「尋」の検索結果
全体で1,014件見つかりました。
『誕生日、出産祝い・両親揃っての初メッセージ記念日(妻:〇〇、夫:□□子供の名前は別途記載されています)』という文面の下に、二人の名前に被せるようにして私達の娘であろう名前が書かれていた。私はそこに書かれた文字を読んで、驚いた。それは、私達が付けた娘の名前の由来と同じものだったからだ。私は驚いて父親を見る。父親は得意気に言うのだ。
「どうやらこのスマートフォンには人工知能が搭載されているらしいぜ。その証拠に、親である自分達が名づけた子供の誕生日や出産祝いの文章が表示されるんだ」
それを聞いた私は「はは」と笑ってしまった。
「またそんなこと言い出して、さすがに無理があるわ。お父さんの会社にはそんな最新技術があるのかもしれないけど、いくらなんでもそこまでは」
だが、そこでふと違和感を抱く。先ほどから父と私の会話が全く噛み合っていないような気がするのだ。
「ねぇお父さん、その画面見せてくれる?」と尋ねるが返事がない。見ると、彼は自分の胸をぎゅっと掴んでいた。そして苦し気な声を上げる。
「苦しい……死ぬ……死にたくない……助けてくれ……お願い……だ……」
慌てて駆け寄ろうとする私の手を、彼の手が握り締める。「駄目……だ……」
その手を伝うように、ぽたり、またひとつ。
「俺は……まだ……死んだ……くない……死んでたまるか……こんなところで……死にたく……な……」言葉は途中で消え入る。「父さん……!?父さん!?何があったんだ!!返事をしてくれ!!」と叫んでも反応が無い。「どうして!?」と叫んでみてもそれは同じことだった。ただ父が握った私の手だけが、氷のように冷たくなるばかりだった。
それからしばらくしてから私は気がつく。
文字数 33,337
最終更新日 2022.03.08
登録日 2022.02.22
七剣の都セブンスソード。魔剣士たちの集うその街で、最強にして最凶と恐れられるダークナイトがいた。
その名を、ナイン。畏怖とともにその名を呼ばれる青年は、しかし、ダークナイトをやめようとしていた。
「本当に……いいんですね?」
そう慰留するダークナイト拝剣殿の代表リィンに、ナインは固い決意とともにうなずきを返す。
「守るものができたからな」
闇の魔剣は守るには不向きだ。
自らが討った聖竜ハルディヤ。彼女から託された彼女の「仔」。竜の仔として育てられた少女ルディアを守るため、ナインは闇の魔剣を手放した。
新たに握るのは、誰かを守るのに適した光の魔剣。
ナインは、ホーリーナイトに転職しようとしていた。
「でも、ナインさんはダークナイトの適正がSSSです。その分ホーリーナイトの適正は低いんじゃ?」
そう尋ねるリィンに、ナインは平然と答えた。
「Cだな」
「し、C!? そんな、もったいなさすぎます!」
「だよな。適正SSSを捨ててCなんてどうかしてる」
だが、ナインの決意は変わらない。
――最強と謳われたダークナイトは、いかにして「守る強さ」を手に入れるのか?
強さのみを求めてきた青年と、竜の仔として育てられた娘の、奇妙な共同生活が始まった。
(※ この作品はスマホでの表示に最適化しています。文中で改行が生じるかたは、ピンチインで表示を若干小さくしていただくと型崩れしないと思います。)
文字数 101,522
最終更新日 2020.01.31
登録日 2019.12.27
ある問題を解決してほしくて、森でふくろうを探していた、子ザルのもん吉。
そんなもん吉の前に、小さな車に乗って、リスのリーさんが現れた。
物知りなふくろうを探しているのだが、知らないかともん吉が尋ねると、そのふくろうは、リーさんの先生だと言う。
しかし、先生は、年老いてしまったので力になれない。代わりに、自分が力になると、リーさんは言う。
そして彼は、もん吉に、3冊の本を薦めてきた。
しかし、もん吉は、本を全く読んだことがない。
興味がないからと断るが、リーさんは、「絶対に気に入るはずだから」と言い切る。
果たして、もん吉は、本を気にいるのか? そして、問題はリーさんによって解決されるのか?
