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第19回ファンタジー小説大賞 参加作品
ダンジョンが世界に現れて、八年。
探索者が魔物を倒し、配信者がその攻略を何万人もの視聴者へ届ける時代。
その裏側には、帰ってこない人間を迎えに行く仕事がある。
水城湊、二十六歳。
探索者ランクはE級。
だが本業は、一級ダンジョン救難員。
彼の固有能力《固定》は、触れた物を数秒間その場に止めるだけ。
炎も出ない。
身体能力も上がらない。
魔物を一撃で倒すこともできない。
戦闘には向かない「外れ能力」。
湊自身も、それで困ってはいなかった。
崩れかけた瓦礫を三秒止められれば、その下から一人を引きずり出せることがあるからだ。
そんなある日、人気A級探索者・白石凛花の生配信中に大規模な崩落事故が発生する。
足場を失い、深い大空洞へ落下する凛花。
救助に入った湊は、いつもと同じように《固定》を使った。
その瞬間。
落下していた人間が、空中で止まった。
救助映像は全国へ拡散する。
「これのどこがE級なんだ?」
「《固定》って、こんな能力だったか?」
「誰だよ、この救難員」
周囲が騒ぎ始めても、湊にはあまり関係がない。
次の救難要請が入れば、装備を背負って現場へ向かう。
崩落。
水没。
毒。
通信断。
能力暴走。
大量遭難。
強い魔物を倒せば終わるとは限らない死地で、必要なのは「敵を倒す力」だけではない。
八年前。
瓦礫の下に取り残された十八歳の湊を、一人の救難員が迎えに来た。
今度は、自分が迎えに行く番だ。
ただ一つ、湊自身もまだ知らないことがある。
《固定》は、本当に「物を止めるだけ」の能力なのか。
これは、戦う英雄たちの陰で命をつなぐE級探索者が、今日も誰かを生きて地上へ連れ帰る物語。
文字数 40,508
最終更新日 2026.08.29
登録日 2026.08.11
魔王と人類は幾星霜にわたり戦いを繰り返してきた。魔王が復活すれば戦乱が封印すれば平和が、その終わらぬ輪廻の中で世界は均衡を保っていた。そして現在200年ぶりに魔王復活の神託『禍つ黄昏の季節』が神殿や八聖山に下る。
そんな時代の影響か、「真の勇者として覚醒し、魔王を討つ者」を意味する『真勇魔討』が世界中で熱狂的に広がる。国が認める国選勇者、勇者を信奉する教団の教団勇者、さらには名声と富を求める自称勇者。世界はかつてないほど“勇者”であふれかえっていった。
そんな時代に、八聖山の一つ聖月山で育った少年リョーマ・マークスが、真の勇者を探し導く存在、「聖導師」として覚醒する。
彼は誰よりも速く動け、あらゆる異常攻撃を防ぎ、放出系魔術を吸収し敵に跳ね返す。仲間の魔術は増幅し、バフを付与できる支援職最強の『月詠の導師』となる。そのうえリョーマは東方より伝わる剣技、刀術を幼い頃から仕込まれていた。この組み合わせが無類の強さを発揮することはまだ誰も知らない。
しかしこの覚醒は最近まで近習として仕えていた王子の暴挙が原因だった。
リョーマが諫言し馘となる原因のダークカーズヒュドラの討伐失敗で、呪いを受けた王子達が幼馴染の王女と母親に無理やり解呪をさせたのだった。
だが失敗、王女の母は死に、王女は半身に呪いを宿す『呪い姫』となってしまう。
それを知り、王女がこのままでは死んでしまうと絶望したリョーマが呪いが移るのを気にせず彼女を抱きしめた。
そして奇跡が起きる。
大きな力を得て、王女の母親を殺し、多くの兵を死なせ、最愛の王女を『呪い姫』の堕とした王子を〆る。
そして彼女救うことを決意したリョーマは、襲撃してきた勇星教団を退けたのち、最愛の王女の呪いを解くために旅立つ。
「真の勇者を探す?オレ勇者嫌いなので、姫の呪いを解く方を優先します!」とリョーマは語る。
文字数 230,538
最終更新日 2026.08.31
登録日 2026.08.13
トップパーティに所属する魔術師のリリアは、ある日突然、リーダーから理不尽な追放宣告を受けてしまう。
「お前の地味な魔法はもう必要ない」
彼女が使えるのは、ありふれた初級魔法と鑑定スキルだけだった。
しかし、リリアの鑑定は敵の「弱点」や「急所」を看破する特殊なものであり、無意識に的確な支援を行っていた彼女こそがパーティ躍進の真の理由だったのだ。
