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この作品が、物語投稿サイトTALES(テイルズ) #創作大賞2025 ミステリー小説部門の中間選考を通過しました。いつも読んでくださるみなさん、本当にありがとうございます。
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「貴様を断罪する!」…って、またこのテンプレ展開? 悪役令嬢に転生した私、レイナの前世は酸いも甘いも噛み分けた私立探偵! 婚約破棄? 国外追放? 面白くなってきじゃないの! クール&皮肉屋な私が、従順すぎる元騎士ルークを振り回し、超真面目な検事アンセルを手玉に取り、キラキラヒロインのセレナと火花を散らしながら(たまに共闘?)、探偵業で大逆転! 「あらあら、そんな見え透いた嘘…謎はすべて解明いたしましたわ」 ドタバタ&スカッと爽快! 崖っぷちからの痛快世直しミステリーコメディ!
文字数 211,828
最終更新日 2025.11.04
登録日 2025.05.02
長年親しくしている奈緒子さんに「パンダを見に行きませんか」と声をかけ、和歌山アドベンチャーワールドへの小さな旅が始まる。仕事に追われる日々、天気の不安、乗り間違えなど予期せぬ出来事もあったが、奈緒子さんの柔らかな笑顔がそのすべてを包み込む。動物たちとのふれあい、そしてパンダの愛らしさを前にしても、主人公の胸をもっと強く打ったのは、隣にいる彼女の何気ない横顔だった。言葉にはせずとも、心の中では確かに「君と来られてよかった」とつぶやく――まるで寅さんのように。恋心を秘めたまま、静かに寄り添った一日。それは、たった一度の旅ながら、かけがえのない「想い出」となって、心に刻まれる。
文字数 2,708
最終更新日 2025.05.21
登録日 2025.05.21
視覚はある。だが色彩は見えない。
触覚はない。だが音は誰よりも鮮明に聴こえる。
森を好み、喧噪を避け、静けさの中に生きる青年は、音を通して世界の輪郭をなぞる。
風が葉を揺らす音、雨粒が枝を打つ音、遠くの鳥の羽ばたき。
それらが、彼にとっての「触れられる世界」だった。
ある日、彼は街の片隅で、低く美しいチェロの旋律に出会う。
その音にかすかに揺れた心は、やがて一つの記憶を呼び覚ます——
幼い日に一度だけ「誰かに触れられた」と感じた、忘れがたいあの感覚。
これは、音だけで世界に触れ、記憶に触れ、自らの存在を確かめていく青年の物語。
色も温度も持たない掌で、それでもなお、誰かと繋がろうとする静かな旅。
触れられぬものにこそ、真実はある。
見えぬものの中にこそ、人は生きている。
文字数 19,200
最終更新日 2025.06.28
登録日 2025.06.26
文字数 1,205
最終更新日 2025.07.06
登録日 2025.07.06
台湾の高校を舞台に、「証明」だけを信じる理系男子と、感情豊かな少女が織りなす、ちょっと不思議で甘酸っぱい青春ストーリー――
「感情?そんなもの、必要ない」
無表情な理屈男子・林葶驀と、
表情豊かな感性ガール・陳渃嫣。
正反対なふたりが織りなす、
不器用でちょっといびつな青春ストーリー。
論理と証明で世界を理解しようとする彼が、
「感情」という答えのない問いに向き合うとき、
物語が静かに動き出す――。
文字数 11,530
最終更新日 2025.08.03
登録日 2025.07.28
「とりあえずギターが弾きたい」
そんな思いで音楽系の大学に進み、インカレの軽音サークルに入った大石侑李(おおいし・ゆうり)。
しかし新歓の飲み会では好きなバンドの話はできず、下品な話をふられてうんざりしていた。
そこで出会ったのが、眼鏡に襟つきシャツの真面目くん、遊川朔(ゆかわ・さく)。
いろいろあって大石ははじめて会った新歓の日に、遊川のアパートに泊まることとなり、そこから妙な縁ができた。
やがて大石は、文学部に通う遊川から「作詞ってどうやるの?」と訊かれる。
さらに「音楽をやったことはないし、楽譜も読めない」という遊川が、実はボーカルの才能があることを知る。
お互いの才能に魅力を感じた二人は、一緒に音楽をやることになる。
その中で大石は遊川から「インカレの軽音サークルにいるかもしれない、男子校時代に好きだった先輩を探している」と打ち明けられる。
そこから二人は、恋愛にまつわる恥ずかしい話をするようになり……。
音楽と恋が、二人の人生にゆっくり重なっていく、青春かもしれない物語。
文字数 49,233
最終更新日 2025.11.22
登録日 2025.10.29
宇宙飛行士予備生の容 寛台は大学生でもある。かといって人並み外れて賢い訳ではなく、どちらかと言えば馬鹿な部類である。なぜなら大学に裏口で入学したのだから。そんな彼には誰にも馬鹿にされない新しい世界に行くという夢があったのだ!
