ドブネズミの革命 ─虐げられる貧民たちは、自由を求めて下克上する─

貧富の差が激しい国イズティハル。
貧民は人にあらず、ドブネズミと呼ばれている。

イズティハルの貧民ファジュルは、恋人ルゥルアと二人で暮らしていた。
貧民は差別され、仕事をまともにもらえない。
パン一つを得ることもままならない日々だったが、王女シャムスと出会ったことをきっかけに変わり始める。

シャムスの望みは『スラムにいる賢王の息子を探し、新たな王にすること』

そして現国王ガーニムもまた賢王の息子を探していた。
王の望みは『政敵である賢王の息子を殺すこと』

賢王の息子を殺すため、国王はスラムに火を放つ。
そしてファジュルは自分こそが賢王の息子なのだと知ることになる。

「戦うしかないのなら戦う。俺はルゥやみんなが幸せに暮らせる未来がほしい」

これはドブネズミと呼ばれた王子が、貧民たちの幸せのため玉座を勝ち取りにいく物語。



この作品はノベルアップ、小説家になろうにも掲載しています。

*この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません
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