「識」の検索結果

全体で9,060件見つかりました。
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歴史・時代 完結 長編
明治。死んだはずの新選組十番隊長・原田左之助は、大陸の租界・上海にいた。 その傍らには、京都新選組時代の諜報に利用し、奇怪な家伝の秘薬の副作用で、あたかも妖のような幼い子供の姿となってしまった、異能の元新選組監察・山崎烝。 二人は偽りの「実業家 松山誠親子」として暮らしながら、大陸の租界を彷徨い、謎を追う── 洋装で槍を振るいつつ【坂本龍馬殺害】の濡れ衣に追われる原田。 大人の意識を保ち、手には異能の武器「鍼」、推理に鋭い頭脳を働かながら、肉体が少しずつ幼くなっていく恐怖に怯える山崎。 租界都市・上海からサイゴン、漢口。 そして天津での「ラスボス対決」へ。 果たして彼等2人を追うラスボスとはいったい誰なのか? 過去の史実エピソードやアクション、ミステリー要素を含めた新選組の生き残りたちが辿る、歴史伝奇冒険譚! 永倉新八、土方歳三も登場。 19世紀 異文化グルメも! 完結済。
大賞ポイント 3,707pt
文字数 134,567 最終更新日 2026.05.30 登録日 2026.05.30
歴史・時代 完結 長編
丁度888年前 平安時代の末期 鎌倉幕府の初期 平家と源氏が争いに争い 長きに渡るその戦いは英雄を 続々と生み出して言った カリスマ性で時代を治めた 源 頼朝 圧倒的的センスで最強 源 義経や弁慶 武士としての定評がある 北条時定 武勇とカリスマの 新田義貞 裏切りの英雄 足利尊氏 では、この時代の最強の武士とは……? 誰にも知られる事なく只々数多の戦場に現れ着実に戦果を出し この時代に78歳の寿命まで生きたのが最強だった何よりの証拠 金子十郎家忠 最強と誰にも知られていないのも 実は戦略 本当にいた最強とは戦だけではなく 徹底的なロジカルシンギング の生存戦略と情報戦の盤外から始まっていたのだ! 戦略とは生存である 生存しなければ戦略ではない。 そして、歴史への介入 金子十郎家忠に選ばれた者が 時代を作っていた。 生きていた時に作った情報統制のシステムが持ち過ぎてざっくり888年秘密が暴かれなかった。 歴史学における「新たなパラダイム(認識枠組み)」の発見そのもの 新しい歴史の紐解き方の公式の発見である!これはその事を証明するための物語 隠された歴史が現代に蘇る 歴史合戦ファンタジー
大賞ポイント 1,536pt
文字数 88,931 最終更新日 2026.06.19 登録日 2026.04.17
歴史・時代 連載中 長編 R15
 さよならだけが人生か、それなら出会いはなんなのさ。見回り同心の西村右京はある日、数人の他殺死体を検分する。死体は全て、拳による打撃により撲殺されていた。彼は、江戸最大の裏の組織・龍牙会の大幹部だった拝み屋の呪道と接触する。地上最強の拳獣・泰造。声を失った暗殺者・お鞠。そして狂乱の奇行士・西村右京……彼と死業屋の面々との出会いは、始まりの始まりだった。やがて彼らは、江戸の裏社会を根底から揺るがす大事件に巻き込まれていく──    ※ 江戸時代が舞台となっておりますが、地名などには架空のものも多く登場します。また、独自の設定が多数存在しています。「目明かしは十手を持たない」「花魁はありんすとは言わない」といった賢くて意識高い系の歴史好きな方々には、読まないことをオススメします。さらに、残虐なシーン及びグロいシーンも多々あります。苦手な方はお気をつけ下さい。
大賞ポイント 546pt
文字数 101,991 最終更新日 2026.06.20 登録日 2025.05.27
歴史・時代 連載中 長編 R15
後漢末期、乱世の風雲児・曹操孟徳の傍らには、常に算盤と双頭戟を携えた一人の女がいた。名は、李司。 「天下の英雄? いいえ、すべて私の優良資産(夫)です」 董卓、袁紹、曹操、呂布という天下の猛将たちを「夫コレクション」として徹底的に調教&筋肉改造した彼女の前に、ついに「反董卓連合軍」が立ちはだかる! しかし、地獄の筋肉オールスターズを前に孫堅軍は瞬殺され、武神・関羽は自慢の「美髭」を「不潔なバグ」として物理的に刈り取られて大号泣するハメに……。 常識も歴史も木端微塵! 利益至上主義のヒロインが三国志をぶっ壊す、超・算術的ハイテンションギャグファンタジー!
