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恋愛 連載中 長編
 聖女は217歳!?  ルティシア国の聖女であるニーナは、不老不死の存在として国を200年間支えていた。  ルティシア国境のみに発生する瘴気の浄化や人々の治癒。  ニーナは毎日人々のために聖女の力を使い続けていた。  しかし、ある日突然王子に国外追放を言い渡される。  それも聖女の座を恋人に渡したいという馬鹿らしい理由で……  聖女の力を奪われ追放されたニーナは、隣国セレンテーゼ帝国の大賢者に弟子入りを決意する。 「力が使えないなら知識をつければいいわけよ」  セレンテーゼの大賢者フェルディナンドはルティシア嫌いで有名だったが、なぜかニーナには優しくて…… 「貴女の目を見れば誠実な人であることくらい分かります」  フェルディナンドのもとで暮らすことになったニーナは、大賢者の弟子として街の人々の困りごとを助けていく。  人々の信頼を勝ち取り、ついには皇帝陛下にも認められるニーナ。  一方、ルティシアでは新聖女が役目を果たせず国が荒れ始めていた。  困り果てた王子はニーナの力を借りようとするが……  ニーナを追放したルティシア、受け入れたセレンテーゼ。  それぞれが異なる問題を抱え、やがて聖女の力に翻弄され始める。  その裏には糸を引く人物がいるようで……。 ※ふんわり設定です
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文字数 60,651 最終更新日 2025.06.20 登録日 2025.05.16
 「こんな簡単なことも出来ないのか! お前はアンダーソン家に生まれながら魔法が使えない役立たずだ。我が一族の恥め!」   魔法が使える家系に生まれたルイーゼ・アンダーソンは、魔力が使えない無能令嬢だった。   『魔力が強い者がすべて』であるアンダーソン伯爵家では、ルイーゼは使用人以下の扱いを受けている。   ある日、父からパーティーに出席し、結婚相手を見つけてこいと命令を受ける。もし見つからなければ奴隷商人に売りつけると脅されて……。   仕方なく参加したパーティーで、ルイーゼはバルコニーから人が落ちるところを目撃してしまう。   死ぬは私の方が相応しいのに。私は誰にも必要とされていないのだから――。   ルイーゼがそう思った瞬間、彼女は魔力を発現し……。  「僕と結婚出来たら素敵だと、言ったのは貴女ですよ。僕は貴女が欲しくなりました」   ルイーゼが助けた『血も涙もない冷徹宰相』オリヴァー・ノイラートは、なぜかルイーゼとの結婚に前向きで……? ※ふんわり設定です。
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文字数 19,588 最終更新日 2025.05.17 登録日 2025.05.12
あやかしと人が共存している国。 人々は神格と呼ばれるあやかしを信仰し、神格と話が出来る能力者の家系が影響力を高めていた。 八久雲(やくも)家もその一つ。 両親を亡くしたひな乃は、母方の親戚である八久雲家に仕えていた。 虐げられ、物置小屋で暮らす日々。 「毒巫女」と呼ばれる役目を押し付けられており、神事で毒を飲まされていた。 そんなある日、ひな乃宛に送り主不明の荷物が届く。 中には猛毒が入っており、ひな乃はそれを飲むように強いられ命を落とした。 ――はずだった。 ひな乃が目を覚ますと、柊と名乗る男がいて……。
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文字数 26,018 最終更新日 2025.01.24 登録日 2024.12.31
