「甲子園 決勝」の検索結果
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「ふんっ! あんたみたいなザコが決勝に残るなんてね!!」
相手チームのキャプテンがこちらを睨みつける。
彼女こそ、春の大会を制した『スターライト学園』のキャプテンであるハルカだ。
「今日こそはお前を倒す。信頼できる仲間たちと共にな」
俺はそう言って、スコアボードに表示された名前を見た。
そこにはこう書かれている。
先攻・桃色青春高校
1番左・セツナ
2番二・マ キ
3番投・龍之介
4番一・ミ オ
5番三・チハル
6番右・サ ユ
7番遊・アイリ
8番捕・ユ イ
9番中・ノゾミ
俺以外は全員が女性だ。
ここ数十年で、スポーツ医学も随分と発達した。
男女の差は小さい。
何より、俺たち野球にかける想いは誰にも負けないはずだ!!
「ふーん……、面白いじゃん」
俺の言葉を聞いたハルカは不敵な笑みを浮かべる。
確かに、彼女は強い。
だが、だからといって諦めるほど、俺たちの高校野球生活は甘くはない。
「いくぞ! みんな!!」
「「「おぉ~!」」」
こうして、桃色青春高校の最後の試合が始まった。
思い返してみると、このチームに入ってからいろんなことがあった。
まず――
文字数 186,096
最終更新日 2024.05.16
登録日 2024.04.28
ウチは江戸京子。看護師をしている。
ウチが勤める山中病院の脊髄損傷患者の病棟に、オリンピックの野球金メダリストで先の甲子園大会の優勝投手・坂本哲也が運ばれてきた。交通事故やった。彼にはプロになり、メジャーのマウンドに立つという夢があった。彼らの様な患者のやりたい事と現実の折り合いを付けて、症状の回復と社会復帰を手助けするのがウチとか後輩看護師の青葉祥子等の主な仕事や。看護師になろうと思ったのは、高校の時、思想が違うグループ同士の喧嘩に巻き込まれ、脊髄を損傷した後輩の望月昴を治してやりたいと思ったからや。あの喧嘩はウチが焚き付けたせいや。今でもその悔恨の念は消えていない。
リハビリが思う様に進まず、もやもやしとった哲坊(坂本哲也)が野球への想いを胸にしまい次の目標へ進む決意が出来たのは、彼のファンだという女の子、たまちゃんだった。彼女は遊んでいたジャングルジムから落ちて脊髄を損傷した。歩けなくなった自分に絶望して死のうと思ったが、大好きな哲坊がリハビリを頑張る姿に、自分も頑張ろうと励まされて思い留まった。小さな勇者は、哲坊を奮い立たせた。
オリンピックの野球日本代表でバッテリーを組んだ谷口匠との野球への惜別のキャッチボールを終えた哲坊は、主に病院の退院者が集まってプレイしている車椅子バスケットボールに人数合わせで誘われ、この競技の日本代表である望月昴からの熱烈な勧めもあり、昴と共に「第一回ギリシャ統一オリンピック」で金メダルを目指す事になる。
昴とは違い、哲坊の実績は0。車椅子バスケの世界大会であるゴールドカップ観戦でカナダ代表のアンダーソンやブラジルのシルヴァ、アメリカのバーバー等世界の強者達に衝撃を受けた哲坊は、日本代表に選ばれて彼らに勝つ為には武器が必要だと痛感。ピッチャーだったコントロールの良さと肩の強さを活かし、3ポイントシュートに活路を見出そうとする。さらに試合経験を積む為に、昴のいる強豪インフィニィティではなく、元ブラジル代表で日本に帰化をしたマルコ(シルヴァ)と共にタートルズへ入る事になる。女子車椅子バスケのエースであるヨウコの叱咤激励や、野球部のマネージャーだった小田真希ちゃんの応援、田中純さんや昴による特訓の成果もあり、師匠である昴のインフィニティを倒して県大会でタートルズは初優勝。哲坊は大会の得点王になった。全国大会では昴のインフィニティに敗れたが実績が認められ、切磋琢磨した昴やマルコ等と、哲坊は車椅子バスケの日本代表に選ばれる。
古代ギリシャの神様へ五輪を返還、オリンピックとパラリンピックの垣根を無くしたギリシャ統一オリンピックが開催された。背番号1を背負って躍動する哲坊と日本代表は快進撃で勝ち進んだ。そして王者カナダとの金メダルを掛けた決勝戦でも哲坊は得意のシュートを決めてカナダを追い詰めた…
文字数 111,627
最終更新日 2024.05.10
登録日 2023.12.13
黒森高校野球部は、あと一つ勝てば甲子園出場が決まる。
昨年は県大会準優勝だが、戦力は大幅にダウン。今年は誰も期待していなかった。
昨年、二年生ながらエースとして準優勝に貢献した鷹岡文人も故障のため今は裏方。
しかし、データ班班長としてチームを牽引し、ここまで導いたことには自負があった。
明日の決勝だって俺のデータと戦略があれば勝てる。
しかし、チームはこのところ妙な不運に見舞われてばかり。
怪しい女子生徒も目に付く……。
何が起こっている?
