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ホラー 完結 長編 R18
十五歳の時、両親を殺した。 手元に落ちていたガラスの欠片で父親の喉元を引っ掻くと、ぎゃあぎゃあとやかましい叫び声を上げて、しばらく床をのたうち回ったのち、それまでの騒ぎが嘘のように静かになった。 動かなくなった父親の隣で母親が震えている。 「成大ちゃん、ママは成大ちゃんの味方よ? だからそれを置いて、ね? ね?」 腰を抜かした母親は足元にしがみつき、ガラスの欠片を置くように説得してきた。 うるさいのはいやなので、指示に従って欠片を置くと、母親は安堵したように息を吐いた。 部屋の入り口に横たわる父親の死体を飛び越え、キッチンに向かう。 そして戸棚を開けて包丁を取り出した。 「せ、成大ちゃん⁉︎」 うるさいのはきらいだ。 この酒臭い部屋も、ゴミが散乱していて、怒号が響く小さな箱庭も。 「うっ」 腹部にどっぷりと包丁が食い込んだ母親が小さな悲鳴をあげる。 包丁の柄を離すと、母親はふらふらとベランダにつながる割れた窓の方へと後ずさった。 「た――」 この家にある刃物はあの包丁だけではない。 母親がうるさい声をあげる前に、流し場に置かれたままにされていた果物ナイフで喉元を掻き切った。 母親の口からひゅうひゅうと空気が漏れる音がする。 しかししばらくするとその音も止んだ。 これでやっと静かになったのだとほくそ笑んだ。 ―― 登場人物は全員人殺し――
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小説 222,283 位 / 222,283件 ホラー 8,216 位 / 8,216件
文字数 83,144 最終更新日 2025.03.29 登録日 2025.02.26
ファンタジー 連載中 長編 R15
『魔王城を手に入れた! 魔王様はご立腹! ダンジョンチートとユニークスキルで魔王領救え!』 (略して)『ママダン』  異世界の最高神が世代交代した際、地球から人間が訪れることが無くなり、数百年が経った。地球から人間を連れて来る役割を担う『時と空間の女神シャム』は休暇を取り、棚ぼたを利用してサボり続けていた。それを別の神に知られ、怒られたため、再び役割を全うするため地球を訪れた。  最初に偶然見つけた、適正がありそうな15歳の少女『海屋 叶』に声をかけ、女神の力を見せると意外と乗り気だったので、好きにスキルを選ばせることにした。  すると、封印するのを忘れて持ってきていた災厄のユニークスキルを選ばれてしまった。そして気づかずに、適当に異世界に送り込んでしまう。    魔王城でダンジョンを引き継ぎ、特別な魔王になろうとしていた少女の頭上に送り込まれたカナエと少女は継承条件を満たし、歴代初の二人の魔王になる。  カナエと少女はダンジョンチートとユニークスキルを駆使しなんとか壊滅状態の魔王領を立て直して行く。           〜そんな二人の物語〜 思ったより。第12回ファンタジー小説大賞投票して貰えない、残念。
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小説 222,283 位 / 222,283件 ファンタジー 51,605 位 / 51,605件
文字数 87,340 最終更新日 2019.09.09 登録日 2019.08.13
恋愛 完結 短編
「金がない」が口癖の23歳・ミチル。 マッチングアプリでハイスペ男子を狙う気力もなく、腐れ縁の同級生とつるんでいる。 彼の魅力? 強いて言えば、「私と同じくらい底辺」なところ。 クリスマスに漫画喫茶で隣の情事を聞かされ、スーパーで定価のサラダを棚に戻される屈辱を味わい、最後には元カノのパジャマを着て年を越す。 それでも「一人よりマシ」と思ってしまう私の弱さ。 冷え切った都会の片隅で、安っぽい妥協にしがみつく冬の物語。
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小説 222,283 位 / 222,283件 恋愛 64,804 位 / 64,804件
文字数 9,467 最終更新日 2025.12.23 登録日 2025.12.23
直夫とひな子夫婦は二人とも本が好き。でも、見事なまでに好みのジャンルが違います。狭い本棚でバトルが繰り返されるのです。
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小説 222,283 位 / 222,283件 エッセイ・ノンフィクション 8,703 位 / 8,703件
文字数 1,915 最終更新日 2023.03.25 登録日 2023.03.25
ホラー 連載中 ショートショート