文字数 5,650
最終更新日 2021.12.01
登録日 2021.11.26
JRを定年退職し、週3日だけ嘱託職員として働く65歳の正雄と、専業主婦の63歳の智子。45年間連れ添った夫婦の日常が、正雄の定年を境に変化していく物語です。
正雄は定年退職後、夢だった北海道への一人旅に出かけます。旅行から戻ると、家にいる時間が増えた正雄は、智子の行動に干渉するようになります。友人とのランチ中に夕食のメニューを尋ねる電話をかけ、スマホを無断で見るなど、かつては仕事に没頭していた時には見せなかった行動に出始めます。
一方、智子は正雄の存在がしだいに煩わしく感じられ、自分の時間が失われていくことにストレスを感じていました。長年、夫や子ども、姑のために生きてきた彼女は、自分のための時間を求めていたのです。
やがて二人は激しい口論になり、お互いの本音をぶつけることになります。そこで正雄は北海道旅行中に気づいていたことを告白します。「お互いの時間を尊重すべきだ」という気づきです。
二人は新たな関係を模索し始めます。正雄は嘱託の仕事がない日に家事に挑戦したり、趣味の時間を持ったりする中で、古い価値観との葛藤も経験します。智子も自分だけの時間を楽しむようになり、離れている時間があるからこそ、一緒にいる時間が大切になることを二人は学びます。
「熟年離婚」という言葉が世間で囁かれる中、この夫婦は互いを尊重し合いながら、新たな人生の春を迎えていくのでした。
文字数 6,010
最終更新日 2025.04.14
登録日 2025.04.14
8ケタの借金を残したまま、突然事故死した両親。
学校は? 家賃は? 生活費は? 借金の返済は?
何もかもがわからなくてパニックになっているところに颯爽と現れた、如何にも貧弱な眼鏡男子。
どうやらうちの学校の先輩らしいんだけど、なんだか頭の回転速度が尋常じゃない!
助けられているのか振り回されているのか、あたしにも判断不能。
あたしの生活はどうなってしまうんだろう?
お父さん、お母さん。あたし、このちょっと変な男子に任せていいんですか?
※まだ成人の年齢が18歳に引き下げられる前のお話なので、現在と少々異なる部分があります。
文字数 139,990
最終更新日 2025.02.27
登録日 2025.01.27
刑事・森千尋はある夜、引退した伝説の刑事・二本松の屋台でラーメンを食べようとした。だが次の瞬間、暴走車から親子を庇い、殉職する。
目を覚ますと──そこは異世界。彼女は悪名高い侯爵令嬢モリーに転生していた。
モリーが執着していた騎士団副団長セオドアから婚約破棄を告げられるが、千尋にとっては好都合だった。知らない男との結婚より、自由に生きる方が性に合っている。
明るく楽しく親切なモリーとして第二の人生を歩もうと決めた矢先、国王ニヴォルバスに呼び出される。
驚くべきことに、その姿には「二本松」の面影があった。
かつて日本で彼女の上司だった二本松刑事は、この異世界の王ニヴォルバスが憑依していた存在だったのだ。
そして、彼女に使命が告げられる。
「婚約破棄を撤回し、騎士団の動きを探れ。そして怪盗となり、貴族たちの羊皮紙を盗み出して──世界を救うのだ」
文字数 16,239
最終更新日 2025.09.24
登録日 2025.08.31
この世で一番強い、と自負する男は、あらゆる武器を使いこなし、素手でも魔物を倒してしまう。
趣味は魔法で特技は低級魔法。
現世に存在する魔法は全て修得済み。
そんな、最強の戦士の悩みは知名度がないことである。
各地を旅しながら、有名になる為に努力する。
もちろん敵も容赦なく襲いかかってくる。
敵は盗賊から魔王まで多種多様。
様々な出逢いをしながら、成長?していく一人の戦士の物語。
文字数 274,303
最終更新日 2019.12.01
登録日 2019.08.11
文字数 8,713
最終更新日 2022.11.23
登録日 2022.11.20
戦国時代、相模の幸田川流域に土着した一人の農民の視点から、世に知られた歴史的出来事を描いていきます。歴史を支えた無名の民こそが歴史の主役との思いで7年の歳月をかけて書きました。史実の誤謬には特に気を付けて書きました。その大変さは尋常ではないですね。時代作家を尊敬します。
文字数 67,490
最終更新日 2019.09.28
登録日 2019.09.28
八尋に告白されて付き合った香帆の恋路と、鬼人族のメンバーのそれぞれの恋の行方を書いてみました。一話完結型の連載物です。
香帆と八尋は高校生で図書部の先輩後輩の関係にあたる仲。平凡系な香帆と不良である八尋がハロウィンをきっかけにつきあうことに!