文字数 95,379
最終更新日 2023.04.28
登録日 2023.04.08
とある県で行われた九十X回全国高校野球選手権大会県予選決勝の模様をお送り致します。春夏通じて甲子園初出場を目指す総合高校が、センバツ出場校海洋水産高校に挑む! というだけのお話です。体育会系とは無縁な筆者が挑む青春スポ根ドラマをお楽しみください。
*他サイトでも掲載中です。
【総合高校】
監督 :宅師 潤一郎(48)
投手①:二階堂 海里(3年)左投左打
捕手②:峰川 誠 (3年)右投両打
一塁③:柳原 翔汰 (3年)右投左打
二塁④:中西 哲 (3年)右投右打★主将
三塁⑤:田村 薫 (2年)右投右打
遊撃⑥:中西 勇樹 (3年)右投左打
左翼⑦:小木 凌太朗(3年)右投右打
中堅⑧:群 滉聖 (2年)右投左打
右翼⑨:依田 稔 (3年)左投左打
投手⑩:安西 有 (3年)左投左打
投手⑪:行定 拓哉 (2年)右投右打
内野⑫:松原 祥太郎(2年)右投左打
外野⑬:春日 輝 (3年)右投右打
捕手⑭:森田 雅俊 (2年)右投右打
内野⑮:倉橋 爽 (3年)右投右打
内野⑯:大岩 雄星 (3年)右投左打
外野⑰:長嶋 徹 (1年)右投右打
内野⑱:柿沼 照 (3年)右投左打
外野⑲:加藤 智人 (1年)右投右打
投手⑳:堀 達也 (1年)左投左打
【海洋水産】
監督 :大沢 (35)
投手①:武田 (2年)右投左打
捕手②:塙 (3年)右投右打★主将
一塁③:戸塚 (3年)左投左打
二塁④:望月 (1年)右投左打
三塁⑤:八尾 (3年)右投右打
遊撃⑥:丸山 (2年)右投右打
左翼⑦:竜﨑 (3年)右投左打
中堅⑧:芹澤 (3年)右投左打
右翼⑨:ウィルソン (2年)右投左打
投手⑩:佐竹 (3年)左投左打
投手⑪:小林 (3年)左投左打
捕手⑫:加西 (1年)右投左打
外野⑬:三田 (2年)右投右打
外野⑭:高橋 (2年)右投右打
内野⑮:阿部 (3年)右投左打
投手⑯:鈴木 (3年)右投右打
内野⑰:大倉 (2年)右投右打
内野⑱:横山 (3年)右投左打
捕手⑲:広瀬 (3年)右投右打
投手⑳:平田 (1年)左投左打
文字数 35,885
最終更新日 2021.07.31
登録日 2021.06.20
中3の夏、俺(金ヶ崎劉生)のいる白鳳台中学は夏の全中準々決勝の舞台にいた。相手は北陸の強豪・鴻鵠学園。鴻鵠のエース・新城悟は全国屈指の右腕と呼び声高く、俺達は5-0でノーヒットノーランを喰らった。
白鳳台中学は、私立白鳳台高校の付属校。高校の方も全国レベルの強豪で、近年は甲子園に出れてないけど、30年くらい前には全国制覇をしたこともある。最近もずっと大阪のベスト8には入ってるし、普通に強いよ。
「俺は、甲子園に出て、あの新城を叩きのめす・・・」
そう思ってたんだけど・・・
文字数 1,359
最終更新日 2017.02.05
登録日 2017.02.05
剣と魔法と野球のファンタジー、開幕!