行き場を失い、孤独に街を彷徨うリリア。
だが、立ち寄った路地裏の食堂で、彼女の隠れた才能に唯一気づいていたSランク冒険者・ノアと運命的な出会いを果たす。
誰にも評価されなかった不遇の魔術師が、最強の剣士に見出され、自身の真の実力と新たな居場所を見つけていく逆転ファンタジー。
文字数 41,616
最終更新日 2026.05.31
登録日 2026.05.28
【第3回HJ小説大賞後期「ノベルアップ+」部門 最終選考作品】
「ハズワケ!」あらすじ。
ギフト名【運び屋】。
ハズレギフトの烙印を押された主人公は、最高位のパーティをクビになった。
その上悪い噂を流されて、ギルド全員から村八分にされてしまう。
しかし彼のギフトには、使い方次第で無限の可能性があった。
けが人を運んだり、モンスターをリュックに詰めたり、一夜で城を建てたりとやりたい放題。
仲間になったロリっ子、ねこみみ何でもありの可愛い女の子たちと一緒に、ギフトを活かして、デリバリーからモンスター討伐、はては他国との戦争、世界を救う冒険まで、様々な荷物を運ぶ旅が今始まる。
※ハーレムの女の子が合流するまで、マジメで自己肯定感の低い主人公の一人称はちょい暗めです。
※明るい女の子たちが重い空気を吹き飛ばしてゆく様をお楽しみください(笑)
※タイトルの画像は「東雲いづる」先生に描いていただきました。
文字数 146,200
最終更新日 2021.09.30
登録日 2020.03.14
子爵家の四男坊のノエル・フリューゲルは、王都へ向かう列車の中で、ここが前世プレイしていた王道ファンタジーゲーム『エターナル・クロニクル』の世界であることに気づく。
ノエルは、プレイヤーである勇者の友人。プレイヤーはノエルに話しかけて、チュートリアルを見たり、ステータスを確認したりする。
つまり、プレイヤーがノエルに出会うところから、ゲームが開始する。
ところが、ノエルはうっかりミスで、本来入学するのとは別の魔法学校に入学してしまった。
このままではプレイヤーに出会えず、ゲームが始まらない。
いや……勇者が覚醒できず、この世界そのものが滅ぼされてしまう。
世界を救うために、勇者を探せ! ノエルの困難なミッションが始まった……!
文字数 2,463
最終更新日 2026.08.31
登録日 2026.08.31
過酷な家庭環境やブラック企業での粗雑な扱いに苦しめられている猫宮心は、猫を愛でることだけが生き甲斐の生活を送っていた。
そんなある日、猫が車に轢かれそうになっている場面に遭遇し、命と引き換えにその猫を救った。
そこで猫宮の人生は終わるはずだったが、気がつくと何もない真っ白な空間に飛ばされ、そこには神を名乗る大きな猫がいた。
猫宮の悲惨な人生が手違いだったことを知り、希望する能力を授けた上で転生することになったのだった。
猫に好かれる人生がほしいと希望した猫宮は、テイマーとして異世界へと転生することになる。
猫型の魔物ばかりが住む森に転生し、モフリまくる生活を送っていた猫宮だったが……?
感想はドシドシ書いてください!
酷評でも構いません!!
文字数 101,221
最終更新日 2025.08.03
登録日 2025.02.01
ダンジョンを探索して百年。攻略したダンジョンをリフォームし永住の巣にしたはいいものの、いつしか魔物が地上に溢れ、穴の外の人間を襲う事態が発生。それからというもの愛するマイホームは魔王が潜むダンジョン『エキドナ』と恐れられ、魔物発生の温床を断つべく討伐隊が送り込まれるようになってしまった。
抵抗を考えるも自ら手を下すまでもなく逐次飛び込んでくる討伐隊はどれも道中の魔物たちに阻まれて失敗続き、最深層までたどり着くことはなかった。
侵入者が押し寄せるのも日常、道中で斃れる人間を見るのも日課となった頃、一風変わった男女混合の若くて青いパーティーが現れた。
ヒーラー担当の少女ビクトリア、攻撃魔法担当の女マチルド、タンク担当の男ロビン、そして勇者と呼ばれる少年テオ。
一見頼りなくひ弱で、捨て駒と見ていたのだが意外や意外、かなりしぶとい。
未熟そうに見えて確かな信頼から成しえない巧みな連携ではるか格上の強敵を屠る戦いもさることながら非戦闘中に見せる彼らの言動……なんだ、これは……目が離せん!