大賞ポイント 527pt
文字数 474,608 最終更新日 2026.06.06 登録日 2026.03.11
歴史・時代 連載中 ショートショート
18世紀、イギリス、ロンドン。 ジョルジュ・サルマナザールは、 「台湾」について、博識に語るが――?
大賞ポイント 501pt
文字数 2,030 最終更新日 2023.05.31 登録日 2023.05.31
歴史・時代 連載中 長編
21世紀の日本に生きる平凡な郵便局員、黒田泰年は配達中に突然の事故に見舞われる。 目覚めるとなんとそこは1942年のドイツ。自身の魂はあのアドルフ・ヒトラーに転生していた!? 黒田は持ち前の歴史知識を活かし、ドイツ総統として戦争指導に臨むが…。 果たして黒田=ヒトラーは崩壊の途上にあるドイツ帝国を救い、自らの運命を切り拓くことが出来るのか!? 更にはナチス、親衛隊の狂気の中ユダヤ人救済と言う使命も…。 お後姉妹作「零戦戦記」も。
大賞ポイント 107pt
文字数 93,435 最終更新日 2023.01.15 登録日 2020.12.25
歴史・時代 連載中 短編
江戸時代半ばに、中国から日本に一冊の法医学書が入って来た。『無冤録述』と訳題の付いたその書物の知識・知見に、奉行所同心の堀馬佐鹿は魅了され、瞬く間に身に付けた。今や江戸で一、二を争う検屍の名手として、その名前から検屍馬鹿と言われるほど。そんな堀馬は人の死が絡む事件をいかにして解き明かしていくのか。
大賞ポイント 76pt
文字数 17,118 最終更新日 2024.06.12 登録日 2024.05.31
歴史・時代 連載中 短編
言語学者のクラステフは、夜中に海軍の人間に呼び出されるという希有な体験をした。連れて来られたのは密航者などを収容する施設。商船の船底に潜んでいた異国人男性を取り調べようにも、言語がまったく通じないという。クラステフは知識を動員して、男とコミュニケーションを取ることに成功。その結果、男は日本という国から来た忍者だと分かった。
大賞ポイント 76pt
文字数 40,374 最終更新日 2022.06.28 登録日 2021.05.31
歴史・時代 完結 長編
大正時代、没落した華族の娘である女学生の三条椿は、雑誌の詐欺広告を告発するため、婦人雑誌『婦人ソレイユ』の編集部を訪れた。そこで編集長の風早次生と副編集長の桃田浩二に出会う。椿は貧しい家計を助けるため、身分を隠して男装し、家庭の医学全書の訪問販売をしていた。 ある日、椿は詐欺師を捕まえようとした際に、偶然通りかかった桃田に泥棒と誤解され、腹を蹴られて意識を失ってしまう。風早は椿が女性だと知り、責任を感じて介抱する。椿は風早が、幼い頃に自分を救ってくれた「王子様」であったことに気づき、彼のそばで働きたいと願った。 風早は記憶喪失になった記者の代役として、椿を『月刊新丁』の「化け込み」記事の執筆に雇い入れた。椿は優れた文才と行動力を発揮し、男装の雑用係として編集部で奮闘することになる。
大賞ポイント 30pt
文字数 196,100 最終更新日 2026.06.11 登録日 2026.05.27
歴史・時代 連載中 長編 R15
時は戦国。小木田という小国あり。 城主・三浦和正とその娘・初姫を守るのは、影の精鋭部隊「霞組」だった。 隣国・河長との激闘の末、勝利を掴んだ小木田。 だがその代償として、初姫が密かに恋心を抱いていた 未来の侍大将・原田藤次郎が命を落としてしまう。 復讐に燃える河長国は、初姫を拉致。 「軍門に下らねば姫を磔にする」と脅迫を突きつける。 国を守るため、三浦和正はついに挙兵を断念し 姫の死をもって決着をつけるという苦渋の決断を下した。 見捨てられた姫。終わったはずの戦。 だが「霞組」は主君の命に背き、たった十人で初姫奪還のため河長城へ潜入する。 待ち受けるのは、狂気の天才軍師・立花道夕。 彼が仕掛ける必殺の陣を前に、霞組は自ら敵城に火を放ち 藤次郎の無念を晴らすべく背水の陣で立ち向かう。 炎の中、丸太を抱え駆け抜ける十頭の狼。 武士道の常識を根底から覆す、異形の戦いが幕を開ける。 囚われの初姫が見るのは、果たして勝利か? 死か? 太平の江戸にはありえない真の戦を刮目せよ。 全32話完結済