 伯爵夫人のマリアーヌは「夜を共に過ごす気にならない」と突然夫に告げられ、わずか五ヶ月で離縁することとなる。  これまで女癖の悪い夫に何度も不倫されても、役立たずと貶されても、文句ひとつ言わず彼を支えてきた。だがその苦労は報われることはなかった。  実家に帰っても父から不当な扱いを受けるマリアーヌ。気分転換に繰り出した街で倒れていた貴族の男性と出会い、彼を助ける。 「離縁したばかり? それは相手の見る目がなかっただけだ。良かったじゃないか。君はもう自由だ」 「自由……」  もう自由なのだとマリアーヌが気づいた矢先、両親と元夫の策略によって再婚を強いられる。相手は婚約者が逃げ出すことで有名な冷酷公爵だった。  ところが冷酷公爵と会ってみると、以前助けた男性だったのだ。  再婚を受け入れたマリアーヌは、公爵と少しずつ仲良くなっていく。  ところが公爵は王命を受け内密に仕事をしているようで……。  一方の元夫は、財政難に陥っていた。 「頼む、助けてくれ! お前は俺に恩があるだろう?」  元夫の悲痛な叫びに、マリアーヌはにっこりと微笑んだ。 「なぜかしら? 貴方を助ける気になりませんの」 ※ふんわり設定です
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文字数 14,940 最終更新日 2025.01.15 登録日 2025.01.12
恋愛 完結 ショートショート
 田舎の伯爵令嬢アリシア・ローデンには婚約者がいた。  しかし婚約者とアリシアの妹が不貞を働き、子を身ごもったのだという。 「結婚は家同士の繋がり。二人が結ばれるなら私は身を引きましょう。どうぞお幸せに」  婚約破棄されたアリシアは潔く身を引くことにした。  婚約破棄という烙印が押された以上、もう結婚は出来ない。  ならば一人で生きていくだけ。  アリシアは王都の外れにある小さな家を買い、そこで暮らし始める。 「あぁ、最高……ここなら一人で自由に暮らせるわ!」  初めての一人暮らしを満喫するアリシア。  趣味だった刺繍で生計が立てられるようになった頃……。 「アリシア、頼むから戻って来てくれ! 俺と結婚してくれ……!」  何故か元婚約者がやってきて頭を下げたのだ。  しかし丁重にお断りした翌日、 「お姉様、お願いだから戻ってきてください! あいつの相手はお姉様じゃなきゃ無理です……!」  妹までもがやってくる始末。  しかしアリシアは微笑んで首を横に振るばかり。 「私はもう結婚する気も家に戻る気もありませんの。どうぞお幸せに」  家族や婚約者は知らないことだったが、実はアリシアは幸せな生活を送っていたのだった。
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文字数 6,867 最終更新日 2025.01.04 登録日 2025.01.04
「僕と婚約して、《婚約破棄されて》くれませんか?」 「へ?」  クリスティーナはとある事情からひっそりと引きこもる女伯爵だ。  その彼女のもとに来たのは、『婚約破棄されてくれ』という不思議な依頼だった。  依頼主のヘンリー・カスティルは、皆から親しまれる完璧な伯爵子息。でもクリスティーナの前では色んな面を見せ……。 「なるべく僕から離れないで、僕だけを見ていてくれますか?」 「貴女を離したくない」 「もう逃げないでください」  偽物の関係なのに、なぜか溺愛されることに……。 (優しくしないで……余計に好きになってしまう)  クリスティーナはいつしかヘンリーが好きになってしまう。でも相手は偽の婚約者。幸せになれないと気持ちに蓋をする。  それなのに…… 「もう遠慮はしませんからね」  グイグイと距離を詰めてくるヘンリー。  婚約破棄計画の結末は……?
