「発電所」の検索結果
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武田健人は、消防士として、風力発電所の事故に駆けつけ、救助活動をしている途中に、上から瓦礫が降ってきて、それに踏み潰されてしまった。次に、目が覚めると真っ白な空間にいた。そして、神と名乗る男が出てきて、ほとんど説明がないまま異世界転生をしてしまう。
転生してから、ステータスを見てみると、風属性と回復属性だけ適性が10もあった。この世界では、5が最大と言われていた。俺の異世界転生は、どうなってしまうんだ。
文字数 109,090
最終更新日 2023.12.23
登録日 2021.11.09
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2020年GDPランキングは下記の通り。
アメリカ、大ドイツ国、大ロシア連邦、連合国、西アフリカ、イタリア連邦、南アフリカ、スカンディナヴィア、北アフリカ、西アフリカ……
東西格差を露呈するGDPランキング。世界の舞台は、欧州とアフリカになり、はや70数年がたった。
移民の輸血によって延命される古き大国たちは、未だに癒えぬ憎悪を燃やし続ける。果たしてそれは、事実なのか、誇大広告なのかは歴史学者でさえ、主観ぬきには語れない。
洋上風力発電所の過度の設置により、欧州では雨が極端に少なくなり、サハラ砂漠は光発電所によって埋め尽くされ、砂の移動が止まった。
新たな土の流入が止まった、地中海では不漁が続き、沿岸農業でも不作が続く。
中東では影響力を維持できない大国からばらまかれた武器だけが残り、現代の火薬庫として世界を賑わせる。
アフリカ大陸は人口ボーナス期を終え、欧州を追うように高齢化が徐々に進行する。
領土を多く失ったフランスは、国体維持のためイギリスとの合邦を要請し、アメリカの後押しの元成立した連合国。海洋覇権国家は、影響線を縮小することで、崩壊を防いでいる。
先はまだある世界にて、各大国が抱える主要なホットスポットを参考までに整理しておきたい。
アメリカ……欧州及び太平洋
連合国……北及び西欧
大ドイツ……東及び西欧及び中東
イタリア……アフリカ大陸
大ロシア……中東及び東欧
グレートゲームから逃れ、その影響で発展のタイミングを逃し続けた脇役地域。
投資が少なく発展しない経済。分不相応な軍隊。非効率な研究・産業。
30年前に始まった、国家改造政策。その恩恵は徐々に現れ、2000年に先端事象発展国家条約(国家分業条約)が、日本・中国・印度・諸島連合によって締結された。
世界のエコノミストたちは、大国経済の蘇生には、アジア経済との連携、合流が肝と唱えるが、多くのものに関して世界に公開しないアジア諸国へ介入することは容易ではない。
完全自給経済と言われるアジアと細い棍棒を持つ大国たちの、政はまだ始まってすらいない。
文字数 4,371
最終更新日 2024.05.18
登録日 2023.10.25
中学1年生の僕の頭に、異世界の大賢者と自称する霊?が住み着いてしまった。彼は魔法文明が栄える世界で最も尊敬されていた人物だという。しかし、考えを共有する形になった僕は、深く広い知識は認めるけど彼がそんな高尚な人物には思えない。とは言え、偉人と言われた人々もそんなものかもしれないけどね。
僕は彼に鍛えられて、ぽっちゃりだった体は引き締まったし、勉強も含めて能力は上がっていったし、そして魔法を使えるようになった。だけど、重要なのはそこでなくて、魔法に目覚めるための“処方”であり、異世界で使っている魔道具なんだよ。
“処方”によって、人は賢くなる。そして、魔道具によって機械はずっと効率が良くなるんだ。例えば、発電所は電子を引き出す魔道具でいわば永久機関として働く。自動車は電気を動力として回転の魔道具で動くのだ。これを、賢くなった人々が作り、使うわけだから、地球上の温暖化とエネルギーの問題も解決するよね。
そして、日本がさらに世界の仕組みがどんどん変わっていくのだけど、その中心に大賢者が取り憑いた僕がいるんだよ。僕はもう少しのんびりしたいのだけどね。
文字数 320,249
最終更新日 2022.11.28
登録日 2022.10.08
東京オリンピックを間近にした 5月の日 太陽で数百年に1回と言われる規模の太陽フレア(太陽嵐)が発生し、地球を襲います。 宇宙空間の人工衛星は次々とダウンし、通信衛星、気象衛星、GPS衛星などが機能しなくなり 現代社会は大混乱に陥ります。
しかし、この太陽フレアの最も恐ろしい現代文明に対しての悪魔の手は 地球の電気、電子文明を破壊し、ブラックアウト状態に引き込むことだったのです。
北海道から東京の空でも オーロラが出現し、その電磁波の強い太陽エネルギーは 地表での誘導電流と言われる過電流状態を引き起こし 大停電を引き起こしたのです。
ライフラインの電気、水道、下水道、ガスは供給が停まり、パソコンやスマートフォン、テレビ、家電製品などの電子機器も 機械内部のLSIやマイコンチップが破壊されて機能しなくなります。 自動車やヘリコプター、航空機、船舶なども内部に積まれたマイコンが故障し 電子部品の塊のような最新の交通機関はほとんどが動くことも無く、災害に見舞われた地域への復旧作業もできなくなります。
携帯電話やスマートフォン、テレビ、ラジオ放送が機能しなくなった社会では 物流の供給もされなくなり、情報の提供さえ皆無の世界に引き込まれます。
電気の無い世界が 中世の江戸時代に一時的に戻るだけだと考えていた多くの人は、このブラックアウトの恐ろしさを感じるようになります。