時々小悪魔になるけど基本真面目タイプな香帆と、香帆にベタぼれな八尋のヘタレっぷりをお楽しみくださいませ。(※R15)※この話はフィクションなので、良い子は真似しないでね☆
なろうでも連載していた話に加筆、修正を加えたものです。
表紙は三ツ葉きあ様の企画でリクしたものです!多謝感謝~!
文字数 260,902
最終更新日 2019.04.30
登録日 2018.08.05
『大丈夫、忘れるなんてできっこないよ。だって君の物語は、すっごくキラキラしてるんだもん』
中学生時代、『赤糸 不切(あかし きれず)』としてラノベ作家デビューを果たした少年、照屋 紡(てるや つむぐ)。一本の作品を人気の内に完結させたまではよかったのだが、その後は書籍化会議を通ることができずに没を積み重ねる日々を送っていた。
また一つ没作品が増えた高校二年生の春、落ちかけていたモチベーションを取り戻すべく紡は書店に向かい、本棚に並ぶ自分の作品を見ようとする。そうしてまたやる気を取り戻したその直後、紡は自分とは正反対だと思っていたクラスのアイドルになぜか声をかけられて――
「……お願い。キラキラしてる君の物語にたくさん触れられたら、あたしは小説を受け入れられるような気がするの」
『小説が読めない』クラスのアイドルが紡の秘密を知った時、奇妙な関係は幕を上げる!『忘れられない』青春ラブコメディ、ここに開幕!
文字数 365,496
最終更新日 2024.01.20
登録日 2023.07.01
「可哀相は抜けない!」から始まる健全な催眠ラブコメ
ある日、スマホに見知らぬアプリが入っていた……
その名も≪催眠アプリ≫!
アダルトなコミックでしか見たことのないこのアプリを使い、
クラスメイトの女子を催眠しようとする。
無理やり系が好きな主人公は服を脱がせながらどんな気持ちか尋ねるが……
声を震わせ、涙を流す彼女の姿を見て逃げ出してしまったのだ!
二次元と三次元は違う……違うのだ!
そして物語はそこで終わらない。
≪催眠アプリ≫の開発者から≪催眠アプリ≫を使い、催眠させた彼女を落とすよう半ば強制的に迫られる!
しかしこの≪催眠アプリ≫を切っ掛けに、様々なトラブルや他の女子を催眠してしまう事態にも!?
これは≪催眠アプリ≫という凄まじい力に振り回され、純愛ルートを走る物語である!