『ピエタ古美術・古道具店』。あなたが気まぐれで入ったその店は、薫かれている甘やかな香と古いもの特有の埃っぽい匂いに満ちていた。ランプ型の電灯が投げる橙(だいだい)がかった灯りで、店内全体がセピア色に染まっている。どこかで柱時計がものうげに時を刻んでいる。両側の棚や床には、小さなサイコロから瓶、等身大の像や盾まで置かれ、ほとんど壁が見えない。  出入口の真正面にカウンターがあった。その向こうで店主らしき人が大きめの本を広げ、座っていた。  黒い真っすぐな髪を一つにまとめ、栗色の眼の片方には銀縁のモノクル(片メガネ)。中性的な顔つきで、男か女か分からない。黒いシャツに厚手の茶色のエプロンを付け、その上からゆったりとした着物を羽織っている。  モノクルに着物なんて随分変わった格好だが、どこか現実離れした雰囲気のあるこの店では違和感がなかった。  あなたに気がつくと、店主は本を閉じた。表紙に『ファウスト』とあるのがちらりと見える。 「ここには『血を流したことのないような匕首(あいくち)もなければ、大丈夫でいた体へ、命を取る、熱い毒を注ぎ込んだことのないような杯もございません』。なんてね」  そう言って店主はあなたを見つめ、魅力的な笑みを浮かべる。 「いらっしゃいませ。気になる物があれば遠慮なく手に取ってご覧ください」 
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小説 222,283 位 / 222,283件 ホラー 8,216 位 / 8,216件
文字数 4,976 最終更新日 2017.02.12 登録日 2017.01.27
ミステリー 完結 短編 R15
『鍵のない密室』 古い洋館で、奇妙な事件が起きた。 資産家・黒川宗一は、書斎で死んでいるのを発見された。 死因は後頭部を殴られたことによる即死。 問題は―― 書斎が完全な密室だったことだ。 扉は内側から鍵がかかり、 窓はすべて内側から釘で打ち付けられていた。 館にいたのは三人。 ・家政婦の松井 ・秘書の早川 ・甥の隆志 探偵の南条は、部屋を一通り見回して言った。 「争った形跡はありませんね」 机の上には、割れたガラスの文鎮。 凶器はそれだろう。 甥の隆志が叫んだ。 「家政婦が怪しい! いつも金のことで揉めてた!」 松井は青ざめながら首を振る。 「私は夕食を運んだだけです…」 秘書の早川は静かに言った。 「私は電話中でした」 南条は黙って、床を見つめた。 そして、ふと笑った。 「……なるほど。これは密室じゃない」 全員が息をのむ。 「犯人は―― 被害者自身です」 「は!?」と隆志。 南条は文鎮を持ち上げた。 「黒川氏はこの文鎮を、自分で後頭部に落とした。 そのあと倒れ、机の角で致命傷を負った」 「自殺じゃないか!」と秘書。 南条は首を振る。 「いいえ。 これは“事故に見せかけた他殺”です」 南条は窓を指さした。 「窓に打たれた釘。 あれは外から打たれています」 家政婦の松井が震え出した。 「……私、ですか?」 南条は頷いた。 「夕食を運ぶ前、あなたは外から釘を打ちました。 その後、文鎮を棚の上に不安定に置いた」 「被害者が席を立った瞬間、 文鎮が落ち、事故のように見せかけた」 松井は崩れ落ちた。 「……給料も払われず、 逃げるお金が欲しかったんです」 密室は、最初から“作られた舞台”だった。 人は閉じた部屋より、 仕組まれた状況に騙されるのだ。
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小説 222,283 位 / 222,283件 ミステリー 5,256 位 / 5,256件
文字数 825 最終更新日 2026.02.18 登録日 2026.02.18
恋愛 連載中 短編
公爵令嬢ミリアナ・ローゼンツは、第一王子アーノルド・ヴィクターに恋をしていた。 眉目秀麗、成績優秀、運動神経抜群、魔法の才能にも剣術の才能にも長けた完璧超人アルノード殿下の婚約者になれるように、日々奮闘するミリアナ。しかし、彼に相応しい女性になろうといくら自分を磨いてアプローチし続けても、アーノルド殿下はなびかない。 どうすれば良いのか悩む彼女は、ある日王都の古びた古書店で見慣れない装飾の本が沢山入った本棚を見つける。 店主の話によれば異世界の書物だというその本の数々。キラキラとした装飾が施された本の表紙には、アーノルド殿下に似た男が描かれていた。 興味本位でその本を購入し、魔道具の力も使って、どうにか翻訳しながら読み進めた。 そして彼女は見つけた。アーノルド殿下に好かれる方法を。 『ふん、おもしれぇ女』 アーノルド殿下に似た登場人物がそう言ったシーンを見て、ミリアナは閃いた。 ___私が目指すべきは、完壁な令嬢ではなくて、“おもしれぇ女”ですわ!
