「楔」の検索結果
全体で29件見つかりました。
勇者一行によって滅ぼされた魔王。
勇者は王女であり聖女である女性と結婚し、王様になった。
他の勇者パーティーのメンバー達もまた、勇者の治める国で要職につき、世界は平和な時代が訪れたのである。
そんな誰もが知る勇者の物語。
御伽噺にはじかれた一人の女性がいたことを知る者は、ほとんどいない。
月日は流れ、最年少で最高ランク(S級)の冒険者が誕生した。
彼の名前はグレイ。
グレイは幼い頃から実父の話を母親から子守唄代わりに聞かされてきた。
「秘密よ、秘密――――」
母が何度も語る秘密の話。
何故、父の話が秘密なのか。
それは長じるにつれ、グレイは理解していく。
自分の父親が誰なのかを。
秘密にする必要が何なのかを。
グレイは父親に似ていた。
それが全ての答えだった。
魔王は滅びても残党の魔獣達はいる。
主を失ったからか、それとも魔王という楔を失ったからか。
魔獣達は勢力を伸ばし始めた。
繁殖力もあり、倒しても倒しても次々に現れる。
各国は魔獣退治に頭を悩ませた。
魔王ほど強力でなくとも数が多すぎた。そのうえ、魔獣は賢い。群れを形成、奇襲をかけようとするほどになった。
皮肉にも魔王という存在がいたゆえに、魔獣は大人しくしていたともいえた。
世界は再び窮地に立たされていた。
勇者一行は魔王討伐以降、全盛期の力は失われていた。
しかも勇者は数年前から病床に臥している。
今や、魔獣退治の英雄は冒険者だった。
そんな時だ。
勇者の国が極秘でとある人物を探しているという。
噂では「勇者の子供(隠し子)」だという。
勇者の子供の存在は国家機密。だから極秘捜査というのは当然だった。
もともと勇者は平民出身。
魔王を退治する以前に恋人がいても不思議ではない。
何故、今頃になってそんな捜査が行われているのか。
それには理由があった。
魔獣は勇者の国を集中的に襲っているからだ。
勇者の子供に魔獣退治をさせようという魂胆だろう。
極秘捜査も不自然ではなかった。
もっともその極秘捜査はうまくいっていない。
本物が名乗り出ることはない。
文字数 4,113
最終更新日 2024.04.02
登録日 2024.03.25
古くからの協力者・雲水一族の子孫、雨都梢賢によって蕾生達は彼の故郷にやってきた。その村は閉鎖的で独自の文化の中で暮らしていた。村に巣食う陰謀と雨都家の闇に直面した永、蕾生、鈴心。鵺との戦いが幕を開ける。
〈あらすじ詳細〉
雨都梢賢の招きによって彼の故郷を訪ねた永、蕾生、鈴心。雨都家が隠れ住んでいるというその村には、別の理由で同じように隠れ住んでいる一族がいた。村の長・藤生家、その分家の眞瀬木家、そして藤生家の厚意で里に暮らす雨都家は奇妙なバランスを保ちながら暮らしている。しかし雨都梢賢が三人に助けを求めた理由はその里に関することではなかった。梢賢は三人にある母子家庭を紹介する。昔、雨都家から離反した分家の雨辺家、その子孫だった。彼らは鵺をうつろ神と呼んで盲目なまでに信仰していた。
雨辺菫の正気を取り戻したい梢賢に協力しながら、三人は鵺にまつわる多くの闇に直面し、鵺の呪いの真髄に触れる…
※毎日一話ずつ20時に更新します
※※お読みになった感想などいただけたら嬉しいです!
