「恐怖政治」の検索結果
全体で15件見つかりました。
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王太子による独裁で、貴族が息を潜めながら生きているある日。
夜会で王太子が勝手な言いがかりだけで3人の令嬢達に断罪を始めた。
ひっそりと空気になっていたテレサだったが、ふと気付く。
あれ?これって修道院に入れるチャンスなんじゃ?
子爵令嬢のテレサは、神父をしている初恋の相手の元へ行ける絶好の機会だととっさに考え、しれーっと断罪の列に加わり叫んだ。
「わたくしが代表して修道院へ参ります!」
野次馬から急に現れたテレサに、その場の全員が思った。
この娘、誰!?
王太子による恐怖政治の中、地味に生きてきた子爵令嬢のテレサが、初恋の元伯爵令息に会いたい一心で断罪劇に飛び込むお話。
主人公は猫を被っているだけでお転婆です。
完結しました。
小説家になろう様にも投稿しています。
文字数 22,283
最終更新日 2022.11.13
登録日 2022.10.29
これは正統な王家の血を引くヴィルヘルミナが、革命により国を取り戻し女王として返り咲く物語。
ナッサウ王家が治めていたドレンダレン王国は穏やかで平和な国だった。しかし、ベンティンク家によるクーデターにより、ナッサウ王家の者達は皆殺しにされてしまった。ベンティンク家による恐怖政治が始まり、ドレンダレン王国は地獄のような国に成り果てた。
クーデター時、ナッサウ王家の者達は皆殺しにされたと言われていたが、実は一人だけ生き残りがいた。それがヴィルヘルミナである。当時赤ん坊だったヴィルヘルミナは密かにナッサウ王家から逃がされ、エフモント公爵家の養女として育てられた。ヴィルヘルミナの出自を知っているのは自身とエフモント公爵家の家族のみ。
義兄であるラルスとマレインはいつもヴィルヘルミナを守っていた。ヴィルヘルミナはそれに対してありがたさと申し訳なさを感じていた。
家族から聞いた国の現状、そして実際に見た王都の現状。ヴィルヘルミナはこれらを憂い、ドレンダレン王国を変えることを決意する。
『小さくて大きな恋物語シリーズ』第16弾です。同シリーズ過去作と関連があります。
全28話、1日4話ずつ更新です。
小説家になろう、カクヨムにも投稿しています。
文字数 88,042
最終更新日 2024.03.03
登録日 2023.11.13
ある国に”残虐王”と呼ばれる王がいた。
名の通り、その王は口に出すことも憚れるような残虐非道の限りを尽くし、恐怖政治で民を虐げ、国を己のままに操っていた。そんな王に誰もがこの恐れをなし、顔色を常に窺った。
もしも機嫌を損なってしまったら、自分の首が飛ぶからだ。けれど、そんな残虐王の元に一人の侍従がやってくる。名をレスカと言った。
レスカは残虐王を恐れることなく、せっせと世話をする。しかしそんなレスカに段々不信感を募らせていく王。
そして誰も知らない真実が明かされるーーーーーーー。
本作は三部作で『残虐王』『残虐王の側近』『花の名を君に』というお話に分けて投稿していきます。
ハッピーエンドではありますが、シリアスなお話ですのでご注意を。
あと、あんまりBLっぽくないかも……です(汗)
小説家になろうでも掲載しております。
文字数 171,962
最終更新日 2020.07.31
登録日 2020.07.19
非常にワガママながらも心根の優しい少年は独裁政権と恐怖政治で統治する自国を変えていく王子のお話です
文字数 80,404
最終更新日 2017.07.12
登録日 2017.07.06
勇者が返り討ちに遭い、魔族領として魔族の支配下に人間の半分が住む事になった。魔族の奴隷的扱いを受ける人間だったが、直にお互いを尊重し合い、数十年の時を経て多重民族国家になる。しかし、其の中でも未だ迫害を受ける人間、魔族は居るもので、区域によってその風習が強く根付いていた。未だ人間が弱い者として虐げられた領地の魔王が新たに代わると、そこに出来たのは恐怖政治。魔王を誰もが畏怖し、逆らった者は人間も魔族も殺され仮初の平和が出来上がる。魔王は領民の家に上がっては、或いは生贄を求めて現れる。領民は機嫌を損ねないよう命令に従い、今日も命懸けで猥らになる。
文字数 27,388
最終更新日 2022.05.28
登録日 2022.05.28
私は過去、魔王であった。
全てを支配し、世界を恐怖政治により震わせていた。
…だが、勇者達の手により我が国は崩壊、魔王の座さえ奪われてしまった。
「…生き延びて、お幸せに。」
大切な仲間の呪いの言葉により、私は自害する事さえ許されなかった。
山の麓の森の奥でひっそりと独り暮らしをしている私の前に、一国の王になったはずの勇者が現れる。
純粋な勇者アルバックは、私を魔王とは気がつかずに心を開いてくる。
そんな折、彼の国の状態があまりにもお粗末になって、国民が不安を抱えている事を知る。
剣の腕はあるが、仔犬の様なオツムの弱いポンコツ勇者を、何故か支えるのが私の役目になってしまった。
果たして、この凸凹コンビに国の再建は出来るのか?