文字数 110,530
最終更新日 2025.03.31
登録日 2025.03.24
看板猫がいるビア・バーを舞台に、ふとした日常での「小さな謎」を、どう思うか尋ねられたバーテンダーが謎解きます。
問題提議(Question)、情報開示(Information)、模範解答(Answer)、推理解説(Metafiction)の四話構成で一エピソード二~三千文字程度で完結のショートショート集です。
気になったワードをググれば、推理に必要な情報を検索可能ですので、特殊な知識不要でフェアな謎のハズです。
ビールを飲みながら、四分で読めるミステリーとして、お楽しみください。
出てくるお料理(おつまみ)にも一ヒネリありますので、ご堪能ください。
(オリジナルおつまみは、拙作「cat typing ~猫と麦酒~」のメニュー/日替わりお料理にまとめておりますので、よろしかったらご一読くださいませ)
ナイトスクープでいう小ネタパラダイス。
・読者様への挑戦
「公開しません」ので、ぜひ感想にて、推理をご披露ください。
もちろん、「公開希望」とお書きいただきましたら、「Answer」の後に、公開させていただきます。
表紙は、リアル雨くん(里子に来て1ケ月程の頃)の写真です。
文字数 80,894
最終更新日 2024.04.25
登録日 2017.05.27
自分はあと12年の命、と勝手に設定した高邑夏芽、38歳。夏芽の母が50歳で亡くなったから、きっと自分もそうなると思ったからだ。
なお、今は健康そのもの。
後悔しない人生のため、ずっと夢だった一軒家を購入した夏芽。その一軒家では、20年来の親友である未婚友だちの千尋と暮らすつもりだった。しかし千尋は突然、妊娠・結婚・カナダ移住を告げてきた!
老後の予定が崩れた夏芽は、千尋の代わりとなる「同世代女性の友人」「すてきな恋人」を作ろうとやっきになるけれど……。
友情とは、家族とは、自分らしい生き方とは。
自分の求めるものを見つめ直すアラフォーからの新しい人生が始まる。
文字数 75,913
最終更新日 2025.07.28
登録日 2025.06.24
「やり過ぎる神絵師め、貴様をSNS絵師界隈から追放する!」
こんなことを言われるくらい有名になりたかった男は今日もうだつの上がらないピクトグラムネタを描いていた。
しかしふとしたきっかけが原因で無念にも交通事故に遭ってしまう。
そして気付けば、彼は異世界に居た。
突然のことに驚く男。
しかし彼の視界に突如現れた〝へるぱ〟という美少女が強引に事情を語る。男は異世界転生したのだと。
しかもへるぱは人間などではなかった。
男の視界にいつまでも居座り続けるバーチャルチューバー的なヘルプキャラだったのである。
ただしあまりにも自由で粗暴でTHE適当。そして役に立たない助言の数々は、「お前を消す方法」などとつい尋ねたくなってしまうほどに残念。
それでもへるぱを頼るしかなかった男は〝ピクト・グラム〟と名乗り、己の想像力を駆使して異世界で生き延びてやると心に決めた。
この異世界は想像力こそが全て。スキルも魔法もその性能や強ささえも使用者の想像力に強く影響を受けてしまう。
だがピクトの想像力は人一倍豊かだった。絵の才能はなくとも想像力の才能には満ち溢れていたのだ。
それ故にピクトの力が真価を発揮した時、現地人すら驚愕する結果をもたらすこととなる。
それこそ世界の常識を塗り替えてしまうほどに。
時には戦い、時には頭脳を駆使。現代知識もちょこっと引用。
サブカルで得た知識と技能は果たしてピクトをどこまで高みに上げるのだろうか。
想像力の世界にて、底辺絵師による破壊と創造の物語が今始まる。
文字数 135,275
最終更新日 2024.07.26
登録日 2024.05.31
無銘と氷雨の愛の物語。
彼らのたくさんある愛の物語の中で敵対や心理戦がテーマの作品。
彼らはいろんな世界で愛を紡ぐ。そのどれもが歪で狂っていて愛おしい。そんな彼らの愛を記憶に留めておくための話。
この世界では氷雨は尋問官、無銘は反逆者として生きている。
文字数 6,413
最終更新日 2025.03.02
登録日 2025.03.02
チート並みな身体能力の使い方を間違っているコンビが織りなす、学園バイオレンスアクション漫才コメディ!
主人公・八王子秋雄は、尋常ならざる運動神経を持つが、極度の人間嫌いに加え、過去のトラウマから女性恐怖症を併発している。このままではいじめられっ子一直線なので、ヤンキーに擬態してなんとか高校生活を送る日々だったが、想定外の初恋を経験。
「面白い人が好き」という好きな子のため、ゾンビっぽい男を相方に、学園祭で漫才を披露する青春ストーリー!?(注:ただし恋愛は飾りです)
登録日 2015.08.15