『令和の怪物』と世間から呼ばれている超高校級のピッチャー山田一球は、甲子園決勝の舞台で熱中症で倒れ、異世界に転生することになった。
転生した異世界にも野球があり、さらには『メジャーリーグ』と言われる野球リーグまで存在した。
召喚士の女の子でキャッチャーのルーチェと一緒に、山田は『メジャーリーグで一番の選手になる』という夢を叶える為に異世界で奮闘する。
パーティーメンバーと旅をして、魔物と戦って、レベルを上げて、野球をする! これはそんなお話です。
評価、感想等頂けると、とても励みになります。よろしければ、評価ボタンを押していただけると幸いです。
※実在の人物、学校等とは一切関係ありません。あくまでフィクションです。そこのところ、よろしくお願いいたします。
登録日 2019.08.02
中学時代から豪速球で名を馳せた投手だった橘祐輔(たちばなゆうすけ)は、甲子園出場をかけた県大会の決勝で、まさかの逆転負けを許してしまう。
それ以来、自分の思い通りにプレーができなくなってしまっていた。
『野球を辞める』
そのことを真剣に考えていた矢先、学校に向かう道中だった電車が、脱線事故を起こしてしまう。
祐輔はその事故の影響で、意識不明の重体に陥っていた。
そしてもう一人、電車に同乗していた安藤三夏(あんどうみか)という少女も、頭を強く打ち、目を覚まさなくなっていた。
2人は、子供の頃からの幼なじみだった。
高校では別々の道を歩み、連絡ももう取らなくなっていた。
中学時代の、ある“事件“以来…
目を覚ました三夏は、自分が祐輔の体の中に入っていることに気づく。
病室のベットの上で、眠ったままの「自分」の姿を見ながら、祐輔の意識が遠のいていく気配を感じていた。
子供の頃に交わした約束。
心のうちに秘めた想い。
もう2度と、再会することのなかったはずの2人が、最後の夏に駆けた「夢」とは?
文字数 30,760
最終更新日 2023.10.07
登録日 2023.08.27
甲子園地方予選決勝戦で負け確定の状態で代打で出されて俺は見事三振し試合は負けた。帰り際にトラックにひかれそうな少女を助けると・・・神様の部屋に。魔法を授かり異世界へと旅経つ主人公。野球人生15年の彼は野球馬鹿で恋愛知らず、ゲームも知らない。そんな彼は異世界で剣もフラグも折りまくり波乱万丈の異世界英雄譚の始まりです
本作品はフィクションですので、創作部分が御座います事ご承知おきください。また実際の登場人物や団体などは実在しませんのでご注意願います。
※オリジナル小説の為、無断転載禁止とさせて頂きます
カクヨムとなろうも同時掲載予定です。
登録日 2019.11.21
夏の全国高校野球も再開され、再び球児たちが甲子園目指して青春を燃やすようになった。
これは地区予選の決勝を控えたとある高校のお話。
文字数 4,153
最終更新日 2021.01.16
登録日 2021.01.16
灼熱の太陽が地面のコンクリートを照り返す夏のことだった。野球部に所属していた高校3年生僕は、この目で甲子園出場校を決める決勝戦を見たくて、球場に足を運んだ。試合を見終わったあと、地元で行われる夏祭りに行った。そこで運命的な出会いをした…。
文字数 7,527
最終更新日 2015.12.02
登録日 2015.11.30
異世界転生した高校球児、甲子園出場の為に魔王を倒す!
ドジっ娘死神のミスで、県大会の決勝戦で死んでしまった高校球児は、生き返るために異世界転生し、魔王を倒さねばならなくなる。
だが、お伴の死神っ娘は役立たず。オマケに魔王も困ったちゃんで、果たして彼は甲子園に行けるのか?
文字数 4,560
最終更新日 2021.12.11
登録日 2021.12.11
【自分の限界を超えていけ】
──やっぱり野球が好き。
選手たちの勧誘によって明鈴高校女子野球部の監督をすることとなった藤崎巧は、日々の練習や練習試合、合宿を経て成長する。
しかし全国大会……甲子園を賭けた夏の大会の準々決勝で、強豪校と呼ばれる伊賀皇桜学園を前に敗れる。
そして秋の大会、翌年の夏の大会に向けて、明鈴高校女子野球は新チームとして新たに始動した。
キャプテン決め、夏の合宿、秋の大会、冬季練習、春の大会など、様々な苦難を乗り越えながら、チームは成長していく。
独特な個性を持つ美少女たちの中に囲まれながらも、ハーレムとはほど遠い野球漬けの毎日。
明鈴高校女子野球部は、高校野球の全国大会、甲子園を目指す。
小説家になろう、カクヨム、ノベルアップでも掲載しています!
文字数 140,317
最終更新日 2021.11.17
登録日 2021.06.30
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