国が崩壊小説一覧
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平凡な容姿のOL美琴。
美しい妹と、容姿を比較されることが多かったが、特に気にせずに生きていた。
ある日、家に帰ると妹がお金欲しさに美琴の家に入り、部屋の中を物色していたところを見つけ、喧嘩をしている中、異世界召喚されてしまう。
呼び出されたものの、一目で美しい妹が、聖女だと決められ、美琴は、放置…。
いつ、追い出されてもいいように第2王子の協力で、この世界の知識と戦い方を覚えていく。
そして、妹に聖女の能力はないということが判明したとたん、美琴に聖女として働けと迫ってくる。しかも、無償で。
「平凡なお前が、国のために働けるのだ。そんなの無償に、決まってるだろう」
「勝手に呼び出した挙句、放置して。そのうえ、無償奉仕?了承する人間が、どこにいるというのです?」
「断るなら、国から放り出す」
「それは、脅しですか?構いません。こんな国、出ていかせていただきます」
そして、出ていく美琴と、それについてくる第2王子。
彼らは、新天地を目指し、呪われた地と呼ばれ、誰も寄り付かなくなった国を目指し、旅を始めるのだった。
「良いところじゃあ、ありませんか」
「どこがっ!?こんな、瘴気と魔物がはびこっているところになんて、住めないよっ!」
「あの命令しかしてこない王子と、見下してくる妹がいないだけで、天国ですよ。
…それに、私を誰だと思っているのですか。私は、聖女ですよ。そして、ここを人が住めるようにと、この世界の神様に力をいただきました」
「力…?」
「さぁ。国つくりを始めましょう!…その前に、魔物退治から始めましょうか」
二人が、国つくりを始める中、美琴を召喚した国は、静かに危機が訪れようとしていた…。
文字数 24,606
最終更新日 2022.04.28
登録日 2022.04.14
精霊の加護なくして魔法は使えない。
私は、生まれながらにして、加護を受けることが出来なかった。
加護なしは、周りに不幸をもたらすと言われ、家族だけでなく、使用人たちからも虐げられていた。
王子からも婚約を破棄されてしまい、これからどうしたらいいのか、友人の屋敷妖精に愚痴ったら、隣の国に知り合いがいるということで、私は夜逃げをすることにした。
まさか、屋敷妖精の一声で、精霊の信頼がなくなり、国が滅ぶことになるとは、思いもしなかった。
この話は、カクヨム様にも投稿しております。
文字数 89,931
最終更新日 2022.04.25
登録日 2021.05.10
私の家は、代々お守りを作っている。
元々、神様に仕えていたご先祖が、神様との橋渡し役としてのお守り。
後利益も効力も他のお守りとは、段違いだと、わざわざ長い時間をかけて買いに来てくれるお客様もいるくらいである。
なのに、どっから湧いてきたのか変なおっさんが、私のお守りは、パクリの上に、にせものだと被害届を出しやがり、私のお店はつぶれてしまった。
ムカつくので、他の国に行きます。
お守りの効力はなくなりますが、私のお守りは偽物らしいので、別にいいですよね?
※本来、お守りは「売る」「買う」とは、言いませんが、そこも含めてファンタジーとして、読んでください。
文字数 39,729
最終更新日 2022.04.24
登録日 2021.07.16
毎日、ぶっ倒れるまで、聖女の仕事をしている私。
それをよりにもよって、のんきに暮らしている妹のほうが、聖女にふさわしいと王子から言われた。
いやいやいや… …なにいってんだ。こいつ。
いきなり、なぜ妹の方が、聖女にふさわしいということになるんだ…。
え?可愛いから?笑顔で、皆を癒してくれる?
は?仕事なめてんの?聖女の仕事は、命がかかってるんだよ!
