「寺」の検索結果
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性別を隠して女性向けのロマンス小説を書いている作家の僕、佐藤(さとう)楓(かえで)は、小さい頃からひとではないものが見える。
ひとではないものを恐れながら生きてきた僕だが、三歳のときに保育園の同じクラスの不動寺(ふどうじ)寛(ゆたか)と出会う。
寛は見ることも感じることもないが、殴ることでひとではない悪意あるものを祓える体質だった。
そのうちにタロットカードを使って僕は自分の守護獣と話をするようになる。
見えるだけの作家と、祓えるが見えない幼馴染のほのぼの日常物語。
参考文献:『78枚のカードで占う、いちばんていねいなタロット』著者:LUA(日本文芸社)
文字数 52,791
最終更新日 2024.05.15
登録日 2024.04.13
本堂唯香は鏡の中に奇妙なものを見た。自分の左胸についた「傷」である。しかし、実際の左胸には何もない。不気味なその傷は何なのかと考える内に、彼女は自分自身にさえも「秘密」にしようとしていた、ある想いと向き合うことになる。
文字数 7,701
最終更新日 2024.05.02
登録日 2024.04.30
『笑い』と『人間』を書いたコント文学32編を収録した『コントな文学集』
『芥川賞作家なのに親近感』
『人生200年時代』
『今日も世界で誰かが虚しくなっている。一人娘編』
『Z世代からの提言』
『ファーストキス』
『地獄すぎる』
『ベーブ・ルースや軽自動車の所有者のように』
『もったいないおばけとFカップ』
『話が入ってこなかった』
『あたたかい世界へ』
『佐倉莉子(Fカップ)と密室殺人事件』
『憧れのスーパースター』
『SM倶楽部100人の女王様』
『心が泣いている』
『宇宙人にドMを理解させなさい』
『憧れていたプロポーズ』
『キラーフレーズ一発で僕は』
『もったいないおばけと新人記者』
『金持ち喧嘩せずみたいな事?』
『停止(フリーズ)刑事・国分寺卓郎』
『今日も世界で誰かが虚しくなっている。卒業式編』
『パンチラ』
『日本一のサッカー選手の秘密の夢』
『ADさん、俺って口臭いですか?』
『心配性inサンポートホール高松』
『ギャップに弱い女マリコ①』
『ギャップに弱い女マリコ②』
『ギャップに弱い女マリコ③』
『ギャップに弱い女マリコ④』
『もったいないおばけと贅沢な時間』
『生きる』
文字数 17,010
最終更新日 2024.04.26
登録日 2024.04.26
東京に住まう高校3年生である【緑野大地(みどりの だいち) モンスターオタク18歳】とその彼女【深寺京子(ふかでら きょうこ) 歴史オタク18歳】のオタクバカップルが送る、とある深大寺周辺のちょっと不思議なデートストーリー!
ご賞味あれ!
※深大寺は東京都調布市深大寺元町にあるお寺になり、周辺には観光として【蕎麦屋さんや鬼太郎茶屋、素焼きなどが有名】な場所。
この作品はフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません。
この作品はノベプラ・カクヨム・なろう様にも投稿しております。
文字数 6,482
最終更新日 2023.11.21
登録日 2023.11.19
主人公の小野寺俊が15年前を思い出している。駿が中1の時の物語である。
翔は、小学6年の運動会をきっかけに、中学生になったら100メートルでジュニアオリンピック出場を目指すことになった。担任の園田先生や校長先生、若い頃箱根駅伝で活躍し、多くのアスリートを育てた、近所に住むおっちゃんの勧めによるものだった。
中学1年生になって陸上部に入った駿は、おっちゃんの教え子の佐東(さとう)東志生(としお)先生と出会う。クラスメイトには幼馴染の佐藤睦美、同じ陸上部で1500メートルを得意とする赤井琉太がいた。ある日翔の走りに憧れた吹奏楽部の新垣未来(みく)から手紙をもらう。持ってきたのは睦美だった。これがきっかけでミクとの距離が近くなる。
翔も琉太も地区予選から順当に勝ち上がる。翔は早々にジュニアオリンピックの出場資格を得、新記録で優勝するという目標が近づいた。琉太も努力の甲斐あって県大会で優勝しジュニアオリンピックに参加できることになる。
前後して、ミクは駿の気持ちを確かめるべく探りを入れる。付き合っている相手がいないことを知るが、睦美のことが気になっていた。数日後ミクは睦美の気持ちも確かめる。睦美は言わなかったが、ミクには睦美の気持ちがはっきりとわかった。このことが引き金となって、睦美は駿への恋心を自覚する。そして駿との初恋が実る。
駿は、いとこの舞の、夢を追う姿に影響を受けたり、琉太をはじめとする友人の力を借りたり、おっちゃんや佐東先生のバックアップを受けたりしながら、同級生の妨害にも負けずに成長する。
大会を控えたある日、睦美に父の転勤による転校を聞かされる。大きなショックを受けるが、それをきっかけに駿の目標に「睦美のために優勝すること」が加わった。立ち直った駿は、ジュニアオリンピックで優勝し、睦美と再会を誓って握手をして別れる。
文字数 90,224
最終更新日 2024.04.29
登録日 2024.04.29
「あをによし奈良の都に初袖のみやこ乙女らはなやぎ行けり」これはン十年前に筆者が奈良地方を正月に旅した折りに詠んだ和歌です。一般に我々東京者の目から見れば関西地方の人々は概して明るく社交的で、他人と語らうにも気安く見えます。奈良の法隆寺で見た初詣の〝みやこ乙女たち〟の振袖姿の美しさとも相俟って、往時の正月旅行が今も鮮明に印象に残っています。これに彼の著名な仏像写真家である入江泰吉のプロフィールを重ねて思い立ったのがこの作品です。戦争によって精神の失調を覚えていた入江は、自分のふるさとである奈良県は斑鳩の里へ目を向けることで(写真に撮ることで)自らを回復させます。そこにいわば西方浄土のやすらぎを見入出したわけですが、私は敢てここに〝みやこ乙女〟を入れてみました。人が失調するのも多分に人間によってですが(例えばその愚挙の最たる戦争とかによって)、それならば回復するにもやはり人間によってなされなければならないと考えます。葵の花言葉を体現したようなヒロイン和泉と、だらしなくも見っともない(?)根暗の青年である入江向一の恋愛模様をご鑑賞ください。
※表紙の絵はイラストレーター〝こたかん〟さんにわざわざ描いてもらったものです。どうぞお見知りおきください。
文字数 19,448
最終更新日 2021.04.21
登録日 2020.07.11
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