文字数 398,026
最終更新日 2026.09.06
登録日 2023.11.18
大昔から幾度となく帝国と争っている王国に影山武(タケル)は召喚された。王国の魔導師は、帝国の象徴である闇属性だったタケルを快く思わず、彼を転移させて追放したのだった。
草原に飛ばされたタケルは、魔物と遭遇して命を落としてしまう。しかし、追放した魔導師を恨みながら死んだ彼は、悪魔と契約することで蘇った。異世界で生き抜く為に冒険者になると、天使と契約した冒険者や暗殺者が牙を剥いてきた。
タケルが冒険者として強くなるつれ、彼は『天魔大戦』に深く関わることになるのだった。
文字数 324,332
最終更新日 2026.09.17
登録日 2024.08.12
目が覚めると草原のど真ん中にベッド。
そばには看板が一つ。
そこにはこう書かれていた。
『世界は滅びました』
看板の文字が変わり、こう書き記される。
『管理者に会えば、復元できるかもね』
そう言われたら、復元するしかないじゃない!
管理者に会うためには、善行ポイントという謎ポイントが大量に必要らしい。
そのポイントを集めるために、危機に瀕している世界を回って救っていく……?
いや、ほとんどの場合、救ってない気がするんだけど、なぜか溜まっていく善行ポイント。
ともかく、ポイントを稼いで、さっさと世界を復元してもらおう。
文字数 166,964
最終更新日 2026.09.18
登録日 2026.07.15
地味で無能に見えるけど、実はスーパーラッキーです☆
悪意はそのまま跳ね返し、世界一のスパダリに溺愛されてます!
天帝と四天王家が治める、
魑魅魍魎(ちみもうりょう)や悪鬼がはびこる世界。
天満院 愛蓮(アイレン)は、分厚い眼鏡をかけた地味な女の子だ。
アイレンは一流華族の娘であるにも関わらず、
なんの”能力”も持ってはいなかった。
しかし性格は極めて穏やかで誰にでも優しく、無欲でほがらか。
それだけでなく教養にあふれ、品のある徳の高い娘だった。
そんな彼女を心から愛する賢く美しい少年は、
ある日”修業のために”と去って行ってしまった。
その日から彼女の運命は波乱に満ちたものに変わっていく。
弟を連れて旅に出ていた両親が行方不明になってしまったのだ。
その隙を突いて、従妹一家は家の乗っ取りを企ててくる。
天真爛漫を装い、妬みからアイリンの全てを奪おうとする従妹。
それまで婚約を強引に進めてきた幼馴染は、
この窮地に対し、手の平返しに婚約破棄を突き付けてくる……
何もかも失い、能力も無いアイリンの危機……
と思いきや。
まったく問題なし!
なぜなら彼女の隠された”能力”は、”開運招福”と”意図反射”だったから。
ほっといても幸運が舞い込むだけでなく
向けられた悪意はそのまんま相手に跳ね返っていくものだった。
嫌がらせしてくる奴は自業自得な目に、
親切にしてくれる人は幸運に恵まれる。
しかも彼女は、素晴らしい人物に愛され、
とんでもないモノに守られていたのだ。
開運招福、
皆様の不幸が、スカッと反転されますように!
文字数 286,988
最終更新日 2025.11.03
登録日 2025.08.17
貴族令嬢ラティ・フォン・アイゼンフェルトには、困った癖がある。
正義感が強すぎるのだ。
困っている人を見れば助ける。
不正を見れば見逃さない。
相手が貴族だろうと魔物だろうと関係ない。
結果――毎回騒動になる。
そんなお嬢様を止めるのは、筆頭執事セバスチャン。
だが彼もまた問題だった。
人間離れした戦闘能力を持つ最強執事でありながら、お嬢様にはとことん甘い。
さらに、お嬢様を崇拝する専属メイド沙織まで加わり、アイゼンフェルト家の日常は今日も大騒ぎ。
「お嬢様、その正義は許可出来ません」
「嫌ですわ!」
正義感が暴走するお嬢様。
止めたいのに止めきれない執事。
なぜか被害を拡大させるメイド。
これは、少しだけ非常識なお嬢様と、かなり非常識な大人たちが織りなす主従コメディファンタジー。
――平穏はない。
だが今日も屋敷は平和である。
文字数 113,680
最終更新日 2026.07.12
登録日 2026.06.10
ヨーロッパに位置する小さな島国・ブリトール王国では遥か昔から魔法の研究が盛んに行われ、昔から現在に至るまで世界一の魔法大国と称されてきた。
なので、当国には数多の魔法使い養成機関が存在し、その中でも最上位の名門校であるマギア魔法学院には国内のみならず国外からも数多の選りすぐりの魔法使いが毎年門を叩いている。そして、15歳の金髪の美少年・ハンスも当校の生徒なのだけれど、どうしてか魔法が全く使えず主にクラスにて嘲笑を受ける日々を過ごしていた。