文字数 2,744
最終更新日 2025.11.05
登録日 2025.11.05
『昆虫戦士ビート』プロローグ:沈黙の森の咆哮
1. 忘れられた聖域
人里離れた山奥に、古くから「神の森」と呼ばれる禁足地があった。
そこには、現代の生態系からは切り離された、太古の昆虫たちの遺伝子が静かに眠っていた。
だが、その平穏は、謎の組織「ガイア・アニマ」の介入によって破られる。
「見つけたぞ……地球本来の主役たちの記憶を。」
黒いマントに身を包んだ男が、森の最深部にある巨木に、七色に光るナノマシンウイルス「アニマ・インジェクター」を突き刺した。
その瞬間、森中の昆虫たちが苦悶の鳴き声を上げ、その姿を禍々しい怪獣――インセクターへと変えていった。
2. 運命の出会い
その頃、見習い学者の**甲斐 駆(かい かける)は、別の場所で一匹のカブトムシを観察していた。
「……おかしいな。君たちの鼓動が、なんだか悲しそうに聞こえるよ。」
駆には幼い頃から、生き物の心音を敏感に感じ取る不思議な力があった。
突如、空が不気味な紫色に染まり、森の奥から巨大な震動が響く。
「あれは……インセクト・ラボが警戒していた、変異反応か!?」
駆は、手に持っていたカブトムシを逃がそうとするが、そのカブトムシは逃げようとせず、じっと駆の瞳を見つめ返した。
3. 研究所(ラボ)の胎動
地下深くの昆虫生命工学研究所(インセクト・ラボ)。
警報が鳴り響く中、赤崎 剛司令官が鋭い眼光でモニターを凝視する。
「ついに始まったか。プラネット・インセクトの覚醒が。」
伊賀崎ともかは、未完成のベルトを整備台からひったくった。
「赤崎さん、出力が安定しないわ! でも、これを使わないと街が壊滅する!」
研究員の佐々波 亜美は、データの荒波の中に、一筋の希望を見出す。
「……適合者が見つかりました。この特異なパルス……間違いない。彼は昆虫を愛しているのではなく、昆虫と『同期』している。」
4. 最初の鼓動
街に現れた巨大なクモ型インセクターの前に、駆は立ちはだかる。
逃げ遅れた人々の悲鳴と、インセクターの不協和音。
その喧騒の中で、駆の心臓が激しく、一定のリズムで打ち鳴らされる。
「守らなきゃ……この小さな命も、みんなの未来も!」
その時、虚空から銀色のバイクが飛び込み、一人の女性が叫んだ。
「拾いなさい、駆! それが、あなたと彼らの新しい鼓動になる!」
駆の手の中に、黄金の輝きを放つビート・ドライバーが収まった。
それは、人と昆虫が再び共生するための、残酷で美しい契約の証だった。
文字数 26,893
最終更新日 2026.01.11
登録日 2025.12.30
貴族のみに門戸を開かれた王国きっての学園は、貧乏貴族の俺にとって居心地のいい場所ではなかった。
令息令嬢の社交場。
顔と身分のいい結婚相手を見つけるための場所というのが暗黙の了解とされており、勉強をしに来た俺は肩身が狭い。
それでも通い続けているのは、端的に言えば金のためだ。
王国一の学園卒業という箔を付けて、よりよい仕事に就く。
家族を支えるため、強いては妹に望まない結婚をさせないため、俺には嫌でも学園に通う理由があった。
ただ、どれだけ強い決意があっても、時には1人になりたくなる。
静かな場所を求めて広大な学園の敷地を歩いていたら、薔薇の庭園に辿り着く。
そこで銀髪碧眼の美しい令嬢と出会い、予想もしなかった提案をされる。
「それなら、私と“偽装婚約”をしないかい?」
互いの利益のため偽装婚約を受け入れたが、彼女が学園唯一の公爵令嬢であるユーリアナ・アルローズと知ったのは後になってからだ。
しかも、ユーリアナは偽装婚約という関係を思いの外楽しみ始めて――
「ふふ、君は私の旦那様なのだから、もっと甘えてもいいんだよ?」
偽装婚約、だよな……?
※この作品は『カクヨム』『小説家になろう』『アルファポリス』に掲載しております※
※ななよ廻る文庫(個人電子書籍出版)にて第1巻発売中!※
文字数 197,457
最終更新日 2026.01.31
登録日 2025.12.20
文字数 50,928
最終更新日 2025.12.29
登録日 2025.12.21
文字数 2,224
最終更新日 2026.02.07
登録日 2026.02.07
「解明できない、愛がある。――白衣を濡らすは、桔梗の残り香」
舞台は、近代化の熱狂に沸く大正十年の帝都。代々エリートを輩出する家系に生まれ、ドイツの最新医学こそが世界の真理だと信じて疑わない青年医師・藤木健吾は、ある「不治の病」を抱えた名家・久遠寺家の令嬢の主治医となる。
患者である久遠寺綾子は、雪のように白い肌と儚げな瞳を持つ、古風で可憐な少女。しかし、彼女の背後には、家の負の遺産として代々引き継がれる異形の思念体「宵闇」が取り憑いていた。
健吾は当初、彼女を蝕む現象を「神経症」や「未知のウイルス」として冷徹に数値化し、科学の光で暴こうと試みる。しかし、診察を重ねるたび、彼は自らの理性を根底から覆す光景を目の当たりにする。それは、日光を浴びれば命が溶け、死に近づくほどに増していく、綾子の圧倒的な「美しき不合理」だった。
さらに、綾子の体を乗っ取り現れる人格「宵闇」は、健吾の傲慢な知性を嘲笑い、彼の白衣の下に隠された醜い所有欲と狂信的な愛を暴き出していく。
「彼女を救い、健康な日常へ戻したい」という医者としての使命。 「彼女をこのまま闇に閉じ込め、崩れゆく美しさを観察し続けたい」という男としての渇望。
昼は清純な令嬢と献身的な医師として、夜は妖艶な魔性と毒に当てられた男として。一通の手紙から始まった二人の関係は、次第に医学と怪異の境界を越え、背徳的な「共依存」へと堕ちていく。
「先生、私を救って……。でも、今の私を見て、心臓が高鳴っているのも知っていますよ」
ロゴスの鎧を纏った男が、一輪の桔梗の香りに狂わされていく、耽美的怪異ラブロマンス。
ゆく先々で出会う怪異に翻弄されながら……
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※作中の人物、建物、地名等全てフィクションとなります。
文字数 110,705
最終更新日 2026.04.25
登録日 2026.02.17