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文字数 103,937 最終更新日 2024.02.29 登録日 2024.01.30
恋愛 完結 長編 R15
 「あなた達の絶望を侯爵様に捧げる契約なの。だから……悪く思わないでね?」   貧乏な子爵家に生まれたカレン・リドリーは、家族から虐げられ、使用人のように働かされていた。   カレンはリドリー家から脱出して平民として生きるため、就職先を探し始めるが、令嬢である彼女の就職活動は難航してしまう。   ある時、不思議な少年ティルからモルザン侯爵家で働くようにスカウトされ、モルザン家に連れていかれるが……  「変わった人間だな。悪魔を前にして驚きもしないとは」   クラウス・モルザンは「悪魔の侯爵」と呼ばれていたが、本当に悪魔だったのだ。   負の感情を糧として生きているクラウスは、社交界での負の感情を摂取するために優秀な侯爵を演じていた。   カレンと契約結婚することになったクラウスは、彼女の家族に目をつける。   そしてクラウスはカレンの家族を絶望させて糧とするため、動き出すのだった。  「お前を虐げていた者たちに絶望を」  ※念のためのR-15です  ※他サイトでも掲載中
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文字数 104,897 最終更新日 2023.09.30 登録日 2023.09.19
「ソフィア・リーメルトを国外追放とする」 (私はそんなに悪いことをしたかしら? 親友の婚約者と少し仲良くしただけじゃない。大金を盗んだり、誰かを殺した訳でもないのに……)  非常識で無知なソフィアは自身が窮地に立たされたことに気づいていなかった。家族から見放されて国の外で野垂れ死にしそうになった時、ようやく自分の愚かさに気づく。  (国外追放って死刑みたいなものじゃない……!)  自分の死を受け入れかけたソフィアに、一人の老人が手を差し伸べる。  幼稚だったソフィアは、優しい人々の心に触れて少しずつ成長していく。 そして本当の恋を知る。  ※ざまぁ要素ほぼなし(主人公に対して若干あり)  ※他サイトに掲載中
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文字数 40,737 最終更新日 2023.07.16 登録日 2023.07.12
「ナタリア! 廊下にホコリがたまっているわ! きちんと掃除なさい」 「お姉様、お茶が冷めてしまったわ。淹れなおして。早くね」 グラミリアン伯爵家では長女のナタリアが使用人のように働かされていた。 彼女はある日、冷血伯爵に嫁ぐように言われる。 「あなたが伯爵家に嫁げば、我が家の利益になるの。あなたは知らないだろうけれど、伯爵に娘を差し出した家には、国王から褒美が出るともっぱらの噂なのよ」   売られるように嫁がされたナタリアだったが、冷血伯爵は噂とは違い優しい人だった。 「僕が世間でなんと呼ばれているか知っているだろう? 僕と結婚することで、君も色々言われるかもしれない。……申し訳ない」 自分に自信がないナタリアと優しい冷血伯爵は、少しずつ距離が近づいていく。 ※ゆるめの設定 ※他サイトにも掲載中
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文字数 18,694 最終更新日 2022.09.10 登録日 2022.09.07
「第一王子殺害未遂でリディア・クローバーを死刑に処する!」 ゴーシュラン王国の聖女であったリディア・クローバーは、謂われなき罪で死刑判決を下された。 (嫌よ、死にたくないわ……こんな無実の罪で処刑されるなんて!) 死んでしまうのだと絶望していた時、とある二人の人物の尽力で死刑から追放処分となる。 「いいかい?君は表向きは死刑となる。だが、実際は国外追放処分だ」 何とか王国を抜け出した彼女の前に半妖精だという一家が現れ、彼女の人生は一変する。 「ここで暮らすと良い。聖女だった頃のことは忘れて、ゆっくりしなさい」 慈愛に満ちた人々の優しさに触れ、リディアは明るさを取り戻していく。 しかし、リディアを謂われなき罪に陥れた者たちの陰謀に再び巻き込まれ、翻弄されていく。 (もう誰かに利用されるなんて御免よ。私は王国のおもちゃじゃないわ!) 半妖精や妖精の力を借りて、彼女は王国の陰謀に立ち向かう。 「さあリディア、行こうか。君を苦しめた奴を地獄に落としてやろう」 ※他サイトにも掲載中です。
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文字数 56,056 最終更新日 2022.06.11 登録日 2022.06.06
