「お母さん」の検索結果

全体で576件見つかりました。
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 ――その観覧車が彩りゆたかにライトアップされるころ、あたしの心は眠ったまま。迷って迷って……、そしてあたしは茜色の空をみつけた。  六年生になる茜(あかね)は、五歳で母を亡くし吃音となった。思い出の早口言葉を歌い今日もひとり図書室へ向かう。特別な目で見られ、友達なんていない――吃音を母への愛の証と捉える茜は治療にも前向きになれないでいた。  ある日『ハローワールド』という件名のメールがパソコンに届く。差出人は朱里(あかり)。件名は謎のままだが二人はすぐに仲良くなった。話すことへの抵抗、思いを伝える怖さ――友だちとの付き合い方に悩みながらも、「もし、あたしが朱里だったら……」と少しずつ自分を見つめなおし、悩みながらも朱里に対する信頼を深めていく。 『ハローワールド』の謎、朱里にたずねるハローワールドはいつだって同じ。『そこはここよりもずっと離れた場所で、ものすごく近くにある場所。行きたくても行けない場所で、いつの間にかたどり着いてる場所』  そんななか、茜は父の部屋で一冊の絵本を見つける……。  誰の心にも燈る光と影――今日も頑張っているあなたへ贈る、心温まるやさしいストーリー。 ―――――《目次》―――――― ◆第一部  一章  バイバイ、お母さん。ハロー、ハンデ。  二章  ハローワールドの住人  三章  吃音という証明 ◆第二部  四章  最高の友だち  五章  うるさい! うるさい! うるさい!  六章  レインボー薬局 ◆第三部  七章  はーい! せんせー。  八章  イフ・アカリ  九章  ハウマッチ 木、木、木……。 ◆第四部  十章  未来永劫チクワ  十一章 あたしがやりました。  十二章 お父さんの恋人 ◆第五部  十三章 アカネ・ゴー・ラウンド  十四章 # to the world... ◆エピローグ  epilogue...  ♭ ◆献辞
文字数 90,183 最終更新日 2024.05.23 登録日 2024.04.01
私は身代わりとして産まれて来た。 私が産まれる前に亡くなった姉『彼方』 お父さんとお母さんは、その代わりを作るべく私を作った。 私は写真でしか顔を知らない彼方の面影を、十五年以上重ねられてきた。 高校生。 彼方がついにたどり着けなかった年齢に届いた私。 何かが変わるかもしれないという微かな期待。 けれど、現実は私が望んだものとはあまりにもかけ離れていた。
文字数 29,842 最終更新日 2024.04.30 登録日 2024.04.30
1993年、青春という海を回遊する主人公、珠子の成長ストーリー。 大学受験に失敗した珠子は、再婚したばかりの父と、その彼女の住む家に居場所がなく、思い切って、憧れの先輩を頼りに上京する。 ◇◇◇ これはお母さんが見せてくれた日記を想像で再現した小説です。 彼女は1990年代の日本で青春を謳歌しました。 ◇◇◇
文字数 45,397 最終更新日 2024.05.24 登録日 2024.04.30
【完結、できました!およ?表紙はお母さんの佳奈子さん?!】 ※ライト文芸大賞 ※挿し絵少し増えました( *´艸`) ※ゼロ話目にほのかと葛(かずら)のイメージ画像あります(仮) AIイラストアプリ様、ありがとうございます! 【登場人物紹介】 ※あらすじ(初期設定)はゼロ話目に移動しました! 段落がめちゃくちゃズレまくるか箇条書きでしか表示されない為m(__)m 修行が足りませんヾ(≧▽≦)ノ←絶叫 ● ①有本優也(ありもと ゆうや) 大学ニ年生。 テニスサークルに所属している。 整った顔立ちに二重瞼で切れ長の瞳が印象的。 その顔立ちと優しい性格でモテてもおかしくないが、生来の生真面目さと時折迸る、ほぼ理解できない単語(ファンタジーのテンプレなど)や部活の延長と考えている等の理由で浮いており、黙っていても声を発しても今や一部以外からはサークル内で地蔵扱いされている。 幼なじみ姉妹の夕凪家とは家族ぐるみの付き合い。 夕凪家のほのかと葛の姉妹を、妹のように思っている。 実家から遠くないマンションで一人暮らし。 趣味はゲーム一般、電子書籍の読み漁り、テニス。 特技は、怒りなどの負の感情をリセットできる深呼吸。 なお、ムラムラは別。 能書き系草食男子。 身長 175センチ 体重 65キロ。 ②夕凪ほのか(ゆうなぎ ほのか) 優也の幼なじみ姉妹の姉。 高校二年生。 優也突貫ほのぼの娘さん。 ③夕凪葛(ゆうなぎ かずら)       優也の幼なじみで高校一年生。 姉のほのかとは別の学校に通っている。 優也大好きツンデレさん。
文字数 82,189 最終更新日 2023.05.31 登録日 2023.02.12
ライト文芸 連載中 ショートショート
アリクイに相談案件です。 ※説明しておきますと、このアリクイさんは何百年もの間色々な人や動物や物や自然に生まれ変わっていて 今世では人間サイズのアリクイとして生まれ変わっているという話ですが、詳しくはまた別の機会に。 「子供達を怒っちゃいけないと解っているのに、イライラが爆発して気が付いたら怒ってしまいます。 どうすればいいのでしょうか。」 いつものように子育て中のお母さんが相談に来ています。 見た目はとても温厚そうな、とても人当たりの良さそうな方に見えます。 今回のお話は怒りについて、でしょうか?
文字数 4,758 最終更新日 2022.06.23 登録日 2022.06.23
正夫のお父さんはお母さんと別れてソバ屋をやりだした。お父さんの方についていった正夫は、学校も変わり、ソバ屋の商売のことまで悩むことになった。 あ~、正夫とお父さんは一体どうなるのだろうか?
文字数 23,701 最終更新日 2015.07.21 登録日 2015.07.15
現代文学 完結 ショートショート
親子対決の様子を ショートストーリーに。
文字数 976 最終更新日 2023.09.30 登録日 2023.09.30
―アルバイト先でであった篤人さんは、太陽のように笑う人だった。 お母さん、僕は、僕たちは、もうこのトンネルから抜け出すことは出来ないんだ。 善い人になりたかった、青年のお話。
文字数 70,897 最終更新日 2021.11.15 登録日 2021.11.15
 僕は絶対に眠らない。お母さんもお父さんも、僕の学校の友達もみんな夜には眠るというのに――サンタさん、どうして僕は眠らないの?  ※カクヨム様・小説家になろう様にて重複投稿しております。
文字数 3,076 最終更新日 2024.03.26 登録日 2024.03.26
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