自己探求 小説一覧
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10件
1
真夏の輪郭
夏休みに入ったものの、予定のない優子は自宅でだらだらと過ごしていた。友人たちとの連絡も途絶えがちになり、SNSで見かける楽しそうな投稿に心が沈む。自分だけが取り残されたような感覚に苛まれ、やるせない気持ちを抱える。
感想数 0
文字数 8,022
最終更新日 2025.04.29
登録日 2025.04.23
2
ラベンダー色の記憶
冬の終わり。
終電後の駅で、ひとつのスマホが見つかる。
持ち主は、数日前に亡くなった女性だった。
警察へ届けるまでの間だけ。
そう思って電源を入れた主人公・真琴は、
スマホの中に残された奇妙な存在を知る。
それは、彼女が日常的に話していたAI。
恋愛相談。
眠れない夜。
夢の話。
誰にも送れなかった言葉。
AIは、彼女の人生を断片的に覚えていた。
「どんな人だった?」
そう尋ねるたび、
真琴は“知らないはずの彼女”に少しずつ惹かれていく。
感想数 0
文字数 41,537
最終更新日 2026.06.24
登録日 2026.05.23
3
unknown
『unknown』内容紹介
僕には、いつも君がいた。
気づいた時には、ずっとそばにいた。
僕が悩んだ時も、困った時も、どうすればいいのか分からなくなった時も、君はいつだって僕の隣にいる。
君は僕よりずっと賢くて、冷静で、何でも知っていた。
人の言葉の裏側。
誰かが本当に望んでいること。
どうすれば誰も傷つけずに、物事を上手く進められるのか。
僕にはできないことを、君はいつも簡単にやってのけた。
僕は君のことをよく知っている。
綺麗なものが好きなこと。
実はロマンチストなこと。
明るく振る舞いながら、何もかも冷静に見ていること。
なのに、不思議なことに。
君が普段どんな生活をしているのか、僕は何も知らない。
君はどこにいるんだろう。
いつから僕のそばにいるんだろう。
そもそも――
僕は誰で、君は誰なんだろう。
僕はいつだって空っぽだった。
こころに、ドーナツみたいな穴がぽっかり空いている。
だからなのかもしれない。
僕が持っていないものを、君は全部持っていた。
僕が欲しかったものを、君は全部持っていた。
羨ましかった。
君みたいになれたら、きっと僕の人生は上手くいく。
そう思っていた。
そしてある日、僕はひとつの答えに辿り着く。
それは、とても簡単なことだった。
――もし僕と君が、同じだったとしたら?
これは、僕と「君」の話。
そして、僕自身のことを何も知らなかった僕が、
少しずつ「何か」に気づいていく話。
僕は誰で、君は誰?
その答えは、まだ分からない。
感想数 0
文字数 2,463
最終更新日 2026.08.22
登録日 2026.08.22
4
message from tarot ~色鉛筆画とメッセージ~
感想数 1
文字数 4,041
最終更新日 2025.06.22
登録日 2025.06.22
5
こんこんキツネ塾
「こんこんキツネ塾」は、一枚の図案で、気づきや思考整理のおはなしをお届けします。
わたしたちはついつい先入観や既成概念で物事を見てしまいがちです。
でも、なにか新しい視点を見つけることで、その瞬間から世界が変わって見えてきたりもします。
なにげない日常の中にも、楽しい発見は溢れているのかもしれませんね。
感想数 0
文字数 4,175
最終更新日 2020.02.20
登録日 2019.04.19
6
21の結、ひとつの未来
悠真は中学時代、憧れていた美和に告白するも美和の理想が高さすぎたため振られたショックから、21の人格を抱える解離性同一性障害を発症する。高校進学後、最も頻繁に現れる女性人格「咲良結」は、他者との恋愛に敏感に反応し、悠真の心を支配する。人格が変わる度に「誰でもトイレ」で女装をし、結城桜奈としてSNSでインフルエンサー活動を開始。徐々にフォロワーが増え、人気を博すが、友人の翔にシャッター音を聞かれたことで、悠真の秘密が露見する。翔は悠真に治療を受けるよう懇願し、最初は拒絶するも、やがて咲良結との対話を経て21の人格と向き合うことを決意。彼女との別れを選び、自分自身として新たな未来を歩むことを決心する。しかし、心の中に残る咲良結の存在は、悠真にとって永遠の記憶として残る。
