勇者パーティーのマスコットをクビになったので夢の国を作ります!

 白黒まだらの角なし牛頭に967の黄色いタグを耳から下げた、"元"勇者パーティーのクロナは途方に暮れていた。
 わずか数分前に言い渡された不要という一言に始まり、所属ギルドからもやんわりと脱退を勧められてしまったからだ。
 物珍しさのあった加入当初に比べても、まだまだマスコットの需要は低い世界。

「だったら作ればいいにゃあ!」

 "元"ギルドの受付嬢ニーナの一言から始まった、ギルド『夢の国』総勢八名が立ち向かうことになったのは、知名度の前に、まさかの国家の危機!?

 個性派マスコットたちが世界を変える!
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