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小説 222,283 位 / 222,283件 恋愛 64,804 位 / 64,804件
文字数 28,086 最終更新日 2026.01.11 登録日 2025.11.03
恋愛 連載中 短編
このところぼんやりしてお酒を飲むバー、この間も二度とこないって思ったのに。 見るからに訳ありでやっぱり相当変だったと思われたらしい。 だからもう行かない、行けない。 だからもう思い出さない、忘れよう。 棚旗すみれ  23歳 ちょっとだけ特別だと思った人に振られました。 それは私には突然の出来事で、なかなか忘れられなくて。 でも自分だけが知らなかった事実があったみたい。 いい加減だと知っても、急に失くなった存在は私を空っぽにした。 ため息の多い私を元気づけようと誘ってくれた先輩に連れて行かれた飲み会。 思わぬ誘いもあったけど、そんなに簡単には誘われるのはやめたいと思ってた。 それでも世話焼きの先輩のお陰で、少しづつ思い出が古くなり、小さくなり、思い出さなくなり。 新しい笑顔でいられる時間を見つけられました。 今度の始まりはドラマのようなセリフからでした。 絶対忘れない。非日常過ぎます。 きっと他の思い出にも負けない始まりだから。
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小説 222,283 位 / 222,283件 恋愛 64,804 位 / 64,804件
文字数 40,523 最終更新日 2019.10.20 登録日 2019.10.11
歴史・時代 完結 長編 R15
江間義時。北条政子の弟として、棚ぼた的に権力者になってしまった彼は、元々はだんまりむっつりで、ただ流されて生きていただけだった。そんなやる気のない彼が、生涯でただ一度自ら動いて妻にした美貌の女官「姫の前」。後に義時に滅ぼされる比企一族の姫である彼女は、巫女として頼朝に仕え、義時に恋をしていた。※別サイトで連載していたものを微妙に変えながら更新しています。タイトルに※がつくものは、少しだけ大人向けになってる部分があるので苦手な方はご注意ください。
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小説 222,283 位 / 222,283件 歴史・時代 2,959 位 / 2,959件
文字数 547,780 最終更新日 2022.08.18 登録日 2022.03.29
ホラー 連載中 短編
今は絶滅したとされる固有種のニホンオオカミ。 昔、美和さんの祖母の家にある神棚にはその頭骨が祀られていた。 美和さんは祖母からニホンオオカミに関する不思議な話を聞かされる。
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小説 222,283 位 / 222,283件 ホラー 8,216 位 / 8,216件
文字数 2,176 最終更新日 2020.01.23 登録日 2020.01.23
買って読んだマンガについてはあーだこうだと言ったりするのだけど、「もっとこういうマンガが出てくればいいのに」と思うような素晴らしい作品を自分が描けるかというと、全然そんなことなく……。
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小説 222,283 位 / 222,283件 エッセイ・ノンフィクション 8,703 位 / 8,703件
文字数 3,477 最終更新日 2021.01.04 登録日 2021.01.04
ファンタジー 連載中 長編
「♪吾輩(わあがはあい~)は~~~~~~ ♪一丁前(いっちょおうまええ)の~~~~~~ ♪ネコさんなんだもの~~~~~~ ♪吾輩(わあがはあい~)は~~~~~~ ♪一丁前(いっちょおうまええ)の~~~~~~ ♪ネコさんなんだもの~~~~~~ ♪吾輩(わあがはあい~)は~~~~~~ ♪一丁前(いっちょおうまええ)の~~~~~~ ♪ネコさんなんだもの~~~~~~」 「みんな、みんな~~~!今日(こお~~~~~~んにち~~~~~~わあ~~~~~~!」 「もしくは~~~、もしくは~~~、今晩(こお~~~~~~んばん~~~~~~わあ~~~~~~!」 「吾輩の名前は~~~~~~、モッチ~~~~~~!さすらいの~~~、駆け出しの~~~、一丁前の~~~、ネコさんだよ~~~~~~!」 「これから~~~、吾輩の物語が始まるよ~~~~~~!みんな、みんな~~~、仲良くしてね~~~~~~!」 「♪吾輩(わあがはあい~)は~~~~~~ ♪一丁前(いっちょおうまええ)の~~~~~~ ♪ネコさんなんだもの~~~~~~ ♪吾輩(わあがはあい~)は~~~~~~ ♪一丁前(いっちょおうまええ)の~~~~~~ ♪ネコさんなんだもの~~~~~~ ♪吾輩(わあがはあい~)は~~~~~~ ♪一丁前(いっちょおうまええ)の~~~~~~ ♪ネコさんなんだもの~~~~~~」