大賞ポイント 28pt
文字数 39,932 最終更新日 2026.06.20 登録日 2026.05.20
歴史・時代 完結 長編 R15
1903年、日露戦争前夜の清(現・中国)に1人の青年。・安井鬼一が降り立った。彼は南下政策を続けるロシアの動向を見守るために派遣された陸軍士官であり、その実、陰陽師の家系に生まれた神童であった。易経などの占いの知識、八咫烏一族に伝わる忍びの秘術、そして本場ドイツ留学で培った軍略を活かし、彼は日露戦争の最中、祖国日本に情報を伝え続けるのであった。
大賞ポイント 21pt
文字数 128,148 最終更新日 2026.05.17 登録日 2026.05.16
歴史・時代 連載中 長編
<史上最悪の大津波から人々を守れ! 女流講談師が現代に語る偉人伝> 2015年、国連は毎年11月5日を「世界津波の日」に制定し、世界各国に防災意識の必要性を訴えた。 なぜ11月5日なのか。 その由来は、安政元年(1854年)に安政南海地震で和歌山県を襲った大津波である。 その大津波から大勢の民を救ったのは、一人の若き商人であった……。 地域の発展に尽くし、大災害から民を守り、さらには西洋医学の発展、郵便制度の策定など数多くの事業で日本の近代化に貢献し、海外進出の夢をも追い続けた、稀代の天才商人・濱口梧陵(はまぐち ごりょう)。 幕末の偉人たちもその才能と功績を高く評し、今なおその偉業は世界中でも語り継がれているが……。 実際にプロの講談師から講談を習っている座付き作家・紘野流が書いた、実際の講談の台本。 その紘野が敬愛してやまない偉人・濱口梧陵の大いなる偉業を、戦国時代より続く「講釈士 早鞆流」の継承者・女流講談師の早鞆あかりが、経営者やビジネスパーソンを前に熱く語り上げる! 【登場人物】 ■話し手:早鞆あかり(はやとも あかり) 現役大学生の女流講談師。福岡県北九州市出身。 戦国時代より続く講談の流派「講釈士 早鞆流」の現在唯一の継承者。 若いながらも50以上の持ちネタを有し、新作講釈にも積極的に取り組む。 全国各地の事業者団体に呼ばれ、早鞆流に伝わる偉人伝を次々に披露する。 最近やYouTubeやTikTokなどにも講談の様子がアップされ、注目されつつある。
大賞ポイント 15pt
文字数 105,641 最終更新日 2026.05.31 登録日 2026.05.31
歴史・時代 完結 短編
戦国末期―― 海を制し、巨万の富を築いた海賊商人、 納屋助左衛門は、まさに絶頂の只中にあった。 だが、天下人・豊臣秀吉の、ある要請を拒んだことで、運命の歯車は静かに狂い始める。 やがて助左衛門は倒れ、意識の底へと沈んでいく―― それは、忘れようとしても決して消えない過去。 戦に巻き込まれ、雑兵に捕らえられた少年時代の助左衛門。 彼は〝人〟ではなく〝物〟として扱われ、奴隷市場へと売り飛ばされる。 キリシタンという異質な存在であった彼は、 奴隷商人の元締め――天海の目に留まり、尾張へと連れていかれることになった。 その頃の尾張では、 後に天下を揺るがす男・織田信長が、 まだ〝うつけ〟と嘲笑われていた。 だがその裏で、戦の火種は確実に、静かに広がっていた。 なぜ、人は戦うのか。 なぜ、戦は人を〝商品〟へと変えるのか。 奴隷商人が暗躍する戦場で、少年はその残酷な現実を目の当たりにする。 怒り。絶望。 そして、抗う意志。 すべては、ここから始まった。 やがて彼は、海へ出る―― 運命に抗うために。
大賞ポイント 13pt
文字数 17,936 最終更新日 2019.05.12 登録日 2019.05.04
歴史・時代 連載中 長編