すると、そんなある日のこと。ハンスのクラスメイトで、クラスや学内のみならず校内においてもトップの能力を備える銀髪の美少女・ユリアから特別レッスンを受けることとなり――
文字数 55,007
最終更新日 2026.09.18
登録日 2026.08.22
ゲームデバッガーのアルバイトで生計を立てていた早乙女千佳(25)は、不運な事故でこの世を去った。
しかし、次に目を覚ましたとき彼女はまさに自分がデバッグを務めていた乙女ゲーム『千年を綴る五線譜』の世界で主人公の親友令嬢オフィーリアの姿に転生していた。
ゲームのすべてを知り尽くしたオフィーリアは当然のようにヒロインをハッピーエンドに導くが、エンディングのその先に待っていたのは戦争で滅びる自国の未来だった。
ヒロインの命を、国を救うため四度の転生は全て失敗に終わった。
心優しい「善玉令嬢」は自ら悪役令嬢となり、父の権力を使って富国強兵を推し進める。
親友との友情さえ断ち切り、かつての宿敵だった悪役令嬢と手を組む彼女は茨の道を進む。
――これは、ハッピーエンドの「その先」に待つ絶望を覆す、五度目の人生の物語。
※本作は既出の話が遡って内容が変わることがあります。
文字数 51,424
最終更新日 2026.09.18
登録日 2026.08.24
筋肉の名門に生まれながら、病弱で寝たきりだった令嬢アドリアナ・ドラクロワ。
弱い体のせいで何も守れず、一度は人生を終えた彼女に訪れたのは──まさかの二度目の人生だった。
今度こそ後悔しないために、アドリアナは決意する。
「筋肉は裏切りませんわ。今度の人生は、この身体で未来を変えてみせます!」
鍛錬で虚弱だった体を作り直し、ついには男爵位を授かることになった彼女は、荒れた領地を立て直す日々へ飛び込んでいく。
領民と汗を流し、仲間と戦略を練り、時に筋肉で困難を突破しながら、アドリアナは『守りたい人々』と出会い、少しずつ強く優しい男爵へと成長していく。
やがて王都にも噂が届き、密かに警戒され始める『筋肉令嬢』の存在。
その力は脅威か、それとも希望か──?
虚弱令嬢が二度目の人生で手にした、筋肉と誇りで未来を切り開く成長物語。
文字数 43,205
最終更新日 2026.09.18
登録日 2026.08.29
★KADOKAWAグローバルコミック編集部さま 『注目作』選出実績あり(小説版。Nolaノベル)
★靴を脱がない妖怪と、靴を脱がせたい青年の戦いを描く、ホームコメディ!
【あらすじ】
FXで多額の資産を溶かした青年の家に、アホ毛を生やした幼女が転がり込んでくる。
その幼女は、最高ランクの座敷わらし(チョウピラコ)だった。
座敷わらしの力で資産のV字回復を達成。
だが、ひとつ問題があった。
座敷わらしは家の中でも靴(ウエスタンブーツ)を脱ごうとしないのだ。
世界よ、これが和風ギャグだ!
靴を脱がない妖怪と、靴を脱がせたい青年の戦いがはじまる!
文字数 11,922
最終更新日 2026.09.10
登録日 2026.08.22
ロザリンデは、白薔薇と呼ばれた地元では一番の美少女。
王都の学院で、運命の王子様と出逢った。
だけど、しょせん身分違いの悲しい恋。結ばれるわけもなく……
夢破れて帰郷したロザリンデに、世間の風は冷たい。
学院を辞めちゃった中途退学者には、就職の門戸は超激狭。
受けても受けても全戦全敗。
おまけに王太子殿下を誑かした魔性の女認定されて、周囲からは腫れ物状態。
新しい恋をしたくても、田舎じゃあもう絶望的。
せめて卒業資格を取ろうと、やっと見つかった女子校に転入してみれば、
失恋譚がスキャンダラスに広まっててボッチ&針の筵。
ヤケクソで飛び出すも、貧乏な実家では引き籠ることも許されず……。
「もうっ。どーしろっちゅうのッ⁈」
唯一の救いは、賢くて可愛い妹だけ。
なのに、その妹に領主家の奇人変人若様がセクハラしやがっただとおッ⁉⁈
お姉ちゃん、出番ですッ‼!
これは、白薔薇と称えられたロザリンデが、雅名を返上して
「狂犬」と呼ばれるようになるまでのお話。
文字数 15,401
最終更新日 2026.09.17
登録日 2026.08.31
「俺を描け。本物の死など滅多に描けないぞーー」
* * *
孤児のイトは、食べ物の絵を描くことで飢えをごまかしていた。
ある夕暮れ、地面にパンの絵を描いているとき、声が聞こえた。
『この絵を本物にしたくないか?』
『おまえがいつかおれを描くと約束するなら、おまえの描く絵が本物になる力を与えてやろう』
これは悪魔の声?
