LYCAN

グレイヴの前に突然現れた全裸の男は、腹部に銃創を抱え家の前で倒れていた。
見過ごすことも出来ず思わず助けてしまったが、それ以来、何故か思い出してしまうことがある。
それは古い記憶で、幼い頃に助けた一匹の狼のこと。
言葉を話すことの出来ないこの不思議な男は、何故かその狼の事を思い出させる。彼には戻るべき場所があるだろう。
そう、頭では分かっているのに、中々動き出せずにだらだらと続いていく日常。
この男は一体、誰なのだろう。


人間×狼男。

以前公開していたのを改訂。
続きもあるのでのんびりアップしていきます。
R-18はページ末尾に『*』
R-18Gはページ末尾に『-』
24h.ポイント 0pt
0
小説 184,188 位 / 184,188件 BL 23,837 位 / 23,837件