確かに外見は重要だが、聖女に求められている必須項目ではない。
それも分からない王子とその取り巻きによって、国を追い出されてしまう。
妹の方が確かに聖女としての資質は高い。
でも、それは訓練をすればの話だ。
まぁ、私は遠く離れた異国の地でうまくやるんで、そっちもうまくいくといいですね。
文字数 48,273
最終更新日 2022.04.24
登録日 2021.07.23
ランドロール公爵家は、数百年前に王国を大地震の脅威から護った『要の巫女』の子孫として王国に名を残している。
そして15歳になったリシア・ランドロールも一族の慣しに従って『要の巫女』の座を受け継ぐこととなる。
さらに王太子がリシアを婚約者に選んだことで二人は婚約を結ぶことが決定した。
しかし本物の巫女としての力を持っていたのは初代のみで、それ以降はただ形式上の祈りを捧げる名ばかりの巫女ばかりであった。
それ故に時代とともにランドロール公爵家を敬う者は減っていき、遂に王太子アストラはリシアとの婚約破棄を宣言すると共にランドロール家の爵位を剥奪する事を決定してしまう。
だが彼らは知らなかった。リシアこそが初代『要の巫女』の生まれ変わりであり、これから王国で発生する大地震を予兆し鎮めていたと言う事実を。
そして「もう私は必要ないんですよね?」と、そっと術を解き、リシアは国を後にする決意をするのだった。
※小説家になろうにも同タイトルで投稿しています。
文字数 19,729
最終更新日 2020.09.28
登録日 2020.05.13
レフティア・アーヴェンブルグは、愛されない少女だった。
彼女は生まれたときから顔に奇妙な形の光るアザがあり、そのせいで周囲からは「呪われた子」認定され、誰からも愛されない孤独に苦しんでいた。
だがそんな彼女は、15歳になったときに周囲の目を気にせず自分を救ってくれた第三王子のヴェルスに恋をする。
彼と触れ合ううちに閉ざしていた心が開き始め、それを悟ったヴェルスに促されてその想いを口にしたのだが――
「あははっ! その絶望に染まった顔、たまらないね!」
彼の隣には、いつの間にか妹のメアリーがいた。
どうやら彼らはすでに婚約関係にあり、メアリーの提案でレフティアに敢えて優しく接してから絶望に突き落とすという遊びをしていただけらしい。
それを知ったレフティアは心により深い傷を負い、己の身を崖に投げて自殺を試みた――
しかしそんな彼女の命を護った存在がいた。
それは精霊――この国を陰から支える者たちだった。
彼らは言った。
あなたは生まれながらにして我らの王だ。
さあ、あなたは我らに何を望む?
「わたしは――」
※小説家になろう様でも公開しています。
文字数 10,547
最終更新日 2021.05.21
登録日 2021.05.17
「余はカチュアとの婚約を破棄する」
王太子殿下に一方的に婚約を破棄されたのは、公爵家令嬢のカチュア・サライダだった。
彼女は前世の記憶を持って転生した、水乙女という、オアシス王国にはなくてはならない存在だった。
精霊に祈りを捧げ、水を湧かせてもらわないと、国が亡ぶのだ。
だが事情があって、カチュアは自分は水乙女であることを黙っていた。
ただ、愛する人や民の為に祈り続けていた。
カチュアとの婚約解消を言い放った王太子殿下は、自分に相応しい相手は水乙女しかいないと、一人の女性を側に侍らせるのだった。
文字数 68,331
最終更新日 2019.11.15
登録日 2019.09.15
題名を「聖女の男爵令嬢と辺境伯公子は、色魔の王太子にむりやり婚約破棄させられた。」から変更しました。
聖魔法の使い手である男爵令嬢・エマ・バーブランドは、寄親であるジェダ辺境伯家のレアラ公子と婚約していた。
幸せの絶頂だったエマだが、その可憐な容姿と聖女だと言う評判が、色魔の王太子の眼にとまってしまった。
実家を取り潰すとまで脅かされたエマだったが、頑として王太子の誘いを断っていた。
焦れた王太子は、とうとう王家の権力を使って、エマとレアラの婚約を解消させるのだった。
文字数 28,647
最終更新日 2020.03.06
登録日 2019.09.21
婚約者である第二王子アルガスタは、国を守る聖女として誕生した私メルフィより私の妹で彼のお気に入りであるリナリーと結婚したいらしい。
だからアルガスタはあちこちで聖女(私)の悪評を広め、時には私を罠に嵌めて民衆の前で恥をかかせてせてくることも……
そのせいで聖女としての地位が怪しくなり、家族との関係も悪化。このままいくと公開処刑されかねないところまで来ていた。
身の危険を感じた私は、国を出ていくことを決めた。
私がいないと国が危ないみたいだけど、我が身のほうが大事なのでもう知りません!
文字数 555
最終更新日 2021.05.17
登録日 2021.05.17
ドラケン王国の優秀な騎士であるガウェインは、ゼーダ姫と密かに交際していた。
だが姫とベッドを共にしたある夜、国王様が殺されてしまう。
しかも、姫が犯人はガウェインだと言い出して!?
絶体絶命の状況で、ガウェインは王国の危機を救えるのか!?
文字数 5,435
最終更新日 2019.10.13
登録日 2019.10.13
いわれのない不条理な理由で婚約破棄だけでなく国までも追放されてしまった貴族令嬢のニーナ・ハインデッカーは他国の王子に偶然拾われたことでその王子の協力のもと、復讐を果たそうとする……
文字数 1,270
最終更新日 2019.09.29
登録日 2019.09.26
わたしはこの国で一番になった。つまりこの国で最も優れたギフトを持っていたということだ、しかしこの国のトップはそれが気に入らなかった。わたしは嫉妬心の対象となった。そして政治的な動きが生じていたことに気付くことができなかった、突然の婚約破棄に加えそしてわたしは国を追い出された。絶対に許さない、絶対に、絶対にだ!!
文字数 5,279
最終更新日 2019.09.20
登録日 2019.09.18
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