ホラー 不倫 小説一覧
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12件
1
あなたへ
感想数 0
文字数 9,603
最終更新日 2026.08.01
登録日 2026.08.01
2
夫は毎晩、若い秘書を抱いて「寒い」と震えていた。壁に埋められた私が、ずっと背中に張りついているとも知らずに
夫の若い秘書が、社内チャットに一枚の自撮り写真を誤って投稿した。本当は若手社員だけで作った私的なLINEグループに送るつもりだったのだろう。けれど彼女は、うっかり会社のLINE WORKSの雑談チャンネルに投稿してしまった。写真の背景は、私と怜司の寝室だった。彼女は私のシルクのナイトウェアを着て、私が使っていたドレッサーの前に立っている。胸元は大きく開いていた。
添えられていた言葉は、たった二行だった。
【怜司さんが、奥さんは今いないって】
【今夜、この寝室は私のもの】
チャンネルは数秒だけ静まり返り、それから既読の数が一気に増えていった。誰かが意味ありげなスタンプを送り、別の誰かが冗談めかして、とうとう奥さんの座に収まったのかと聞いた。彼女が着ているナイトウェアが高価なものだと気づき、もう高梨家の主寝室に入り込んだのかと茶化す者もいた。
桐谷莉奈は、すぐにもう一言付け加えた。
【怜司さん、今夜はずいぶん元気。でもずっと寒いって言ってて、私を抱いて離してくれない】
私は黙って、そのメッセージが一つずつ浮かび上がるのを見ていた。怜司が寒がるのは当然だった。だって、私はずっと彼の背中に張りついているのだから。私の遺体は、彼によって主寝室のウォークインクローゼットの奥に作られた壁の中へ封じ込められて、もう三ヶ月になる。
そこは、世田谷区にあるリフォーム済みの一戸建てだった。結婚後、怜司が購入した家だ。ここなら静かで、人目も少なく、私たちはやり直せる。そう言っていた。隣家とは塀と庭を挟んでいて、主寝室は二階にある。深夜の作業音も、水漏れの修繕だと言えば、誰も深くは聞かなかった。だから彼は私を殺したあと、ウォークインクローゼットの奥を石膏ボードで塞ぎ、継ぎ目をパテで埋め、その上から新しい壁紙を貼った。
壁紙の糊とパテの匂いは、まだ完全には抜けていない。壁の内側は冷たく、息苦しい。私は毎晩、彼の首筋にぴたりと貼りついて息を吹きかけていた。寒くないはずがなかった。
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文字数 14,928
最終更新日 2026.07.13
登録日 2026.07.13
3
あなたの嫁でした
俺は妻と二人暮らしの三十男。そんな俺の職場に嫁だという美女が現れた。
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文字数 1,667
最終更新日 2020.04.02
登録日 2020.03.31
4
永遠の愛を誓いましたね?
Rêvaline《レヴァリーヌ》――夢と祈りの大聖堂
Rêvalineは、華やかかつ荘厳な雰囲気の本格的教会風の結婚式場。
ステンドグラスが輝く大聖堂にて、ヨーロッパから運び込んだ由緒あるマリア像に見守られての挙式が人気で、スタッフのホスピタリティも高く評価されている。
――その、はずだけど。
Rêvalineには血なまぐさい噂も囁かれていた。
そこで式を挙げた中には、残酷な死を遂げた人がいる。
記念動画に移り込む謎の人影の正体は……?
ある芸能人夫婦の事件を切っ掛けに、Rêvalineの噂は広がって――
聖母の前で誓った永遠の愛、まさか裏切ったりしませんよね?
第9回ホラー・ミステリー大賞応募作品です。
4万字弱の中編モキュメンタリー、完結まで毎日数話ずつ公開します。
モキュメンタリーの性質上、各話はとても短いのでお気軽にお読みください。
感想数 0
文字数 38,043
最終更新日 2026.03.04
登録日 2026.02.17
5
【短編】スクリーンオフ
毎晩決まった時間に届く連絡。既読にならない画面、突然のブロック、そして沈黙。
浮気相手だった女・恵との関係を、語り手は冷静に分析し続ける。「感情がない」と告げられた理由を確かめるように。
恋愛、条件、判断、乗り換え――すべてを理屈で整理しながら、それでも残る違和感。
感情とは何か。人はどこで人でなくなるのか。
静かに反転する結末が、読み手の認識を裏切る一編。
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文字数 2,149
最終更新日 2026.01.21
登録日 2026.01.21
6
赤いボールの転がる先は
いまだ子供の出来ない花恵は毎日が針の筵だった。
※なんちゃって、おハイソなんでツッコミどころ多々あるかもですがお許しを。
※残酷な描写があります。ご注意ください。
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文字数 42,112
最終更新日 2026.02.16
登録日 2026.02.11
7
夫の浮気を突き止めたら監禁された
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文字数 19,007
最終更新日 2023.12.25
登録日 2023.12.13
8
サレ妻と飛んだ人達
TV局で働く男は結婚3年目。ヤンデレ妻が作る弁当には毎回『ずっと傍にいて』みたいなメッセージが海苔で書かれており、「ラブラブだね」とちょっとした名物だった。しかし男はその愛が重くて、遂には不倫してしまった。
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文字数 2,346
最終更新日 2024.05.29
登録日 2024.05.29
9
完璧な妻が地下室で「生きたまま解体」される日
主人公・**美織(みおり)**は、閑静な住宅街で「聖女」と慕われる完璧な主婦。しかし彼女の地下室には、歴代の夫たちの「成れの果て」が、最も美しい状態で保存されている。
彼女にとって愛とは、相手を自分だけの箱庭に閉じ込め、二度と変化しない「モノ」に作り替えること。不倫、借金、暴力――。夫たちが「汚れ」を見せるたび、美織は微笑みながら彼らを「処理」し、地下室のコレクションを増やしてきた…はずだった。
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文字数 11,988
最終更新日 2026.03.27
登録日 2026.03.15
10
雨の惑星
地球温暖化の時代は終わり、“地球沸騰”の時代が到来した。そして今、更なる気象変動が起こり始めていたが、それは"単なる人間文明と地球との衝突"だけで発生するものではなかった。殺人線状降水帯の代表的な発生要因である新たなるバックビルディング現象に隠された秘密とは。"殺しの雨"が降る世界で繰り広げられる官能的でエキサイティングな群像劇。
文字数 96,733
最終更新日 2026.03.28
登録日 2022.05.06
11
小鳥さんが死んだから
小さい頃、1羽の小鳥が死んだ。父が買ってくれたオスとメスの小鳥の内、オスの小鳥が死んだ。それを庭に埋めてお墓を作った。
生き残ったもう1羽のメスの小鳥は、窓から逃がしてあげた……。
その女性が30歳になった時、ある経済力のある弁護士と結婚した。
そんな幸せな家庭生活だったが、ある日、事件が起きた。
新婚夫婦の切ない愛のホラーショートストーリー。
愛するがゆえ、あなたのために……。
感想数 0
文字数 6,476
最終更新日 2022.02.14
登録日 2022.02.13
12
ベークド……
妻は何でもベークドしてくれる。
妻は朝食も口移しだ。
感想数 0
文字数 1,147
最終更新日 2024.05.26
登録日 2024.05.26
12件