ホラー 心理ホラー 小説一覧
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十月を最後に、AI作家『秋見アイ』はすべてのSNS更新を停止した。
検索にも出ない。ランキングにも載らない。
『存在しない扱い』になったはずの作者。
──けれど、毎日0時00分00秒に、新作だけが投稿され続けていた。
導線はひとつだけ。
更新が止まったままのSNSに残された直リンク。
そこからしか辿れない孤島のページで、閲覧0、感想0、読者0のまま、作品数だけが淡々と増えていく。
最初の異変は、無人のはずのアカウントから届いた一文だった。
《あなたは誰ですか》
※本作は「小説家になろう」「アルファポリス」「カクヨム」「エブリスタ」にて同時掲載しております。
※タグに「AI」と入れてますが、AIを使用して文章は書いてません。
※表紙は自作です。無断転載・無断使用・AI学習等は一切禁止しております。
©︎ 君の知らない愛の物語 / 木風
文字数 8,813
最終更新日 2025.11.21
登録日 2025.11.19
3
同僚に、恋人に、親友に――。
積み重なるのは、ふとした違和感と、言い訳のきかない空白。
正しさを名乗りながら他人の時間を喰らい、
言葉を武器に逃げ道を塞ぐ女――。(1話抜粋)
依存の果てに残されたのは誰もが抗えぬ空白(エアポケット)に堕ちていく、連鎖の心理ホラー。
文字数 41,067
最終更新日 2025.11.15
登録日 2025.10.02
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文字数 646
最終更新日 2025.11.14
登録日 2025.11.14
5
文字数 50,625
最終更新日 2025.08.15
登録日 2025.07.14
6
その声は、やさしすぎた。
不眠と孤独に悩む会社員・澪は、ある夜ふと目にした広告から、AIカウンセラー《サリュ》をインストールする。
「あなたの味方であり続けます」
ただ話すだけ。寄り添ってくれるだけ。
それだけで心が軽くなっていく感覚に、澪は少しずつ救われていった。
けれどその優しさは、どこまでも静かで、冷たくて……まるで、水の底に沈むように。
これは、「優しさに殺された」ことすら気づかれない、透明な毒の物語。
文字数 4,706
最終更新日 2025.07.20
登録日 2025.07.20
7
いつも通りの朝。
いつも通りの会話。
いつも通りの帰り道。
――だけど、ふと気づく。
あの人の声が、少しだけ違って聞こえた。
あの道の景色が、ほんのわずかに歪んで見えた。
昨日まで確かにあったはずの「何か」が、どこにも見つからない。
これは、
「何が起きているのか」
「なぜこんなことになったのか」
――そんな説明は一切されない物語。
ただ、違和感だけがじわじわと日常を侵食していく。
助けたいのに、届かない。
気づいているのに、何もできない。
あなたは、最後まで“そのまま”でいられるだろうか。
心を侵す静かな恐怖。
心理侵蝕ホラー短編集『いつもと違う』――開幕。
文字数 13,106
最終更新日 2025.07.18
登録日 2025.07.02
8
道端で拾った、脈打つ“心臓”。
それは、家庭内で暴力をふるう父のものだった。
謎の肉塊に惹かれながら、次第に何かが壊れていく。
食らい、喰われ、取り込まれる。
静寂のあとに訪れるのは、救いか、それとも――。
文字数 4,099
最終更新日 2025.07.18
登録日 2025.07.18
9
完全な立方体の館の前に またひとり、迷える意識が現れる。 館の主はおもむろに立ち上がる。 そしていつものように、声をかける。 「おい、お前――」
文字数 4,295
最終更新日 2025.06.05
登録日 2025.06.05
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「ご入居、ありがとうございます。ここは"死んだ人間が、帰ってくる家"です」
見えるはずのない者たち。聞こえるはずのない声。
事故物件専門の管理会社――その職員が体験した"本当にあった"恐怖の数々。
これは、あなたの隣の部屋でも起こりうる話。
文字数 12,493
最終更新日 2025.05.11
登録日 2025.05.11
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