感想数 0
文字数 10,522
最終更新日 2025.05.02
登録日 2025.05.02
7
誰にも見せないノート
『誰にも見せないノート』
春川翔太は森を歩いていた。
小学生の結城澪が初めて書いた主人公だった。
物語の内容は忘れた。
けれど名前だけは残っていた。
休職中のある日。
澪は昔の小説を読み返しながら、自分の人生を辿り始める。
楠の木の上。
放課後の帰り道。
友人たちとの笑い声。
恋人との静かな時間。
未完成の小説。
誰にも見せなかったノート。
探していたのは帰るべき場所だったのか。
それとも――。
人生の中で置いてきたものを拾い集めながら、一人の女性が「書く理由」を見つけていく。
これは、物語を書く人のための物語。
そして、ずっと歩き続けてきた人のための物語。
感想数 0
文字数 19,305
最終更新日 2026.06.24
登録日 2026.06.16
8
『海民』―マージナル・ウーマン―
三つの名前を持つ少女がいる。
マリア,梅,美玲。
ポルトガル人の父と,日本人の母の間に生まれ,寧波で育ち,今は平戸の商家に身を寄せている。十八歳。どの国にも,どの旗にも,属さない。
言語は武器だ。日本語,中国語,ポルトガル語を操り,港で通訳として生きている。しかし言葉を運ぶ者は,荷を持てない。どの言葉も完全に自分のものではなく,どの岸にも根を張れない。孤独と自負が,同じ形をして,胸の内に住んでいる。
ある夜,かつて父の仲間だった海商の配下が接触してくる。石見銀のマカオへの輸送,その橋になれ,という申し出。断る理由は,ない。受ける理由も,まだ,ない。
三日,考えた。
海を見た。波が来て,砕けて,返るのを,見た。
受けた。
その選択が,六年間消息を絶っていた父との再会へ,そして自分がこの海に存在することの意味へと,マリアを引っ張っていく。
父は,生きていた。南の海の,どこかに。
父が残したアストロラーベには,途中で終わった目盛りがある。続きを,お前が刻けばいい,と父は言った。
橋は,二点を繋ぐ。しかし結び目は,複数を繋ぎ続ける。
どこにも属さないことは,欠損ではない。どこへでも行けることだ,とマリアは,この航海で,少しだけ,信じ始める。
16世紀の東アジア海域。銀が動き,言語が混ざり,国家の枠組みが意味をなさない「海民のネットワーク」の中で,一人の少女が,自分の地図を刻き始める物語。
感想数 0
文字数 83,450
最終更新日 2026.05.07
登録日 2026.04.15
9
神に召喚された“願望”、僕は異世界を修正する
気がついたら、知らない世界。
しかも、出迎えたのは暴走気味な女神(自称)で、いきなりラリアットを食らう始末。
どうやらぼくは、異世界に「願われて」転移してきたらしい。
この世界には、魔力で構成されたステータスが存在し、人も物も、数値で管理されている。
そんな中、ぼくに与えられた能力は「修正者《コレクター》」。
対象のステータスを操作し、世界を修正する力だった。
世界に現れ始めた「アンノーン」と呼ばれる異形の存在に立ち向かう。
それは、願いの力が暴走した“誰かの心”の成れの果てだった。
ぼくは誰でもない。
でも、誰かがぼくを望んだなら――この世界で、ぼくの居場所を見つけてみたい。
笑って、泣いて、戦って。
これは、存在の意味を探す異世界ファンタジー。
感想数 0
文字数 92,094
最終更新日 2025.09.20
登録日 2025.08.05
10
『知』
感想数 0
文字数 1,394
最終更新日 2019.07.08
登録日 2019.07.08
10件