「絵は絵だからいいんだよ。本物だったらだれかに盗られちゃうもの」
契約を拒んだイトは飢えて死にかける。しかしそのとき、
「お? なんだこのうまそうなパン? まさか、絵か。おまえが描いたのか?」
イトを拾ってくれたのは、スランプ中の天才絵師、ミリドだった――。
**登場人物**
ヒロイン イト 元・浮浪児。絵の天才。
師匠 ミリド イトの絵の師匠。工房持ち。
オークリー イトの工房仲間。仲良くしていると思っていたが…。
文字数 73,370
最終更新日 2026.09.16
登録日 2026.07.31
告白したいだけだったのに、私の世界は壊れ始めた。
親友は私を憎み、幼馴染は歪み、友人は私の未来を知っていた。
「時間を戻せる時計」を手にした私は、何度も過去をやり直す。
けれど運命は、少し形を変えるたび、さらに歪んでいく。
何度やり直しても辿り着けない幸せ。
本当に変えるべきだったのは、過去なのか。それとも――。
時を越えて交錯する、恋と執着のタイムリープファンタジー。
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現在今作は「第19回ファンタジー小説大賞」に参加しています。異世界ファンタジーが多い中でこの作品は異色の作品となりますが。投票していただけたら幸いです。
文字数 38,195
最終更新日 2026.08.16
登録日 2026.08.01
余所者だと迫害を受けていた少年・ライトはある日、村長の息子ジェームズとその取り巻きによって魔物の巣食う森の中へと連れ出される。
しかし、運悪くジェームズが足を滑らせ崖下に落ちて行ってしまった。
だらんと力なく横たわるその姿に、取り巻き達は慄き逃げ出してしまう。
きっとジェームズを殺したと冤罪をかけられるだろう、そう絶望したライトは誰に言うでもなくか細い声で呟く
「もう……なんでもいい。 誰か助けてくれ……っ!」
「了解しました。身体の破損を確認。修復を開始します」
その呟きに応えたモノとは……
「インストール完了。肉体との同期確認。人工知能『ジェームズ』正常に起動確認。これより、勇者ライトの世界救済の旅路を全力サポートいたします。ライト、力を合わせてこの世界を、人類を救いましょう。」
先程死んだはずのジェームズだった……!?
文字数 273,697
最終更新日 2026.09.17
登録日 2026.06.28
奇病を患った少女は笑う。誰よりも幸せそうに。
ショートショートは完結ですが、恐らく短編になる同作品を執筆中です
文字数 3,423
最終更新日 2025.10.28
登録日 2025.10.28
「俺は、二つの世界を統べる王になる――」
現実世界ではブラック企業で搾取され、誰からも認められなかった青年・高橋涼。
しかし、謎のアプリ『Genesis Canvas』を通じてアクセスした異世界「エーテリアス」において、彼はカンストステータスとあらゆる権能を持つ【創造主(神)】だった!
異世界では、現代の物理法則とチート魔法を融合。愛車である魔導四駆「ジムニー」で大自然を駆け抜け、「複式簿記」などの現代知識で領地の内政を改革。さらには「神の知恵(Google検索)」を駆使して腐敗した悪徳領主や帝国の陰謀を社会的に抹殺していく!
一方の現実世界でも、異世界で得た圧倒的な力と富を使って、自身を虐げていたブラック企業の上司に完璧な「ざまぁ」を下し、若き天才社長へと成り上がっていく。
彼を慕うのは、現実世界で背中を預ける最強の秘書・結衣。そして異世界で彼を愛し、共に戦う村長の娘・アリアとエルフの巫女・エルリア。
理不尽な暴力も、絶望的な大軍勢も、現代の叡智と圧倒的な神の力で完全論破&粉砕!
平日は社長として現代を無双し、週末は神として異世界を旅して車中泊。三人のヒロインに愛されながら、ストレスフリーで駆け抜ける最高に痛快なデュアル・ファンタジー、ここに開幕!
