をおこし天明の大飢饉が発生する。当時の権力者田沼意次は一〇代将軍家治の急死とともに失脚し、その後松平定信が老中首座に就任する。  遠く離れたフランスでは革命の意気が揚がる。ロシアは積極的に蝦夷地への進出を進めており、遠くない未来ヨーロッパの船が日本にやってくることが予想された。  時ここに至り、老中松平定信は消極的であるとはいえ、外国への備えを画策する。  大権現家康公の秘中の秘、後に『蘭癖高家』と呼ばれる旗本を登用することを―― ※挿絵はAI作成です。
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文字数 80,711 最終更新日 2025.03.02 登録日 2024.04.30
歴史・時代 連載中 長編
江戸城東、日本橋の傍らに『達磨床』という名の髪結い床がある。腰高障子に描かれた、いかめしい達磨に似た親方は既に亡く、今は甥っ子の凛太郎が後を継いでいる。この凛太郎、男前で、話し上手聞き上手なのだが、三度の飯より市井で起こる事件の謎解きが大好きなのである。そのうえ、昔旅一座の女形で培った女装で出かけることもある。髪結いに来た人々が持ち込む、様々な事件を凛太郎と岡っ引きの富蔵が解決していく、人情あふれる江戸物語。
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文字数 51,677 最終更新日 2026.05.04 登録日 2026.05.04
歴史・時代 完結 長編
岸岡時人はガソリンスタンドでのバイト仲間、俊介に頼まれて深夜に人里離れた小屋へと呼び出される。軽い気持ちでついてきた時人を待っていたのは、外から鍵をかけられた六畳一間と、椅子に拘束された一人の女だった。 艶やかな着物をまとい、顔を伏せたまま動かないその女を見張るように命じられる二人。俊介は「この女が人を殺す場面を見た」と口走るが、状況はさらに不可解さを増していく。警察にも救急にも電話が繋がらず、地図アプリに映るのは「海」だけ。世界から切り離されたかのような閉鎖空間に、二人は取り残されてしまう。 やがて女は目を覚まし、時人の胸の痣を見て「鈴蘭の印」と呟く。そして掌に転がした黒い神楽鈴を彼に託し、 「飛べ。そして救え」 と告げるのだった。 鈴の音と共に視界が白に塗り潰され、崩れ落ちていく時人。最後に耳に残ったのは、女の切実な声。 ——わっちを、助けておくんなんし 不可解な事件に巻き込まれた青年と、異界から来た女を巡る数奇な運命が今、動き出す。 ※この物語は、各話タイトルの人物視点で話が進みます。それぞれの視点で繰り広げられる展開をお楽しみください
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文字数 58,559 最終更新日 2025.08.17 登録日 2025.08.16
歴史・時代 完結 短編
戦乱の世に咲いた、名もなき恋。 紫陽花の約束は、命を越えて――。 時は戦国、天正元年。 織田信長の裏切りにより、浅井家は滅亡の危機に晒される。 小谷城の姫・綾は、ある雨の日に正体不明の青年と出会い、紫陽花咲く庭で心を通わせる。 だが彼の正体は、敵将・織田軍の若き使者、柴田信継だった。 敵味方に引き裂かれながらも、来年の紫陽花の季節に再会を誓ったふたり。 戦火と裏切り、血と誠の狭間で、生きる意味を問い続けた恋の行方は――。 歴史に名を残さなかった者たちが、季節の花とともに語り継ぐ、儚くも強い愛の物語。 名を捨ててでも守りたかった想いが、あなたの胸に静かに咲く。
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文字数 16,359 最終更新日 2025.06.01 登録日 2025.05.30
歴史・時代 完結 短編
時は明治後期(明治41年)。 名家の令嬢でありながら、誰よりも庶民的で、誰よりもまっすぐ―― 花のように気高く、風のように自由な少女がいた。名は桐原絢子。 女学校に通う17歳、町の誰にも分け隔てなく接し、知ること・学ぶことに人一倍の情熱を燃やす“おしとやかなガキ大将”。 そんな彼女が出会ったのは、町役場に勤め始めた22歳の青年――牧野慎之介。 厳格な士族出身、冷静沈着な美男子だが、人との距離を測りかねていた彼の人生は、絢子の無邪気な情熱に翻弄されながら少しずつ変わっていく。 名家の娘と、堅物の若役人。 ふたりが共に築いていくのは、ただの恋ではない。 町と村をつなぐ“学び舎”という、未来そのものだった。 ――「咲くべきときに、咲く花がある」 舞台は明治の町と山村。 教育と恋、誇りと自由をめぐる心温まる長編時代ロマンス
大賞ポイント 1pt
文字数 61,408 最終更新日 2025.06.11 登録日 2025.05.27
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