※※※本作品は「ノベルアップ+」「アルファポリス」にも投稿しています。
文字数 24,967
最終更新日 2024.06.11
登録日 2024.05.21
「また感度が上がったねぇ。なに? えっちな想像した? 」
言葉責めドS淫魔 × 開発された高校生契約者
祖父が契約していたという使い魔を継承した高校生。
しかし、かの存在は長い時間の中で強い力を得た淫魔だった。
彼との契約により高校生は日々開発されるようになって……——
♡喘ぎが書きたいという欲求から書き始めたので、性的なシーンしかありません。
深くまで考えずにお楽しみください。
〇攻め:ユダ
淫魔。遠い遠い昔、暇つぶしがてら魔界から人間界にやってきた。
長い年月を生きる中で得た知識を人間のために活用する代わりに、
現世に留まる楔になるよう翔馬の先祖に契約を求めた。
なお、性行為をする相手は誰でもいいため『契約者=魔の手に必ずかかる』という訳ではない。
〇受け:翔馬
おじいちゃんっ子だった過去があり、使い魔の正体を知るまでは再契約にも乗り気だった。
ユダの正体を知った際、挨拶がてらユダに襲われる。
その結果、『体の相性がいい』という事実を知られてしまい面白がったユダは開発を始めた。
24時間365日、使い魔であるはずのユダに振り回され快楽を注ぎ込まれている。
pixiv・アルファポリスで活動しています。
双方とも随時更新・投稿予定。
――【注意書き】――
※この作品は以下の要素が含まれます※
〇全体を通して〇
♡喘ぎ・調教・開発・焦らし・連続絶頂・中出し
〇話によっては〇
フェラ・イラマ・結腸責め
〇微量にある〇
濁点喘ぎ・淫語
※この作品は現実での未成年者への性的搾取を容認するものではありません。
文字数 14,459
最終更新日 2023.03.23
登録日 2023.03.11
人類滅亡の危機から約千年後―――。
この星は古代より高度な文明を持つエルフのが支配層の頂点に立っていた。貧民地区の人間、メリッサは奴隷商人に売られた。
ウォルフォード家の長男でありエルフの軍人である、エレンディルの愛玩人形として買われるたメリッサは、夜な夜な終わらぬ快楽を教え込まれる事になった。
そしてダークエルフのハーフである義弟ティリオンとの確執と快楽のお仕置き……。見た事も無い美しいドレス、豪華な食事、そして快楽の調教の末に辿り着くむせ返るような溺愛の先に見えた、少女メリッサの幸せとは―――。
※10話〜20話で完結させたい官能小説です(長編になりそう)
※不定期連載です。
※性描写が中心です。
※複数人プレイもあります。
※Illustrator suico様(@SuiCo_0)
文字数 103,051
最終更新日 2020.07.03
登録日 2020.04.19
美しい純白の翼を持った、天使レーナは神の花嫁となるはずだった。しかし、弟ノアに「愛している」と迫られ、結婚式当日に一線を超え、神の怒りを買ってしまった。
文字数 884
最終更新日 2023.05.18
登録日 2023.05.18
一章:メンタル/シリアス/ML/虐待/DV/暴力描写/微性的描写/鬱病/記憶操作/etc.
二章:R-18/メンタル/シリアス/無理矢理/レイプ/輪姦/友情/過去編/etc.
【幼馴染/医者×患者】
虐待を受けて育ったクロと、幼い頃からクロを見守ってきたサンは、当たり前のように二人で生きてきた。
母を父に殺され精神を病んだクロ。
そんな彼のために医者となり、クロを養うサン。
世間から見ればちぐはぐな二人は、それでも約束を果たすために生きている。
それは、時に互いを縛る楔のようだった――。
*不定期更新。
一部性描写があります故、高校生含む18歳未満の方は、自己責任に於いて判断をお願い致します。
当方では、如何なる不利益を被られましても責任が取れませんので、予めご理解下さいませ。
タイトル横に*印がある頁は性的描写を含みますので、お気を付け下さい。
エロは展開に於いての付属のようなものですので、CP(医者×患者)でのエロは基本的にはありません。
此方の作品は、作者の妄想によるフィクションであり、実際のものとは一切の関係も御座いません。
また、作者は専門家ではありませんので、間違った解釈等あるかと思います。
精神病とは、とても難しいもので、一口にこうだとは一概に言えるものではないと、個人的には思っています。
作中、精神病について登場人物の様々な見解が出てくるかと思いますが、あくまでも、それぞれキャラクターの持ち得た感情であったり知識であったりで、それが必ずしも正しい訳ではありません。
以上のことご理解頂けたらと思います。
文字数 93,769
最終更新日 2019.04.16
登録日 2018.07.09
これは英雄の末裔であるカーラが、記憶を取り戻し、聖剣を得て真の英雄に成り上がる物語である。
二柱の神は傲慢で嫉妬深く、転移させた桃源坂呉羽院アキアカネを罠にはめて転生させる。カーラへの魂の楔とするために。
侯爵令嬢カーラは容姿と存在感の薄さを除けば何不自由なく生活していた。記憶を封印され最弱ステータス、底辺にいるのがカーラの現状である。
カーラは事故により前世を思い出し、秘密結社からあてがわれた端末からミッションを伝えられる。
女神の使途となり侵入者を排除せよと。
不完全な前世の記憶、非力な貴族令嬢、当然ながら戦闘には向いていない。やがて物語は動き出し、守護勇者、獣騎士が現れ、自身の秘密も解き明かされていく。
カーラには英雄になる道しか残されていない。立ちふさがる怪人、魔王、使徒を薙ぎ払い、桃源坂呉羽院アキアカネと対峙することになる。
さあ、自分の運命は己が力で切り開け! たとえ他者に協力を求めようと!!
∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽
※他サイトにも掲載しています。
文字数 114,023
最終更新日 2022.11.10
登録日 2022.10.10
飯田睦美は、囚われていた。
クラスメイトの久世隆太が、睦美の脚を抱え直し、再度睦美の中に埋め込まれた楔を激しく打ち付けた。
文字数 9,840
最終更新日 2021.10.05
登録日 2021.06.08
貴族のお屋敷に勤める次期執事候補のイーデンは下級使用人のコリンヌに恋心を抱いていたが…。
注意属性:ファンタジー/ヤンデレ/NTR
文字数 8,446
最終更新日 2017.04.11
登録日 2017.04.09
昔、昔、強く恐ろしく美しい額に角の生えたモノノケがいた。美しい見た目とは反し、理性の無いソレは人の血肉を啜り、老若男女問わず全てを喰らい尽くそうとしていた。
しかし、その窮地に、とある一族が現れ、モノノケを山奥の社に封印する事に成功した。
その一族は特殊な力を持つとされる巫女を封印の楔とし、長年もの間、その封印を護っていた。
そんな一族の中に特殊な力を持つ男のオメガが生まれた…
第一の性と区別される男女の他に第二の性と区別されるα(アルファ)、β(ベータ)、Ω(オメガ)という性が存在している世界であった。その他にもーーが存在しておりー…
文字数 149,968
最終更新日 2021.05.31
登録日 2021.05.01
複数の世界の集合体、総世界を支配していた者たちがいた。
R(ロイヤル)一族、過去数万年前から彼らの一強支配は延々と続く強力なものだった。
だが、彼らはある時を境に総世界の表舞台から姿を消す。
それから数百年の長い月日が経過した総世界。
彼らの支配から離れた現状が既に当たり前のようになった総世界の、ある一つの世界で新たなRの血筋が再び現われようとしていた。
剣や魔法、亜人などが出てくる冒険ファンタジーです。
登録日 2017.10.08
魔王の復活に抗う王国は、予言通りに聖剣士と巫女を担ぎあげた。
王国を挙げての魔王討伐の結果、聖剣士は魔王に致命傷を与え、巫女の力は絶大なる効果を以て魔王を封印することに成功したーーのだが。
「なぜ魔王城に住み着いておるのだ」
「住み着いているわけではありませんわ、これは封印なのです」
なんとこの封印は100年限定のものだったのである。
王国はこの戦いを歴史に刻み、100年後にまた起こるであろう魔王復活に向け、聖剣士の子孫を残したり聖なる巫女を排出できるよう神殿強化に力を入れたり…余念はない。
「でもそもそも、魔王さまが改心なされば問題ないのですわよね?」
「それを魔王である私に問うてどうするのだ」
あの決戦の日から、初代巫女イヴと魔王アグレアスの100年に及ぶ戦いの火蓋が切って落とされた。
「お前を汚せばこの封は解けるのだろう?」
「わたくしに触れると火傷などでは済みませんわよ」
「生贄の分際で助かる道があるとでも思っておるのか」
「いいえ魔王さま、わたくしは『生贄』ではなく『封印の楔』ですわ」
文字数 6,929
最終更新日 2021.08.02
登録日 2021.08.01
ベルナル王国きっての名門シトゥルザーク家の長男で将来を嘱望された兄、バージェスが失踪した―――1年後の20歳の誕生日に白獅子騎士団への入団が決まっていたアルシェスは、消えた兄の捜索のため勅命を受けて旅に出ることになる。
そんな道すがら同行することになった、<討魔士>を名乗る少女ナインライムとの旅は、変人夢想家のヘイルターシュや元盗賊のアストルフォを巻き込みながら、やがて「失われた世界の記憶」を取り戻す物語へと繋がっていく…。
兄の残した“楔”という言葉の意味とは?