文字数 287,649
最終更新日 2026.07.21
登録日 2026.06.11
『何でもできたら、一人ででも生きていける』
――伯母の言葉を胸に、自立を目指して冒険者になった少女アデュリリア。
しかし彼女を待っていたのは、どの職業にも適性がないという残酷な現実だった。
適正職がないという理由で仕事も仲間も見つからず、貯金も底をつきかける。
「働かないと生きていけないのに、どうすればいいの?」
絶望の淵で泣き崩れる彼女の前に現れたのは、幼馴染のバルト。
彼は「同郷のよしみだ」と、アデュリリアを“お手伝い”として初めての依頼に誘ってくれることに。
希望を胸に挑んだ薬草探しの森で、二人は魔物に襲われてしまう。
ピンチに陥ったバルトを救ったのは、アデュリリアが放った火と癒やしの力だった。
「五光術って一人一属性だよ!?」
「え、普通に五属性とも使えるよ?」
彼女には、自身も知らない前代未聞の才能が眠っていたのだ。
どの職にも就けなかった「器用貧乏」な少女が、本人すら知らなかった隠された力で道を切り拓いていく。
器用貧乏少女の冒険譚が、今始まる。
番外編は説明書きがありますので、一読をお願いします。
『たくさんのキスをして』と登場人物が被っておりますが、地名や仕事の行き先の繋がりがある以外は関連ありません。
上記はR15指定としています。
文字数 400,603
最終更新日 2026.02.08
登録日 2025.05.15
喋れない。触れない。警告できない。——それでも俺は、このポンコツ令嬢を死なせない。
ブラック企業で過労死した中間管理職・黒田忠司(34)が目覚めたのは、乙女ゲーム『月光のエトワール』の悪役令嬢ロゼリアの「影」の中だった。
声は出せない。主から10メートルも離れられない。光の強い場所では力が半減する。できるのは、物をほんの少しだけ動かすことだけ。
それでも——破滅フラグは待ってくれない。
ドレスの裾を引っ張り、シャンデリアを落とし、毒杯を弾く。影の全力の裏方工作で主の破滅をへし折るたび、なぜかロゼリアは「底知れぬ黒幕令嬢」として周囲に畏怖されていく。
情報の女帝。軍神。守護者。革命家。——全部、影のせい。
本人は何もしていない。
だが令嬢は知らない。自分の足元で、存在が薄くなりながら守り続けている者がいることを。
「いるなら、おやすみなさい」——その一言が、影のすべてを変えた。
文字数 180,103
最終更新日 2026.05.23
登録日 2026.03.27
「息子になってもらえないだろうか」
風領の領主から、十四歳の『少女』フィルへの依頼――
「領主様、お言葉ですが、私は女です」
「まあ、そこは大丈夫だろう」
(大丈夫って何がだ……!?)
十四歳の少女フィルは、空を飛ぶ大鷲やトビヘビに憧れながら、ルッカ飼いと毛織物の商いを営む家族とともに、風領の小さな村で暮らしていた。
ある日、行商帰りのフィルの頭上を、一羽の騎乗大鷲が飛び越えていく。
それは、フィルを領主館へ招く使者だった。
天の氏族の教師エルンに付き添われ、領主館にいくことになったフィル。初めて乗った大鷲の背から見た故郷は、今まで思っていたよりずっと広かった。
領主と対面したフィルは、そこで「息子の影武者」を依頼される。
彼女が演じるのは、風領の第二子、ウィルフォード。そしてその婚約者は、武を尊ぶ火領の姫、ヒルデガルド。
婚約を穏便に解消するまでの間、姫を怒らせることなく「婚約者」を務めてほしいというのだ。
報酬と、憧れていた外の世界へ踏み出す機会を得るため、フィルはその依頼を引き受ける。
風をまとう民。
空を駆ける鷲。
四つの属性によって均衡する世界。
空に憧れる少女は、領主の息子の身代わりとして、火領の姫の婚約者となった。
これは、一人の少女が「誰かの身代わり」として世界へ踏み出す物語。
文字数 209,537
最終更新日 2026.09.18
登録日 2026.06.30
”最強チートより、固定費削減のほうが大事だった。”
46歳、過労死。転生先で告げられたステータスは異世界人上限の10倍。
チート確定。最強確定。勇者確定。
俺の第一声は「報酬は?」だった。
装備は買わず自作する。
転送魔法は高いから歩く。
ポーションより怪我しない技術を磨け。
女神が反論するたびに論破する。
千年君臨の女魔王が乱入してきた。
「誰だ」の一言で黙らせた。
城の固定費を指摘したら、なぜかついてきた。
最強なのに宿代を値切る。
無敵なのに走り込みをやめない。
女神は内心でだけ崩れる。
魔王は財布の話に目を輝かせる。
この世界のルールはひとつ。
ツッコんだ側が、負ける。
神も魔王も常識も、46歳の節約理論には勝てなかった。
異世界最強の節約勇者譚、開幕。
文字数 514,676
最終更新日 2026.08.28
登録日 2026.04.03
普段はお人好しの偽善者、戦闘開始スイッチオンでドS戦闘狂の女主人公!?
「貴方にはあなたの世界で言うところの神様になっていただきたいのです」
いい人のフリをして生きてきた少女・タキナは、皮肉にも自らの善行を理由に死んでしまう。しかし、善性を世界の創造主に買われ、異世界の神に転生することに。
任されたのは、滅亡寸前の異世界。
世界を守るため、タキナは与えられた神としての「力」を使っていく。
……が、なぜか力を使うほどに「戦闘狂」になっていく!?