昭和二十年、東京。 大空襲の夜、看護婦の小夜が運び込まれた負傷兵を見た瞬間、手が止まった。 度重なる空襲で焼け野原となった街で、若い看護婦・小夜は、崩れかけた病院の一室で負傷兵たちの手当を続けていた。 包帯は足りず、薬もない。水も灯りも十分ではない。それでも彼女は、目の前の命を救おうと手を動かす。 かつて想いをよせあっていた寄せ合っていた青年・龍之介は出征し、それきり消息が途絶えていた。生きているのか、もうこの世にいないのか、それすら分からない。 ある夜、重傷の兵士が運び込まれる。 顔は煤と血で判別がつかず、意識もない。名も告げられぬまま、彼女はいつも通り処置を施す。 包帯を替え、傷口を洗い、弱くなる呼吸を必死に繋ぎ止めようとする。 兵士は目を開けることなく、そのまま息を引き取る。 後処理のために認識票を確認した瞬間、彼女の手は止まる。 そこに刻まれていたのは——かつて愛した男の名前だった。 焼け跡に立つ彼女の手には、返されることのない彼の認識票が残されている。 戦火の中で、2人はなぜ出会い、愛し合ったのか。 いま、生きていることが当たり前ではない。 どうか沢山の方に届いて欲しい2人の純愛ラブストーリーです。
大賞ポイント 11pt
文字数 38,405 最終更新日 2026.06.13 登録日 2026.03.03
歴史・時代 連載中 長編
江戸の裏長屋の入り口にぽつんと佇む小さな煮売屋『春亭(はるてい)』。十七歳の看板娘・おはるは、半年前に亡くなった父の跡を継ぎ、たった一人で店を切り盛りしている。 しかし、肉体労働で汗を流す江戸の職人たちが好む「ガツンと濃い甘辛味」をどうしても再現できず、喧嘩っ早いが情に厚い常連客の大工・辰次からは「味が薄え!」と文句を言われる毎日。父の味を守るべきか、己が信じる出汁を活かした新しい味に挑むべきか、おはるは思い悩んでいた。 そんなある日の昼下がり。店の隅で酒を飲んでいた初老の客・源兵衛が、ぼそりと一言「大根の面取りが甘い。冷める時に味を含ませろ」と呟く。そのたった一つの助言に従っただけで、おはるの大根の煮付けは驚くほど深く、澄み渡った極上の味へと変化した。 凄まじい舌と料理の知識を持つ源兵衛は、一体何者なのか? 正体を明かさない彼からの、そっけなくも的確な「料理指南」を受けながら、おはるは料理人としての才能を少しずつ開花させていく。食欲の落ちた長屋の女将さんや、喧嘩した丁稚たち……ワケありの客たちの悩みをおはるの作る「人情めし」が温かく解きほぐし、店は次第に活気を取り戻していく。 だが、そんなおはるの前に、やがて『春亭』と彼女自身の料理人としての矜持を揺るがす、思いがけない試練が立ちはだかる――。 一杯の汁、一皿の惣菜に込められた真心が胸を打つ。読めば必ずお腹がすき、明日への元気が湧いてくる絶品のお仕事時代。
大賞ポイント 11pt
文字数 37,822 最終更新日 2026.06.14 登録日 2026.05.31
歴史・時代 連載中 長編
小説家になろうで連載中のものと同じです。 緊急ミッション、石田三成として市中引き回しを回避せよ! 報酬?――それは君の尊厳だ!! 日本史知識は教科書レベル、現代アメリカ連邦在主の研究者、三上正成二十七歳。 友人を庇って通り魔に刺された三上は、目を覚ますと戦国時代、石田佐吉と呼ばれる少年に!! ――いや佐吉って誰?! もしかして……石田三成?! あの、日本で三番目くらいに有名な敗者の!? 勘弁してくれ、歴史も古文も専門外! 関ヶ原と太閤検地くらいしか記憶に無い!! だいたい天正って何? 西暦換算何年だ! いや、もういい、そんなことはどうとでもなる、知らんけど。 関ヶ原で負けて死ぬ、のはいいけどひょっとして。市中引き回されたり……するんですね!? それだけは嫌だ、断固拒否だっ! 目指せ市中引き回し回避っ! かなりの不定期更新となります。 申し訳ございません。
大賞ポイント 6pt
文字数 18,618 最終更新日 2026.05.13 登録日 2025.11.04
歴史・時代 完結 短編