日本を始め 中国や韓国、アメリカ、ヨーロッパなどに点在する原子力発電所では、非常用電源の確保の方法も底をつく中で 制御するためのコンピューターシステムも機能しなくなり、その置かれた状況は最悪な物と突き落とされていきます。
想定外ともいえる事は 現代人にとって必需品でもあったスマートフォンなどの小型電子機器が悪魔の機器に変わることでした、電子機器内部の集積回路が電磁波の影響で熱を持ち、次々と発火して火災を引き起こしたのです。
電気の灯の無くなった時 見上げた空は 現代人がほとんど見たことも無い、まばゆいばかりの星が空を覆っていたのでした・・・・
文字数 55,297
最終更新日 2018.12.03
登録日 2018.12.03
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1
私の身の上に起こった「東日本大震災」による「原発事故」での避難、被災生活中の出来事を書いた、ノンフィクションの話です。
2011年3月11日、東日本大震災により、原発は事故を起こした。
放射能を巻き散らかした福島第一原子力発電所のある町からの被災者である私や家族たち、町の人々への偏見や差別。
私たちは、すぐには故郷へと戻ることは許されなかった。
すぐには、ではない。
永遠に、だ。
何もかもに絶望し、私は生きる気力を失いかける。
救ってくれようとしてくれている人の手や、助けようとしてくれている人の声が、私には届かなかった。
ひどい惨状を見た。
全てが虚しく感じた。
私はまだ、もっと、何もかもを、失うの。
これは、「私にだけ起こりえること」じゃなかった。
誰にでも、起こりえることだった。
何度も諦めようとした。
もう無理だと思った。
私には何もなくなってしまったのだと思った。
それでも生きた理由がある。
生きることをなんとか選択出来た理由がある。
私が「失って失って失って」「傷ついて傷ついて傷ついて」も、生きて行くことを諦めず、「生きなければ」と思わせてもらうことが出来たのは、ただの小さな日々の積み重ね。
私を今、生かすものは、何だろう。
文字数 14,685
最終更新日 2022.07.03
登録日 2022.07.03
人間が絶滅した世界で生きる犬と猫。犬は社会でふつうに働き、猫は気ままな野良。保険会社のマナブ(犬)が顧客を殺したのをきっかけに、それを見ていたサトル(猫)とともに逃避行する。人間のいない社会で建造物や発電所を維持していたのはアリだった…というSF風のお話。
高村薫著「冷血」をリスペクト、文章は高村調で書いてます。タカムラファンお待ちしてます!
文字数 71,249
最終更新日 2020.07.25
登録日 2020.07.03
今の延長線からちょっとずれた未来。
東京湾に人工島が浮かんでいた。そこは原子力発電所であり、管理は人工知能と人造人間が行っていた。
その人造人間と本土から逃れてきた犯罪者崩れたちは島の各所で生活し、なわばりを作り、時には衝突していた。
『ぼく』は三人の仲間とともに自警団の結成を目指す。島の治安を向上するために。
そして、そこからぼくら、宗教団体、政府、人工知能がからみ合う物語が発進する。
※本作品においては、犯罪、暴力行為の描写があります。いずれも小説上の表現として用いています。その点ご理解の上お読みください。
*「カクヨム」に投稿しています(名義:@ns_ky_20151225)。
*「小説家になろう」に投稿しています(名義:naro_naro)。
*「エブリスタ」に投稿しています(名義:estar_20210224)。
*「ノベルアップ+」に投稿しています(名義:novelup20210528)。
文字数 116,601
最終更新日 2023.02.16
登録日 2023.02.07
13年前の大地震で放射能に汚染されてしまった或る原子力発電所の第三建屋。
生物には致命的なその場所へ、犬型の多機能ロボットが迫っていく。
公的な大規模調査が行われる数日前、何故か、若きロボット工学の天才・三矢公平が招かれ、深夜の先行調査が行われたのだ。
現場に不慣れな三矢の為、原発古参の従業員・常田充が付き添う事となる。
世代も性格も大きく異なり、いがみ合いながら続く作業の果て、常田は公平が胸に秘める闇とロボットに託された計画を垣間見るのだが……
エブリスタ、小説家になろう、ノベルアップ+、にも投稿しております。
文字数 15,034
最終更新日 2024.03.13
登録日 2024.03.06
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2011年3月11日、東日本大震災により、福島第一原子力発電所は事故を起こした。
私は、その原発事故のあった町に住んでいた。
事故により、放射能を巻き散らかすこととなった原発から逃れる為、着の身着のまま避難を余儀なくされた。
その当時、家では、二匹の犬を飼っていた。
すぐに帰って来ることが出来るから。
だから大丈夫。
少しの間だけ、待っていてね。
しかし、その約束は果たされることはなかった。
私たちは、すぐにその家へ、故郷へ戻ることは許されなかった。
何週間も、何カ月も、その土地に入ることは出来なかった。
自宅に帰ることすら、許可が必要になった。
真っ白な防護服とマスク、手袋、そして靴を包み込むビニール袋を身につけて。
その時、私が見たものは。
文字数 5,641
最終更新日 2022.07.03
登録日 2022.07.03
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