そして、失われた世界の記憶とは?
異世界の謎を追う、異世界ファンタジーが今はじまる。
登録日 2016.01.29
※本作品はR18指定です。未成年の方の閲覧はご遠慮ください!
あらすじ
薔薇のパヒュームに身を包み赤いレザーのビスチェを素肌に纏い、銀色に揺れる胸のロザリオには博愛の精神を秘めた蒼山遥香。
自らをフェムドム・エヴァンジェリストと自負し、現代社会の片隅を漆黒のガーターストッキングから伸びた足先を彩るルブタンのピンヒールを響かせ闊歩する。
時に、彼女をこの世界へ導いたプロフェッサー巽木萊美子から、一人の若い男をサブミッシブ化させるドミネーションプログラムを依頼される。遥香はその裏に何かがあると感じながらも着手する。
均整の取れた若い肉体を持つ精悍で素朴な二十三歳の神本星輝は、ドミナ遥香の卓越した射精管理技法によって、肉体と精神改造を施される。
血と汗にまみれながら射精を懇願するサブミッシブへと次第に仕込まれて行く過程で、追い打ちを掛けるように十九歳の現役医大生ミストレス楠田麻耶が調教助手に加わる。
高原の別荘に舞台を移した星輝へのドミネーション・プログラムは、麻耶の協力を得て更にエスカレートしてゆく。
そんな中、神本星輝の調教依頼人である巽木萊美子のセッティングで海外からの来客を招いたドミネーション調教見学会が開催された。
見学会は濃厚なショーとなり、遥香と麻耶による苦痛と快感の責めが星輝の躰に鮮烈なサブミッシブの歓喜の楔を打込んでゆく。
晩秋の高原の別荘で繰り広げられるドミネーション・プログラムにより、完全なサブミッシブへと成長する神本星輝の横で、二人のドミナもまた、新たな人生の価値観を見出すのだった。
文字数 3,588
最終更新日 2023.04.29
登録日 2023.04.29
これは、運命と戦う物語。
ある出来事がきっかけで、地ノ国アラドカランの兵士を半年で辞めてしまった青年〝ヒビヤ=コハク〟
彼は独り、自らを極めるための旅に出ることを決意する。だが、彼は幼い頃から外出をあまりしなかったため、無類の方向音痴であった。
「さっき来た道を戻ればいいんだから…」
森の中をさまよいつつ、来た道を探っていると、遠くから悲鳴が聞こえた。早く助けてあげなきゃ…!その想いに駆り立てられながら、ヒビヤは悲鳴の元へと急ぐのであった。
文字数 8,170
最終更新日 2021.01.03
登録日 2020.12.29
人を慈しむ女神の御使いか? それとも――人とは相容れぬミトラの王か?
零夜が身ひとつで放り出されたのは、ミトラと呼ばれる異形が跋扈する異世界だった。
はぐれた親友を探し出し、病弱な妹の待つ元の世界に帰るため奮闘する零夜。ある者は彼を「女神の御使い」と呼び、ある者は彼を「ミトラの王」と呼んだ。
第1章【異世界転移編】【大山風の楔編】
異世界へ引きずり込まれた零夜は、アランジャ族という遊牧民の営地に保護される。ミトラの言葉を理解できる力を買われた零夜は、アランジャ族の祀る風の神、「大山風の楔」との対話を頼み込まれる。
文字数 70,635
最終更新日 2023.09.25
登録日 2023.08.27