「シランが美味しそうに食べているのを見ると、僕も幸せな気分になるよ」 そう言ってくれていた婚約者のサイモンは、幼なじみのイレーネと浮気をしていた。 「君が悪いんだ!僕は細くて綺麗な君が自慢だったのに、そんな身体になってしまって……。イレーネを見ろ!お前とは比べ物にならないくらい美人だろ?」 そう言われて、サイモンから婚約破棄をされてしまう。 失意の底に落ちたシランだったが、父親が連れてきた人物に救われていく。 「あなたが自信を失う必要はありません。私がサポートしてあげますから、安心してください」
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文字数 19,667 最終更新日 2022.04.11 登録日 2022.04.05
「今、なんて仰ったの?お父様……」 「お前は第一王子と婚約することになった。先程、使者が来て手紙を置いていったのだ」 伯爵令嬢のセリーヌには、誰にも言えない秘密があった。それは、素性を隠して占い師をしていること。 ある日、黒マントの怪しい人物から依頼された相性占いをすることに。とある男性と一番相性が良い女性を四人の中から選んでほしいとのことだった。 男性と相性の良い相手がおらず、一番マシな女性を教えると、黒マントの人物は納得して帰っていった。 その数日後、セリーヌは王子との婚約を言い渡されてしまう。 セリーヌは、自分自身のことを王子ロベルトとの相性が一番マシだと占っていたのだった。 「では改めて……ロベルト様、これからよろしくお願いいたしますね」 「あぁ。ところで令嬢、君の名前は何だったかな?」 ロベルトは何に対しても無気力で、セリーヌとは全く相性が合わなかったが、二人で国王から課せられた任務をこなすことになり……。 ※他サイトにも掲載中です。
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文字数 14,360 最終更新日 2022.03.27 登録日 2022.03.24
「今まではお前が一番美人だと思っていたけれど、もっと美人な女がいたんだ。だからお前はもういらない。婚約は破棄しておくから」 ヘンリー様にそう言われたのが、つい昨日のことのように思い出されます。別に思い出したくもないのですが、彼が我が家に押しかけてきたせいで思い出してしまいました。 婚約破棄されたのは半年も前ですのに、我が家に一体何の用があるのでしょうか。 「なんでお前なんかが……この数ヶ月の出来事は全て偶然なのか?どうしてお前ばかり良い目にあうんだ!」 「本当に不思議ですねー。あなたに婚約を破棄されてから、良いことばかり起きるんですの。ご存じの通り、我が領地は急激な発展を遂げ、私にも素敵な婚約話が来たのです。とてもありがたいですわ」 子爵令嬢のローラ・フィンレーは、第三王子のヘンリーに婚約を破棄されて以来、幸運なことばかり起きていた。 そして彼女が幸運になればなるほど、ヘンリーは追い詰められていくのだった。
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文字数 13,142 最終更新日 2021.08.17 登録日 2021.08.07
公爵令嬢フローラ・クレマンは、首筋に聖女の証である薔薇の痣がある。それを知っているのは、家族と親友のミシェルだけ。 どうして自分なのか、やりたい人がやれば良いのにと、何度思ったことか。だからミシェルに相談したの。 「私は聖女になりたくてたまらないのに!」 ミシェルに言われたあの日から、私とミシェルの二人で一人の聖女として生きてきた。 けれど、私と第一王子の婚約が決まってからミシェルとは連絡が取れなくなってしまった。 ミシェル、大丈夫かしら?私が力を使わないと、彼女は聖女として振る舞えないのに…… なんて心配していたのに。 「フローラ・クレマン!聖女の名を騙った罪で、貴様を国外追放に処す。いくら貴様が僕の婚約者だったからと言って、許すわけにはいかない。我が国の聖女は、ミシェルただ一人だ」 第一王子とミシェルに、偽の聖女を騙った罪で断罪させそうになってしまった。 本気で私を追放したいのね……でしたら私も本気を出しましょう。聖女の真の力を教えて差し上げます。
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小説 2,188 位 / 201,171件 恋愛 1,315 位 / 59,005件
文字数 11,768 最終更新日 2021.08.04 登録日 2021.07.28
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