【あらすじ】 千宗易(後の利休)は、山崎の戦いに臨む羽柴秀吉から、二畳の茶室を作るよう命じられる。この時代、茶室は三畳半ぐらいが常識だった。それよりも狭い茶室を作れと言われ、宗易はいろいろと考える。そして、秀吉の弟・羽柴秀長や、秀吉の正室・ねねに会い、語り、宗易はやがて茶室について「作ったる」と明言する。言葉どおり完成した茶室で、宗易は茶を点て、客を待つ。やって来た客は……。 【表紙画像】 「ぐったりにゃんこのホームページ」様より
大賞ポイント 4pt
文字数 10,569 最終更新日 2024.06.05 登録日 2024.05.31
歴史・時代 連載中 ショートショート R15
 猫に引っかかれて意識を失い、目覚めると明治によく似た「明冶」時代にタイムスリップしていた探偵・金田一。  現代の知識と不思議な大金を駆使し、彼はこの新世界で生き抜くことを決意する。  不治の病とされる梅毒に苦しむ女性たちと出会った金田一は、未来の技術を頼りにペニシリンの製造と治療に挑み、やがてその医術で多くの命を救いながら、この地の経済界とも繋がりを築き、新たな人生を切り拓いていく。
大賞ポイント 3pt
文字数 111,084 最終更新日 2025.11.09 登録日 2025.11.07
歴史・時代 完結 長編
 室町幕府三代将軍足利義満は観阿弥の勧進猿楽で鬼夜叉と出会う。美貌と天賦の才に惹かれた義満は、観阿弥の思惑通り鬼夜叉に新しい芸能を大成させることを約束する代わりに、観阿弥にある条件をのませた。  義満は南北朝合一、守護大名の衰退を画策し、花の御所に幕府を構え、朝廷にまでその権勢を伸ばす。  一方、鬼夜叉は二条良基の薫陶を受けて教養知識を身に付け、ライバルとなる増阿弥と競い、観阿弥の友犬王の導きを得て、能楽の大成に向け邁進する。  義満の策謀によって衰退した南朝再興を目指す葉室次郎は、有力守護大名大内義弘と手を組み鎌倉公方を巻き込んで、義満に敵対し命を狙う。  守護大名の力を削ぎ、金閣を造成し、朝廷にまで権勢を伸ばし日本の頂点に立とうとする義満。その義満の野望を阻もうとする葉室次郎の願いは届くのか。鬼夜叉は果たして能楽を大成出来るのか。  世阿弥の前半生を描く。
大賞ポイント 3pt
文字数 86,205 最終更新日 2024.05.27 登録日 2024.05.01
歴史・時代 完結 長編
刀子(梗概)  五世紀中頃、ヤマト朝廷による関東への支配が進む中、下毛野国も例外ではなかった。ヤマト朝廷の大王は盟約の印として王女を差し出すよう要求し、下毛野王はその条件を吞もうとした。だが、王女の兄(王子)は断固反対した。実はこの二人は同母兄妹で密通していたのである。王子は妹のヤマト行きを阻止するため、堂々とそのことを公言すると、瞬く間に妹のヤマト行きはご破算となった。同母兄妹で通ずるのを禁忌とする世間の常識からすればそれは当然であった。  破談にはなったものの、王子は自死を迫られ、妹は伊予へ流罪。が、王子は妹を追うべく獄から脱走、自死するべくあてがわれた刀子一本のみを武器として伊予へと走る。苦難の末、王子は伊予へ来たが、逃亡生活で心身が弱り、心の支えでもあった刀子の刃が折れたことで、死する時がきたことを悟る。が、ふと遠方に見えた微かな灯りに、なぜか心が誘われるのだった。  灯りは一軒の住居で、そこには老婆が一人住んでおり、彼女はかつて王子のように同母兄妹で愛し合ったヤマト朝廷の軽大娘皇女の「侍女」であったという。そこで王子は老婆から、皇女とその兄の軽皇子の悲恋の話を聞き、ついには倭において、なぜ同母兄妹の愛が許されぬのかの理由を、さらに昔、ヤマトに存在した同母兄妹で愛し合うパイオニアとも言える兄妹の話からヒントを得るのである。また、老婆の説得力ある話しぶりから、彼女が意外な人物であることを知る。王子はかけがえのない理解者である老婆から励まされ、最愛の妹の元へと向かうが……。
大賞ポイント 3pt
文字数 80,813 最終更新日 2026.05.08 登録日 2026.05.08
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