深夜、喉が渇いた私は水を飲もうとキッチンへと向かった。
照明をつけると、テーブルの上に夫の定期入れが置いてあった。
「こんなところに置いて、無くすといけないわ」私は定期入れをバッグへと入れようと手にとった。
文字数 1,630
最終更新日 2021.07.24
登録日 2021.07.24
「ね、楓ママ。こんどのママ友のランチ、どこでやる?あたしとしてはさ、渋谷の102の近くにあるお店がいいと思うんだよね」
「渋谷まで
文字数 1,141
最終更新日 2021.07.16
登録日 2021.07.16
食事をして、後片付けをしていると家の電話が鳴った。
出ようとして、受話器に手を伸ばすと切れてしまった。
また食器を洗い出すと電話が鳴ったので、
文字数 1,300
最終更新日 2021.07.12
登録日 2021.07.12
子供が通っている塾の講師は独身だった。
そんな講師に子供の進路について相談したいと思う私。
子供は講師のことを
文字数 1,137
最終更新日 2021.07.12
登録日 2021.07.12
背も低いし、これといって取り得もなく、ファッションセンスもなくてダサい男だった夫と結婚してやった。
いかにお洒落に服を着こなし、都会的な
文字数 1,292
最終更新日 2021.07.09
登録日 2021.07.09
ママ友の里香さんが、ここ最近どうも元気がない。
「どうしたの?元気がないようだけど。なにかあった?」
食欲もないのか、
文字数 1,173
最終更新日 2021.07.05
登録日 2021.07.05
「お仕事、お疲れ様でした」
「いや~ほんと今日は疲れたよ」
「朝からずっと営業してたんでしょ?」
「ああ、
文字数 1,061
最終更新日 2021.07.05
登録日 2021.07.05
「あなたが夫の命を奪ったんでしょう?!」
「なにを言ってるんですか?妻の私が、この世で一番愛している夫の命を奪うわけがないでしょう」
目の前に座る夫の浮気相手の女は
文字数 1,296
最終更新日 2021.07.02
登録日 2021.07.02
毎日、私は夫のために愛妻弁当を作っている。
これは結婚してからずっと続けていることで、風邪をひいているときでも、
文字数 1,028
最終更新日 2021.06.28
登録日 2021.06.28
私、ミエーラはイケメンの貴公子好き♪
会えばすぐにキスしちゃう。
そんなキスばかりする私に「そんな
文字数 676
最終更新日 2021.06.26
登録日 2021.06.26
夫と久々にベッドの上で愛し合う私。
激しく抱かれた私はその余韻に浸り、幸せを感じる。
「あなた、こんどは私が気持ち良く
文字数 1,072
最終更新日 2021.06.21
登録日 2021.06.21
高校時代に憧れていた先輩からいきなり電話がかかってきて、胸の鼓動が止まらない。
「先輩、どうしたんですか?もう3年ぶりですよね」
「ああ、俺、高校を
文字数 1,406
最終更新日 2021.06.18
登録日 2021.06.18
街を歩いていると、どうも背中に強い視線が刺さる気がしてならない。
「なにかしら・・・この視線」私はゆっくりと視線の方へと目を向けた。
すると、そこには20代前半に見える若くて
文字数 1,152
最終更新日 2021.06.15
登録日 2021.06.15
食事の準備ができたので、私は寝室にいる夫を呼ぶことにした。
「ね、あなた・・・」そう声を掛けようとしたとき、寝室から女性の喘ぎ声が聞こえてくる。
「な、なにをしているのかしら」中を覗けば、
文字数 1,267
最終更新日 2021.06.08
登録日 2021.06.08
叔父の笑顔を見ると、僕はすごく胸がドキドキするんだ。
どうしてだろう...
子供の頃からおじさんを見るだけで胸がトキメキ、膝の上にお座りすると胸が張り裂け
文字数 1,104
最終更新日 2021.06.05
登録日 2021.06.05
昼間のレジ打ちのパートを終えて、子供を保育園に迎えに行って家に帰った私。
「はー、疲れた。あ、今からご飯の支度をするから待っててね」と5歳になる娘にお菓子を渡し、今夜はカレーライスを作りましょう。
と思ったその時、電話が鳴った。
文字数 1,217
最終更新日 2021.06.03
登録日 2021.06.03
旦那がパソコンの画面に向かうことが増えている。
今までそんなに真剣な眼差しで画面を見ていたことがあったかしら。
「なにをそんなに真剣な眼差しで見ているの?」
気になった私は、
文字数 882
最終更新日 2021.06.02
登録日 2021.06.02
「ね、乗ってかない?」と声をかけてくる40前後の男性に出会った私。
年上の男性に惹かれて「ええ、いいわ」と車の助手席に乗った。
潮風を感じながら
文字数 1,160
最終更新日 2021.05.29
登録日 2021.05.29
「今日も魚が大漁に獲れるといいな」
「そうだな!頑張ろうぜ!」
「俺らは台風の日も、雨がどしゃぶりの時でも海へ漁に出て帰還する強運の持ち主だ!」
「そうだ!運が強い俺達だからこそ、他の漁師には負けねえぜ!」
文字数 1,106
最終更新日 2021.05.28
登録日 2021.05.28
新居へ引越した私たち家族は引越しの片付けも終わり、やっと落ち着いた。
翌日、引越し祝いを持ったお姑さんが家を訪れて、一緒に食事をした。
「新しい家に引っ越せてよかったわねえ。前は狭くてカビ臭かったからちっとも遊びに行けなかったわよ」
「え、ええ。そうですね・・・こんどは新築なのでカビ臭くないですよね」
「ほんと、新築はいいわ」
お姑さんは新しいソファにデンと座り、辺りを見渡しながら満足げに話す。
その時、ゴトンガタンッ!!
文字数 1,199
最終更新日 2021.05.27
登録日 2021.05.27