後見人 小説一覧
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1
病弱な幼馴染の薬代は、六年、私の持参金でした
侯爵嗣子ゼバスティアンの婚約者になって六年。彼は週に三度、離れで療養する「病弱な幼馴染」ギーゼラを見舞い、私には「君なら分かってくれる」とだけ言う。分かる。私の実家は金で家格を買った商業伯爵家で、この婚約は取引だ。
六年目の春、持参金の使途明細を見た。ギーゼラの薬代が、毎月、私の金から出ている。請求書の印は王都の薬種商ではなく、眠り薬しか扱わない店のものだった。
実家の侍医に診せて分かった。ギーゼラは病気ではない。眠らされている。二十歳になれば男爵領を継ぐはずの娘を、侯爵家が「判断能力なし」のまま後見し続けるために。
誕生日まで、あと四十日。私は婚約者を捨てる。彼の幼馴染を連れて。
全40話。
2
王族兄妹は噂に事欠かない 〜クセ者公爵の仮面の下~
「なんでもするから、公爵を殺さないで。」
人を寄せ付けない王女が、唯一心を許したのは後見人の公爵だった。
彼女を甘やかし、守り、それでも最後まで気持ちを拒み続けた男。
その仮面の下には、誰にも言えない負い目があった。
一方、「暴力王子」と呼ばれた兄は、父王の死で十一歳のまま王座に就く。
その王子に諸侯が突き付けたのは、「七年後に資質を問う」という条件。
王を認めない貴族たち。王女を担ごうとする思惑。
そして、すべての中心に置かれた公爵。
守られるだけだった王女と、虚勢を張り続けた王。
後見人と王女の長い恋と、一人の王が王になるまでの、二人の王国史。
3
【完結 / R18】厄介払いされたはずの傷モノ令嬢ですが、冷血伯爵の歪んだ溺愛から逃げられません
「ミラ、私はお前を妻にすると決めた」
没落貴族の令嬢ミラは、後見人を務める冷徹な伯爵エドマンドから突然求婚される。
それは、婚約者から婚約破棄を言い渡された、ちょうどその日だった。
すでに婚姻届は提出済み。両親の承諾も確認済み。
拒否すれば後見人を解消され、家族ごと路頭に迷う――ミラに選択肢は始めからなかった。
後見人の責任から、エドマンドはさっさとミラを厄介払いしたかったはず。
それなのに、なぜかエドマンドはミラを手放すどころか、逃げ場を奪うように囲い込んできて――!?
理性的で完璧な冷血伯爵 × 自己肯定感ゼロの傷モノ令嬢。
執着を隠しきれない伯爵に、鈍感すぎるヒロインがじわじわ追い詰められていく、溺愛&すれ違いラブストーリー。
※R18描写を含みます。
※本編:プロローグ+34話、番外編:プロローグ+9話(全話予約投稿済み)。
※完結まで毎日更新予定(詳しい投稿スケジュールは近況ボードに掲載)。
4
公爵閣下、王女殿下を甘やかしすぎではありませんか!
騎士団長は考えあぐねていた。
目の前の若造に、どうしても言わねばならぬことがあったのだ。
公爵の視線が騎士団長へ向く。
「閣下にお伝えしなければならないことがあります」
「はい」
「あるのですが」
「はい」
……言わねばならぬことがあるのだ!
これは、王女を甘やかしすぎる若き公爵へ、騎士団長が命懸けで苦言を呈した、とある日の王宮の一幕。
王族兄妹は噂に事欠かない 〜クセ者公爵の仮面の下〜
幕間となる一話完結の短編ですが、本作単体でもお読みいただけます。
当作品は他サイトにも掲載中です。
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