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小説 222,283 位 / 222,283件 ファンタジー 51,605 位 / 51,605件
文字数 38,117 最終更新日 2024.05.06 登録日 2024.01.01
ファンタジー 連載中 長編
藤並篤郎、17歳。男。 恋人は居ません。 日本で一人暮らししています。 両親は健在で日本や世界中のあちこちを飛び回っています。 勿論、私は庄内高校の二年で日本での生活です。 趣味は読書、パソコン、ネット、農作、物作り、音楽、魔法学ですね。見ているテレビはNHK教育です。読書は漫画も含みますよね?農作は畑関係です。物作りは色々有りますね、小さな棚とか小屋とか釜とか陶芸とか。機械弄りも含んでますよ。音楽はー。 ん? 魔法学。 使えない物ですが、趣味ですから。 だって日本に転生しましたから。  ■■■■■■■■■■■■■■■■■ ※すみません、ノクターンでの紹介説明が、気に入ったので書かせて貰います。 ◎惑星エレリーナの一国バイシュの冒険者リザイデント(女)は活躍していた。下竜討伐の前にウエル・ログイシュと結婚したが、討伐の時死別(逃げてる時にモンスターに殺られた。)その後一人で下竜を倒し、国から名誉貴族にされるが、無視。王家の跡目争いや魔族の戦争が起こる。勇者達が現れるが、リザイデントが師事する事に。勇者達が途中で逃げる中、魔王トライデントを一人で戦い相討ちになる。40歳で死んだが、神のミネルシルバからの褒美で地球の日本に転生。 ◎日本では藤並篤郎(男)として生まれた。 某県の庄内市の高校二年(17)になり、友達に誘われキャンプに。のんびり高校生ライフが一転してエレリーナの神、美神アルテウルに誤って連れ去られてエレリーナ星のバイシュ国に逆戻りに。 四百年過ぎた世界でどう生きるのか。 篤郎のトンデモライフの始まりです。
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小説 222,283 位 / 222,283件 ファンタジー 51,605 位 / 51,605件
文字数 782,376 最終更新日 2019.11.10 登録日 2018.06.27
 わたしの好きな噺の「芝浜」について、エッセイを書きました。  噺ののった本のページをめくった、市立図書館の書庫の独特な匂い。あの空間がもうどこにもないという現実が、まだうまく呑み込めません。   思い出の日から、もう十数年以上がたつというのに。  それでも、その記憶を語ることもまた、新しい思い出の一つとなるのでしょう。
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小説 222,283 位 / 222,283件 エッセイ・ノンフィクション 8,703 位 / 8,703件
文字数 1,388 最終更新日 2025.10.13 登録日 2025.10.13
児童書・童話 完結 短編
そのお姫様には王子様がいませんでした。 女の子たちの憧れの象徴として形作られたお姫様には、物語に出てくるような白馬の王子様がいませんでした。 立派なお城に済んだことは一度もないし、お父様である王様も、お母様であるお妃様も彼女にはいません。 工場で大量生産された自分の分身が何千・何万といて機械的に箱に詰められ、出荷されました。 おもちゃ屋さんの棚に入れてもらっても、ほかの人形のほうが人気があって、なかなか買ってもらえません。 セール品の山に積まれ、半額になって、ようやく少女の家に招いてもらったのです。 しかしながら、ままごとの相手をさせられるばかりで王子様は一向に現れません。 少女と年の近い弟からは、正義の味方と戦う悪役に抜擢されていつも蹴られ、ハイハイをする赤ん坊から髪を引っ張られて投げられてしまいます。 三月三日の桃の節句が近づくと少女のお母さんが、お雛様を出します。 しかし、その家のお雛様は、どこかへ姿を消して行方知れずとなっていたのです。 お雛様がいなくなり、お内裏様は、とてもさびしい思いをしていました。 この作品はエブリスタ様から転載しています。
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小説 222,283 位 / 222,283件 児童書・童話 3,984 位 / 3,984件
文字数 7,964 最終更新日 2025.09.10 登録日 2025.09.10
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