天狗の転生と言われて、何故か妖怪の世界を護ることになりました

 烏森堅護は幼い頃、桜の木の下で不思議な少女――墨染と出会った。
 それから十年あまり……専門学校に進学した堅護は小遣いを稼ぐために努めていたバイト先が潰れ、途方に暮れていた。
 街をぶらついていた堅護は橋の上で光球に入り込み、妖界たちが住まう異世界、妖界へと辿り着く。妖怪である山女の屋敷で目を覚ました堅護は、自分が天狗の転生、もしくは血を受け継ぐ者であることを伝えられる。
 堅護と同じく人界から来たアズサと、日用品を手に入れるために外に出た堅護は、幼い頃に会った少女、墨染を見かける。
 しかし、アズサから墨染は鬼かもしれないから、会わないほうがいいと伝えられる。
 このとき、町には小さな異変が起きつつあった――。
 
 異世界だけど和風ファンタジーでございます。

 落ちたので供養と、もやっとする前にアップしてしまえ――という感じです。
 とりあえず、ある分を一日一つアップ。完了後に続きを書くかは、わかりません……。

 お目汚しかもですが、よろしくお願いします。

3/11 タグに陰陽道を追加しました。付け忘れてました。

3/15追記 多くの方に読んで頂いたようで、驚いてます。ありがとうございます!

3/21追記 お気に入りもかなり増えていることに気づきました。ありがとうございます!
       続編を書くかはまだ決めていませんが、とりあえず日本妖怪大全(水木しげる著)は再読してます……。

3/22追記 四章-2 において、抜けがあります。ここで沙呼朗が飛べないのは、鬼の呪が解けて、力が減少しているためです。水鬼のときは飛んでいましたから……。ここで記載しなかったのは、応募時のままの掲載を行っているためです。御了承下さい。また、二章-3で、管狐より付喪が先に傷つく~とありますが、あれは「管狐が体内に入り込むための呪力と神通力が衝突してた余波で、付喪が傷つく」という意味です。説明文が長くなると思いまして、ああいう形にしました。
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