集った仲間達も、なぜか皆一癖ある者ばかり。
力も知能もあるけれど忠誠心が暴走しがちな付き人の少女に、強いけど傲慢さが玉に瑕のドラゴンの少年、そして歩く18禁なエルフのお姉さん!?
しかも、どうやらタキナにも隠された真実がこの世界にはあるようで……。
偽善者少女神は、本当に異世界を滅亡から救えるのか!?
表紙絵/浅倉様 X @kurakuwakurai
※無断転載、AI学習禁止
文字数 498,505
最終更新日 2026.09.04
登録日 2023.07.14
【完結済み・全105話・約18万字】
魔力1の落ちこぼれ令嬢が、努力と剣で運命を変える――。
不遇だった少女が、最高の仲間と愛に支えられながら成長していく逆転ファンタジー。
魔力こそが貴族の価値を決める世界。
名門ルクサリス侯爵家に生まれたカテリーナは、母から受け継ぐはずだった強大な魔力を持たず、わずか「1」の魔力しかない落ちこぼれ令嬢だった。
「魔力のない貴族に価値などない」
「あなたには何もできない」
義母や義妹から冷たい言葉を浴びせられ、自信を失いかけるカテリーナ。
しかし、彼女は決して諦めなかった。
魔力がないなら、努力すればいい。
才能がないなら、人の何倍も頑張ればいい。
敬愛する兄のもとで剣技を磨き、一冊の本との出会いから新たな世界を知った彼女は、魔法至上主義の貴族社会に立ち向かう決意をする。
目指すは王国最高峰の王立宮廷大学。
魔力1の令嬢が、剣一本と揺るがぬ努力で、天才たちの集う選抜戦へ挑む!
そこで出会うのは、彼女の本質を見抜き、支えてくれる仲間たち。
そして、彼女のひたむきな姿に心を奪われる、国屈指のエリートたち――。
しかし、平穏な学園生活の裏では、封印されていた魔人復活の危機が迫っていた。
王国最大の危機を前に、魔力1だった少女の中に眠る本当の力が目覚める。
「できない」と否定された少女が、努力と信念で奇跡を起こす物語。
※溺愛・逆ハーレム要素あり。
※恋愛、学園、成長、バトル要素を含む長編ファンタジーです。
文字数 177,975
最終更新日 2026.07.25
登録日 2025.12.05
クラスメイトからいじめられる日々を送る少年アルキオネ。
いじめっ子たちはダンジョン研修の際に、アルキオネに謎の魔法陣の上に立つことを強要する。
それはランダムで変な呪いを付与する魔法陣として知られるものだった。
嫌がるアルキオネがいじめっ子たちに突き飛ばされて魔法陣の上に倒れたとき、魔法陣は輝き、何かが体内に入り込んだ。
『え? ここ何処? まさか異世界転生か?!』
知らない何者かの声が脳内に響く。
同時に、知らない世界の記憶が流れ込んできた。
アルキオネに憑依したのは星野昴流という異世界人で、トラックに轢かれて転生したらしい。
昴流が入り込んで以来、アルキオネは身体の支配権を奪われ、自分の意思とは無関係に行動し、思ってもいないことを喋り、いじめっ子たちを返り討ちにするほど飛び抜けた身体能力や魔法の才能を得ていく。
異世界転生で知らない人の身体に入っちゃった転生者と、それを見守る本来の身体の持ち主。
ダブル視点でお送りします。
※第5回次世代ファンタジーカップにエントリーしています。
期間中毎日更新!
文字数 106,737
最終更新日 2025.05.07
登録日 2025.03.01
日本で「空気」だった俺、異世界では存在自体が「神」でした。
平沢拓海(17歳)は、顔も成績も運動神経も「中の中」な平凡高校生。
ある日、事故に遭って目覚めると、そこはレベルが著しく低下した異世界だった!
そこは、男たちの顔面偏差値が30を下回り、九九が「賢者の魔法」と崇められ、50mを15秒で走れば「音速」と呼ばれる世界。
つまり、日本で平凡だった拓海は‥
• 【容姿】 ただのフツメンなのに、「1000年に一人の顔面国宝」!
• 【知能】 自分の名前(漢字)を書くだけで、「失われた古代文字を操る大賢者」!
• 【身体】 準備運動レベルのジョギングで、「人類未踏の神速」!
「え? 俺、ただ名前書いただけなんだけど……」
教室でチョークを握れば美少女たちが失神し、体育で軽く走れば伝説認定。
S級美少女たちからは「その遺伝子をください!」と迫られまくる、勘違いと無双の超イージーモードな学園生活、開幕!