私の本当に作りたかった国造りとは?
愚かな人間達の欲望に打ち勝ち、理想の国を目指す2人の理想の国造りが今始まる!
文字数 94,782
最終更新日 2022.11.23
登録日 2022.01.03
<ここ>ではないどこかで世界にその名を轟かせた、セヴェルハムト帝国は、元は歴史こそ古くかつて存在した大帝国にその起源を持つ国ではあるものの内政も外交も三流以下でありながらプライドだけは天にも届くと言われ<西方諸国のお荷物>とさえ揶揄されるそんな歴史に縋ることしかできない落ちぶれた弱小国だった。それが、ある女性の登場によって文字通り生まれ変わり、起源となった大帝国に比肩するほどの隆盛を見せた。
しかしそれは、当時の王を篭絡し実権を握ったその女性による、苛烈とも評される果断な改革によってもたらされたものであり、それによって多くの人間が虐げられる結果となったのも事実だった。
やがてその女性は夫である王さえ追放し、女帝として徹底した独裁を行うにいたった。
それから十年。虐げられた人々の我慢は限界に達し、自分達を苦しめる悪しき女帝を打ち倒すべく蜂起、激しい内戦の果て、遂に女帝<ミカ=ティオニフレウ=ヴァレーリア>を捕らえることに成功した。
この物語は、<歴史上最も忌むべき悪女>とまで称された彼女が、ギロチンによる処刑のために広場へと引き立てられるところからは始まる……
筆者より
カクヨムとなろうでも同時連載します。
文字数 124,491
最終更新日 2020.03.29
登録日 2019.12.09
■「お前はゲームに出てくる魔王か!」とツッコミたくなるウチの夫(婚姻届けにサイン前だけど)。軍事政権のトップになって世界の支配者になった理由が、私を手に入れたいだけだったって……恐怖政治なんて敷いているから、愛し合ったあの日に授かった息子も、このままでは世界の敵に。
これは私が、『事実上の夫』を権力から遠ざける為に描いた劇であり、一人息子を世界から偶像視されるアイドルにする事で、あの子の命が繋がる未来をプロデュースした記録。
ステージの上の役者(キャラクター)たちは、私の書いた台本に従い、操られて踊るのみ!
■
当作品はあくまで、反戦テーマを下地に、子育てヒューマンドラマとして仕上げてあります
■■
なろうガイドラインに従い、キスシーン程度の性描写もありません。夫婦愛シーン(性描写)は、恋愛ジャンルとしてアルファポリスに投稿し完結済みです。
→【「僕の手から逃げる事は許さない!」狂愛夫に、塔の上に囚われているが意外と純愛心を持っている】
(R18指定側は、会話のみで、性描写を描く事に挑戦した作品です。その上で、物語としても成立させる事に挑戦してみました)
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【※】対話体という、文学の世界では実は一般的な小説形式を採用しています。江戸川乱歩や室生犀星の作品も残る『(文学)対話体小説』を使い、会話で『長編』小説を完結させる事に挑戦した作品です
登録日 2019.03.30
【小説を書き始めたばかりで拙い文章ですがお手柔らかにお願いいたします】
アメリカ人の父と日本人の母を持つソフィア・ジュディ・スチュアート。同年代より少し出来が良くて、社会に出るのが早かった彼女は、パートナーのダニエル・ディ・ウィリアムと共に、上司の恐怖政治という名の絶対命令で日本へ短期留学をすることになった。
留学した学院で再会したのは、ソフィアの幼馴染で高等部の生徒会長である百王華龍也だった
※最強ヒロインです。
※なろうに投稿していたものをこちらにも投稿いたしました。
加筆修正しながら上げさせていただきます。
☆マークはR18の描写がゆるいものからあるのでご注意ください。
文字数 96,126
最終更新日 2018.09.21
登録日 2017.01.10
港町の雑踏ですれ違った男。
見えない糸に結ばれたように、振り返る。
その顔を見て体中の血が凍りついた。
駆けだした私を見て、男も緩やかに走り始める。
引き戻される……血と硝煙の中へ、狂気と歓声の渦へ。
終わったはずの戦いに、立ち切ったはずの縁に絡めとられる。
王太子の逃亡を幇助した罪で革命軍に逮捕され獄死したはずの男。
ジョス・カディオ大佐だった。
「殿下」
「離せ!」
王政復古を目論む一派は、王太子の替玉を探していた。
そして貧しい調律師として生きる私を見つけ出したのだ。
本人である事は、この男だけが知っていた。
今も恐怖政治が続くこの国で、生き延びたはずのない男と、私。
血に錆びた歯車がまた、回り始めた……────
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〇史実の革命をモデルにした架空都市国家が舞台のBLです。
〇血生臭いシーンがあります。
〇いやらしいシーンもあります。
(週末ゆっくり更新)
文字数 21,145
最終更新日 2020.11.14
登録日 2020.10.28
10
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