児童書・童話 老人 小説一覧

9件
1

薄幸の少女と老人の不思議な本

行き倒れの老人に自分の空腹も顧みず、なけなしのパンを分け与えた心優しい少女。 老人がお礼にとくれたのは一冊の本。 その本にはとても不思議なことが書かれていたのです。 不思議な本と出会った少女が、不幸を抜けだして幸せを掴むお話です。
2

山狗の血 堕ちた神と地を駆けし獣

この世のすべて、天地を創造せし者。 それを神と呼び、大地に生きる者たちはこれを敬う。 ヒト以外の生き物が成りし者。 これを禍躬(かみ)と呼び、地に生きる者たちはこれを恐れる。 なぜなら禍躬にとって、その他の生き物はすべて食料であり、 気まぐれに弄び、蹂躙するだけの相手でしかなかったからである。 禍躬に抗い、これと闘う者を禍躬狩りという。 そんな禍躬狩りが相棒として連れている獣がいる。 風のように大地を駆け、険しい山の中をも平地のように突き進み、 夜の闇を恐れず、厳しい自然をものともしない。 不屈の闘志と強靭な肉体を持つ四つ足の獣・山狗。 これはコハクと名づけられた一頭の山狗の物語。 数多の出会いと別れ、戦いと試練を越えた先、 長い旅路の果てに、コハクはどのような景色をみるのか。
3

青色のマグカップ

毎月の第一日曜日に開かれる蚤の市――“カーブーツセール”を練り歩くのが趣味の『私』は毎月必ずマグカップだけを見て歩く老人と知り合う。 彼はある思い出のマグカップを探していると話すが…… 薄れていく“思い出”という宝物のお話。
4

ひとりとひとりの惑星

およそ2016年頃にアプリ「ひとりぼっち惑星」のAndroid版で送信した掌編です。
5

そうちゃんの雨

ぼくのばあちゃんが、黄色いかさをさして歩いてる。 外は晴れているのに。 ばあちゃんはもう、ぼくのことがわからないんだ。
6

年をとりすぎた男

男は78年も生きていた。 生涯独身で、何もない。 そんなある日のこと。 銀行へ行くとかなりの額の蓄えがあった。 大人向けの童話です。
7

ばあばの生活楽語

主人公ハナさん六十歳。ご主人を亡くし、東京の息子家族と同居することになりました。新潟から出たことのなかったハナさんは、言葉と世代と習慣の違いを感じつつ新しい生活を始めます。息子夫婦や孫たちとの暮らしのやりとりを、落語よろしく人と人との掛け合いと落ちで終わる小噺で紹介いたします。今更ながらの暮らしのあれこれを盛り込んだオムニバス。ちょっと笑っていただければありがたい。ただしハナさんの方言は注釈無しで語らせていただきますのであしからず。
8

テルとタロ

隼人君は今日も愛犬のテルと遊んでいました。 テルは賢い犬でした。 そんなある日、隼人君はある老人と出会います。 その出会いがきっかけで老人は元気になっていきます。
9

聖人と悪魔

高価なスーツを着た、とってもダンディな悪魔。 スラリとした長身にて、甘いマスク、丁寧な物腰。 通りすがりの女の人も、思わず頬を染めるほど。 魂と引き換えに、相手の望みを叶えるのが彼の仕事。 今日も今日とて、商売相手を探して街をうろうろ。 欲深な者は契約にこぎつけるのが簡単だが、魂の質があまりよろしくない。 清廉潔白な者ほど魂は素晴らしいのだが、契約がとってもたいへん。 さて、どうしたものかと考えながらぶらつく悪魔。 すると公園にて、これまで見たこともないような魂の輝きを放つ者と出会う。 よし! 今日の取引相手はこいつにしよう。
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