「ストレスフリーで俺TUEEEしたい方、必読です。」
文字数 76,333
最終更新日 2026.02.15
登録日 2026.01.18
MBA(経営学修士)を取得したミナは、異世界に転生した。
村娘として生まれ変わった彼女は、持ち前の経営知識と行動力で商売を始め、その才能を領主に認められて行政顧問に抜擢される。
だが、その領地は隣国の侵略に脅かされ、王国から見放されかけていた。
「ならば、この土地を各国にとって手放せない場所にしてしまえばいい」
ミナが考えたのは、誰もが利用したくなる自由港・コブルー港の建設だった。
交易を活性化し、流通を整え、人と富を集める――。
大商人や王族を巻き込みながら、ミナは壮大な経済改革に乗り出していく。
陰から彼女を支える青年カイルとともに、ミナは剣でも魔法でもなく、知恵と交渉力で国の未来を切り開く。
まだ流通も未発達な世界で、ミナは自由港を実現できるのか――。
登録日 2026.07.07
※超簡略粗筋※
「転生しない、転移しない、悪夢見る、幻覚見る、ぶった切る、刺される、えぐられる、潰される、腕折れる、自刎する、自傷する、ヒロインが男装、主人公強い」
そんな感じの異世界ファンタジー小説。
【完結しました】
ドサ回り一座と地方巡察勅使との諍いに巻き込まれた男装剣士エル・クレールと中年剣士ブライトは彼らに、各々「武者修行中の貴族の若君とその家臣」であると思いこませ、場を取り繕う。
一座の戯作者マイヤーは「美形の若侍」であるクレールを妙に気に入ったらしく、芝居小屋に招いた。
この一座の芝居「戦乙女クラリス」の「原作」が皇弟フレキの手による資料であると言うマイヤーにクレールとブライトは不信感を抱く。
一方「勅使」の宿舎では怪しい儀式が執り行われていた。
※この作品は作者個人サイト、小説家になろう、ノベルアップ+でも公開しています。
文字数 206,127
最終更新日 2021.10.09
登録日 2021.08.31
レン・クロガネにとって、死が新たな人生の始まりになるとは想像もしていなかった。
ましてや、巨大な黒鎌を召喚する能力と、魂に刻まれたたった一つのスキルを持つ異世界で目覚めるなど、夢にも思わなかった。
《権威:死神》
迷宮都市エレティスでは、神々が冒険者たちをそれぞれの神家に集め、都市の地下に広がる巨大ダンジョン、タルタロスを探索するための祝福を与えている。
レンもまた、冒険者になることを夢見ていた。
しかし、一つ問題があった。
どの神も彼に祝福を与えることができないのだ。
彼の魂は、神々ですら理解できない権威に既に属している。
幾度となく拒絶されたレンは、ついにエレシュキガルという美しい死の女神に出会う。彼女の神家は崩壊寸前だった。
彼女には金がなく、
信者もおらず、
神殿は崩れかけていた。
そして、屋根は恐らく来るべき冬を越せないだろう。
こうして、必要に迫られ、好奇心に駆られ、そしていくつかの愚かな金銭判断が重なり、レンはエレシュキガル家の初代一族となる。
新たな女神が暮らす境遇を知ったレンは、ごく単純な決断を下す。
タルタロスへと足を踏み入れ、クエストをこなし、彼女にまともな住まいを与えるのに十分な金を稼ぐのだ。
文字数 80,502
最終更新日 2026.08.20
登録日 2026.08.09
神々の戦い『聖邪戦争』により邪神が封印されてから200年後の世界。
人族領と魔族領は聖邪結界により、分断されていた。
そんな世界で一流の殺し屋に赤子の時に拾われ、殺し屋としての道を歩み始めた青年は義父の死に際の言葉「普通に生きろ」に戸惑始める。そんな中、オーガに襲われて負傷してしまい、逃げ込んだ先に封印されていた化け猫の猫又の封印を解いた事で化け猫に取り憑かれてしまって・・・。
“王化“により無事にオーガを撃退し、盗賊として生きていく事にした青年。しかし盗賊としての道を歩み始めた矢先、そこに妖狐まで現れて・・・。
そんな中、封印された邪神の復活を目論む者が現れる。
聖邪結界は破られ、人族領への魔族の侵攻が始まる。
神々は自身の神徒に“王化“の能力を与えた。
その力をもって邪神復活の儀を阻止せよとの神託を受けた王達は邪神復活を阻止する為の冒険に出る。
これは神より加護を得た12人の王と、それに巻き込まれた1人の青年の物語である。
文字数 1,456,057
最終更新日 2026.09.11
登録日 2024.07.20
文字数 114,672
最終更新日 2026.08.13
登録日 2026.08.11